#author("2024-09-14T07:36:54+09:00","","") #author("2024-09-14T15:25:09+09:00","","") *《ガ:ナテハ》 [#top] ※正式な表記は''《ガ:ナテハ》''だが、ページ名はこのWikiの仕様上''《ガ:ナテハ》''と表記する。 |ガ:ナテハ R 闇文明 (4)| |クリーチャー:ノワールアビス 4000| |''ブロッカー''(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)| |''スレイヤー''(このクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する)| |自分のターンのはじめに、自分のシールドを2つ墓地に置いてもよい。そうしたら、アビス・メクレイド8する。(アビス・メクレイド8:自分の山札の上から3枚を見る。その中から、コスト8以下のアビスを1枚、コストを支払わずに使ってもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く)| [[DM23-RP2]]で登場した[[闇]]の[[ノワールアビス]]。 [[ターン開始ステップ]]に2枚[[シールド焼却]]すると[[アビス]]・[[メクレイド]]8できる[[スレイヤーブロッカー]]。 4[[コスト]]で[[アビス]]・[[メクレイド]]8ができる[[クリーチャー]]。同[[コスト]]の[[《ノラディ:ド:スルーザ》]]と同様に[[《ド:ノラテップ》]]や[[《邪侵入》]]と組み合わせれば、最速4ターン目から[[メクレイド]]8をすることができる。あちらと違いこちらは[[メクレイド]]の発動がターン開始時である。 従来の[[アビス]]・[[メクレイド]]8は[[《ド:スモンマー》]]のように[[アビス]]にとって重要な[[墓地]]を減らして[[メクレイド]]を行うものや、[[《スパトー:ド:スパトゥー/邪暴乱舞》]]のように能動的に発動することが難しいものが多かった。この[[クリーチャー]]は[[シールド焼却]]で墓地を肥やしながら[[メクレイド]]を行えるため、既存の[[アビス]]との噛み合いは良い方である。 防御に向いたスレイヤーブロッカーと自己シールド焼却はミスマッチだが、[[任意]]であることを活かし、[[ワンショット]]の直前まで使用しなければ[[デメリット]]にはならない。[[攻撃制限]]を持たないため、この[[クリーチャー]]自身が[[攻撃]]に参加できるのもポイント。 -[[《アビスベル=ジャシン帝》]]で[[アビスラッシュ]]を[[付与]]しての[[アタッカー]]運用も視野に入るが、単に[[スレイヤー]]を使いたいだけなら[[《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》]]や[[《ド:ノラテップ》]]で事足りる。また、[[メクレイド]]の発動がターン開始時であるため[[アビスラッシュ]]で[[召喚]]すると[[メクレイド]]を発動できない。やはり[[防御札]]としての運用をメインに考えたい。 このクリーチャーの最大の利点は、[[マナ]]や[[墓地]]を消費せずにアビスを出せることだろう。 ターン開始ステップに[[メクレイド]]で[[シールド焼却]]を行ってもマナが未使用で残っているので、そこから体勢を立て直すことができる。 また、[[メクレイド]]はターン開始時に発動するため、[[《邪闘 シス》]]や[[《ドアノッカ=ノアドッカ》>《ドアノッカ=ノアドッカ/「…開けるか?」》]]の能力で[[メタ]][[クリーチャー]]などを除去してから[[クリーチャー]]の[[召喚]]に移ることが可能である。 [[メクレイド]]で[[《アビスベル=ジャシン帝》]]を[[召喚]]できれば、未使用のマナと墓地を使って自由に[[アビスラッシュ]]でき、打点を形成することができる。 同弾の[[《邪闘 シス》]]が持つ[[W・メクレイド]]で[[召喚]]できれば、[[防御札]]としてだけでなく、《邪闘 シス》では対応していない[[アビス]]・[[メクレイド]]8による更なる盤面展開を狙うことができる。 [[《邪龍 ジャブラッド》]]を[[メクレイド]]で[[召喚]]した場合、《邪龍 ジャブラッド》自身の[[cip]]とシールド焼却による墓地肥やしで墓地が4枚増えるため、《邪龍 ジャブラッド》の能力で1回分の除去耐性を獲得できる。 他にも[[cip]]で[[手札補充]]できる[[《悪縁 ガクブッチ=リッチーモア》]]など、マナさえあれば大量[[展開]]の起点になるアビスは多い。 **他のカード・デッキとの相性 [#y8bec4b4] -[[《深淵の螺穿 ラゼル=ズバイラル》]]と極めて相性がいい。《深淵の螺穿 ラゼル=ズバイラル》自身が[[ブロッカー]]を持つことに加え、[[メクレイド]]8で[[召喚]]できれば、[[cip]]で相手の反撃を妨害することができる。 -[[《終納 カボード=ロウ》]]は[[メクレイド]]で[[召喚]]でき、[[シールド焼却]]で弱体化した防御面を補えるので相性が良い。 -[[《邪侵入》]]などで相手ターン中に出すと、最小限のタイムラグでメクレイドを使える。また、[[S・トリガー]]発動時に蘇生すれば次のターン開始時から[[メクレイド]]8を狙うことができる。 **環境において [#l7a5d186] [[DM24-RP1]]期の[[オリジナル]][[CS>チャンピオンシップ]]で優勝チームの1人が使用した[[【黒緑アビス】]]に3枚採用された。3枚は極端にしても、それまでも1〜2枚採用した[[レシピ]]は度々上位入賞していた。 [[【黒緑アビス】]]には2[[ターン]]目[[コスト]]2[[マナブースト]]→3ターン目コスト4[[アビス]]→4ターン目[[《邪幽 ジャガイスト》]]と動こうとすると[[先攻]]の場合[[手札]]が足りないという構造上の弱点があるが、これと[[《「力が欲しいか?」》>《フットレス=トレース/「力が欲しいか?」》]]はその弱点を補える可能性を秘めている。 [[メクレイド]]が繋がって最終的に[[《謀遠 テレスコ=テレス》]][[《ア:エヌ:マクア》]]などの強力なアビスが[[着地]]すれば《ジャガイスト》を出せなくても十分な[[アドバンテージ]]を主張できるし、最悪[[《「倒したいか?」》>《ドミー=ゾー/「倒したいか?」》]]を唱えられれば、次のターンの[[マナチャージステップ]]をスキップすることで《ジャガイスト》用の手札が足りる。 このクリーチャーは《「力が欲しいか?」》より[[踏み倒し]]範囲が広く[[《アビスベル=覇=ロード》]]も収まるため、[[メクレイド]]の成功率が極めて高かった。また、[[ブロッカー]]が《芸魔王将 カクメイジン》、[[スレイヤー]]が《ア:エヌ:マクア》に対してそれぞれ[[メタ]]として働く場面があった。 [[シールド]]が減ることはネックだが、相手にそこを突かれる前に過剰[[打点]]で押し切ってしまえばよい。 ただし、ゲームを通していつ唱えても強い《「力が欲しいか?」》と異なり、[[後攻]]の場合や先攻でも4ターン目以降に引くと[[腐り>腐る]]がちなため主流は[[1枚積み]]だった。 -2024年8月17日殿堂レギュレーション改訂後の2ブロック構築には、これと[[《スパトー:ド:スパトゥー/邪暴乱舞》]]を採用し、[[《邪幽 ジャガイスト》]][[殿堂入り]]の[[リペア]]を図った型の[[【黒緑アビス】]]も確認された(27人参加、優勝)。 **メディアでは [#w30e1826] アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』に登場。声優は[[金澤まい氏>https://twitter.com/kanamai0119/status/1675347136228257798]]((ファルゴガールズの一人であるベラや[[《チアスカーレット アカネ》]]系統クリーチャーを兼任した他、[[このクリーチャーのファンアートをアップしている>https://twitter.com/kanamai0119/status/1676195852124323840]]など、思い入れも強いようである。))。 第13話にて[[《邪闘 シス》]]により[[《ラーテ:ガ:フヨーキ》]]と一緒に産み出された。そのため[[邪神くん]]にとって孫ともいえる存在である。 第15話にも[[斬札 ウィン]]ら「デュエマさいこークラブ」が文化祭で運営するお化け屋敷の一員として登場したが、[[霞ヶ関 ファルゴ]]によってお化け屋敷が崩壊したことで日光を浴び、他のノワールアビスと共に弱体化した。 続く第16話でのファルゴへの「邪神タイム」に他のノワールアビスと共に手のみで参加していた。 第37話ではサンタの帽子を被ったぬいぐるみが[[《スパトー:ド:スパトゥー》>《スパトー:ド:スパトゥー/邪暴乱舞》]]のぬいぐるみと共に登場した。 デュエマシーンでは長らく姿を見せていなかったが、第46話および第47話(本編最終話)の[[ヒーローウガタ>ウガタ]]戦にてサプライズ登場((但し次回予告にて登場したことで、予め使用されることが放送前から確定していた。))を果たす。[[《フォック=ザ=ダーティ》]]の[[cip]]で墓地に落とされた後、[[《アビスベル=覇=ロード》]]のターン終了時能力で墓地から呼び出された((この際に「もちもち」という台詞を発していたが、これは[[金澤氏のアドリブである>https://twitter.com/kanamai0119/status/1766729912894029905]]。))。 その後は[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]の攻撃をブロックして[[スレイヤー]]による道連れを狙うが、ウガタが《COMPLEX》の下のカードを追加してこれを[[アンタップ]]させず、7枚のままにしていたので失敗する((このことは作中ではプレイングミスであるかのように扱われているが、実際には下のカードが8枚になると耐性を失った《COMPLEX》がスレイヤーで破壊されるため、寧ろ正解である。また、この事からウィンは「ウガタにデュエマを楽しむ心が残っている」と推測している。))。そして[[《アビスベル=覇統=ジャシン帝》]]の[[終極宣言]]によって他のアビス達と共に[[リアニメイト]]され、お腹の目玉から光線を放って《COMPLEX》の撃破に一役買った。 なお、他のアビスよりは圧倒的に小さいが、ウィンや邪神くんよりはやや大柄である。 --後述の人気を受けてか、第13話の放送後に[[このクリーチャーの登場カットが公式twitterにアップされた>https://twitter.com/duema_anime/status/1675294383325986816]]。 第46話放送後も、[[登場シーンがアップされている>https://twitter.com/duema_anime/status/1766619081590075674]]。 --元のイラストでは確認できない口が存在し、[[イラストレーター]]の[[douzen]]氏も「口そこだったんw」と[[ツイートしている>https://twitter.com/douzen88/status/1675294674343563266]]。 --更には第13話の見逃し配信開始から約1時間半後にはアニメでのこのクリーチャーのデザイン画が「もちもちのノワールアビス」という煽り文句と共に[[ツイートされた>https://twitter.com/duema_anime/status/1675816090923077634]]。 **その他 [#r9bcea78] -名前の由来は疑問を示す「はてな」の逆さ読みの可能性が高い(([[作者のポストの説明文から推測できる>https://twitter.com/douzen88/status/1672429407242440704?t=dBSCvsQ0RHZ6z074lkyOAw&s=19]]。))。また、「ガラナ」という植物の実がイラストのモチーフではないかという声も挙がっている。 -[[シークレットレア]]版の元ネタはエドゥアール・マネ最後の作品『フォリー・ベルジェールのバー』。ガ:ナテハが元ネタと同じ構図でテーブルに手を置いているのだが、等身が低いため上側のスペースが空いており、元ネタでは見えなかった部分が見える構図となっている。また、右に描かれていた紳士が[[《アビスベル=ジャシン帝》]]に置き換わっている。 -その不気味ながらもどこか愛嬌のある、所謂「ぽっちゃり」で「キモカワ」な姿が人気を得たのか、[[DM23-RP2]]発売後一部では「このクリーチャーのぬいぐるみが欲しい」という声が続出し、「#ガナテハもちもちぬいぐるみ」がトレンド入りする事態となった。 そして2023年8月4日の[[デュエチューブ]]の生配信で「ガ:ナテハぬいぐるみ」が''[[制作決定した>https://twitter.com/t2duema/status/1687389684694224896]]''。後の2024年3月1日の生配信では初めて実物が登場し、同年8月8日にラウンドワンのクレーンゲーム景品として一般に流通した。 純粋な周囲の声に答えて商品化(しかもスリーブやステッカーといった小物以外)された初のクリーチャーという前代未聞の快挙である。 --[[イラストレーター>douzen]]もいたくお気に入りのようで、Twitterでは[[モチモチと歩くgif画像>https://twitter.com/douzen88/status/1672350855184674816]]を始めとしたこのクリーチャーの二次創作物がアップされている。 --[[DM24-EX1]]では《ジェニー》や[[《コッコ・ルピア》]]といった、各文明の歴代マスコットまたはアイドルクリーチャーと一緒になったサイクルも開発されており、公式からも列記としたマスコットと認識されたようだ。 -[[Magic:The Gathering]]には開発部から重要視されていなかったにもかかわらずユーザー間で爆発的な人気を博したクリーチャーとして[[フブルスプ/Fblthp>http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%95%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%97/Fblthp]]という前例がある。特殊弾で再登場したりぬいぐるみ化したりといった公式からの扱われ方も《ガ:ナテハ》とよく似ている。 **[[サイクル]] [#j6fcb2d9] [[DM23-RP2]]の[[レア]]以下にいる、何らかの条件を満たしていれば[[メクレイド]]8するカード。 -[[《星姫械 エルナリク》]] -[[《Kl'avia Mondo》]] -''《ガ:ナテハ》'' -[[《パーレン・煙・イエッピ》]] -[[《振舞の超人》]] **関連カード [#card] -[[《ジェニー&ガ:ナテハ》]] -[[《ルピア&ガ:ナテハ》]] -[[《ノラディ:ド:スルーザ》]] -[[《最愛の堕天タキシード》]] -このクリーチャーが描かれているカード --[[《キズナ・チャージャー》]](P78/Y22) --[[《キズナ・チャージャー》]](P79/Y23) //**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text] //-[[DM23-RP2]]&br;'''''' **収録セット [#pack] //***[[デュエル・マスターズ]] -illus.[[douzen]] --[[DM23-RP2 「アビス・レボリューション 第2弾 忍邪乱武」>DM23-RP2]](17/74) --[[DM23-RP2 「アビス・レボリューション 第2弾 忍邪乱武」>DM23-RP2]](14A/20)''(別イラスト)'' --[[DM23-RP2X 「アビス・レボリューション 第2弾 忍邪乱武」超刺激パック>DM23-RP2X]](17/74) --[[DM23-RP2X 「アビス・レボリューション 第2弾 忍邪乱武」超刺激パック>DM23-RP2X]](14A/20)''(別イラスト)'' //***[[デュエル・マスターズ プレイス]] //-CV:[[]] //-illus.[[]] **参考 [#reference] -[[ノワールアビス]] -[[ブロッカー]] -[[スレイヤー]] -[[シールド焼却]] -[[アビス]] -[[メクレイド]] ---- [[公式Q&A]] -3つ目の能力について >Q.自分の''《ガ:ナテハ》''がバトルゾーンにいて、自分のシールドが1つの状況です。&br;自分のターンのはじめに、''《ガ:ナテハ》''の「ターンのはじめに」の能力で自分のシールドを1つ墓地に置き、「アビス・メクレイド8」できますか? A.いいえ、できません。&br;シールドが2つ以上なければ、それらを墓地に置こうとすることもできませんので、「そうしたら」以降の効果も解決しません。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43354]](2023.6.23) &tag(クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト4,ノワールアビス,アビス,パワー4000,ブロッカー,スレイヤー,ターン開始時,自己シールド焼却,アビス・メクレイド,アビス・メクレイド8,メクレイド,メクレイド8,《ガ:ナテハ》,R,レア,douzen,アビス・レボリューションブロック);