#author("2024-04-22T03:17:56+09:00","","")
#author("2024-04-26T00:51:37+09:00","","")
*《ジェニー&ruby(アンド){&};ガ:ナテハ》 [#top]

※正式な表記は''《ジェニー&ガ:ナテハ》''だが、ページ名はこのWikiの仕様上''《ジェニー&ガ:ナテハ》''と表記する。

|ジェニー&ガ:ナテハ SR 闇文明 (8)|
|クリーチャー:デスパペット/ノワールアビス 8000|
|このクリーチャーを召喚する時、自分のデスパペットを3つ破壊してもよい。そうしたら、このクリーチャーの召喚コストを[闇(2)]にする。|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、相手の手札を2枚見ないで選び、捨てさせる。|
|各ターンに一度、相手が手札を捨てた時、デスパペット・メクレイド5する。|

[[DM24-EX1]]で登場した[[闇]]の[[デスパペット]]/[[ノワールアビス]]。

[[名目コスト]]は8[[コスト]]だが、[[デスパペット]]3つを[[破壊]]することで実質2[[マナ]]で[[召喚]]でき、[[出た時効果>cip]]で[[ランダムハンデス]]を2回行う。
その[[ランダムハンデス]]を[[トリガー]]に[[デスパペット]]・[[メクレイド]]5を行え、後続の確保と[[ディスアドバンテージ]]の軽減が出来るため、[[効果]]が自己完結しており扱いやすい。

[[デスパペット]]には、2[[コスト]]に[[《麗迭人形ジェニー》]]や[[《夜更人形ジェニコ》]]、3[[コスト]]なら[[《傀儡 ジェニ-1》]]など、[[軽量>ウィニー]]かつ[[デスパペット]]・[[メクレイド]]5の[[トリガー]]となる[[ハンデス]]を行える[[カード]]は多い。
また、[[代替コスト]]に要求される[[デスパペット]]の破壊の単位が「3体」ではなく「3つ」のため、[[タマシード]]の[[《ジェニーの黒像》]]も利用できる。
2[[コスト]]には[[ランダムハンデス]]を行える[[《特攻人形ジェニー》]]も居るが、こちらは[[ハンデス]]するために[[自壊]]してしまい[[バトルゾーン]]に残らないので、《ジェニー&ガ:ナテハ》の[[コスト軽減]]には貢献しにくく相性はそれ程良くない。

このカードを使う上で、[[ハンデス]][[能力]]・[[デッキ]]共通の弱点として、相手の[[手札]]が無くなると時間を持て余すというものがある。
[[コスト軽減]]に使う[[軽量>ウィニー]][[デスパペット]]で[[ハンデス]]して、《ジェニー&ガ:ナテハ》でも[[ハンデス]]、[[デスパペット]]・[[メクレイド]]5で[[踏み倒す>踏み倒し]][[カード]]でも[[ハンデス]]をし続けると、[[手札]]の[[《麗迭人形ジェニー》]]など主要な[[デスパペット]][[クリーチャー]]が[[準バニラ]]化してしまう。
相手の[[手札]]を捨てさせなければ[[デスパペット]]・[[メクレイド]]5も出来ないので、デッキ構築段階で[[ハンデス]]用カードとそれ以外のフィニッシュに繋がる[[カード]]の採用バランスが重要になる。
[[《新世代の旅立ち》]]などで相手に無理矢理[[手札補充]]をさせるのも1つの手だろう。

[[デスパペット]]・[[メクレイド]]5の主な狙い目は、やはり[[《傀儡のイザナイ メイプルシロップ》]]になる。
この[[カード]]を[[進化元]]にすることができ、[[召喚]]の[[代替コスト]]で[[破壊]]した[[デスパペット]]を[[墓地光臨]]で[[蘇生>リアニメイト]]出来る。
その場合、[[ターンの終わり]]に[[タップ]]されている必要があるため、[[ハイパー化]]のコストにするなど[[シールド]]を殴らずに相手に[[手札]]を与えない工夫をして、複数枚の[[ハンデス]]と[[デスパペット]]・[[メクレイド]]5で得た[[リソース]]差を活かしたいところ。

公開された2024/04/21時点では[[DM24-EX1]]の収録カードのほとんどが判明されていないため机上論だが、この手の自己(疑似)[[コスト軽減]]を持つカードは、逆にその能力を無視して運用したほうが理にかなっている場合も少なくない。(例:[[《煉獄魔弾グレイテスト・ゲート》]]を[[コスト軽減]]ではなく[[《魔光大帝ネロ・グリフィスII世》]]で唱える)
流石にコスト8クリーチャーで2ハンデスだけならコスト7から3枚[[ピーピングハンデス]]する[[《悪魔龍 ダークマスターズ》]]に見劣りするが、何らかの未公開カードで《ジェニー&ガ:ナテハ》を取り回しよく踏み倒せる場合なら[[《復讐 ブラックサイコ》]]より凶悪なカードと化すため評価を改める必要がある。

-やろうと思えば、[[コスト]]1の[[《闇々人形アイビー》]]を活用して最速3[[ターン]]目に[[召喚]]可能。
しかし、先攻の[[手札]]5枚から開始した場合、毎ターン[[マナチャージ]]すると3[[ターン]]目に[[手札]]が0枚になるという圧倒的な燃費の悪さが問題となる。
そもそも、1~3ターン目に「2枚の《アイビー》+[[コスト]]2以下の[[デスパペット]]1枚+この[[カード]]」を素引きで集めるという時点で非現実的。
そこまでやって得られるリターンは、[[ランダムハンデス]]2枚と[[デスパペット]]・[[メクレイド]]5のみなので、あまりにもコストパフォーマンスが悪い。

-要求される[[コスト]]の類似[[カード]]に[[《闇王ゼーロ》]]があるが、こちらは[[【デスパペット】]]が主な活躍の場になるのに加え、手札[[コスト]]、[[墓地肥やし]]、[[リアニメイト]]の有無もあり、十分差別化は可能だろう。

-[[《闇々人形アイビー》]]は[[破壊置換効果]]で[[墓地]]の[[カード]]を[[山札の下]]に置く[[能力]]を持っており、[[メクレイド]]で出したい[[デスパペット]]を[[山札]]に戻す事ができる。こちらは最速[[召喚]]と両立するものではなく、十分な[[墓地]]と薄くなった[[山札]]になってからが本番だろう。
また、この[[クリーチャー]]の[[召喚]][[コスト]]を[闇(2)]にするために[[デスパペット]]を3体[[破壊]]する行為は[[置換効果]]ではないため、問題なく[[《闇々人形アイビー》]]の[[破壊置換効果]]を使う事ができる。

-[[《謀遠 テレスコ=テレス》]]と同じ様に、相手の[[《エマージェンシー・タイフーン》]]などにも反応して[[デスパペット]]・[[メクレイド]]5を行えるため、[[手札交換]]を躊躇させる変則的な[[メタカード]]にもなる。

**その他 [#uf974a57]
-[[デスパペット]]としては初となる[[スーパーレア]]のカードである。[[DM-06]]で登場した古参種族でありながら長らくスーパーレアが存在しなかったが、約21年の時を経てついに登場することとなった。

-初の「[[デスパペット]]・[[メクレイド]]」
--[[ターン1]]かつ[[強制]]効果なので忘却問題に注意。[[メクレイド]]してカードを使う部分は[[任意]]だが、山札の上3枚を見て下に戻すところは破棄できないため、使用を忘れてしまうと試合に影響を及ぼす恐れがある。

-描かれているのは[[《麗迭人形ジェニー》]]または[[《特攻人形ジェニー》]]。髪型は《特攻人形》に近いが髪飾りは《麗迭人形》に近い。
--《麗迭人形》のほうは、ある[[サイクル]]の[[メカ]]|[[マジック]]|''[[デスパペット]]''|[[アーマード]]|[[ジャイアント]]の種族を持つ枠で初登場したカードである。

-「テキスト内のコスト」を用いた[[代替コスト]]であるため、[[《先陣兵アインデッカー》#rule]]と同じく[[《煌ノ裁徒 ダイヤモン星》]]の妨害を受けない。

**関連カード [#related]
-[[《麗迭人形ジェニー》]]
-[[《特攻人形ジェニー》]]
-[[《ガ:ナテハ》]]

//**[[フレーバーテキスト]]
//-[[]]&br;''''''

**収録セット [#v90f791d]
-illus.[[douzen]]
--[[DM24-EX1 「超感謝祭 ファンタジーBEST」 >DM24-EX1]](3/89)

**参考 [#zd5d2001]
-[[デスパペット]]
-[[ノワールアビス]]
-[[スーサイド]]
-[[代替コスト]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[ランダムハンデス]]
-[[ターン1]]
-[[捨てる]]
-[[メクレイド]]

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