#author("2023-09-07T12:57:32+09:00","","")
#author("2023-09-16T22:01:10+09:00","","")
*《スベンガリィ・クロウラー》 [#n5fa1b04]

|スベンガリィ・クロウラー R 水文明 (4)|
|クリーチャー:アースイーター/オリジン 4000|
|自分のクリーチャーは、クリーチャーを攻撃することができない。|
|相手のクリーチャーは、バトルゾーンに出す時タップして置く。|

[[DM-35]]で登場した[[アースイーター]]/[[オリジン]]。

相手[[クリーチャー]]を全て[[タップイン]]させるという[[能力]]と、自分の[[クリーチャー]]が相手クリーチャーを[[攻撃]]できなくなるという[[デメリット]]を持つ。

相手クリーチャーを[[タップイン]]させる[[能力]]は言うまでも無く強力なのだが、[[タップキル]]が一切できなくなるので、普通の[[【クリーチャーコントロール】]]に入れるだけでは活躍できない。

相性のいい[[カード]]は[[《死皇帝ベルフェギウス》]]。相手はタップして置かれたクリーチャーをうかつに[[アンタップ]]出来ないので、[[ロック]]状態に持ち込むことができる。→[[【ベルフェギウスタップ】]]

他には、[[能力]]で[[タップ]]状態の[[クリーチャー]]を[[破壊]]する[[《悪魔聖霊アウゼス》]]や[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]とも相性がいい。[[タップイン]]した[[クリーチャー]]を次々[[破壊]]できれば軽い[[ロック]]状態となる。[[白青黒]]で[[【アウゼス】]]を組む際はお呼びがかかるだろう。

また、相手の[[ブロッカー]]や[[《光牙忍ハヤブサマル》]]も[[タップイン]]させることができるため、これらのクリーチャーに悩まされる[[中速ビートダウン]]で活かすことができるだろう。

[[コントロール]]とも[[ビートダウン]]とも組み合わせられるという、[[アースイーター]]らしく一癖も二癖もある[[クリーチャー]]である。何も考えずに使うのは得策ではないので、ぜひ相性のいいカードと組み合わせたい。

**環境において [#se2e7557]
当初は[[【ヘヴィ・デス・メタル】]]ピンポイントでしか刺さらなかったこと、[[《光牙忍ハヤブサマル》]]を止められても先置きブロッカーがいるだけでブロッカー対策として破綻することから、足止め性能自体は認められていたが評価はマチマチであった。

その後、[[エピソード1環境]]において[[【ラムダビート】]]や[[【Nエクス】]]などのビートダウン対策として、[[エピソード2環境]]において[[【ミラクルとミステリーの扉】]]対策として利用されるようになった。この頃になると[[【ラムダビート】]]や[[【白青黒超次元】]]などに入り、入るデッキが見つからないという難点が解消された。デッキのスピードさえあれば1ターンからせいぜい2ターン程度の足止めにしかならない点も苦にならなかった。

[[エピソード3環境]]では[[水]]入りの[[【シューゲイザーワンショット】]]が主な居場所であった。

[[革命ファイナル環境]]では[[【ドレミ団】>【サザン・ルネッサンス】#doremi]]における足止め要員として出世。[[《ヘブンズ・フォース》]]で2ターン目に出ることができることが大きかった。このシリーズでは[[【白青黒超次元】]]にも居場所を見つけた。
[[革命ファイナル環境]]では[[【ドレミ団】>【サザン・ルネッサンス】#doremi]]における足止め要員として出世。[[《ヘブンズ・フォース》]]で2ターン目に出ることができることが大きかった。このシリーズでは[[【白青黒超次元】]]にも採用された。

**その他 [#pb231fe6]
-[[システムクリーチャー]]の宿命として[[除去]]には注意。幸い、よく使われる[[《勝利のガイアール・カイザー》]]は[[タップイン]]で無力化できる。

-わずか[[コスト]]4でありながら相手の[[進化速攻]]と[[スピードアタッカー]]を同時に防ぐ事が可能なため、[[【ラムダビート】]]や[[【Nエクス】]]等の[[ミラーマッチ]]にも強い。

-自分の[[クリーチャー]]が[[殴り返し]]できなくなる[[デメリット]]を逆利用することで、[[《龍神ヘヴィ》]]などの[[強制攻撃効果>可能であれば攻撃する]]を抜けることができる。

-[[《聖霊王エルフェウス》]]同様、相手の[[《時空の剣士 GENJI・XX》]]の[[覚醒]]を手助けしてしまう可能性はある。使用の際は相手の[[超次元ゾーン]]に注意。

-名前の元ネタは、ジョージ・デュ・モーリアの小説『トリルビー』に登場する催眠術師「スヴェンガーリ(Svengali)」からだろうか。この小説が評判になったことに伴い、口汚い催眠術師のステレオタイプを創り上げた起源といわれている。&br;また、転じて他人を自分の思い通りにするために説得したり命令したりする人の事を指す。[[能力]]と[[フレーバーテキスト]]から、このクリーチャーにもそのような傾向がうかがえる。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#g0e51fbe]
|スベンガリィ・クロウラー R 水文明 (5)|
|クリーチャー:アースイーター/オリジン 3000|
|自分のクリーチャーは、クリーチャーを攻撃できない。|
|相手のクリーチャーは、タップしてバトルゾーンに出る。|

[[DMPP-15]]で実装。コストが5、パワーが3000に弱体化された。

同環境には[[《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》]]や[[《ダイヤモンド・カスケード》]]といった、1ターンの行動を遅らせることが対抗策になる相手がいるものの、《カスケード》には同コスト召喚勝負で後攻などの要因で間に合わせるのに信頼できない、[[《超次元ボルシャック・ホール》]]の[[火力]]でも焼かれる範囲と、コスト増・パワー減の双方の悪影響が強く出ている。コスト5程度では対[[コスト火力]]にも汎用カードである[[《邪眼獣ヤミノオーダー》]]で簡単に倒されてしまうことも痛い。
環境の高速化で、コスト5のメタクリーチャーを出して[[《爆竜 GENJI・XX》]]を止めたとしても、前座の[[《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》]][[《破壊陣の覚醒者オーフレイヤー》]]で盤面がすでに[[リーサル]]に届いていることもあるなど、コントロールデッキで出している暇は全くと言っていいほどない。

レアリティの都合、このカードに期待しすぎるのも酷な話だが、[[DMPP-16]]で登場したスーパーレアの[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]は、[[タップイン]]による後続を止める役割と、出たターンから[[スピードアタッカー]]で[[殴り返し]]や[[リーサル]]狙いの仕事を始められるので、遥かに使い勝手が良くなっている。
最速着地までのターンも、[[【エンペラー・キリコ】>【エンペラー・キリコ】 (デュエプレ)]]といったコンボギミックや、[[《コッコ・ルピア》]][[《フレフレ・ピッピー》]]の[[コスト軽減]]で5ターン目ごろにも可能と、《スベンガリィ・クロウラー》と大差ない時間で出せてしまうのも拍車をかけている。

**関連カード [#v30bb95e]
-[[《飢動混成 ガリィングマール》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#n25cfeab]
-[[DM-35]]、[[DMPP-15]]&br;'''お前は俺に[[ひざまずく>タップイン]]しか術がないのだ!――スベンガリィ・クロウラー'''

**収録セット [#r3bbcf63]
***[[デュエル・マスターズ]] [#y38f8975]
-illus.[[Naoki Saito]]
--[[DM-35 「神化編 第4弾 超極竜VS六体神(ネバーエンディング・サーガ)」>DM-35]]

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#m21518ee]
-illus.[[Naoki Saito]]
--[[DMPP-15 「超覚醒嵐舞 -FIRESOULS DUELIST-」>DMPP-15]]

**参考 [#w40e72e4]
-[[アースイーター]]
-[[オリジン]]
-[[クリーチャー]]
-[[攻撃できない]]
-[[タップイン]]

&tag(クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト4,アースイーター,オリジン,パワー4000,攻撃制限,クリーチャーを攻撃できない,タップイン,・,R,レア,Naoki Saito,クリーチャー (デュエプレ),水文明 (デュエプレ),青単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト5 (デュエプレ),アースイーター (デュエプレ),オリジン (デュエプレ),パワー3000 (デュエプレ),クリーチャーを攻撃できない (デュエプレ),タップイン (デュエプレ),・ (デュエプレ),R (デュエプレ),レア (デュエプレ),Naoki Saito (デュエプレ));