#author("2025-03-24T13:46:45+09:00","","")
#author("2025-03-24T13:48:02+09:00","","")
*《フェアリー・トラップ》 [#p7b6269b]

|フェアリー・トラップ P 自然文明 (3)|
|呪文|
|S・トリガー|
|自分の山札の上から1枚目を表向きにし、その後、次のうちいずれかひとつを選ぶ。|
|►表向きにしたカードを自分のマナゾーンに置く。|
|►表向きにしたカードよりコストが小さい相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。|

[[DMD-34]]で登場した[[自然]]の[[呪文]]。

[[山札の上]]を[[表向き]]にし、[[マナブースト]]かその[[コスト]]未満の[[クリーチャー]]1体の[[マナ送り]]を選ぶ[[S・トリガー]]。

[[効果]]も[[カード名]]も、自然[[文明]]の[[基本カード]]である[[《フェアリー・ライフ》]]と[[《ナチュラル・トラップ》]]が合体したような呪文。初動のマナブーストと[[防御札]]を兼ねる。

マナ送りの[[モード]]を選んだ場合表向きにした[[カード]]は山札の上に[[とどまる]]ので、[[手札]]に欲しいカードはマナ送りのモードを選択すれば次の[[ターン]]に[[ドロー]]できる。事前に[[山札]]を[[ピーピング]]できることから、[[《爆熱天守 バトライ閣》]]方式の[[コスト踏み倒し]]とも[[シナジー]]がある。

高コストのカードを多めに採用していないと防御札としての活躍は見込めないため、相性が良いのは[[ビッグマナ]]や[[【連ドラ】]]のような[[重量級]]主体の[[デッキ]]。マナブーストのモードを使えば3→5の[[マナカーブ]]は自力で作れるので、[[《トップ・オブ・ロマネスク》]]など5[[マナ]]のビッグアクションからさらなる重量級に繋げることを意識して[[デッキビルディング]]すると効果的。

[[DMRP-06]]では[[トラップ]]が[[名称カテゴリ]]化され、他のマナブーストとの[[差別化]]点が増えた。[[グランセクト]]の[[種族デッキ]]なら重量級クリーチャーを多数採用できるので、マナ送りにコストを参照するこのカードと相性が良い。

総じて、序盤から終盤までほぼ[[腐る]]ことのない万能なカードである。自然[[単色]]で癖がなく、様々なデッキに採用を検討できる。

**ルール [#x23e5723]
-呪文の[[モード]]選択はたいてい[[呪文能力]]の[[解決]]に入る前に選択するが、このカードは表向きにした後選択すると明示されているためその限りではない。

-かつて「マナ送りを選んだ場合、表向きにされたカードは山札の上に表向きのまま置かれる」と[[公式Q&A]]に記載されていたが''これは誤り''(現在、当該のページは削除されている)。特に指定がなければ表向きにされた山札のカードは裏向きに戻すというのが[[デュエル・マスターズ総合ゲームルール]]の大原則である。

**環境において [#h3fdfb6c]
[[革命ファイナル環境]]において[[【モルトNEXT】]]に採用されることが多かった。当時は[[メインデッキ]]の[[ドラゴン]]枚数を20枚台後半まで絞った構築が珍しくなく、非ドラゴンだからといってノイズとは考えられていない。
このシリーズ初期においては[[【黒赤緑ドギラゴン剣】>【赤黒ドギラゴン剣】#j0724aef]]におけるコスト踏み倒しメタ対策や、[[【カイザー「刃鬼」】]]の初動兼[[防御札]]としても活躍。

[[双極篇]]では[[ツインパクト]]の登場により、メインデッキを[[《メンデルスゾーン》]]4枚以外すべてドラゴンで統一することが難しくなくなったため、このカードは姿を消した。

長らく[[CS>チャンピオンシップ]]での活躍はなかったが、2025年1月下旬に[[1枚積み]]した[[【5色ドキンダンテ】>【5色ディスペクター】]]が[[オリジナル]]で3位入賞し、同年2月上旬には40枚同じ構築が優勝を果たした。
デッキ製作者は[[《「根性」の頂 メチャデ塊ゾウ/「大親分、ここにあり!」》]]の方が強そうと認めながら、[[S・トリガー]]で[[マナブースト]]できる役割を期待したと語っている。

しかし、その1週間後に3位入賞した39枚[[コピーデッキ]]では[[《逆転の剣スカイソード》]]に差し替えられており、定着はできなかった模様。

**アニメ・漫画において [#d16ef054]
-アニメ「VSRF」では[[切札 勝太]]が使用。

-アニメ「デュエルマスターズ!」では第20話の「[[でんでん]]vs[[ぴょんこ姫>ウサギ団]]」においてでんでんの[[マナゾーン]]に確認できる。[[《超機動罠 デンジャデオン》>《超機動罠 デンジャデオン/地獄極楽トラップ黙示録》]]を召喚する直前に映っている。

**その他 [#iaeea3ae]
-[[イラスト]]では[[《混沌の獅子デスライガー》]]がこの呪文の餌食になっている。

-[[《ハイエイタス・デパーチャ》]]や[[《フェアリー・ファンタジア》]]に代表される「コスト3でマナブーストにも防御札にもなる呪文」の元祖である。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#plays]

|フェアリー・トラップ UC 自然文明 (3)|
|呪文|
|S・トリガー|
|自分の山札の上から1枚目を表向きにし、その後、次のうちいずれかひとつを選ぶ。|
|►表向きにしたカードを自分のマナゾーンに置く。|
|►表向きにしたカードよりコストが小さい相手のクリーチャー1体をマナゾーンに置く。その後、表向きにしたカードを山札の一番下に置く。|

[[DMPP-29]]で実装。[[レアリティ]]が[[アンコモン]]になった。

マナ送りの[[モード]]を選んだ場合表向きにした[[カード]]は山札の下に置くようになった。

環境では[[【キリコ・アンプラウド】>【キリコ・アンプラウド】 (デュエプレ)]]のような[[ビッグマナ]]、[[【ハムカツ団】>【ハムカツ団】 (デュエプレ)]][[コスト踏み倒し]]系ビートダウンに使われる。
環境では[[【キリコ・アンプラウド】>【キリコ・アンプラウド】 (デュエプレ)]]のような[[ビッグマナ]]、[[【ハムカツ団】>【ハムカツ団】 (デュエプレ)]][[コスト踏み倒し]]系ビートダウンに使われる。TCG版の[[革命ファイナル環境]]同様、自然のコスト3[[除去]]としては登場時点において[[汎用性]]と[[軽さ>軽い]]が目立つ。

-[[フレーバーテキスト]]には《愛罠妖精ナデシコ》なるTCG・デュエプレ未実装のクリーチャー名が記載されている。
--フレーバーテキストから察するに、[[除去]]を行いたかったが、めくったカードのコストが小さすぎて除去できなかったのだろうか。

**関連カード [#l452bfa4]
-[[《フェアリー・ライフ》]]
-[[《ナチュラル・トラップ》]]
-[[《フェイバリット・ムーブ》]]

-イラストに描かれているクリーチャー
--[[《混沌の獅子デスライガー》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DMPP-29]]&br;'''次はもっと上手にやりたいな。――愛罠妖精ナデシコ'''
-[[プライズ]]&br;'''「困ったことがあればいつでも来るといい」「「私たちの甘神神社に!」」――甘神夕奈&甘神朝姫&甘神夜重'''

**収録セット [#mb11b3c1]
***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[KISUKE]]
--[[DMD-34 「DXデュエガチャデッキ 銀刃の勇者 ドギラゴン」>DMD-34]](5/13)
--[[DMEX-02 「デュエマクエスト・パック 〜伝説の最強戦略12〜」>DMEX-02]](3/84)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
-illus.[[KISUKE]]
--[[DMPP-29 「禁断ノ刻 -BLACKOUT JUDGEMENT-」>DMPP-29]]
-illus.[[ORSO]]
--[[プライズ]]

**参考 [#r72ebb4d]
-[[S・トリガー]]
-[[モード]]
-[[マナブースト]]
-[[コスト火力]]
-[[マナ送り]]

-[[トラップ]]

&tag(呪文,自然文明,緑単,単色,コスト3,S・トリガー,山札確認,モード,マナブースト,火力,単体火力,コスト火力,コスト参照,除去,単体除去,マナ送り,単体マナ送り,・,トラップ,P,レアリティなし,KISUKE,呪文 (デュエプレ),自然文明 (デュエプレ),緑単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト3 (デュエプレ),S・トリガー (デュエプレ),山札確認 (デュエプレ),モード (デュエプレ),マナブースト (デュエプレ),火力 (デュエプレ),単体火力 (デュエプレ),コスト火力 (デュエプレ),コスト参照 (デュエプレ),除去 (デュエプレ),単体除去 (デュエプレ),マナ送り (デュエプレ),単体マナ送り (デュエプレ),・ (デュエプレ),UC (デュエプレ),アンコモン (デュエプレ),PR (デュエプレ),プライズ (デュエプレ),KISUKE (デュエプレ),ORSO (デュエプレ));