#author("2023-11-05T18:59:30+09:00","","")
#author("2023-11-30T18:58:15+09:00","","")
*《パンドラの&ruby(きおく){記憶};》 [#top]

|パンドラの記憶 C 水文明 (3)|
|呪文|
|カードを3枚引き、その後、自分の手札を1枚、超次元ゾーンに置く。|

[[DM23-EX2]]で登場した[[水]]の[[呪文]]。

3[[ドロー]]の後、[[手札]]から1枚選んで[[超次元送り]]する。

[[手札交換]]の一種で、カードの移動は[[《ブレイン・タイフーン》]]に近く、唱えるコストは[[《エナジー・ライト》]]などと同じ。

得られる[[ハンドアドバンテージ]]は[[《エナジー・ライト》]]などと同じだが、見れる枚数が1枚多く、その分手札の質を上げられる。[[G・ストライク]]のある[[《「合体」の頂 アクア・TITAAANS/「必殺!ジェット・カスケード・アタック!!」》]]、相手の[[墓地]]利用の妨害や自分の[[墓地]]の[[カード]]の再利用を狙える[[《♪なぜ離れ どこへ行くのか 君は今》]]などがライバルとなる。

[[メインデッキ]]のカードを[[超次元送り]]にすることにメリットがある場合は強力な付加価値を得られる。
[[《超次元の王家》]]、[[《ロイヤル・エイリアン 〜熱奏のファーザー〜》]]、[[《ロイヤル・エイリアン 〜激演のマザー〜》]]は[[パンドラ・シフト]]でマナを支払う行動を取らず「自分の超次元ゾーンに置かれた時」の能力を[[トリガー]]できる。

同じ弾で他には[[《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》]]と相性が良く、手札補充して[[【ヘブンズ・ゲート】]]の下準備をしながら、[[オリジナル]]でも[[ウルトラシールド・プラス]]を再現した効果が使えるようになる。

[[《スリヴァーの女王》]]と組み合わせれば、クリーチャーを[[超次元送り]]しても実質的に手札ロスにはならない。
しかし、根本的にコスト5獣が[[超次元召喚]]可能状態にする動きは、([[ターン1]]だが)[[《トング=ゴング》>《トング=ゴング/「世界をつかませてやろうか?」》]]で[[墓地召喚]]可能状態にする動きと大差ないので微妙。

-[[墓地]]に比べて[[超次元送り]]は再利用が非常に難しい。だが、自分の[[墓地]]を全く触らない[[デッキ]]なら、[[《コッコ・武・ルピア》]]・[[《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》]]・[[《サイバー・K・ウォズレック》>《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]などで墓地を逆利用されたり、[[《フェアリー・ライフ》]]などの後半使わないカードを、相手の[[墓地]]リセット効果で[[デッキ]]に戻されなかったりとメリットの方が大きい。

**相性の良いデッキ [#adfe9046]

[[《超次元の王家》]]を入れることができ、手札の多さが手数の多さになるデッキなら大体相性が良い。

-[[【デフォーマーループ】]]における初動としても優秀。これで[[《超次元の王家》]]を超次元送りにしつつ、[[《超次元の王家》]]の[[超次元送り]]時[[効果]]の[[手札交換]]で[[《夜露死苦 キャロル》]]を捨てれば、一気に手札を3枚増やせる。そうすれば[[《大集結!アクア・ブラザーズ》]]の[[リキッド・ピープル]]無料[[召喚]][[能力]]の条件達成まですぐである。
--[[ハンター]]、もしくは[[エイリアン]]の条件が追加されるが、[[《ロイヤル・エイリアン 〜激演のマザー〜》]]とも高相性。此方なら手札2枚分と引き換えに、最大4枚もの[[手札補充]]が見込める。[[《アクア・デフォーマー》]]を引き洩らす可能性はあるが、肝心の[[《大集結!アクア・ブラザーズ》]]を引き込めたり、[[《「合体」の頂 アクア・TITAAANS/「必殺!ジェット・カスケード・アタック!!」》]]や[[《アクア・ナルトサーファー》]]などで時間稼ぎができるため非常に相性が良い。

-色が合う[[【赤青覇道】]]ももちろん相性が良い。[[《“必駆”蛮触礼亞》]]のための手札確保、[[超次元送り]]した[[《超次元の王家》]]を[[超次元召喚]]でアタッカーとして再利用できるのが噛み合っている。

**環境において [#f9fa5234]
発売初日は、3ターン目の詠唱でコンボカードをかき集めるために[[【白青赤退化】]]での採用が確認された。
そのデッキでは[[《超次元の王家》]]も[[フル投入>4枚積み]]されており、それを[[超次元送り]]することができれば結果的に手札を2枚増やせる。手札の増加枚数は[[《王立アカデミー・ホウエイル》]]と同じで、山札掘削は[[《スクランブル・タイフーン》]]と同じ5枚抽出と、4ターン目の[[《瞬閃と疾駆と双撃の決断》]]→[[《ブレードグレンオー・マックス》]]&[[《白騎士の精霊HEAVEN・キッド》]]の成功率を高めることができる。

2日目の2023/10/22には[[《超次元の王家》]]が入っていないタイプの[[【白青赤退化】]]でも採用されていた。
今となっては[[《超次元の王家》]]不採用は珍しいが、[[《蒼狼の大王 イザナギテラス》]]が3枚と[[《T・T・T》]]も4枚入っていて[[《T・T・T》]]の5枚目以降の採用だったと思われる。

《イザナギテラス》とのシナジーでなら、他には[[《超次元の王家》]]を自然と採用する[[【ライオネル.Star】]]にも入っている。[[《蒼狼の大王 イザナギテラス》]]でノーコスト詠唱でき、[[《T・T・T》]]と共存して投入することで撃つ対象がない事故防止に貢献もしている。

以降も、「3ターン目に[[手札補充]]・[[手札交換]]を使ってもキルターンの遅れに繋がらない」のは前提条件として、加えて「[[《超次元の王家》]]を採用している」[[青赤]]ベースのデッキでの採用が散見される。
例えば[[【青赤アポロヌス】>【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]]が3ターン目に《パンドラの記憶》[[《超次元の王家》]]パッケージで手札を揃えて、4ターン目に[[《瞬閃と疾駆と双撃の決断》]]から[[《ネ申・マニフェスト》]]&[[《カチコミ入道 <バトライ.鬼>》]]の2体出し→《ネ申》の[[cip]]でさらにキーカードを集めながら[[シンカパワー]]の乗った[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]で[[メテオバーン]]といった具合。

登場7日目には[[【白青赤天門】]]での採用が見られた。手札補充能力、山札掘削力を活かし、安定して4ターン目の[[《聖霊龍騎サンブレード・NEX》]]召喚からの[[《未来の法皇 ミラダンテSF》]]への[[革命チェンジ]]を行い、そこから[[《ヘブンズ・ゲート》]]で[[《光の兄妹 るる&ルシファー》]]を呼び出し、一気に[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]を射出する型となっている。
もちろん《パンドラの記憶》の超次元送りをメリット化させる[[《超次元の王家》]]も4枚投入されている。

登場2週間近くが経過したころには、[[《超次元の王家》]]とのセットは当然のこと、[[《龍素記号wD サイクルペディア》]]での呪文増幅を活かした[[【白青赤(タッチ黒)スコーラー】>【スコーラー】#oc1ee4ab]]が60人規模のオリジナルのチャンピオンシップで準優勝。
**その他 [#me4ffa25]
-[[イラスト]]には[[《王家の秘宝》]]にもあった天球儀が描かれている。
//《秘宝》とはちょうど連続した背景ストーリーのカードなので、同じと見て良いでしょう

**関連カード [#related]
-[[《ブレイン・タイフーン》]]
-[[《フューチャー・ブレイン》]]

-[[《王家の秘宝》]]

-イラストに描かれているクリーチャー
--[[《永遠のプリンプリン》]]
--[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DM23-EX2]]&br;'''[[マザー>《マザー・エイリアン》]]と[[ファーザー>《エイリアン・ファーザー》]]が[[プリン]]のために[[パンドラ>パンドラ・スペース]]の記憶を残した理由。それは、二人が「想い」や「記憶」が新しい世界を創ることを知っていたからだ。'''

**収録セット [#pack]
//***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[sarmat]]
--[[DM23-EX2 「頂上決戦!!デュエキングMAX2023」>DM23-EX2]](93/112)

**参考 [#reference]
-[[ドロー]]
-[[超次元送り]]
-[[手札交換]]

-[[【ロイヤル・エイリアン】]]

&tag(呪文,水文明,青単,単色,コスト3,ドロー,自己超次元送り,手札交換,C,コモン,sarmat);