#author("2024-07-28T20:15:08+09:00","","")
#author("2024-12-04T14:55:19+09:00","","")
*《ナゾの&ruby(ひかり){光};・リリアング》  [#b6d69d70]

|ナゾの光・リリアング SR 光文明 (2)|
|クリーチャー:メタリカ/スペシャルズ 2000|
|''キズナ''(このクリーチャーが出た時、自分のクリーチャー1体のKZ能力を使う)|
|KZ−光のコスト3以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分の手札から唱えてもよい。|
|''エスケープ''(このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに自分のシールドを1つ手札に加えてもよい。ただし、その「S・トリガー」は使えない)|

[[DMEX-03]]で登場した[[光]]の[[メタリカ]]/[[スペシャルズ]]。

[[cip]]で[[手札]]から[[光]]の[[コスト]]3以下の[[呪文]]を唱える[[キズナ]][[クリーチャー]]。
さらに[[メタリカ]]初となる[[エスケープ]]を持つ。相手[[プレイヤー]]に[[攻撃]]できる最軽量の[[エスケープ]]でもある。

わずか[[コスト]]2で光の[[コスト]]3の[[呪文]]を踏み倒せるのは便利。呪文を踏み倒したついでに除去耐性付きウィニーが残るというのが美味しく、除去耐性に任せて[[ごり押し]]も可能。低コストでも呪文の踏み倒しが強いことは[[《記憶の紡ぎ 重音》]]などが証明している。

[[コスト]]2の[[キズナ]]持ち[[クリーチャー]]という点も個性的。今まで[[キズナ]]を持つ最軽量の[[クリーチャー]]は[[コスト]]3で、[[キズナ]]関連の[[能力]]を持つ[[コスト]]2の[[クリーチャー]]は[[キズナプラス]]しかいなかった。

弱点は[[パワー低下]]など[[継続的効果]]による[[除去]]。基礎パワーは2000しかないので[[《堕魔 ドゥシーザ》]]の射程に入ってしまう。ただ、[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]の速度を考えた場合、[[シールド]]を自ら削っても生半可な[[ビートダウン]]にそうそう追い付かれないため、時には複数回[[エスケープ]]を発動してからパワー低下による除去を受け入れるというのも良い。

**他のカード・デッキとの相性 [#a7158b6e]
-[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]で一番相性が良いのは[[《ヘブンズ・フォース》]]であり、2マナで1枚余分に手札消費しつつ展開できるので[[【“轟轟轟”ブランド】]]系統の弱点である「手札が増えると[[G・G・G]]が阻害される」という弱点を克服できる。[[《正義の煌き オーリリア》]]に繋ぐと相手の序盤の[[手打ち]]呪文などにも干渉でき、カードパワーを重視したこの組み合わせが、GR召喚登場前の[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]における理想的な動きであった。
[[《超次元サプライズ・ホール》]]で[[《時空の戦猫シンカイヤヌス》]]に繋ぎ、そのまま[[《“轟轟轟”ブランド》]]を[[マスターG・G・G]]で[[召喚]]すると、何もない所から一気に4打点で殴りかかることが可能であり、これもこのカードの強力さを示す1つの組み合わせであった。
ただ、初期手札枚数の状況から打つと《ヘブンズ・フォース》の呼び出し合計コストの枠を使い切れなくなるので、1ターン目に出すと美味しいコスト1[[ウィニー]]とはある意味でアンチ[[シナジー]]であり、構築の段階でコスト2以上のクリーチャーにデッキを寄せる必要がある。また、このカード2枚分のフルスペックを振るうほどの[[手札]]はまず用意できないため、複数枚初手にあったら1ターン目に[[マナチャージ]]するのがセオリーだった。

-[[《緊急再誕》]]とは抜群の相性を誇る。自身を[[破壊]][[コスト]]にすることでエスケープにより盤面のクリーチャーを1体犠牲にする[[デメリット]]を帳消しにすることができ、さらにエスケープによる[[シールド回収]]で呼び出し先を補充できることもある。[[光]]系の[[【スコーラー】]]ではこの組み合わせが利用される。

-[[【メタリカサザン】]]の場合は[[《龍装者 バーナイン》]]で[[手札]]が過剰になりがちだが、[[《赤攻銀 ハムラービ》>《赤攻銀 ハムラービ/ハムラティス・ジャッジ》]]と[[《ヘブンズ・フォース》]]を組み合わて過剰な[[手札]]を[[ウィニー]]に変換すれば、連鎖的に5、6打点程度作るのは容易である。[[召喚酔い]]が心配なら、[[《ダイヤモンド・ソード》]]にこの[[カード]]でアクセスできるので[[唱えて>唱える]]やればよい。

-当然ながら[[呪文]]の[[踏み倒し]]は[[呪文]]の[[コスト加重]]などの[[呪文メタ]]の影響を受けないため、[[《奇石 タスリク》]]や[[《音奏 プーンギ》]]に対する返し手としても優秀。

-2020年12月18日殿堂レギュレーション改訂を経て[[《ヘブンズ・フォース》]]を失った[[【赤白レッドゾーン】]]のリペアパーツとして考察されたことがある。このカードから[[《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》]]→[[《超次元キル・ホール》]]と繋げば2[[ターン]]目に[[侵略]]元を用意できるためである。

-このクリーチャーで[[《ヘブンズ・フォース》]]にアクセスし、そこから[[《スニーク戦車 オーリー》>《スニーク戦車 オーリー/トゲ玉・キャノンボール》]]と[[《紅の猛り 天鎖》]]を[[コスト踏み倒し]]でバトルゾーンに出し、《スニーク戦車 オーリー》で[[スピードアタッカー]]化したこのクリーチャーでブレイクすれば、置きドローによるロングゲームに備えることができる上に[[G・G・G]]が発動しなくとも後続をスピードアタッカー化することで今引きでのウィニーの使い勝手を上げることができる。

-エスケープによりシールドを手札に加える[[破壊置換効果]]は、[[メタリカ]]が得意とする[[サバキZ]]とも相性が良い。[[cip]]で[[コスト]]3以下の[[裁きの紋章]]を唱え、[[エスケープ]]で[[サバキZ]]を[[プレイ]]する動きがとても噛み合っている。

**環境において [#ece8d942]
登場から2019年7月1日[[殿堂レギュレーション]]改訂の間まで[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]で活躍した。

[[DMEX-06]]参入から[[DMRP-11]]発売までの間はこのカードの入るデッキの1つである[[【赤白サンマックス】>【サンマックス】#wecd0126]]が環境で活躍した。

2020年1月1日の[[殿堂レギュレーション]]改訂を機に[[【赤白GR】]]が流行するとそちらでも主要パーツの座に就いたが、[[《GOOOSOKU・ザボンバ》]]が登場したあたりから全抜きが目立つようになった。[[《GOOOSOKU・ザボンバ》]]は[[《ヘブンズ・フォース》]]で早出しされることが多く、これを足すと手札消費が激しくなりすぎた。

[[王来篇環境 (オリジナル)]]では[[【白青赤スコーラー】>【スコーラー】#oc1ee4ab]]で[[《緊急再誕》]]とのセットにより結果を残した。2022年始から[[【白青赤鬼羅.Star】>【鬼羅.Star】#c3]]においても[[《緊急再誕》]]とのセットが流行。5マナ域から一気に[[《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》]]を並べたてる動きが強力。《鬼羅.Star》のブロッカー化能力のおかげでこのクリーチャーでエスケープを発動しても隙を晒しにくい。

その後、相性の良いデッキが環境で通用しなくなり、使用率が低迷。[[【白単ウイング】]]も呪文を全くといって良いほど使わないため、そちらにも入らない。

しかし[[【白青赤BAKUONSOOO】]]が成立すると、手札が整っている場合2ターン目が暇なことから、その場合の2ターン目の溜めるプランとして導入されるようになった。
**その他 [#p529e602]
-''踏み倒せるのは光の呪文だけだということに注意''。案外うっかりしやすいポイントであり、『[[DMGP-8th>公認グランプリ]]』でもこのクリーチャーから[[《KAMASE-BURN!》]]を唱えてしまうという重大なミスを犯すプレイヤーが見かけられた。

//-[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]、[[【赤白サンマックス】>【サンマックス】#wecd0126]]、[[【青白スコーラー】 >【スコーラー】#bluewhite]]と活躍先が増えるごとに[[シングルカード]]のレートが高騰した1枚。収録された[[DMEX-03]]は人気が低く投げ売りされやすい[[エキスパンション]]だが、中でもこの[[カード]]の封入率はかなり低く引き当てるのは困難。

-[[カード名]]の「ナゾの光」と「リリアング」の間はスペースではなく、中黒(・)で区切られている。

-従来の[[エスケープ]]と[[テキスト]]がわずかに違う。(シールドをひとつ→シールドを1つ)

-イラストコンテストに提出された原画ハガキには「晴れの日にはしゃぎまくって曇りや雨の時は暴走する。なぜ晴れの時に暴走しないかというと、日光が体に当たりとても輝くから」という説明が書かれている。
--ちなみに種族が[[メタリカ]]なのは原案通り。[[《オヴ・シディア》]]などと似た見た目をしているため、階級に当てはめるとしたらゴーレムだろう。

-[[DMEX-08]]でイラストに[[《東京ミステリーサーカスからの挑戦状》]]のヒントが追加されて[[再録]]された。
--ヒント
A.銀の輪の中読め
こたえ13□8

**関連カード [#teb00108]
-[[《記憶の紡ぎ 重音》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#cb844650]
-[[DM22-BD2]]&br;'''2[[マナ]]で、なおかつ三[[文明]]を揃えなくても[[T・T・T>《T・T・T》]]で3[[ドロー]]できるのはこの[[デッキ]]で最高の動きの1つです。'''

**収録セット [#o7527a17]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[jintetsu]]
-Design.中川晏翔
--[[DMEX-03 「ペリッ!!スペシャルだらけのミステリーパック」>DMEX-03]](S3/S10)
--[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」>DMEX-08]](203/???)
--[[DMEX-19 「マスター・ファイナル・メモリアル・パック」>DMEX-19]](S7/S20)
--[[DM22-BD2 「開発部セレクションデッキ 光水火鬼羅.Star」>DM22-BD2]](6/17)

**参考 [#t01e6ad5]
-[[メタリカ]]
-[[スペシャルズ]]
-[[キズナ]]
-[[cip]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[エスケープ]]

-[[ナゾ]]

-[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]
-[[【白青黒スコーラー】>【スコーラー】#e8baf14b]]

&tag(クリーチャー,光文明,白単,単色,コスト2,メタリカ,スペシャルズ,パワー2000,キズナ,cip,コスト踏み倒し,エスケープ,ナゾ,・,SR,スーパーレア,jintetsu);