#author("2025-03-28T04:24:53+09:00","","") #author("2025-03-30T05:58:39+09:00","","") *《メガ・マナロック・ドラゴン》 [#top] |メガ・マナロック・ドラゴン SR 火文明 (6)| |クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン 7000| |''W・ブレイカー''| |このクリーチャーが出た時または攻撃する時、相手のマナゾーンからカードを各文明1枚ずつ選び、タップする。次の相手のターンのはじめに、それらのカードはアンタップしない。| |BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''| [[DMR-17]]で登場した[[火]]の[[メガ・コマンド・ドラゴン]]。 [[cip]]と[[アタックトリガー]]で相手の[[マナゾーン]]にある[[カード]]を[[文明]]1つにつき1枚選んで[[フリーズ]]させる、名前通り[[マナ]]を[[ロック]]するかのような擬似[[ランデス]][[能力]]を持っている。 相手の[[デッキカラー]]が多ければ多いほど有効な停滞能力を持ち、[[マナ]]を縛ることでかなりの妨害が可能。自身の[[パワー]]も高く、[[召喚]]した[[ターン]]だけでなく[[攻撃]]し続ける限り[[効果]]を発揮することから、一度出れば[[《超竜バジュラ》]]もかくやといわんばかりの[[制圧]]力を見せる。 当然ながら、[[5色]][[デッキ]]や[[マナゾーン]]を5[[色]]化する能力を持つ[[《龍覇 イメン=ブーゴ》]]を扱う[[デッキ]]などに対しては絶大な威力を発揮する。 そこまで行かなくても、[[2色]]デッキに対しても中盤に出しても能力が強烈に[[刺さる]]ことが多い。[[単色]]デッキ相手でも、[[《鬼寄せの術》]]などを介して早期[[召喚]]すれば、それなりに戦果を期待できる。 ただ、場に干渉する能力は一切ない為、序盤から[[ビートダウン]]を仕掛けてくるデッキ相手には盤面を[[リセット]]した後でもない限り役に立ちようがない。このクリーチャーで[[マナロック]]したまま殴り勝つことも多い一方で、[[マナロック]]している間に逆にトドメを刺されたということも多々ある。単色押しかつビートダウン推しである[[革命編]]だからこそ生み出すことができたカードだと言える。上記にもあるように場に干渉できないのが弱点である。更に、[[火]]の[[ドラゴン]]でありながら[[スピードアタッカー]]を持たず、加えて6[[コスト]]であるため、少々の重さを感じることは避けられない。 総じて、[[環境]]に依存するカードと言えるだろう。 出すだけで一気に機能不全に出来る[[デッキ]]がある一方で、刺さらない相手も多いので、[[環境]]を見て的確に使っていきたい。 **環境において [#environment] 有効に機能しうると想定された[[コントロール]]相手でも、実際の[[革命編環境]]では期待されたほどの大きな活躍はしていない。原因の多くは、同時期は単色推しであった上に、台頭してきた[[侵略]]型[[速攻]]で早期に登場する大型[[進化クリーチャー]]にある。これに対処するために[[コントロール]]は、カウンターとして確実に攻撃不能にしたり、[[除去]]したりするための手段を多く搭載する必要性に迫られた。その対[[侵略]]メタがそのまま《メガ・マナロック・ドラゴン》のメタとして機能してしまい、所詮は遅い[[ビートダウン]]に過ぎないこのカードは、結果的に活躍の機会を奪われていた。[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]が搭載できる[[【5色コントロール】]]は、1ターン自分の行動が大幅に制限されるとはいえ、比較的確実な対抗手段を用意できるため、なんとか対峙するだけの戦闘力は保持できていた。 [[【イメンループ】]]や[[【緑単サソリス】]]も盤面次第で[[《天真妖精オチャッピィ》]]からの[[《S級原始 サンマッド》]]侵略で十分このクリーチャーは何とかなった。勿論これを使う[[【準赤単】]]側としても、6→7とこのクリーチャーから[[《悪魔龍 ダークマスターズ》]]と繋いでS・バックや手札からの侵略を寸断する、[[《S級原始 サンマッド》]]のT・ブレイカーを逆手にとって[[S・トリガー]]に懸けるという手があったが、そうした対策を意識しなければならない時点で油断ならなかった。 しかし革命編当時から強力なのには変わりはなく、環境で使われるデッキでも[[【墓地ソース】]]、[[【白青黒超次元】]]、[[【カイザー「刃鬼」】]]、[[【超次元デッドゾーン】]]となると対抗手段がほぼ[[S・トリガー]]と[[S・バック]]、[[ニンジャ・ストライク]]のみに限られてしまっていた。[[ニンジャ・ストライク]]の場合は単体で場から離す手段は[[《光牙王機ゼロカゲ》]]と[[《斬隠オロチ》]]以外に存在しないため、序盤から積極的に[[ブースト]]できるものでなければ、[[メインステップ]]でできる行動はほぼ無くなると考えた方がよかった。&br;また、[[S・トリガー]]にしても、[[《アクア・サーファー》]]のような[[バウンス]]の場合は次の[[ターン]]に再度[[cip]]でロックされてしまうだけなので有効とは言い難かった。革命編当時は防御手段が貧相だったので基本的に受けを繰り返すとジリ貧になった。 革命編環境当時、[[《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》]]型の[[【モルトNEXT】]]が流行していたのはこのカードが理由であったとされる。というのは、[[《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》]]でこれをかき集めれば、多少の単体[[除去]][[S・トリガー]]では返されないためである。 革命編環境当時、[[《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》]]型の[[【モルトNEXT】]]が流行していたのはこのカードが理由であったとされる。というのは、[[《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》]]でこれをかき集めれば、多少の単体[[除去]][[S・トリガー]]では返されないためである。また、当時の[[【モルトNEXT】]]はドラゴン比率が6割からせいぜい7割程度で、4ターン目に7マナが貯まっている保証もなかったため、繋ぎとしても優秀であった。 [[革命ファイナル環境]]では一転し多色推しになったこと、このカードをコストを軽減した上で[[スピードアタッカー]]を付与できる[[《スクランブル・チェンジ》]]が登場したこと、[[火]]の[[革命チェンジ]]に対応していることで使い回したり[[殴り返し]]を回避したりできるといったこともあり猛威を振るった。それでも、[[【赤黒ドギラゴン剣】]]の[[ミラーマッチ]]では3マナあれば[[《革命の鉄拳》]]で縛りを解除できるため、当時としてもどうにもならないカードではなかった。とはいえ[[5色]]系統ではマナフリーズ能力を欲張ると[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]で比較的簡単に返されたため、[[《スクランブル・チェンジ》]]でスピードアタッカーを付与したにもかかわらずアタックトリガーを使わず敢えて溜めるケースもままあった。 時にはこれを6コストで素出しして、これで相手を牽制しつつ打点を溜めるプランも取られ、極端な話をすると対面次第では素出しだけで打点が十分揃うまであった。[[《解体人形ジェニー》]]や[[《爆炎シューター マッカラン》]]、[[《革命の鉄拳》]]と合わせれば立派なコントロールプランを取ることができた。 結果として2017年2月26日をもって[[殿堂入り]]することが決定。[[メガ・コマンド・ドラゴン]]としては初の[[殿堂入り]]。せめてこのカードの能力を無効化ないし軽減できるメタカードがあれば、この時期に殿堂入りすることはなかったであろう。ちなみにその約半年後に[[《スクランブル・チェンジ》]]も[[殿堂入り]]している。 身も蓋もない言い方だが、[[革命編環境]]・[[革命ファイナル環境]]のいずれにおいても、このカードを使用できるデッキ([[【モルトNEXT】]]など)とこのカードに対して有利なデッキ(【速攻】やループ)が上位を占めており、環境に通用するデッキの選択肢を大きく狭めたことは否めない。 ただ、[[革命ファイナル]]以降は[[5色]]を相手にしても、[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]の[[スーパーS・バック]]から[[《百族の長 プチョヘンザ》]]への[[革命チェンジ]]で盤面を一掃されてしまうようになった。&br;一応、防ぐ手段は無くはないが[[5色]]相手にそれらをプレイしている時間はあまりないので、今となっては逆にそれらのデッキに対して細心の注意を払って取り扱う必要がある状態になっている。 [[新章デュエル・マスターズ環境]]では[[【モルトNEXT】]]での登場以降相変わらずの活躍の影響でデッキに入れる旨味を感じる者が依然としており、殿堂入りになったことでむしろ一見すると関係の無い[[中速]][[1ショットキル]]やある程度マナが伸びる[[【速攻】]]などへの出張パーツとしての性質が強まった。そんな中で[[DMBD-02]]の[[ニンジャ・ストライク]]群が登場し、[[5色]]以外の中にも対抗手段を持つデッキが増えた。ただ、[[【ジョーカーズ】]]の登場によって全く刺さらない場面も増え、採用自体には陰りが見え始めた。 [[双極篇環境]]では[[【モルトNEXT】]]が[[殿堂レギュレーション]]の影響により姿を消しており、この[[カード]]もあまり見かけないカードとなった。[[【青緑コントロール】]]やそれをベースにしたアーキタイプは、上述のニンジャ・ストライク群に加えて[[《龍装艦 チェンジザ》>《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]を獲得し、革命ファイナルに既にあった[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]を導入しており、受ければ受けるほど盤面が賑わう状況を作ることができるようになった。そもそもこれが出る前に殴り切れることが多い[[《“龍装”チュリス》]]獲得後の[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]系統のデッキ、少ないマナで除去によって対応できる[[【デ・スザーク】]]など、環境上位にこれが腐るアーキタイプがますます増加していた。 [[超天篇環境]]前半は手札さえ消費していればノーコストで出て来ることができる[[《“轟轟轟”ブランド》]]、多くの場合1コストで大量GR召喚ができる[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]など、マナをフリーズされても十分動けるカードを主軸としたデッキが蔓延。このカードは[[【モルトNEXT】]]ですらカットされるようになった。 それでも2020年1月1日[[殿堂レギュレーション]]改訂を機に[[【青赤緑バーンメアジョーカーズ】>【バーンメアジョーカーズ】#r44df9bf]]が環境に進出すると、グッドスタッフとしてそちらに投入されるケースが見られるようになった。[[ミラーマッチ]]や[[【ドッカンデイヤー】]]に強いというのが大きく、[[《ダダダチッコ・ダッチー》]]で捲る当たり枠という性質もあった。 [[十王篇環境]]では多色推しになった上に早出し手段として新たに[[《鬼寄せの術》]]が登場しており、強化を受けた。マナゾーンのカードを参照する[[キリフダッシュ]]を妨害できるのも強み。 [[DMRP-16]]期になると[[【赤黒ドギラゴン閃】]]で採用されるケースが確認され、チャンピオンシップでもまたそれなりに見かけるようになった。[[《鬼ヶ大王 ジャオウガ》]]に繋ぐための[[《決闘者・チャージャー》>《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》]]がこのカードの早出しに活きることもある。 [[王来篇]]の[[DMRP-17]]期に[[【5色ザーディクリカ】]]が[[環境]]入りすると、その対策に投入される事例が散見されるようになる。更には[[ミラーマッチ]]対策に[[【5色ザーディクリカ】]]自身に採用することも多発した。[[《フェアリー・ミラクル》]]からちょうど繋がるコストであるのもポイント。実際の対戦上[[《とこしえの超人》]]が除去に対する避雷針になることも少なくなく、非常に場持ちが良くなったのも見逃せない点。[[プレミアム殿堂]]候補にも挙がったが、2021年7月1日[[殿堂レギュレーション]]改訂では[[プレミアム殿堂]]を免れた。 プレミアム殿堂されなかった理由としては、[[【5色ザーディクリカ】]]は《メガ・マナロック・ドラゴン》を入れられる前から環境で猛威を振るっていたため、【5色ザーディクリカ】のメタにもなる《メガ・マナロック・ドラゴン》をプレミアム殿堂にしても環境の改善が見込めないと判断された可能性もある。コロナウイルスの影響下で大会の中止が相次ぎ十分なデータが集まらなかったというのもあるだろう。 この殿堂レギュレーションの改訂後、[[オリジナル]]を中心に[[【青赤緑ドギラゴン閃】]]でもそこそこ採用実績を残している。[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]を使い回せば結構な確率で手札に加えることができ、殿堂入りのハンデを感じにくい。[[アドバンス]]なら[[《*/弐幻サンドロニア/*》]]もデッキ掘削系として存在する。アドバンスでは[[【白赤緑ドギラゴン閃】]]を主な居場所としている。ただ、徐々に[[《メンデルスゾーン》]]と[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]をマナブーストの基盤とした[[【ドギラゴン閃】]]が浸透し、たとえマナをフリーズしてもマナブーストにより挽回される恐れが増した。 2022年1月1日[[殿堂レギュレーション]]改訂によって最悪の対面である[[【ゼロ・ルピアループ】]]が環境から消滅し、[[ドラゴン]]基盤のビートダウン全般で一層活き活きと活躍するようになった。特に[[【白青赤緑ドラグナー】]]での活躍がメインで、[[《神秘の宝剣》>《八頭竜 ACE-Yamata/神秘の宝剣》]]で[[マナゾーン]]に[[サーチ]]してから[[《マクスカルゴ・トラップ》>《龍罠 エスカルデン/マクスカルゴ・トラップ》]]で呼び出す動きが強力。 ただ、[[王来MAX環境]]に入ってオリジナルに[[【JO退化】]]や[[【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]]が激増すると、原則として早くて4ターン目[[着地]]であることからそれらのデッキに対して速度的に手に負えないということで、若干優先度が下がった。それでも、2022年9月頃になると、[[【5色ガイアハザード退化】]]の[[ミラーマッチ]]対策札として散見されるようになった。[[DMBD-21]]・[[DMBD-22]]期に強化を受けた[[【赤黒ドルマゲドン】>【ドルマゲドンX】]]のスーパーサブとしても活躍。 [[アビス・レボリューション環境]]になるとドラゴン基盤にもあまり見かけないカードとなった。 行動を著しく制限して疑似的な追加ターンになるドラゴンには[[《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》]]も登場し、[[殿堂入り]]で1枚しか入らず上振れでしかない、さらには盤面の革命チェンジ元にはノータッチの《メガ・マナロック・ドラゴン》が刺さる対面が減ったのではないかと推測できる。 [[《スクランブル・チェンジ》]]が[[殿堂解除]]されてもあまり採用数が伸びず、《メガ・マナロック・ドラゴン》は1ターンで一気に[[cip]]と[[アタックトリガー]]を使うプランが構築を歪めないと狙えないのも痛い。 精々が[[【ドルマゲドンX】]]系統に採用されるぐらいのものとなった。 [[《超霊淵 ヤバーダン=ロウ》]]が登場すると、[[アビス]]系統の一部の型でそちらで呼び出すフィニッシャーとして使われるようになった。もっとも、[[《超霊淵 ヤバーダン=ロウ》]]での呼び出し先を使えば相手にターンを渡す前に勝ち切るのが当たり前なため採用は稀。 [[DM24-EX2]]にて[[《悪夢神バロム・ナイトメア》]]が登場し[[デーモン・コマンド]]軸が強化されると、[[デーモン・コマンド]]軸の[[【ドルマゲドンX】]]系統のデッキで、[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]と[[《勝利の頂上 ヴォルグ・イソレイト6th》]]で[[ループ]]する際の[[フィニッシャー]]としてお呼びがかかるようになった。もっとも、大抵はそこまでしなくとも[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]や[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]で十分である。 [[逆転撃]]が登場すると一部の[[【白青赤緑ドラグナー】]]や[[【ドルマゲドンX】]]を始めとしたドラゴン基盤や赤系のコマンド基盤にそちらへの対策として投入されるケースが見られるようになった。 -[[殿堂ゼロデュエル]]では[[《母なる大地》]]を使うことで比較的緩い条件で3ターン目に登場するため一見脅威だが、相手も使えるマナが3マナ残っていれば[[《母なる大地》]]からソリティアを行うことで疑似[[ランデス]]をケアできるので、それほどの脅威とは言い切れない。とはいえ[[【赤緑ギフト】>【ギフトミランダ】]]では[[《とこしえの超人》]]との二段構えで[[《母なる大地》]]をケアできるので、完全に[[腐る]]訳でもない。 **その他 [#others] -[[《ミラクル・ルンバ》]]はこのクリーチャーとは正反対の能力と言っていい。あちらは[[単色]]デッキを機能不全にするが5色カードのため、入るデッキはこちら以上に限られる。 -[[ランデス]]デッキと対峙する際のお決まりではあるが、一度[[ロック]]が成立すると、[[メインステップ]]にする行動がほとんどなくなり、[[ブレイク]]された[[シールド]]も相まって[[手札]]を溜め込みやすくなる。加えて、[[マナゾーン]]の枚数そのものは減らない。以上の点を踏まえると、[[手札]]と[[マナゾーン]]を総入れ替えできる[[《魔天降臨》]]は、[[シールド]]に埋まっていると《メガ・マナロック・ドラゴン》[[メタ]]として最高の逆転札となり得る。しかし、それと同時期に[[《魔天降臨》]]の[[殿堂入り]]も決定してしまった。 -当然だが[[無色]]のカードはフリーズ出来ない。したがって、[[【ジョーカーズ】]]に対してはただの[[W・ブレイカー]]になることもある。 --ただし、ジョーカーズはパワーの高めな低コストクリーチャーや防御用カードが少なめなので、[[《スクランブル・チェンジ》]]から殴りかかることで押しのけられなくもない。少々原始的な戦法だが、それだけのパワーも十分ある。 -[[マナゾーン]]の枚数そのものを減らすわけではないので[[ニンジャ・ストライク]]の発動を許してしまう。[[《光牙王機ゼロカゲ》]]とは[[相打ち]]を取られてしまうため、横に[[《ウソと盗みのエンターテイナー》]]などを立たせておくとなお良いだろう。 -[[火]]に多い[[スピードアタッカー]]付与との相性はよく、[[5色]]や、[[【イメンループ】]]・[[【ラララオプティマス】]]などの[[染色>文明追加]]系[[コンボデッキ]]相手にスピードアタッカーを付与して[[バトルゾーン]]に出たターンに攻撃すれば最大で10マナを無力化できる。[[5色]]には[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]という対抗手段があるものの、[[染色>文明追加]]系にはそういった手段は[[5色]]と比較して少ない。[[染色>文明追加]]するのであればタイミングを見図る必要がある。 -[[フリーズ]]と同じく制限できるのは各相手ターンにおいて1回目の[[アンタップ]]処理のみ。[[《ボルバルザーク・エクス》]]などで[[アンタップ]]することは可能だが使うためのマナが縛られている点には注意。 -[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]同様、[[トッキュー8]]では脅威となりえるカードである。必然的に5色デッキになりうるので、確実に5枚をロックすることが可能となる。とはいえど大型弾の[[スーパーレア]]であり、当たることも少ない。もしこのカードを持つ相手と対峙してしまった場合は、出される前に最低でも相打ちが取れるクリーチャーをバトルゾーンに置いておきたい。[[《雪精 ゴレム》]]や[[《崩壊の悪魔龍 クラクランブ》]]が有効。それが叶わなければS・トリガーに期待する他ないだろう。 -[[フレーバーテキスト]]の欲張り野郎とは、[[能力]]から察するに多くの文明を使う[[プレイヤー]]のことを指しているのだろう。だが、[[プレイヤー]]からは皮肉として多くのマナをロックしてくるこのクリーチャーのことを欲張り野郎と呼ばれることもある。 --[[殿堂入り]]という手痛いお仕置きを食らってしまった事を考えると、中々皮肉で自虐的なフレーバーテキストになってしまった。 -同じく[[ランド大陸]]を舞台とした[[革命ファイナル]]出身で自身と同じくスピード[[殿堂入り]]を果たした[[《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》]]同様、[[侵略者]]も[[革命軍]]も持っていない。侵略者でも革命軍でもないスピード殿堂入り組であることから、[[《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》]]同様「ランド大陸の原住民は強い」とこの2体を「原住民」と見做した上で評価する声もある。 -漫画「VS」では[[ホカベン]]が[[切札 勝太]]戦で使用。「勝太の[[《燃える革命 ドギラゴン》]]は強いが、出せなければ仕事ができない」という対人[[メタ]]の観点で採用し、[[火]][[単色]]の勝太相手では効果は薄かったものの[[《燃える革命 ドギラゴン》]]の[[進化]]を1ターン遅らせた。 -アニメ「VSR」でも[[ホカベン]]が愛用しているが、第24話でのデュエマーランドの[[社長]]戦で彼のマナゾーンに置かれていたり、第45話での[[ぶっちゃけ]]との対戦で使用したのみ。「VSRF」の第28話から変更されたオープニングテーマ「デュエル」の映像(第44話まで使用されたが、第43話は除く)では彼がこのカードを手に持っていたが、デュエマはしなかったのでアニメで活躍する事は無かった。 -アニメ『[[キング>デュエル・マスターズ キング(アニメ)]]』では第45話で鬼化した[[ボルツ]]が[[切札 ジョー]]戦で使用。 [[《雷龍 ヴァリヴァリウス》]]の[[マジボンバー]]で山札の上から呼び出された。2色デッキを使う[[切札 ジョー]]のマナを2枚[[フリーズ]]し、[[デッキー]]に「極悪なカード」と評された。しかし、返しのターンに[[《バックトゥーゴ・クーチャー》]]の[[マッハファイター]]で早々に破壊された。 --なお、「VSR」および「VSRF」ではCGが用意されなかったが、今回初めてCGが用意され、声優は[[白石兼斗]]氏が担当した。 -アニメ『[[キングMAX>デュエル・マスターズ キングMAX]]』では第8話で[[切札 勝太]]が[[ハイド]]戦で使用。声優は『キング』の個体と同様に白石氏が担当。 [[《爆銀王剣 バトガイ刃斗》]]を装備した[[《超戦龍覇 モルトNEXT》]]のアタックトリガーで山札の上から呼び出し、[[ハイド]]のマナを1枚[[フリーズ]]したが、返しのターンに[[《ギュウジン丸の海幻》]]で[[バウンス]]されてしまった。 --ホカベンが使用していたクリーチャーを勝太が使うのは感慨深い演出と言える。 **[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#plays] |メガ・マナロック・ドラゴン SR 火文明 (6)| |クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン 7000| |W・ブレイカー| |バトルゾーンに出た時または攻撃する時、次の相手のターン終了時まで、相手の使用可能マナを1少なくする。相手のマナゾーンにすべての文明があるなら、さらに2少なくする。| [[DMPP-29]]で実装。 相手のマナゾーンに5色そろっていれば3マナ分縛り、揃っていなければ1マナ縛るように下方修正された。 ただし全てのカードが[[無色]]の場合でも1マナ分ロックできるようになった。 紙の当時の環境で猛威を振るった殿堂カードの[[《音精 ラフルル》]]や[[《スクランブル・チェンジ》]]と一緒に発表されたインパクトは大きく、ナーフされていても環境が[[【ドギラゴン剣】>【ドギラゴン剣】 (デュエプレ)]]一色になる、[[【キリコ・アンプラウド】>【キリコ・アンプラウド】 (デュエプレ)]]のような5色デッキが環境から一掃されるのではないかと危惧する声もあった。 しかし、2マナ3マナのロックが当たり前、また色ごと封殺することも可能だった紙と比べると色が万全に使える1マナのロックでは強烈に刺さるという場面はやはり少なく、[[《スクランブル・チェンジ》]]と組み合わせて早期着地し2マナ以上のロックをかけたり、相手がカードを出すタイミング見計らって出すなどといった動きが出来なければ手放しで強いカードとは言えなくなっており、反響の大きさに反して実際の環境ではあまり活躍できていない。 また5色デッキ相手には3マナ縛れるものの、マナが十分に溜まった中盤以降では3マナ程度のロックでは抜けられることが多く、TCGと同様[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]の存在もあり、こちらも危惧されていたようなことにはなっていない。 -[[《龍神メタル》>《破壊龍神》]]や[[《ハイドラ・ギルザウルス》]]と違い、「この効果は重複しない」の一文がないため、TCG版と同じく[[《スクランブル・チェンジ》]]を使うなどして1ターンに複数回発動できる。 -デュエプレのマナゾーンの仕様により、特定のシチュエーションではTCG版以上のロックが可能。ただし文明の支払いは阻害できない。 --[[5色レインボー]]1枚と、同じ色の単色カードのみの場合:TCG版では5色カードと単色カード1枚ずつの2枚(5色カードが0マナなら使用可能マナのロックとしては1マナ分)、デュエプレでは3マナ分。 --多色カード2枚と、同じ色の単色カードで5色を達成している場合:1ターンに2回発動した場合、TCG版では最大4枚、デュエプレでは6マナ分。 -ロックしたマナ数が最大マナ数を超えた場合、表示上の使用可能マナは0になるが、内部では負の値になっているようで、単色カードをチャージしても使用可能マナが増えない。 **関連カード [#related] -[[《ミラクル・ルンバ》]] **[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text] -[[DMR-17]]、[[DMPP-29]]&br;'''欲張り野郎にはお仕置きが必要だな。 ---メガ・マナロック・ドラゴン''' -[[DMART-06]]&br;'''その龍が踏みしめた大地は、ことごとく荒地となる。''' -[[DM24-BD1]]&br;'''[[最強の団長としてのドギラゴン>《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]の伝説。その力は、世代も世界も超えて轟いている。そして、そこからまた新たな伝説が生まれる。''' **収録セット [#pack] ***[[デュエル・マスターズ]] [#dm] -illus.[[Clazroom]] --[[DMR-17 「革命編 第1章 燃えろドギラゴン!!」>DMR-17]](S8/S10) --[[DM23-EX2 「頂上決戦!!デュエキングMAX2023」>DM23-EX2]](超G6/超G12) --[[DM24-BD1 「ドリーム英雄譚デッキ ドギラゴンの書」>DM24-BD1]](7/21) -illus.[[Clazroom]]/[[otumami]] --[[DMART-06 「神アート スーパー・ヴィジュアル・ショック ドラゴン編」>DMART-06]](4/5) ***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp] -CV:[[三木眞一郎]] -illus.[[Clazroom]] --[[DMPP-29 「禁断ノ刻 -BLACKOUT JUDGEMENT-」>DMPP-29]] **参考 [#reference] -[[メガ・コマンド・ドラゴン]] -[[W・ブレイカー]] -[[cip]] -[[アタックトリガー]] -[[文明]] -[[マナロック]] -[[デュエマゴールデンリスト]] -[[殿堂入り]] &tag(クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト6,メガ・コマンド・ドラゴン,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,パワー7000,W・ブレイカー,cip,アタックトリガー,出た時または攻撃する時,各文明1枚ずつ,マナロック,・,終音「ん」,殿堂入り,SR,スーパーレア,Clazroom,otumami,クリーチャー (デュエプレ),火文明 (デュエプレ),赤単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト6 (デュエプレ),メガ・コマンド・ドラゴン (デュエプレ),コマンド・ドラゴン (デュエプレ),コマンド (デュエプレ),ドラゴン (デュエプレ),パワー7000 (デュエプレ),W・ブレイカー (デュエプレ),cip (デュエプレ),アタックトリガー (デュエプレ),出た時または攻撃する時 (デュエプレ),マナロック (デュエプレ),すべての文明が揃っていれば (デュエプレ),・ (デュエプレ),終音「ん」 (デュエプレ),SR (デュエプレ),スーパーレア (デュエプレ),Clazroom);