#author("2024-11-27T20:28:15+09:00","","") #author("2024-11-27T20:28:24+09:00","","") *《プリンセス・パーティ ~シラハの&ruby(きずな){絆};~》 [#top] |プリンセス・パーティ ~シラハの絆~ VR 光/水/自然文明 (5)| |クリーチャー:スノーフェアリー/ドリームメイト/スプラッシュ・クイーン 5000| |''S・トリガー''| |このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを3体まで選ぶ。相手はそのうち1体をシールド化し、1体をマナゾーンに置き、1体を手札に戻す。| [[DM24-RP3]]で登場した[[光]]/[[水]]/[[自然]]の[[スノーフェアリー]]/[[ドリームメイト]]/[[スプラッシュ・クイーン]]。 [[cip]]で相手のクリーチャーを[[シールド送り]]、[[マナ送り]]、[[バウンス]]する[[S・トリガー獣]]。 [[《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》]]以来の3体[[確定除去]]の[[S・トリガー]]。 あちらが全て[[バウンス]]であるのに対し、こちらは[[シールド]]、[[マナ]]、[[手札]]に一体ずつ送り、どれをどこに送るかは相手に選択権がある。 送るゾーンの違いに関しては短所とも長所とも言える。 [[シールド送り]]と[[マナ送り]]は[[バウンス]]より再利用が難しいが、相手に選択権があるため、一番回収したいクリーチャーは手札に戻されてしまい、[[シールド送り]]・[[マナ送り]]の「[[回収]]が難しい」という利点が活かしきれない。また、除去対象に[[S・トリガー獣]]や[[G・ストライク]]を含めてしまうとそれらを優先的に[[シールド送り]]に選ばれてしまうので、これらを持つ[[クリーチャー]]は除去しにくい。上述の通り[[回収]]予防としては不完全なため、全[[バウンス]]と比べて[[マナ]]と[[シールド]]に[[アドバンテージ]]を与えてしまうという問題が目立つ。 しかし、「3体''まで''選ぶ」なので選ぶ数は2体以下でも良く、''1体[[シールド送り]]→1体[[マナ送り]]→1体[[バウンス]]の順で処理する''ため、最初に選ぶ数を1体にすれば[[シールド送り]]固定、2体にすれば1体[[シールド送り]]と1体[[マナ送り]]となり[[バウンス]]させない事が可能。[[シールド送り]]+[[マナ送り]]の2体[[除去]]として考えても十分に優秀な[[S・トリガー]]であり、状況に応じてこちらを選べば[[バウンス]]による[[回収]]を防ぐ事が出来る。 [[シールド送り]]のみでも[[ハイパー化]]のない[[《ハイパー・トリセラティ》]]相当ではある。 また、そもそもこちらは[[手打ち]]しやすいコスト5で3体も[[除去]]出来る上、[[クリーチャー]]が残るので[[フィールドアドバンテージ]]を一気に4体分稼げる。 おまけに[[パワー]]は[[バニラ]]並みに高いので速攻への殴り返しが出来、[[白青緑]]なので[[マナ基盤]]にも最適。 [[《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》]]との差別化には困らないだろう。 [[「七福神のお出ましだ!」と言って頭の上からカードを落とさないといけないカード>《Treasure cruise》]]が真面目に検討されるほど[[除去]]の層が薄かった[[ドリームメイト]]にとって待望の強力な(そしてプレイヤーのメンタルを痛めない)除去と言える。色の合わない[[【白赤緑ドリームメイト】]]においても[[《森夢のイザナイ メイ様》]]の[[光臨]]など豊富なコスト踏み倒し手段で出す前提で投入される例が見られる他、こちらに色を寄せる事で[[《飛翔龍 5000VT》]]なども搭載可能にした【白青緑ドリームメイト】型も見られる。 **ルール [#g4e14c8f] 3体選んだ後、そのうち1体を[[シールド送り]]、1体を[[マナ送り]]、1体を[[バウンス]]する処理は同時ではなく必ず[[シールド送り]]→[[マナ送り]]→[[バウンス]]の順で1体につき1回のみ処理される。[[参考Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/45447/]] こうして選ばれたクリーチャーが[[シールド送り]]か[[マナ送り]]の時点で[[除去耐性]]でバトルゾーンに残っても、そのクリーチャーにそれ以降の除去処理を当てることはできない。[[参考Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/45577/]] -例1)回数制限の除去耐性を持つ[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]や[[《Volzeos-Balamord》]]1体だけを選んだ場合、最初の[[シールド送り]]処理のみが実行され、余った[[マナ送り]]と[[バウンス]]処理は破棄される。したがってこれらの[[禁断コア]]や[[エクストラEXライフ]]を一度に全て吹き飛ばして除去することはできない。 -例2) [[《支配の精霊ペルフェクト》>《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》]]、《クリーチャーA》《クリーチャーB》の3体を選んだ場合、相手は[[シールド送り]]、[[マナ送り]]、[[バウンス]]のアクションをすべて半永久耐性持ちの《ペルフェクト》に押し付けることはできない。必ず《ペルフェクト》《A》《B》のそれぞれをどのゾーンに送るか割り振らなければいけない。 #region2(2024/10/18Q&A公開までの記述){{ -耐性を持つクリーチャーを含んでいた場合の処理について。 --[[このQ&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41296/]]から考えると、3つからそれぞれA, B, Cをするというテキストは、そのアクションは同時発動ではなく、前から1つずつ実施していくということがわかる。 したがって、このカードがもたらす3つの効果うち、1つめの効果の適用先を相手が選び、それが離れなければ、同じカードを2つめの効果の適用先にできる可能性がある。3つめに関しても同様。 ---例として、自分が《プリンセス・パーティ ~シラハの絆~》で[[《支配の精霊ペルフェクト》>《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》]]《何か》《何か》の3体を選んだとして、相手は[[シールド送り]]、[[マナ送り]]、[[バウンス]]のアクションをすべて半永久耐性持ちの《ペルフェクト》に担わせることが可能ということになる。それをされてしまえば、当然相手の盤面への被害はゼロで終わってしまう。 尤も、「相手のクリーチャーを3体まで選ぶ」の部分で《ペルフェクト》を含めなければよいだけだが。 相手が重複可能だとした場合の記述 -選ばれたクリーチャーにそれぞれ[[除去]]を割り振るのではなく[[選ばせ除去]]が3回発動するという形のため、何らかの理由で場にクリーチャーが残れば同じクリーチャーを複数回選ぶことも可能。 逆に言えば、選ばれた数が2体以下だったとしてもクリーチャーと除去回数が残っているなら[[除去]]し続けなければならない。選び方を工夫すれば[[EXライフ]]のような有限回数の[[除去耐性]]ごとバトルゾーンから引き剥がせる。 --選ぶ数を1体だけにするとそのクリーチャーに3回[[確定除去]]が行われる。耐性が2回までの[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]や[[《Volzeos-Balamord》]]なら完全に除去できる。 これ一枚がトリガーまたは[[手打ち]]されるだけで[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]が吹っ飛んで[[特殊敗北]]する事になるため[[【ドルマゲドンX】]]系統のデッキにとっては相当な圧力になるだろう。 }} **環境において [#v949ea50] 登場から[[【白緑ドリームメイト】>【白赤緑ドリームメイト】]]、[[【白青緑ドリームメイト】>【白赤緑ドリームメイト】]]、[[【マッド・デッド・ウッド】>【5色マッド・デッド・ウッド】]]、[[【アカシック3】]]、[[【シールドプリズン】]]、[[【ブレスラチェイン】]]、[[【白青黒マーシャル】>【青白マーシャル】]]に使われた実績がある。 特に【白緑ドリームメイト】がこのカードの色に合わせた【白青緑ドリームメイト】に派生したのは特筆される。そうでなくとも[[【ドリームメイト】]]系統には待望のS・トリガー防御札であり、願ってもいない除去札であった。 [[【アカシック3】]]、[[【ブレスラチェイン】]]、[[【青白マーシャル】]]系統などの[[コンボデッキ]]にとっては、[[メタ]][[クリーチャー]][[除去]]としても役立つ。[[【白青黒マーシャル】>【青白マーシャル】]]のようなマナブーストを行わないデッキにおいてであっても、コスト5と比較的無理無くコスト軽減メタを躱すまで凌ぎやすい。 [[【マッド・デッド・ウッド】>【5色マッド・デッド・ウッド】]]や[[【シールドプリズン】]]のような[[S・トリガー]][[デッキ]]では、多少の需要の振れ幅はあっても、基本的に[[《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》]]を凌ぐ防御性能とあって採用候補から完全に外れることはない。この手の[[受け]]デッキならコスト5を支払って[[手打ち]]する機会を得るなどすぐである。 しかし[[DM24-BD3]]・[[DM24-BD4]]期に入った頃になると既に流行は過ぎており【白緑ドリームメイト】でも打開用に1枚積みされるレシピが採用事例における主流となった。 **その他 [#a2227997] -[[ドラゴンの花嫁]]が集結した[[カード]]。3人で「3」を表すハンドサインをしながら映った[[イラスト]]であり、さながらオフショットのよう。 --この3人は全員客商売をしているという共通点がある。特に[[《龍后妖精エリカッチュX》]]と[[《龍后麗姫マーシャル・プリンセス》]]は同じアイドル(アイドル歌劇)を生業としている。 --[[《龍后幻獣パティシエ・メイ様》]]の持つケーキには《エリカッチュ》のハート飾り型のチョコ、《プリンセス》の巻貝をイメージしただろうロールケーキ、更に《メイ様》自身のウサ耳をモチーフにしたと思われるお菓子が乗っている。 --[[《龍后凰翔クイーン・ルピア》]]と[[《龍后人形メアリー・ジェニー》]]はパーティに呼ばれなかった模様。もっとも、片やドラゴンのためなら全てを犠牲にし気に入らない相手はドラゴンのエサにする「恐怖の女王」、片やドラゴンの王子の記憶を消して自身を刷り込む事も厭わない「カリスマお嬢様」と、どちらも相当に過激な言動であるため、比較的穏健なこの3人と馬が合わなかったのかもしれない。 -種族が元クリーチャーの[[''ジャイアント・''スノーフェアリー>ジャイアント・スノーフェアリー]]、[[''マジック・''スプラッシュ・クイーン>マジック・スプラッシュ・クイーン]]から変わり、[[ドラゴンの花嫁]]も失っている。 3体除去を放ち次のターンには攻撃できる[[3色]]の[[S・トリガー獣]]かつ、[[メクレイド]]5でちょうど射出できる[[除去]]であるため、[[革命チェンジ]]元や[[メクレイド]]対象として種族が多過ぎると強くなり過ぎると判断されたものと思われる。 --実際、4枚積みしていれば、山札の上から6枚見る[[《ハラグロX☆行っくよー!》]]がほぼ半分の確率で[[受け]]札に化ける。[[ジャイアント]]と[[マジック]]対象の[[メクレイド]]から外す事で、このような事例を限定したのだろう。 -[[プリン]]の名称カテゴリに属する。偶然かもしれないが[[《勝利のプリンプリン》]]と同じ色構成であり、《プリンプリン》を軸にしたデッキのトリガー枠としても検討できるだろう。 **開発秘話 [#g9a54e47] -[[デュエチューブ]]での開発秘話によると、元々は[[《フェアリー・シャワー》]]効果に加えて[[スプラッシュ・クイーン]]、[[スノーフェアリー]]、[[ドリームメイト]]のいずれかを[[コスト]]制限なしで[[コスト踏み倒し]]できる効果であったが、それでは流石に強すぎるとしてメクレイド5に引っ掛かるようにしつつどの種族のメクレイドからでも使えるこのデザインにしたという([[参考>https://www.youtube.com/watch?v=SVXyJKUnRyc]])。 //**[[サイクル]] [#cycle] **関連カード [#related] -[[《ラジコンBOY》]] -このカードに描かれているクリーチャー --[[《龍后妖精エリカッチュX》]] --[[《龍后幻獣パティシエ・メイ様》]] --[[《龍后麗姫マーシャル・プリンセス》]] **[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text] -[[DM24-RP3]]&br;'''花嫁争いの中でも三人はお茶会を開き、話に花を咲かせた。''' **収録セット [#pack] //***[[デュエル・マスターズ]] [#dm] -illus.[[kawasumi]] --[[DM24-RP3 「王道篇 第3弾 ゴールド・オブ・ハイパーエンジェル」>DM24-RP3]](10/76) //***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp] //-CV:[[]] //-illus.[[]] //--[[DMPP-00 第00弾「 」>DMPP-00]] **参考 [#reference] -[[スノーフェアリー]] -[[ドリームメイト]] -[[スプラッシュ・クイーン]] -[[S・トリガー]] -[[cip]] -[[シールド送り]] -[[マナ送り]] -[[バウンス]] -[[プリン]] &tag(クリーチャー,光文明,水文明,自然文明,白青緑,3色,多色,コスト5,スノーフェアリー,ドリームメイト,スプラッシュ・クイーン,パワー5000,S・トリガー,S・トリガー獣,除去,複数除去,確定除去,シールド送り,単体シールド送り,マナ送り,単体マナ送り,バウンス,単体バウンス,プリン,・,VR,ベリーレア,kawasumi,王道篇ブロック);