#author("2024-01-08T17:07:00+09:00","","")
#author("2024-02-08T15:29:12+09:00","","")
*《&ruby(よげんしゃ){予言者};クルト》 [#s73ef4e9]

|予言者クルト C 光文明 (1)|
|クリーチャー:ライトブリンガー 500|

[[DM-10]]で登場した[[ライトブリンガー]]。

[[デュエル・マスターズ]]史上初の[[パワー]]500の[[クリーチャー]]。

通常、[[コスト]]1で相手[[プレイヤー]]を[[攻撃]]できる[[クリーチャー]]は-1[[コスト]]分の[[デメリット]]を背負うため、[[デメリット]]を持たない[[クリーチャー]]では本来[[パワー]]は0になる。

しかし[[光]][[文明]]を持つ[[クリーチャー]]は時折[[パワー]]が+500されるという特徴があるため、1[[マナ]]500の[[クリーチャー]]として存在することが可能であり、[[光]][[文明]]ゆえに存在する[[カード]]と言える。

[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]や[[《ねじれる者ボーン・スライム》]]などのように、[[コスト]]1で相手[[プレイヤー]]を[[攻撃]]できる[[クリーチャー]]には何かしら[[デメリット]]が付いている。
いわんや、[[パワー]]1000の[[クリーチャー]]にすら[[バトル]]で負けてしまうことが[[デメリット]]と言える。

[[光]]入りの[[【速攻】]]での採用率は高く、必ずと言ってもいいほど4枚投入されていた。
後には[[同型再販]]の[[《希望の親衛隊ラプソディ》]]が登場。両方採用して[[墳墓避け]]したり、[[デッキ]]に合わせて使い分けるのが良い。

**環境において [#d749501f]
登場早々[[【赤白速攻】]]の1[[コスト]][[打点]]として就職。当時1コストウィニー基盤はまだ現在と比べ物にならないほど貧弱で、[[【赤白速攻】]]はデメリットらしいデメリットが無い1コストウィニーを[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]とともに8枚体制とできるだけでも強力であった。ただ、登場当初はまだ[[ブロッカー]]による牽制戦術の地位が高く、[[【速攻】]]における[[パワー]]ラインが重要視されていたため、評価はマチマチであった。

[[《ローズ・キャッスル》]]が登場すると、他のパワー1000以下のウィニーと共に評価を下げた。

[[DMR-05]]で[[同型再販]]の[[《希望の親衛隊ラプソディ》]]が登場。[[【白単速攻】]]系統では合計8枚体制にできるという意味が一番大きかった。

[[【白単速攻】]]では採用しやすいカードなのは確かであったが、[[イニシエート]]軸の[[白単]]においては[[《涼風の使徒ラプド》]]などに採用枠を譲る場合もあった。[[ライトブリンガー]]なので[[《サイレンス トパーズ》]]の[[進化元]]に出来ないためである。

全盛期は[[【ドレミ団】>【サザン・ルネッサンス】#doremi]]が使われていた[[革命ファイナル]]であろう。2ターン目[[《タイム3 シド》]]着地に貢献した上に、デッキの同僚には[[《スベンガリィ・クロウラー》]]や[[《奇天烈 シャッフ》]]といった妨害系、[[《音精 ラフルル》]]や[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]といったカウンター封じも満載であった。

その後、[[《予言者クルト GS》]]、[[《「超愛の衛生姫」》]]などのノー[[デメリット]][[光]][[単色]]1[[コスト]][[打点]]が登場し、[[《忍式の聖沌 y4kk0》]]が登場した辺りから数合わせでの採用すらままならなくなった。
その後、[[《予言者クルト GS》]]、[[《「超愛の衛生姫」》]]などのノー[[デメリット]]で[[メリット]]付きの[[光]][[単色]]1[[コスト]][[打点]]が登場し、[[《忍式の聖沌 y4kk0》]]が登場した辺りから数合わせでの採用すらままならなくなった。

**他のカード・デッキとの相性 [#h941ddf9]
-[[パワー]]1000のみを対象にする[[《マグマティラノス》]]で焼かれずに済む。だからどうしたという話ではあるが。
--[[デュエル・マスターズ プレイス]]では、[[《マグマティラノス》]]の火力範囲が「パワー1000以下」に変更されたため、焼かれるようになってしまった。TCG版[[《マグマティラノス》]]が初期のカードだったからこその抜け穴的な利点が失われ、若干弱体化したともいえる。

**比較対象 [#v9a65afe]
-[[コスト]]1の[[バニラ]][[クリーチャー]]は[[DMR-05]]で[[《希望の親衛隊ラプソディ》]]が登場するまでこれのみであった。

-他の[[パワー]]500の[[クリーチャー]]には[[《まんまるロボタ》]]などがいる。

-[[上位種]]に[[《予言者リュゾル》]]が存在する。

**派生カード [#z3906ff2]
-[[覚醒編]]では[[《クルトの気合釣り》]]に始まり、派生[[カード]]が計3枚も登場し、他にもいくつかの関連[[カード]]で[[カードイラスト]]に登場している。[[火]][[文明]]の[[《解体屋ピーカプ》]]、[[水]][[文明]]の[[《パーロック》]]のような、裏のシンボル[[キャラクター]]となっていくのだろうか。今後の活躍(?)に期待がかかる。ちなみに「クルト」と名前にある[[クリーチャー]]は[[《「自由のクルト」》]]以外全て[[パワー]]の下3桁が500となっている。

**フレーバーテキストについて [#oe8fb023]
-[[《クルトの気合釣り》]]の[[フレーバーテキスト]]によると、自らの釣った魚に食べられたかと思われたが、[[《奇跡の予言者ラッキー・クルト》]]は、「食われたと見せかけて、さらにパワーアップして登場!」した姿のようだ。
--[[DMC-68]]で[[再録]]された際の[[カードイラスト]]では、[[《クルトの気合釣り》]]で釣り上げた魚を調理する姿が描かれている。[[覚醒編]]での激戦が続く中、いつまで釣りを続けるつもりなのだろうか。

-[[DM-10]]の[[フレーバーテキスト]]は意味深でシリアスチックなものだったが、[[DMC-68]]や[[DMR-20]]では非常にコミカルなものになっている。[[デュエル・マスターズ]]の方向性の変化を表しているといえる。

-[[DM-10]]版のフレーバーテキストにある「もっとも弱い者」という文言は、基本的に最弱のパワーであるこのカードの性質を表しているのであろう。因みに、このカードより前にこのカードの基礎パワーを下回る[[《緑神龍アンリストヴァル》]]を始めとする基礎パワー0[[ドラゴン]][[サイクル]]が既に登場している。
--パワーは低いものの、実戦での活躍から考えると決して弱いわけではないと言える。

**カードイラストについて [#ie6f2861]
-[[DMR-20]]版のイラストにはよく見ると[[《応援チューリップ》]]の姿が。

-この[[クリーチャー]]が登場する[[カードイラスト]]には必ず複数体が描かれており、非常に多くの個体が存在することがわかる。特に[[DMC-68]]版の[[《ダイヤモンド・ソード》]]には恐ろしい数のクルトが描かれている。
--[[DMR-01]]で登場した[[《光神龍ラル・スリーパー》]]の[[カードイラスト]]のいたるところにも、この[[クリーチャー]]の姿が見て取れる。

-[[DMRP-15]]版のイラストにはボロボロになった[[《「自由のクルト」》]]の兜が描かれており、2体のうち少なくとも1体は《「自由のクルト」》のオフの姿であることがうかがえる。
--[[フレーバーテキスト]]はベタな死亡フラグである。事実、背景ストーリーにおいて十二神騎は[[《「新時代の福音」》]]を残して全滅している。

**メディアでの活躍 [#ybefd729]
-漫画「デュエル・マスターズ」では不亞城への旅中の外伝で聖来人が[[切札 勝舞]]戦で使用。友人達から史上最弱クリーチャーと馬鹿にされていたが、[[《転生プログラム》]]で見事[[《キング・アトランティス》]]に転生した。
「FE」では3年前に[[NAC]]が[[L (ラブ)]]戦で[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]と共に複数使用したが、Lの[[《炎槍と水剣の裁》]]に一掃された。

-漫画「デュエル・ジャック!!」でこの[[クリーチャー]]のモノマネが出てきた話があった。そのモノマネは蹲った状態から両手にカサを持ち、頭に林檎を乗せるというなんともシンプルな物。
さらに同上の漫画の4コマ漫画では人気獲得のためにかわいい[[クリーチャー]]と[[ショー>《炎舌実況 DJ・ショー》]]に呼ばれたが、そのかわいい顔とは裏腹に毒吐きキャラとして登場した。

**デュエル・マスターズ プレイスでは [#y5f4c70b]
-[[デュエル・マスターズ プレイス]]では[[DMPP-04]]で実装された。
--[[メインストーリー]]の[[EPISODE 10 解き放たれし混沌]]から、このクリーチャーが元になったと思われる[[クル]]というキャラクターが登場した。
---上記のキャラクターとは別個体の、クリーチャーの《予言者クルト》も[[メインストーリー]]や[[レジェンドバトル]]のストーリーなどで度々登場している。敵勢力のクリーチャーに襲われていることが多い。

**関連カード [#ge2b4ec2]
-[[《希望の親衛隊ラプソディ》]]
-[[《転々のサトリ ラシャ》]]
-[[《CanCam》]]

-クルトの名称を持つカード
--[[《クルトの気合釣り》]]
--[[《奇跡の予言者ラッキー・クルト》]]
--[[《クルトSP》]]
--[[《予言者ガガ・クルトン》]]
--[[《予言のファミリア オラクルト》]]
--[[《予言の玉 クルルト》]]
--[[《「自由のクルト」》]]
--[[《真古 <クルト.Star>》]]
--[[《予言者クルト GS》]]
--[[《クルト・アーム》]]
--[[《予言者マンプクルト》]]

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《ダイヤモンド・ソード》]]
--[[《光神龍ラル・スリーパー》]]
--[[《クルクル・トラップ》]]
--[[《タネダ・パンクトーカー/♪夕暮れに さらに弱い ヤツ叩く》]]

**[[相互互換]] [#j11837e7]
|[[《希望の親衛隊ラプソディ》]]|[[イニシエート]]/[[ハンター]]/[[エイリアン]]|
|''《予言者クルト》''|[[ライトブリンガー]]|

**[[フレーバーテキスト]] [#c2e9593c]
-[[DM-10]]、[[DMC-17]]、[[DMC-34]]、[[DMPP-04]]、[[DMPD-06]]、[[DMPB-05]]&br;'''もっとも弱い者のみが、その奇跡を予言していた。世界は混迷し、憎しみを生み続ける。予言を知っていてさえも、この事態は複雑すぎた。'''
-[[DMC-68]]、[[DMPB-02]]&br;'''釣った魚は流れ作業ですぐ調理! さばいて、ダシ取り、鍋で煮たてりゃ、かんたん・おいしい料理のできあがり! バトルだって同じだぜ! サクっとさばいて、煮ちゃいなヨ!――予言者クルト'''
-[[DMR-20]]&br;'''[[侵略者]]の黒幕が、[[正体不明>《正体不明》]]の正体、[[ギュウジン丸>《伝説の正体 ギュウジン丸》]]であることが判明したその頃、別の事件の黒幕も判明しようとしていた。その事件とは...「クルト罠にかかっちゃった事件」だ!目の前のおにぎりに夢中で気がつかないクルト...。しかし、そこには[[見え見えの罠>《クルクル・トラップ》]]が!'''
-[[DMRP-15]]&br;'''襲来した[[月光王国]]を迎撃に向かう[[十二神騎>《十・二・神・騎》]]たち。その中で最も新参である[[「新時代の福音」>《「新時代の福音」》]]が不安そうにしているのを見て、先輩騎士である[[「伝承の語り部」と「火玉の祈り手」>《「火球の祈り手」&「伝承の語り部」》]]が優しく声をかけた。「お前のことも我らが守る! 心配なぞ不要だ!」「この戦いが終わったら、一緒にクルトたちが待つ温泉に行こうぜ。約束だぞ!」'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]]&br;'''秋といえばお月見! さーて、まんまるーいお月見だんごをお供えしてくると……って、クルト〜!?'''
-[[DMPB-03]]&br;'''光文明の者たちは、[[サファイア・ウィズダム>《サファイア・ウィズダム》]]の叡智を真に受け継いでいるのは自分たちだと[[ペンダット>サファイア・ペンダット]]に思い込まされている。'''

**収録セット [#k61bc389]
***[[デュエル・マスターズ]] [#s3aad7b1]
-illus.[[Ippei Soeda]]
--[[DM-10 「聖拳編(エターナル・アームズ) 第1弾」>DM-10]](76/110)
--[[DMC-17 「戦場の暗黒皇女(ダーク・ウォリアー)デッキ」>DMC-17]](49/78)
--[[DMC-34 「コロコロ・ドリーム・パック2(エターナル・レガシー)」>DMC-34]](39/55)
-illus.[[kawasumi]]
--[[DMC-68 「ドラマティック・ウォーズ エンジェル&デーモン」>DMC-68]](17/22)
-illus.[[Kare]]
--[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」>DMX-12]](26a/38)
-illus.[[Futaro]]
--[[DMR-20 「革命編 第4章 正体判明のギュウジン丸!!」>DMR-20]](47/70)
-illus.[[Hisanobu Kometani]]
--[[DMRP-15 「十王篇 第3弾 幻龍×凶襲 ゲンムエンペラー!!!」>DMRP-15]](63/95)
-illus.[[nuisuke]]
--[[プロモーション・カード>プロモーション・カード (第16期〜第20期)]]([[カードゲーマー]] vol.48付録)(P61/Y18)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#h9448371]
-CV:[[和氣あず未]]
-illus.[[Ippei Soeda]]
--[[DMPP-04 「混沌の軍勢 -REBELLION SYMPATHY-」>DMPP-04]]
--[[DMPD-06 「ベストセレクション 光・水 ディフェンス」>DMPD-06]]
--[[DMPB-05 「デッキビルダー2024 アークセット」>DMPB-05]]
-illus.[[kawasumi]]
--[[DMPB-02 「LEGEND OF PLAY'S 2022」>DMPB-02]]
-illus.[[Kare]]
--[[DMPB-03 「LEGEND OF PLAY'S 2023」>DMPB-03]]

**参考 [#eaf0dede]
-[[クリーチャー]]
-[[ライトブリンガー]]
-[[バニラ]]

&tag(クリーチャー,光文明,白単,単色,コスト1,ライトブリンガー,パワー500,パワーの最後の三桁が「500」,バニラ,《予言者クルト》,クルト,C,コモン,Ippei Soeda,kawasumi,Kare,Futaro,Hisanobu Kometani,nuisuke,十王篇ブロック,クリーチャー (デュエプレ),光文明 (デュエプレ),白単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト1 (デュエプレ),ライトブリンガー (デュエプレ),パワー500 (デュエプレ),パワーの最後の三桁が「500」 (デュエプレ),バニラ (デュエプレ),C (デュエプレ),コモン (デュエプレ),Ippei Soeda (デュエプレ),kawasumi (デュエプレ),Kare (デュエプレ));