#author("2024-11-06T18:41:28+09:00","","") #author("2024-11-08T13:50:11+09:00","","") *《&ruby(ザインティ・ザイン){九番目の旧王};》 [#top] |九番目の旧王 R 闇文明 (5)| |呪文| |''S・トリガー''| |次のうちいずれか1つを選ぶ。| |▶相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-12000する。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される)| |▶このターン、相手のクリーチャーすべてのパワーを-3000する。| [[プロモ>プロモーション・カード]]で先行登場し、[[DMRP-12]]に収録された[[闇]]の[[呪文]]。 2つの[[パワー低下]]の[[モード]]を併せ持ち、1体-12000か全体-3000を選んで使える[[S・トリガー]]。 闇の[[防御札]]というくくりでは[[《デーモン・ハンド》]]や[[《魔狼月下城の咆哮》]]が比較対象になる呪文だが、最大の武器は[[手打ち]]しやすい[[コスト]]にある。[[《天災 デドダム》]]などのコスト3[[マナブースト]]で4[[ターン]]目に唱えられる点が[[速攻]]目線で非常に厄介であり、[[S・トリガー]]と手打ちの両方でそれらを[[メタ]]れる。 登場時の[[環境]]で隆盛を極めていた[[GRクリーチャー]]へのメタとしても申し分ない。[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]に対しても、GRクリーチャー破壊と[[スピードアタッカー]][[付与]]の発生源の《ミッツァイル》破壊を選べることで優位に戦えたはずだが、そちらは[[DMRP-12]]の発売1週間後に[[殿堂入り]]してしまった。 2つ目の[[モード]]に重きを置いて採用される呪文ではあるが、1つ目の単体[[除去]]も[[汎用性]]に大きく貢献している強力な[[効果]]。[[《煌龍 サッヴァーク》]][[《最終龍覇 グレンモルト》]]、[[スター進化]]、[[EXライフ]]などの[[耐性]]を貫通して[[破壊]]できる。 その後、[[カードプール]]が次第に充実し[[《秩序の意志》]][[《魔王の傲慢》]][[《悪灯 トーチ=トートロット》]]など競合相手となり得るカードも出てきたが、それぞれ性能に差異があるため充分[[差別化]]は可能。 **環境において [#u17d1bda] 登場から[[【零龍墓地ソース】>【墓地ソース】#zerobochi]]の[[《暴走龍 5000GT》]]対策の[[防御札]]として、[[《テック団の波壊Go!》]]と共に[[【4色ドッカンデイヤー】>【ドッカンデイヤー】#dokkan4c]]に採用されていた。そちらとの対面でも場合によっては[[手打ち]]を狙えた。 ところが2020年7月1日[[殿堂レギュレーション]]改訂によって[[【4色ドッカンデイヤー】>【ドッカンデイヤー】#dokkan4c]]が事実上消滅。後釜として環境トップの座に就いた[[【バーンメアジョーカーズ】]]系統もデッキに[[闇]]を入れない構築が少なくないため、相対的に需要が低下。それでも、[[闇]]入りの[[《勝熱英雄 モモキング》]]系統や[[【青黒緑デッドダムド】]]などに使われる形で需要自体は保っていた。 [[王来篇環境]]に入り[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]が登場すると、そちらで[[呪文ロック]]されることから殆ど環境で見なくなった。除去札としては[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]に引っ掛からない上に[[墓地]]を[[リソース]]化できる[[《襲来、鬼札王国!》]]の方が優秀な状況となった。[[《とこしえの超人》]]の登場によって[[GR]]が横並びしにくくなり、延いてはこのカードによる全体除去を放つ仮想敵が乏しくなったというのもある。 [[王来篇環境]]終盤になると[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]が環境から減少し、徐々に[[《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]軸の[[【5色コントロール】]]に[[【我我我ブランド】]]対策兼[[闇]][[単色]][[マナ]]として3枚程度採用されるケースが見られるようになった。 [[DMBD-19]]・[[DMBD-20]]期に[[青黒緑]]基盤の[[【キリコチェイングラスパー】>【キリコスクリプトループ】#h390b9e7]]が流行して以降は、これを防御札に取り入れた型も見られるようになった。 【絶望神サガループ】が発祥すると一時期[[手打ち]]も考慮される[[防御札]]として利用されていた。特に[[【オービーメイカー】>《十番龍 オービーメイカー Par100》]]系統がメタカードで盤面を固めるプランを取った際に手打ちしやすい。ただし、[[《とこしえの超人》]]は全体除去のモードで溶かせないため、完全無欠な除去手段という訳ではない。 【絶望神サガループ】消滅後の[[【青黒緑キリコチェイングラスパー】>【キリコスクリプトループ】#h390b9e7]]では[[【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]]対策になる[[《魔王の傲慢》]]が優先され、基本的に5枚目以降の防御札の枠に降格。[[【青黒COMPLEXコントロール】]]でも基本的にはより防御性能の高いS・トリガーが優先され、全体除去括りでも[[《テック団の波壊Go!》]]の方に分があるが、[[【青赤マジック】]]での[[宣言]]数字[[呪文ロック]]への対策になりやすい「5」の全体除去ということで使われることが中にはある。 2024年3月11日殿堂レギュレーション改訂直後に【青黒緑キリコチェイングラスパー】が流行すると、[[《異端流し オニカマス》]]への[[手打ち]]における優位性から、[[《魔王の傲慢》]]より優先され、3枚程度挿されるケースも増えた。 [[【青黒緑マルル】]]が成立すると、不足気味の黒単色マナになる[[S・トリガー]]で、中盤以降は[[手打ち]]もしやすいことから2枚程度挿されるケースが稀に見られるようになった。 [[【青黒緑マルル】]]が成立すると殆どの場合で[[《深淵の逆転撃》]]が優先されるが、不足気味の黒単色マナになる[[S・トリガー]]で、中盤以降は[[手打ち]]もしやすいことから2枚程度挿されるケースが稀に見られるようになった。 このように初登場から今まで環境での使用はまばらで[[4枚積み]]されることも滅多にないが、[[インフレ]]によって使われなくなる傾向が強い[[パワー低下]]系のカードにしては、息がかなり長い。 **アニメ・漫画において [#a6c1e9a6] -アニメ『[[キング!>デュエル・マスターズ キング!]]』第4話の[[ジェンドル]]戦で[[ゼーロJr.]]の[[デッキ]]に採用されていた。[[S・トリガー]]で使おうとしたが、ジェンドルの[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]がいたため[[使用宣言]]ができなかった。 -アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』では[[ウガタ]]が主に使用。 第40話の[[マズキ]]戦では2体の[[《天災 デドダム》]]と[[《若き大長老 アプル》]]を破壊した。 第46話ではヒーローウガタとして[[斬札 ウィン]]戦で使用し、第39話以来の登場を果たした[[《アビスベル=覇=ロード》]]を破壊した。 -漫画『[[Duel Masters LOST ~追憶の水晶~]]』第7話で[[斬札 ウィン]]が[[クリスタ]]とのデュエルで使用。 [[《クリス=タブラ=ラーサ》]]に[[ブレイク]]されたシールドから[[S・トリガー]]で唱え、[[《「怪異」の頂天 クリス=ベルゼ》]]の[[エターナル・Κ]]を貫通して破壊した。 --販促中の[[《サスペンス・ザイン》]]を押し退けてのまさかの抜擢である。[[《サスペンス・ザイン》]]だとウィンが[[ゼニス・セレス]]側の呪文を使うことになり、ストーリーと整合性が取れなかったのだろう。 --この時[[クリスタ]]は確定除去と言っていたが、文字通り「除去されることが確定した」という意味であって俗語の[[確定除去]]とは異なる。 **その他 [#ca3f793a] -[[文明]]違いの[[《ハムカツ団の爆砕Go!》]]はともかく、[[《狼牙獣銃拳》]]等と比べるとそのハイスペックぶりが凄まじい。実際に大きく環境を荒らすほどのスペックではなかったため、[[火力]]や[[パワー低下]]などがいかにインフレの波にのまれやすいかを如実に語る1枚となっている。 -[[プロモーション・カード]]verは1本指が増えている。 **関連カード [#n492fab6] -[[《サスペンス・ザイン》]] -[[《魔弾ロマノフ・ストライク》]] -[[《ミラクル・バーストショット》]] -[[《ジェットセット・バイト》]] //**[[フレーバーテキスト]] [#a759bca3] //-[[]]&br;'''''' **収録セット [#x220550c] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[otumami]] --[[DMRP-12 「超天篇 第4弾 超超超天!覚醒ジョギラゴン vs 零龍卍誕」>DMRP-12]] (23/104) --[[DM23-RP3 「アビス・レボリューション 第3弾 魔覇革命」>DM23-RP3]](T2/T10)(TF2/TF10) --[[DM23-BD7 「エキサイティング・デュエパ・デッキ ネゴシエートの偽衒学者」>DM23-BD7]](38/60) --[[プロモーション・カード>プロモーション・カード (第16期〜第20期)]](P60/Y18) --[[プロモーション・カード>プロモーション・カード (第16期〜第20期)]](P74/Y18) **参考 [#o7aac885] -[[S・トリガー]] -[[モード]] -[[パワー低下]] -[[全体除去]] -[[闇の七王]] &tag(呪文,闇文明,黒単,単色,コスト5,S・トリガー,モード,パワー低下,単体パワー低下,パワー低下-12000,全体パワー低下,パワー低下-3000,・,終音「ん」,闇の七王,R,レア,otumami);