#author("2023-12-11T05:43:20+09:00","","")
#author("2024-01-13T17:00:50+09:00","","")
*《ベニジシ・スパイダー》 [#u73092b3]

|ベニジシ・スパイダー C 自然文明 (5)|
|クリーチャー:ジャイアント・インセクト 4000|
|W・ソウル|
|リベンジ・チャンス−各ターンの終わりに、相手がそのターン、カードを3枚以上引いていた場合、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。|

[[DM-38]]で登場した[[W・ソウル]]持ちの[[ジャイアント・インセクト]]。

[[マナブースト]]の[[cip]]と相手の[[ドロー]]に反応する[[リベンジ・チャンス]]を持つ。

相手の[[ターン]]のはじめの[[ドロー]]も数えるため、相手の[[ターン]]中なら実質的に条件は「2枚以上引いていた場合」となる。よって、[[《エナジー・ライト》]]や[[《エマージェンシー・タイフーン》]]等に対応して[[召喚]]できる。
それらは2〜3[[ターン]]目に使われることが多いため、かなり早い段階から[[パワー]]4000の[[マナブースト]][[クリーチャー]]が出てくることになる。

また、[[ニンジャ・ストライク]]のような注釈はないため、1[[ターン]]に複数枚出すことも不可能ではない。その際、ノー[[コスト]]で[[マナゾーン]]が一気に増えるので、より相手の意表を突くことができるだろう。

[[軽量>軽量級]][[ドローソース]]が流行するような[[環境]]では、それらに対抗する[[メタ]][[カード]]として数枚積まれることがある。
実例としては、[[【メルゲループワンショット】]]が用いる[[《フェイト・カーペンター》]]などの[[ドローソース]]兼[[墓地肥やし]][[カード]]に対するカウンターとして積まれていた例もあった。

[[ドラゴン・サーガ環境]]ではやや重めの[[【グレンモルト】]]に[[《サイバー・N・ワールド》]]と共に積まれることがあった。

高速で[[水]]を絡めた[[墓地肥やし]]を行う[[アウトレイジ]]や、[[《龍波動空母 エビデゴラス》]]を使う[[デッキ]]辺りが狙い目だろうか。ただし、[[リベンジ・チャンス]]は[[召喚]]扱いなので[[《暴走龍 5000GT》]]を出されると沈黙してしまう。

**ルール [#q51a6a31]
-[[エラッタ]]により、[[ジャイアント]]として扱えるようにもなった。[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]の[[シンパシー]]元や、[[《真実の大神秘 星飯》]]、[[《宇宙巨匠ゼノン・ダヴィンチ》]]などの[[進化元]]としても非常に便利である。また、[[アビス・レボリューション]]期に[[ジャイアント]]の[[革命チェンジ]]が登場したため、其方のデッキに入れるのも良いだろう。
-[[《ストリーミング・シェイパー》]]などの「[[カード]]を[[手札]]に加える」タイプの[[効果]]には反応しない。これは厳密には「[[カード]]を引く」[[効果]]とは異なる。[[サーチ]][[カード]]も「[[手札]]に加える」[[効果]]なので同様。
また、[[墓地回収]]等[[ドロー]]以外の[[手札補充]]にも反応しない。

**環境において [#r5ceeb03]
[[【赤青ドギラゴン剣】]]の全盛期であった[[双極篇環境]]当時、そちらのデッキに対するカウンター札として使われることが稀にあった。相手の[[《月光電人オボロカゲロウ》]]や[[《プラチナ・ワルスラS》]]で[[リベンジ・チャンス]]条件を満たせるためである。

[[【絶望神サガループ】]]の現役時代、[[【緑単オービーメイカー】]]にも極稀に使われた。手札交換で準備を進めているところに刺さるためである。勿論こちらが[[《十番龍 オービーメイカー Par100》]]を[[着地]]させる前に相手に最速で[[ループ]]されたらどうしようもなかったが。

[[【絶望神サガループ】]]消滅後は[[【青赤マジック】]]対策に[[【青緑ジャイアント】]]に使われるケースが中には見られるように。

**他のカード・デッキとの相性 [#va7fa968]
-[[効果]]の処理中に間接的に相手に[[ドロー]]をさせる[[カード]]や、相手に[[ドロー]]を許してしまう[[デメリット]]を持つ[[カード]]を応用すれば、能動的に[[リベンジ・チャンス]]を発動させる事も可能。以下はその一例。
--相手の[[手札]]の枚数によっては、[[《魔皇アスティマート》]]で意図的に[[リベンジ・チャンス]]の条件を満たせる。
--自分または相手が撃った[[《サイクロン・パニック》]]や[[《サイバー・N・ワールド》]]を利用して出すことも可能だが、[[唱える]]前の[[手札]]にこの[[カード]]があっても意味がないため、狙うのは難しい。
--[[《新時代の幕明け》]]を使えば、相手に3枚引かせることができる。この呪文でこのカードを引いてこれるのも相性が良い。難点は、握手で友好の意を示した相手を、掌を返すかのごとく即座に裏切るということか。また、相手側のドローも任意である為、戦略がバレていたり相手の山札が少なかったりすると引いてくれない場合もあるので、安定性には欠けている。

-相手側に[[《海底鬼面城》]]と[[サイバーロード]]があれば、[[ターン]]最初の[[ドロー]]で条件を満たしてしまうこともありうる。

-[[【赤青ドギラゴン剣】]]の全盛期であった[[双極篇環境]]当時、そちらのデッキに対するカウンター札として使われることが稀にあった。相手の[[《月光電人オボロカゲロウ》]]や[[《プラチナ・ワルスラS》]]で[[リベンジ・チャンス]]条件を満たせるためである。

-[[【緑単オービーメイカー】]]にも極稀に使われる。[[【絶望神サガループ】]]が手札交換で準備を進めているところに刺さるためである。勿論こちらが[[《十番龍 オービーメイカー Par100》]]を[[着地]]させる前に相手に最速で[[ループ]]されたらどうしようもないが。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#ce3cd6c9]
|ベニジシ・スパイダー C 自然文明 (5)|
|クリーチャー:ギガント・インセクト 4000|
|各ターン終了時、相手がそのターン、カードを3枚以上引いていたなら、このクリーチャーをコストを支払わずに自分の手札から召喚する。|
|バトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。|

[[DMPP-15]]で実装。デュエプレ共通の[[種族変更>ギガント・インセクト]]と[[W・ソウル]]が消去された他、[[リベンジ・チャンス]]がテキスト効果に変更され、強制になった。

TCG版の[[【リベンジドデビル】]]で同時採用されていた[[《魔皇アスティマート》]]は効果が変更されておりシナジーを形成しなくなっている。

[[DMPP-16]]で登場した[[《サイバー・N・ワールド》]]を使えば確実に条件を満たせる。

-[[DMPP-16]]実装時に[[ギガント・インセクト]]が廃止され、TCG版同様[[ジャイアント・インセクト]]に改められた。

**関連カード [#n38aa1fc]
-[[《アオジシ・スパイダー》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#i8185f7d]
-[[DM-38]]、[[DMPP-15]]&br;'''欲に囚われた私が悪かったのです…。――とある獣の懺悔'''
-[[DMX-18]]&br;'''[[ジュダイナ>《始原塊 ジュダイナ》]]の一撃は、原始の力を開放し、[[原始龍>ジュラシック・コマンド・ドラゴン]]を生み出した。だが、2撃目は更なる原始的な欲求を呼び起こしてしまった。'''


**収録セット [#ub8009b6]
***[[デュエル・マスターズ]] [#c5dd76b2]
-illus.[[Yuichi Maekawa]]
--[[DM-38 「覚醒編 第3弾 超竜VS悪魔(エンジェリック・ウォーズ)」>DM-38]](53/55)
--[[DMX-18 「三段変形!龍解オールスターズ」>DMX-18]](20/50)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#w2b77571]
-illus.[[Yuichi Maekawa]]
--[[DMPP-15 「超覚醒嵐舞 -FIRESOULS DUELIST-」>DMPP-15]]

**参考 [#v9b1cd7d]
-[[ジャイアント・インセクト]]
-[[W・ソウル]]
-[[リベンジ・チャンス]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[ターンエンド]]
-[[ターン]]
-[[ドロー]]
-[[cip]]
-[[山札の上]]
-[[マナブースト]]
-[[【リベンジドデビル】]]

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