#author("2023-05-20T14:35:10+09:00","","")
#author("2023-05-20T14:35:58+09:00","","")
*《デス・スモーク》 [#m7c2e9e9]

|デス・スモーク C 闇文明 (4)|
|呪文|
|相手のタップされていないクリーチャーを1体破壊する。|

[[DM-01]]で登場した[[闇]]の[[呪文]]。

[[闇]]の基本的な[[除去]][[呪文]]で、[[タップ]]されていない相手[[クリーチャー]]を[[破壊]]できる。

[[タップ]]されていない[[クリーチャー]]しか選べない分、無条件の[[《チェイン・スラッシュ》]]よりも[[コスト]]が低めに設定されている。

[[汎用性]]を考えると他の多くの[[確定除去]]に一歩劣るが、普通[[クリーチャー]]は[[アンタップ]]状態で出て、[[召喚酔い]]によってそのままこちらに[[ターン]]が来るので、少ない[[コスト]]で返しの[[ターン]]に始末できるという便利さがある。

//使いやすさと軽さも相まって、上級者にとっても全く選択肢に入らない[[カード]]というわけではない。[[スレイヤー]]や[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]などで[[タップ]]状態の相手[[クリーチャー]]を[[除去]]できる[[デッキ]]でなら十分に採用できる。
//
//大型[[クリーチャー]]でも[[システムクリーチャー]]であれば、ただ突っ立っているだけのことも珍しくなく、この[[カード]]で十分に対応できる。

かつて純粋な[[コントロール]]というよりも[[青黒]]系の[[中速]]寄りの[[速攻]]や[[ビートダウン]]でそれなりに使われた。

しかし、除去“しか”行えない呪文は、よほど除去することにリターンが伴わない限り、デッキスロットの圧迫、試合中の自分の手札消費やマナリソース消費につながるという性質からは逃れられない。
出したばかりでまだ効果が誘発してないアンタップ状態の[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]を破壊するぐらいの状況でもないと旨味を感じられない。その上、[[スピードアタッカー]]や[[進化]]から即攻撃して自主的にタップ状態になれるクリーチャーにも《デス・スモーク》が無力。

破壊と展開を同時にこなせる[[《地獄門デス・ゲート》]]などにシフトすべきなのは明白。向こうは条件付きの[[リアニメイト]]が可能なうえ、[[S・トリガー]]で守備もこなせる。
似た役割は[[《超次元ミカド・ホール》]]もある。[[パワー]]7000までなら[[《勝利のガイアール・カイザー》]]と組み合わせることで大抵そちらでも対処できてしまう。

きょうび使われる機会はないカードだったが、純粋な[[上位互換]]が出るには期間を要し、[[DMRP-18]]の[[《ザ・ストロング・ヴォイド》]]や[[DMEX-19]]の[[《魔王の傲慢》]]まで登場していなかった。

-初期の[[除去]]の少ない[[環境]]では一線で活躍していた。[[【黒赤ライブラリアウト】]]ではこの[[カード]]が主要[[除去]]だったほどである。そこまで活躍した背景には、[[基本セット]]から[[闘魂編]]前半にかけて碌に[[スピードアタッカー]]が[[カードプール]]に存在しなかったという事情がある。

-[[コスト]]が4なので[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]が[[プレミアム殿堂]]入りする前までは[[能力]]で[[山札]]から直接[[唱える]]事が可能だった。

-対となってるのが[[《ファンタズム・クラッチ》]]。あちらは[[タップ]]状態の[[クリーチャー]]を破壊でき、[[スペック]]的には五十歩百歩だろう。ただし、そちらには[[S・バック]]のおまけつき。

-[[DMR-01]]にて、ついにこの[[カード]]にも[[下位種]]である[[《キラー・クサリガマ》]]が登場。こちらは相手に選ばせるものとなっている。

-[[バウンス]][[カード]]における「[[スパイラル>《スパイラル・ゲート》]]」のように、[[アンタップ]]された[[クリーチャー]]の[[除去]]には「デス」と付くものが多い。下記の関連カードを参照。

-かつては[[再録]]回数が多く、非常に多くの[[エキスパンション]]や[[構築済みデッキ]]に収録されていた。[[カードイラスト]]も数種類あるなどバリエーションに富み、かつては初心者でも入手しやすい[[カード]]の代名詞的存在だったが、[[神化編]]以降10年以上に渡り[[再録]]が途絶えている。

-アニメ「デュエル・マスターズ」では[[黒城>黒城 凶死郎]]が[[勝舞>切札 勝舞]]戦で使用。[[《青銅の鎧》]]を[[破壊]]した。

-[[デュエル・マスターズ プレイス]]では[[BASIC]]に収録されている。
--[[DM-10]]などでの[[フレーバーテキスト]]である「ぱっくりもぐもぐ」は[[デュエル・マスターズ プレイス]]の称号として登場した。プレイヤーが条件を満たせばいつでも使用できる他、NPCの[[アルバーノ]]もこの称号を使用している。

//↓活躍できていない理由はTCG版と同じロジック
//--環境ではあまり活躍できていない。単体で脅威となるクリーチャーかつ、[[《デーモン・ハンド》]]では手遅れとなるようなクリーチャーがほぼ存在しないためと考えられる。同じくコスト4でデッキの[[マナ基盤]]としても優秀な[[《魂と記憶の盾》]]、同じくコスト4で1体だけで存在しているなら[[《幻想妖精カチュア》]]や[[《聖霊王アルカディアス》]]などを仕留められる[[《腐敗勇騎マルドゥクス》]]、コストは1高くなるが[[S・トリガー]]により多様性が高まった[[《デス・チェイサー》]]など、対抗馬は多く存在する。

**関連カード [#z08f9d7d]
-[[《闘竜死爵デス・メンドーサ》]]
-[[《デス・チェイサー》]]
-[[《炸裂の影デス・サークル》]]
-[[《地獄門デス・ゲート》]]

-[[《デビル・スモーク》]]
-[[《アルタイル・セブ・クロウラー》]]
-[[《死煙の霧》]]

-[[《死の宣告》]]
-[[《バキューム・ジェル》]]
-[[《生命剥奪》]]
-[[《ファンタズム・クラッチ》]]
-[[《怨念集結》]]
-[[《炎獄スマッシュ》]]
-[[《バブル・トラップ》]]
-[[《ザ・ストロング・ブレス》]]
-[[《キラー・クサリガマ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#e1d47ad0]
-[[DM-01]]、[[DMC-02]]、[[DMC-22]]
'''真の恐怖を味うがいい!'''
-[[BASIC]]
'''真の恐怖を味わうがいい!'''
-[[DM-06]]、[[DMC-07]]、[[DMC-08]]
'''もはや逃れる術は無い。'''
-[[DM-10]]、[[DMC-14]]、[[DMC-19]]
'''ぱっくりもぐもぐ。'''
-[[DM-18]]、[[DMC-28]]、[[DMC-42]]
'''止まったら駄目だってばさ。'''
-[[DMC-38]]
'''火の煙は高い所に、死の煙は命のある所に。'''

**収録セット [#s8b6fa69]
***[[デュエル・マスターズ]] [#h14589f9]
-illus.[[Dustmoss]]
--[[DM-01 第1弾>DM-01]]
--[[DM-06 「闘魂編 第1弾」>DM-06]]([[アルトアート]])
--[[DMC-02 「黒城暗黒デッキ」>DMC-02]]
--[[DMC-07 「増殖!魂虫(エターナル・インセクト)デッキ」>DMC-07]]([[アルトアート]])
--[[DMC-08 「邪将!奈落(エンドレス・ブラックホール)デッキ」>DMC-08]]([[アルトアート]])
--[[DMC-22 「ヘルブースト1/2デッキ」>DMC-22]]
--[[DMC-38 「キャッスル・オブ・デーモン」>DMC-38]]
--[[DMC-42 「コロコロ・ドリーム・パック3(エターナル・ギア)」>DMC-42]]
-illus.[[Yarunoca]]
--[[DM-10 「聖拳編(エターナル・アームズ) 第1弾」>DM-10]]
--[[DMC-14 「紅の鋼鉄兵団(クリムゾン・アーマロイド)デッキ」>DMC-14]]
--[[DMC-19 「ザキラ龍武(ザキラドラゴン・コマンダー)デッキ」>DMC-19]]
-illus.[[Ittoku]]
--[[DM-18 「ベスト・チャレンジャー」>DM-18]]
--[[DMC-28 「グランド・デビル・フィニッシャー1/2」>DMC-28]]
-illus.[[Toshiaki Takayama]]
--[[DMC-44 「エンドレス・オール・デリート」>DMC-44]]

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#p4500178]
-illus.[[Dustmoss]]
--[[BASIC]]

**参考 [#i14c84c9]
-[[アンタップ]]
-[[クリーチャー]]
-[[破壊]]
-[[除去]]

&tag(呪文,闇文明,黒単,単色,コスト4,アンタップメタ,除去,単体除去,破壊,単体破壊,・,C,コモン,Dustmoss,Yarunoca,Ittoku,Toshiaki Takayama,呪文 (デュエプレ),闇文明 (デュエプレ),黒単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト4 (デュエプレ),アンタップメタ (デュエプレ),除去 (デュエプレ),単体除去 (デュエプレ),破壊 (デュエプレ),単体破壊 (デュエプレ),BASIC (デュエプレ),ベーシック (デュエプレ),Dustmoss (デュエプレ));