#author("2024-08-23T16:15:04+09:00","","") #author("2024-10-25T16:29:33+09:00","","") *《ダイヤモンド・ソード》 [#b9d10534] |ダイヤモンド・ソード R 光文明 (3)| |呪文| |このターン、自分のクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃できない効果はすべて無効になる。(召喚酔いや、「このクリーチャーは攻撃できない」または「このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない」などの効果が無効になる。ただし、この効果によってクリーチャーを攻撃することは可能にならない)| [[DM-26]]で登場した[[光]]の[[呪文]]。 [[《ダイヤモンド・カッター》]]のリメイク。 [[テキスト]]は若干ややこしいが、軽量[[ブロッカー]]によく見られる相手[[プレイヤー]]を[[攻撃できない]][[デメリット]]、[[召喚酔い]]、[[《予言者マリエル》]]や[[《「無情」の極 シャングリラ》]]、[[《古代王 ザウルピオ》]]、[[G・ストライク]]などの[[攻撃]]を規制する[[能力]]を1ターンの間打ち消すということである。 詳しくは[[ダイヤモンド状態]]も参照。 本家から[[マナコスト]]が3[[マナ]]に下がっており、格段に使いやすくなっている。 一応、唱えた時点で自分のクリーチャーに[[継続的効果]]を与える呪文であるため、唱えた後に出たクリーチャーは対象外となるという点では、[[攻撃できない]]ルールそのものを変更する[[効果]]を持つあちらに劣っているが、それで困るような状況は非常に限定的であり、大概はプレイングでカバー出来るため、専ら[[上位互換]]とされる。 [[【ジェスターソード】]]のような小型[[ブロッカー]]を大量に並べる[[デッキ]]で採用され、それらの[[攻撃]]制限を解除して一気に止めを指すのに使われる。 それ以外でも[[ブロッカー]]が主体の[[【クリーチャーコントロール】]]で1、2枚採用されることがある。 適当な[[ブロッカー]]を1、2体[[召喚]]してから唱えたり、[[サーチ]]や[[墓地回収]]からの使用も容易い。 本家同様、序盤にやや腐りがちであるという弱点は1〜2枚ピン差しして[[サーチ]]や[[マナ回収]]を用意しカバーしてやれば問題無い。 [[《覚醒の精霊ダイヤモンド・エイヴン》]]や[[《雷電の覚醒者グレート・チャクラ》]]、[[《偽りの名 オレワレオ》]]など[[ダイヤモンド状態]]を生み出すカードはいくつかあるので、[[デッキタイプ]]に合ったものを選びたいところである。 **ルール [#u5fd30cf] -[[《調和と繁栄の罠》]][[《六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》>《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]のような、[[プレイヤー]]に適用される[[攻撃制限]]も無効になる。 --[[《六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》>《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]登場当初は、[[プレイヤー]]に適用される[[攻撃制限]]は無効にできない裁定だったが、後に[[変更>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39078]]された。 -この呪文を唱えても[[可能であれば攻撃する]]効果は消えない。 -注釈文に「[[クリーチャー]]を[[攻撃]]することは可能にならない」の一文が追加されたが、元々[[《ダイヤモンド・カッター》]]も[[クリーチャー]][[攻撃]]は可能にならない。[[カード]]によって異なったりするので、[[テキスト]]は注意して見よう。 -[[召喚酔い]]状態のクリーチャーがこの[[呪文]]の効果を得てもその[[ターン]]中に[[クリーチャー]]を攻撃できるようにはならない。そのため、そのターン中は[[《ドンジャングルS7》]]方式の攻撃対象固定に引っかからない(2019年4月12日正式回答)。 **環境において [#m9e98bbf] 登場早々[[色]]の合う[[コントロール]]全般における打点作り手段兼1ターン分のキルターン短縮を行う手段として利用されるに至った。ただ、[[【ガーディアン】]]系統では[[《光神龍ダイヤモンド・グロリアス》]]の方が優先された。 [[覚醒編]]以降の[[高速化]]によってこれをコントロールの締めに使う動きは相対的に弱体化したが、[[エピソード3環境]]では[[【ヒラメキドレーン】]]における早期フィニッシュ実現に使われた。 [[ドラゴン・サーガ環境]]で[[【サザン・ルネッサンス】]]が発祥すると、そちらも居場所となった。以降[[新章デュエル・マスターズ環境]]まで採用率に多少の浮き沈みはあれど使われることに。[[革命編環境]]では[[《調和と繁栄の罠》]]によるハマり防止のためだけにこれを採用するビートダウンも散見された。 [[【白緑メタリカ】]]の現役末期には、ミラーマッチ対策として無理矢理3ターンキルするために使われることがあった。そちらのデッキは[[防御札]]がほぼないため、そちらとの対面では高速でワンショットすればほぼ勝ったようなものであった。 [[【チェンジザダンテ】]]の現役時代は[[《龍装艦 チェンジザ》>《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]で[[コスト踏み倒し]]することで唱えられることがあった。 2022年2月に入るとこれでワンショットまでのタイムラグをなくす型の[[【白青赤鬼羅.Star】>【鬼羅.Star】#c3]]が流行。 2024年5月下旬にはこれで死活問題となる[[攻撃制限]]全般を突破する型の[[【白青赤ゴスペル】]]も見られるように。 同年7月には[[1枚積み]]のこれで無理やりタイムラグを消してスピードを持たせつつ、[[【青赤マジック】]]の[[プリン効果]]や[[G・ストライク]]などの諸々の[[攻撃ロック]]をケアする型の[[【白零サバキZ】>【サッヴァーク】]]が確認された(アドバンス、39人参加、準優勝)。 [[DM24-BD1]]・[[DM24-BD2]]期には、[[《サイバー・K・ウォズレック》>《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]でこれにアクセスし、これで無理やりタイムラグを消して相手の速度計算を狂わせる型の【青黒緑COMPLEX】が結果を出した(オリジナル、64人参加、4位)。 -[[殿堂ゼロデュエル]]では比較的積極的に採用する[[【転生サイクリカ】]]、[[【転生カリヤドネ】]]を始めとして、[[白]]系のデッキ全般がこれで無理やりスピードを持たせて環境の速度に喰らい付く形でワンショットする余地がある。 **カードイラストについて [#h718b457] -イラストでは[[《霊騎マルディス》]]の元で大勢の[[アーク・セラフィム]]が進軍する様子が描かれている。その後のイラストにも登場し続けている辺り、彼がこの呪文を編み出したのだろう。味方に能力を付加させる点では《マルディス》らしい呪文と言える。 --能力的にも、自身の攻撃制限を解除出来る点でシナジーしている。 -[[DMC-68]]で[[再録]]された際、大勢の[[《予言者クルト》]]が一斉[[攻撃]]を仕掛けている[[イラスト]]に変更された。一見[[アルトアート]]に見えるが、別の[[イラストレーター]]が手掛けたイラストである。ちなみに[[《予言者クルト》]]は[[攻撃できない]]わけではないので、この[[呪文]]の[[効果]]とは特に関係がない。 --一応[[《奇跡の予言者ラッキー・クルト》]]を初めとした[[《予言者クルト》]]の派生クリーチャーには、条件を満たすまで[[攻撃できない]]ものが多い。 -完全新規イラストになった[[DMEX-11]]版では、建造物に突き刺さった[[《煌世の剣 メシアカリバー》]]が描かれている。《メシアカリバー》を振るう[[《煌世主 サッヴァーク†》]]がどれだけ大きいが良く分かる。 **メディアでの活躍 [#z1d7256b] -漫画「ビクトリー」にて、[[ヨーデル]]が[[勝太>切札 勝太]]戦で使用。[[《光器アマテラス・セラフィナ》]]の能力で唱え、一斉攻撃を仕掛けた。 -アニメ「ビクトリー」ではデュエマ狩りが[[べんちゃん]]戦で使用。[[《マリン・スクランブル》]]と組み合わせて一斉攻撃を仕掛けた。 -漫画「Duel Masters Rev.」にて、[[未来>虹矢 未来]]が赤目龍神戦で使用。[[シールド]]も無くなり、龍神の[[ドラゴン]]軍団を前に2体の[[《光器パーフェクト・マドンナ》]]のみという絶望的な状況の中での返しのターン、未来が逆転に必要な唯一のカードであった。[[今引き]]には失敗したが、代わりに[[《セブ・コアクマン》]]が来たため、その[[手札補充]][[能力]]で回収することができた。 **関連カード [#j3eaeec7] -[[《ダイヤモンド・カッター》]] -[[《金剛の断ち 那暮/ダイヤモンド・カッター》]] -このカードに描かれているクリーチャー --[[DM-26]]等:[[《霊騎マルディス》]]、[[《聖霊提督セフィア・パルテノン》]]、[[《霊騎パニシオン》]]、[[《霊騎アンタリオス》]] --[[DMC-68]]:[[《予言者クルト》]] --[[DMEX-01]]:[[《光陣の使徒ムルムル》]] --[[DMEX-11]]:[[《煌世の剣 メシアカリバー》]] **[[フレーバーテキスト]] [#jc69b29a] -[[DMC-68]]&br;'''飯を頬張りゃパワー満タン、こわいものなし!「さぁ、ピッとやっちまうヨ!」''' **収録セット [#l393f290] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[NAKAGAWA]] --[[DM-26 「極神編 第3弾 超絶VS究極(ドラゴニック・ウォーズ)」>DM-26]](6/55) --[[DMX-18 「三段変形!龍解オールスターズ」>DMX-18]](23/50) --[[DMEX-17 「20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX」>DMEX-17]](超12/超40[2007]) -illus.[[hideki ishikawa]] --[[DMC-68 「ドラマティック・ウォーズ エンジェル&デーモン」>DMC-68]](6/22) -illus.[[Miyamoto Satoru]] --[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」>DMEX-01]](29/80[2007]) -illus.[[otumami]] --[[DMEX-11 「Wチームドッキングパック チーム銀河&チームボンバー」>DMEX-11]](8/42) **参考 [#odb84d7c] -[[ダイヤモンド状態]] ---- [[公式Q&A]] -[[ダイヤモンド状態]]も参照のこと >Q.[[《メヂカラ・コバルト・カイザー》>《メヂカラ・コバルト・カイザー/アイド・ワイズ・シャッター》]]の相手のクリーチャーが攻撃できなくなる効果は、''《ダイヤモンド・ソード》''で無効にできますか? A.はい、無効にできます。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/32437]](2019.9.30) #region2(類似裁定(2019.9.30)){{ >Q.[[《審絆の勇み 陽彩》]]がバトルゾーンにいる時に''《ダイヤモンド・ソード》''を唱えたら、コスト6以下のクリーチャーは攻撃できるようになりますか? Aはい、攻撃できます。「〇〇できない」効果と「〇〇できない効果を無効にする(無視する)」効果が同時に存在する場合、「〇〇できない効果を無効にする(無視する)」効果が優先されます。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33073]] }} #region2(類似裁定(2020.12.15)){{{ >Q.自分の[[《震空の鎖 メタルモグラ》]]がバトルゾーンにいる状況で、自分の2体目のクリーチャーが攻撃したシールドから、相手は「S・トリガー」で[[《夢罪放免》]]を唱えました。この場合、どうなりますか?&br;類似例:''《ダイヤモンド・ソード》'' A.3体目のクリーチャーも攻撃できます。「攻撃できない効果を無視する(無効にする)」とは「攻撃されない」「攻撃できない」「攻撃を受けない」のような効果を、全て無視します。 #region2((総合ルール 101.2)){{ :101.2. 「できない」効果は「できる」効果に勝つ| あるイベントに対して「できる」とされている効果と「できない」とされる効果が同時に存在するとき、「できない」とされる効果が優先されます。また、「できない」とされる効果を「無視する」という効果がある場合、「できない」とされる効果は無視され効力を失います。ただし、カードはルールに勝つので、「できる」効果は「できない」ルールに勝ちます。(スピードアタッカーを持つクリーチャーは召喚酔いルールに勝ち、攻撃することができます。) }} [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39078]] }}} #region2(類似裁定(2021.2.5)){{{ >Q.相手のシールドが1つもない状況です。相手の[[《古代王 ザウルピオ》]]の「攻撃を受けない」能力は''《ダイヤモンド・ソード》''で無効にできますか? A.はい、無効にできます。 #region2((総合ルール 101.2)){{ :101.2. 「できない」効果は「できる」効果に勝つ| あるイベントに対して「できる」とされている効果と「できない」とされる効果が同時に存在するとき、「できない」とされる効果が優先されます。また、「できない」とされる効果を「無視する」という効果がある場合、「できない」とされる効果は無視され効力を失います。ただし、カードはルールに勝つので、「できる」効果は「できない」ルールに勝ちます。(スピードアタッカーを持つクリーチャーは召喚酔いルールに勝ち、攻撃することができます。) }} [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39339]] }}} #region2(類似裁定(2021.6.25)){{{ Q相手は[[《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]の呪文側を唱え、自分は次のターン1度しかクリーチャーで攻撃できなくなりました。次のターンに、自分が''《ダイヤモンド・ソード》''を唱えた場合、自分は[[《六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》>《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]の効果を無視して攻撃できるようになりますか? A.はい、攻撃できるようになります。攻撃できない効果を無視しますので、自分はクリーチャーで何度でも攻撃できるようになります。 #region2((総合ルール 101.2)){{ :101.2. 「できない」効果は「できる」効果に勝つ| あるイベントに対して「できる」とされている効果と「できない」とされる効果が同時に存在するとき、「できない」とされる効果が優先されます。また、「できない」とされる効果を「無視する」という効果がある場合、「できない」とされる効果は無視され効力を失います。ただし、カードはルールに勝つので、「できる」効果は「できない」ルールに勝ちます。(スピードアタッカーを持つクリーチャーは召喚酔いルールに勝ち、攻撃することができます。) }} [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39835]] }}} #region2(類似裁定(2021.9.24)){{ >Q.相手の[[《大樹王 ギガンディダノス》]]がバトルゾーンにいる状況で、自分が''《ダイヤモンド・ソード》''を唱えた場合、[[《大樹王 ギガンディダノス》]]よりパワーが小さいクリーチャーでも相手を攻撃できるようになりますか?&br;類似例:[[《金剛の断ち 那暮/ダイヤモンド・カッター》]]の呪文側 A.はい、攻撃できるようになります。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40181]] }} &tag(呪文,光文明,白単,単色,コスト3,ダイヤモンド状態,・,R,レア,NAKAGAWA,hideki ishikawa,Miyamoto Satoru,otumami,十王篇ブロック);