#author("2025-03-25T21:08:31+09:00","","") #author("2025-03-26T00:33:35+09:00","","") *《ブレイン・スラッシュ》 [#top] |ブレイン・スラッシュ R 水/闇文明 (6)| |呪文| |''S・トリガー''| |次のうちいずれか1つを選ぶ。自分のクリーチャーまたはタマシードの中に水と闇があれば、両方選んでもよい。| |▶カードを3枚引き、自分の手札を1枚捨てる。| |▶コスト8以下のクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。| [[DM22-EX2]]で登場した[[水]]/[[闇]]の[[呪文]]。 [[モード]]で3[[ドロー]]1[[ディスカード]]か[[コスト]]8以下の[[リアニメイト]]を選ぶ[[S・トリガー]]。自分の[[クリーチャー]]と[[タマシード]]によって[[水]]と[[闇]]の[[文明]]が揃えば両方を選べる。 [[リアニメイト]]の性能に関しては[[《襲来、鬼札王国!》]]と良い勝負と言える。そちらは[[コスト踏み倒しメタ]]を潰しつつリアニメイトを狙えるのに対し、こちらは上の効果で捨てたカードをそのまま下の効果で[[リアニメイト]]でき、[[墓地]]がなくても大型クリーチャーを出せる可能性がある。[[色]]も[[青黒]]と優秀。 [[《灰燼と天門の儀式》]]より優先されるデッキもかなり確認されている。単体での防御性能は[[《灰燼と天門の儀式》]]に劣るが、[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]をはじめとする強力な除去持ちで補えるので問題ない。 条件を満たさない場合、手札補充については[[《ブレイン・タイフーン》]]や[[《サイバー・ブック》]]と変わらないので極力[[リアニメイト]]を選びたい。 **ルール [#u48adde7] -1つ目の選択肢は[[再録]]の度に[[テキスト]]が変更されている。 :[[DM22-EX2]]、[[DM23-BD7]]| |▶カードを3枚引き、その後、1枚捨てる。| --[[DM23-BD7]]はP40/Y22の後に発売したが、古い表記に戻っている。 :[[P40/Y22>プロモーション・カード]]、[[DM24-EX1]]| |▶カードを3枚引き、1枚捨てる。| :[[DM24-EX2]]、[[DM24-EX4]]| |▶カードを3枚引き、自分の手札を1枚捨てる。| ***競技イベント運営ルールについて [#ad303024] おそらく、[[モード]]について対戦相手に言いがかりをつけるトラブルが多発したためか、『デュエル・マスターズ 競技イベント運営ルール』が更新された。https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/316650/ >（前略） これらの能力を、選択肢をすべて選ぶための条件を満たしている状況で解決する際、選択肢を選ぶプレイヤーがどの選択肢を選んだか相手に伝えておらず、かつ選択肢の一番上の効果から解決しはじめた場合、選択肢をすべて選んだものとしてゲームを進行する。 （後略） 《ブレイン・スラッシュ》だと、両方選べる条件を満たしている際には、相手に何も言わなくても3ドロー1ディスカードを始めた時点でリアニメイト効果まで使う（[[強制]]なので言いがかりの余地がない）ことになった。そうでなくても[[ループ]]などで何度も使用される機会があり、そのたびに[[モード]]を宣言するという手間が省けるようになったといえる。 ただし、''意図的に上の選択肢だけ使いたい場合は、正確に相手に伝える必要が生まれた''ので注意したい。 逆に、意図的に下の選択肢だけ使いたい場合は相手に伝える必要はない。 >（前略） どの選択肢を選んだか相手に伝えておらず、かつ選択肢の一番上以外の効果から解決しはじめた場合、選択肢のうち、解決しはじめた効果のみを選んだものとして扱う。 （後略） **他のカード・デッキとの相性 [#b1601a0f] -[[DM22-EX2]]で再録された[[《Disアイ・チョイス》]]の[[cip]]で唱えると、それ以前に盤面が空だったとしてもそのまま両方の効果を使用できる。 -[[ブレイン]]であるため、[[《遣宮使 ネオンクス》>《遣宮使 ネオンクス／ネオ・ブレイン》]]のサポートを受けられる。《ブレイン・スラッシュ》の効果でも《ネオンクス》を出せるため相性は良い。 -1体でモードの両方を選べるようにしてくれる[[青黒]]のクリーチャーの中でも[[《龍素記号wD サイクルペディア》]]との相性は最高の一言。ただでさえ[[マナカーブ]]が5→6と繋がる上に、そちらで増幅すれば6[[ドロー]]2[[墓地肥やし]][[コスト]]8以下2体リアニメイトという爆発的な[[アドバンテージ]]を得られる。 --2体同時にリアニメイトできる場合、[[【白青黒ギャラクシールド】>【白青ギャラクシールド】#c1f4c5ad]]であれば[[《マーシャル・クロウラー》]]+[[《光霊姫アレフティナ》]]、[[【5色ユニバース】>【5色コントロール】]]なら[[《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》]]+[[《不死鳥縫合 ブラック・ビッグバン》]]、他にも[[《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》]]+[[《究極銀河ユニバース》]]といった手段があり、それこそフィニッシュ手段にはまるで困らない。 -[[【クイーンサイクル】>【クイーン・アマテラスループ】#QA4]]ではフィニッシャーの[[《クイーン・アマテラス》]]と[[《龍素記号wD サイクルペディア》]]両方が蘇生圏内に収まっている上、最悪[[《マナ・クライシス》]]や[[《フォース・アゲイン》]]が[[盾落ち]]や[[マナ落ち>落ちる]]してもこのカードで適当にクリーチャーを釣り上げて[[ビートダウン]]するだけで強力。 -[[【5色ザーディクリカ】]]の[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]を2体、3体と連鎖するのにも好都合で、それらを連鎖しつつ[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]で相手を一掃し、後続再展開による追撃も諸々の[[EXライフ]][[シールド]]で牽制して大体勝てるというパターンも少なくない。これを採用することでデッキ掘削能力が格段と上がるため、[[《CRYMAX ジャオウガ》]]が1枚から2枚の採用の[[【5色ザーディクリカ】]]でも無理なく早期に掘り当てて4ターンキルを狙いやすい。 --《ブレイン・スラッシュ》が4枚入っているという前提となれば、[[cip]]を使い終わった[[《天災 デドダム》]]を放置してバトルゾーンに水と闇がある状態が危険という意味であり、《デドダム》がデコイになってくれることも期待できる。 **環境において [#td261abe] 『[[DMGP2022>公認グランプリ]]』成績上位者とDMPランキング2022年下期上位者合計32人を対象とした「DM最強位決定戦」([[アドバンス]]&[[オリジナル]])で3位入賞した[[【クイーンサイクル】>【クイーン・アマテラスループ】#QA4]]に投入されていた。同時期[[【青黒緑有象夢造】]]における[[《CRYMAX ジャオウガ》]]の早出し手段としても実績を残した。 2023年5月には[[4枚積み]]型の[[【5色ザーディクリカ】]]が[[オリジナル]]の[[CS>チャンピオンシップ]]で2週連続優勝。その結果、[[【5色ザーディクリカ】]]においては4枚積みが当然となった。 [[DM23-SP1]]期のオリジナルではこれを[[4枚積み]]した[[【星龍ライベルモット】]]がチャンピオンシップ優勝を果たした。[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]や[[《CRYMAX ジャオウガ》]]を高速展開してワンショットする型であったが、多色による[[マナ]][[タップイン]]が命取りになりかねないデッキに4枚積みされる辺りに、そのカードパワーの程が窺い知れよう。 [[《戦略のD・H アツト》]]採用型の[[【青黒緑ゼーロベン】]]でも採用されるが、S・トリガーとして捲れるかどうか運任せのこちらよりも、[[《秩序の意志》]]の方が[[手札]]に抱えられる分だけ狙って使用しやすい。 2024年4月にはこのカードを搭載した[[【5色蒼龍】]]が流行した。デッキ名こそ[[《蒼龍の大地》]]に譲っているが、環境的に通りの良い[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]を早期着地させて盤面を制圧したり、[[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]][[《Disアイ・チョイス》]]と組み合わせて莫大なリソースを確保したりと中盤の核となっており、[[キーカード]]のひとつ。 [[DM24-RP2]]期にはこれを軸の1つとして採用した[[【白青黒超光喜サイクル】>【超光喜 エルボロム】#d6df6c20]]なるデッキが結果を出した(62人参加、オリジナル、3位入賞)。 2024年12月中旬頃から、[[《配球の超人／記録的剛球》]]とこれを各3枚以上積んで[[《配球の超人／記録的剛球》]]を[[墓地]][[リソース]]化する型の[[【青黒緑マルル】]]が散見されるようになり、[[《地龍神の魔陣》]]と[[《配球の超人／記録的剛球》]]の地位が入れ替わった。 [[《偽りの月 インターステラ》]]登場後は[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]よろしくお互いが[[踏み倒し]]対象に入り墓地に落ちた《ブレイン・スラッシュ》を即座に唱え直せる[[シナジー]]から《インターステラ》のお供として[[【青黒緑マルル】]]等で活躍している。 [[《偽りの月 インターステラ》]]登場後は[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]よろしくお互いが[[踏み倒し]]対象に入り墓地に落ちた《ブレイン・スラッシュ》を即座に唱え直せる[[シナジー]]から《インターステラ》のお供として[[【青黒緑マルル】]]等で活躍している。《ブレイン・スラッシュ》との[[シナジー]]で[[《配球の超人／記録的剛球》]]の採用枚数もますます増加傾向にある。 **その他 [#l85724a1] -[[イラスト]]と[[カード名]]は[[《ヘル・スラッシュ》]]を意識したように見えるが、効果はほぼ別物になっている。 もっとも、[[《ヘル・スラッシュ》]]の効果はゲーム内外に様々な問題があったため、再現するわけにはいかなかったのだろう。 [[《チェイン・スラッシュ》]]や[[《フューチャー・スラッシュ》]]が元ネタの可能性もあるが、いずれにしろ効果の関連性は見られない。 -アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』では第36話で[[斬札 ウィン]]が[[ウガタ]]戦（デッキ交換）で使用。 [[《龍素記号wD サイクルペディア》]]がいたことで[[手札交換]]と[[リアニメイト]]の両方が選ばれ、《サイクルペディア》の能力で[[墓地]]から再び唱えられた。 [[リアニメイト]]されたクリーチャーは[[墓地]]から出された順番に[[《龍風混成 ザーディクリカ》]][[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]となっている。 **[[サイクル]] [#ha382123] 闇と、他文明で使われていた共通ワードを含む多色呪文。[[S・トリガー]]持ちで、[[モード]]と条件付きでそれの同時選択ができる。 また、イラストは過去カードのオマージュになっている。 -[[《デーモン・スパーク》]]（光から「[[スパーク]]」 / イラストは[[《ホーリー・スパーク》]]） -''《ブレイン・スラッシュ》''（水から「[[ブレイン]]」 / イラストは[[《サイバー・ブレイン》]]、[[《ヘル・スラッシュ》]]） -[[《怨念スクラッパー》]]（火から「[[スクラッパー]]」 / イラストは[[《地獄スクラッパー》]]） -[[《フェアリーの闇の子祭》]]（自然から「フェアリー」 / 背景・クリーチャーの服装は[[DMBD-18]]版[[《フェアリー・Re：ライフ》]]） **関連カード [#k4ed5e52] -[[《ブレイン・タイフーン》]] -[[《襲来、鬼札王国!》]] -[[《魔弾 マッド・ゲンド・チェスター》]] -[[《サイバー・ブレイン》]] -[[《ヘル・スラッシュ》]] -イラストに描かれているクリーチャー --[[《禁断機関 VV-8》]]（P40/Y22） --[[《伝説の正体 ギュウジン丸》]]（P40/Y22） --[[《C.A.P. アアルカイト》]]（P40/Y22） --[[《芸魔王将 カクメイジン》]]（P40/Y22） **[[フレーバーテキスト]] [#l8f90fbe] -[[DM24-EX2]]&br;'''[[知識>ドロー]]と[[痛み>ディスカード]]は[[成功>リアニメイト]]への道しるべ。''' -[[DM24-EX4]]&br;'''世界に垣根なんてない！ ― [[月ノ美兎]]''' **収録セット [#n9ca9ff5] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[jintetsu]] --[[DM22-EX2 「ヒーローズ・ダークサイド・パック 闇のキリフダたち」>DM22-EX2]]（24/75） --[[DM23-BD7 「エキサイティング・デュエパ・デッキ ネゴシエートの偽衒学者」>DM23-BD7]]（4/60） --[[DM24-EX2 「天下夢双!!デュエキングDreaM 2024」>DM24-EX2]]（超33/超47） -illus.[[MATSUMOTO EIGHT]] --[[プロモーション・カード>プロモーション・カード (第21期〜第25期)]]（P40/Y22） -illus.[[ぽんかん⑧>ぽんかん8]] --[[DM24-EX1 「超感謝祭 ファンタジーBEST」>DM24-EX1]]（SP8/SP8） -illus.[[Nanatsu Kokouta]] --[[DM24-EX4 「にじさんじコラボ・マスターズ 異次元の超獣使い」>DM24-EX4]]（54/100）（PR14/PR60） **参考 [#fe194946] -[[S・トリガー]] -[[モード]] -[[クリーチャー]] -[[タマシード]] -[[水]] -[[闇]] -[[ドロー]] -[[ディスカード]] -[[手札交換]] -[[リアニメイト]] -[[ブレイン]] -[[【ブレスラチェイン】]] &tag(呪文,水文明,闇文明,青黒,2色,多色,コスト6,S・トリガー,モード,タマシードサポート,モード両選択,手札交換,ドロー,ディスカード,コスト8以下,リアニメイト,ブレイン,・,R,レア,トレジャー,金トレジャー,クリエイターズコラボ,jintetsu,ぽんかん8,Nanatsu Kokouta,アビス・レボリューションブロック);