#author("2023-10-12T21:51:05+09:00","","")
#author("2023-11-11T11:58:56+09:00","","")
*《ガロウズ・セブ・カイザー》 [#c2740820]

|ガロウズ・セブ・カイザー VIC 水文明 (6)|
|サイキック・クリーチャー:サイバー・コマンド/エイリアン 6000|
|相手のクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引いてもよい。|
|W・ブレイカー|
|BGCOLOR(white):[[《ハイドラ・ギルザウルス》]]、[[《竜骨なる者ザビ・リゲル》]]と覚醒リンク後⇒[[《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》]]|

[[DMR-01]]で登場した[[ビクトリー]]を持つ[[サイキック>サイキック・クリーチャー]][[サイバー・コマンド]]/[[エイリアン]]。

相手[[クリーチャー]]の[[攻撃]]のたびに1枚[[ドロー]]できる[[任意]][[能力]]を持つ。また、[[《ハイドラ・ギルザウルス》]][[《竜骨なる者ザビ・リゲル》]]と[[覚醒リンク]]することで[[《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》]]となる。

[[コスト]]6と軽いため、[[《超次元エナジー・ホール》]][[《超次元ガロウズ・ホール》]]などの[[水]]の[[超次元]][[呪文]]はもちろん、[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]や[[《超次元マザー・ホール》]]といった他[[文明]]の[[カード]]からも容易に呼び出すことができる。

相手[[クリーチャー]]の[[攻撃]]に反応する[[能力]]については、[[ビートダウン]]や[[【速攻】]]などの[[デッキ]]相手だと可能な限り[[クリーチャー]]を[[除去]]したいのが実情。中盤から登場するこの[[カード]]で[[ドロー]]している余裕はあまり無く、やや活躍させるのが難しい。

受動的な[[能力]]であるため、相手が[[攻撃]]してこない[[デッキ]]の場合[[準バニラ]]になってしまうのも難点。相手の[[デッキタイプ]]を見極め、状況に応じて他の[[サイキック・クリーチャー]]と使い分けていきたい。

同弾で登場した[[《ガイアール・カイザー》]]と比べると運用が難しい性能だが、[[種族]]や[[コスト]]に着目し、活躍させることも十分可能である。[[覚醒リンク]]を狙う[[デッキ]]については「[[【ガロウズ・デビルドラゴン】]]」を参照。

-専用サポート[[呪文]]である[[《オンセン・無敵タイム》]]を用いると、予想外の[[除去]]耐性を得られる。このため[[ドロー]]ソースとして場に残しつつ、[[覚醒リンク]]を狙いやすい。逆にこの[[クリーチャー]]を相手にするなら[[《オンセン・無敵タイム》]]の存在を意識すべきだろう。

-このクリーチャーの能力で[[ニンジャ・ストライク]]を持つ[[シノビ]]を[[手札]]に加えた場合、かつては「ニンジャ・ストライクは手札以外の[[ゾーン]]にあっても[[トリガー]]し、使用する直前に手札から宣言する」というルールにより、引いたシノビをそのまま使用することができたが、[[攻撃]]のルールが整理されたことで不可能となった。現在では、攻撃時における非[[ターン・プレイヤー]]の[[ニンジャ・ストライク]]の宣言は、そのプレイヤー側の[[誘発型能力]]を[[解決]]するより前に行う必要がある。

-[[《超次元マザー・ホール》]]で[[《悪魔聖霊バルホルス》]]を呼び出しながらこの[[クリーチャー]]を出すと、相手の展開力にもよるがかなりの[[ドロー]]が期待できる。相手の[[パワー]]5500以下の[[クリーチャー]]も[[除去]]できて一石二鳥。ただし[[呪文]]などの[[除去]]には注意。

-[[《パンドラ城 デス・ファントム》]]を用いた[[デッキ]]では、大型の[[エイリアン]]が除去された後に出せる[[コスト]]6の[[エイリアン]]・[[サイキック・クリーチャー]]として重宝される。
これは長らく唯一の特性だったが、現在は同じ6[[コスト]]かつ[[W・ブレイカー]]持ちの[[エイリアン]]・[[サイキック・クリーチャー]]として[[《STARSCREAM -BOT MODE-》]]が存在する。[[文明]]の違いや他の能力を見て使い分けると良い。

-後に登場した[[《鎧冑 アナリス-2》]]は、この[[クリーチャー]]と全く同じ「相手の攻撃に反応する[[ドロー]]能力」を持っている。あちらは[[コスト]]3という軽さを活かし、序盤からドローソースとして活躍させやすい。差別化できる点は多いものの、《ガロウズ・セブ・カイザー》の能力をコスト3で実現できる点はインフレを感じさせる。

-ガロウズ(gallows)は「死刑台」や「十字架」を意味する。[[エイリアン]]の命名法則である「星の名前」とは関係がない。また[[コロコロコミック]]では、ガロウズという単語を「死刑台を意味する」と紹介している。
--後に、[[DMX-25]]に再録された[[《緑銅の鎧》]]のフレーバーテキストにて、エイリアン王家に代々仕える処刑人である事が判明した。

-[[コマンド・ドラゴン]][[種族]]の命名ルール(カイザー)が入っているが、実際の[[種族]]は[[サイバー・コマンド]]。

-[[DMR-01]]収録の[[《超次元ガロウズ・ホール》]]に描かれているのは、もちろんこの[[クリーチャー]]。また、そちらと相性が良いという縁から[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]のプロモ版にも描かれている。

-[[フレーバーテキスト]]はアニメ「ビクトリー」で[[《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》]]に[[覚醒リンク]]させる時のオンセンの台詞である。[[闇]]の[[《竜骨なる者ザビ・リゲル》]]が少々不憫である。

-漫画およびアニメ「ビクトリー」では[[オンセン]]が使用。どちらも初登場は[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]の[[能力]]で[[バトルゾーン]]に出され、次の[[ターン]]に[[覚醒リンク]]した。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#qe32bf6d]

|ガロウズ・セブ・カイザー PS 水文明 (6)|
|サイキック・クリーチャー:サイバー・コマンド/エイリアン 6000|
|ビクトリーアイコン|
|相手のクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引く。|
|自分の手札が5枚以上あるなら、「ブロッカー」を得る。|
|W・ブレイカー|
|(覚醒リンク後:《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》)|
|BGCOLOR(white):[[《ハイドラ・ギルザウルス》]]、[[《竜骨なる者ザビ・リゲル》]]とP'S覚醒リンク後⇒[[《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》]]|

[[DMPP-16]]で実装。[[《超次元ガロウズ・ホール》]]を入手すると付いてくる。
[[レアリティ]]はないが、[[ビクトリーを示すVマーク>ビクトリーアイコン]]が付いている。

ドロー能力が強制になり、手札5枚以上で[[ブロッカー]]を得るようになった。

-カードテキストでは「覚醒リンク後」と書かれているが、実際は[[《竜骨なる者ザビ・リゲル》]]によって[[P'S覚醒リンク]]して裏返す。

-同弾の他のカードの[[フレーバーテキスト]]においては、[[オンセン]]を彷彿とさせる口調となっている。

-環境では、[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]を使うデッキで採用される。ただ、超次元ゾーンの枠の圧迫する上に呼び出しが難しいにもかかわらず、単体では能力がいずれも相手のアタックに依存しているため相手の立ち回り次第で[[準バニラ]]となる運用上の欠点は無視できない。
他には、[[《天下統一シャチホコ・カイザー》]]を主軸としたデッキにおいて[[《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》]]の[[覚醒リンク]]を狙う場合に採用される。
基本的には即時[[P'S覚醒リンク]]させる運用が前提となるのは変わらないものの、こちらでは[[《天下統一シャチホコ・カイザー》]]を召喚できる中盤以降から適当な自壊[[クリーチャー]]から容易に呼び出せる。
そのため、高コスト故に《ガロウズ・セブ・カイザー》を呼び出すタイミングが終盤となる[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]側に比べ、[[置きドロー]]兼中型[[ブロッカー]]を兼ねる単体での性質を活かしやすい。
単に[[アタック]]を止めたいだけならより信頼性の高い[[《時空のガガ・シリウス》]]や[[《勝利のプリンプリン》]]といった競合相手も存在するが、[[P'S覚醒リンク]]を持つ[[エイリアン]][[サイキック・スーパー・クリーチャー]]のパーツとしては(条件付きながら)唯一の[[ブロッカー]]なので、状況に合わせて運用を変えられる点は固有のメリットと言える。
--いずれの運用でも、即[[P'S覚醒リンク]]できない状態で予め《ガロウズ・セブ・カイザー》を出した場合は[[《竜骨なる者ザビ・リゲル》]]や[[《ハイドラ・ギルザウルス》]]を出しても[[cip]]タイミングの[[P'S覚醒リンク]]は発動せず、自分のターン開始時でしかリンクできなくなってしまう点には注意が必要となる。

**関連カード [#zdefdea5]
-[[《オンセン・無敵タイム》]]
-[[《極楽!オンセン・ガロウズ》]]
-[[《ガロウズ・極楽・カイザー》]]
-[[《激沸騰!オンセン・ガロウズ》]]
-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《オンセン・無敵タイム》]]
--[[《超次元ガロウズ・ホール》]]
--[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]](P56/Y16)

**[[フレーバーテキスト]] [#a2d0dd85]
-[[DMR-01]]&br;'''[[火]]と[[水]]を合わせて[[温泉>青赤]]!'''
-[[DMPP-16]]、[[DMPS-09]]&br;'''選ばれし三体が「地獄の断頭台」に集まる時、[[真の処刑人>《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》]]が姿を現す。'''

**収録セット [#y81a81ed]
***[[デュエル・マスターズ]] [#q2c2a5f7]
-illus.[[Adachi Yosuke]]
--[[DMR-01 「エピソード1 ファースト・コンタクト」>DMR-01]](V1a/V2)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#t97f31f2]
-CV:[[露崎亘]]
-illus.[[Adachi Yosuke]]
--[[DMPP-16 「ファースト・オブ・ビクトリー -激竜王の目覚め-」>DMPP-16]]
--[[DMPS-09 「咆えろ漆黒のガロウズ」>DMPS-09]]

**参考 [#wb913b91]
-[[サイバー・コマンド]]
-[[エイリアン]]
-[[サイキック・クリーチャー]]
-[[アタックトリガー]]
-[[ドロー]]
-[[置きドロー]]
-[[W・ブレイカー]]

-[[ビクトリー]]

-[[DASHゴールデンリスト]]

-[[【ガロウズ・デビルドラゴン】]]
-[[【超次元ガロウズビート】]]

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[[公式Q&A]]

-1つ目の能力について

>Q.相手の[[《ウラミ入道》]]の「攻撃する時」の能力で、相手はその[[《ウラミ入道》]]自身を破壊しました。攻撃クリーチャーがバトルゾーンを離れてしまいましたが、自分は[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]の「Dスイッチ」を使えますか?&br;類似例:''《ガロウズ・セブ・カイザー》''の「相手のクリーチャーが攻撃する時」の能力
A.はい、使えます。公開ゾーンにあるカードの「相手のクリーチャーが攻撃する時」の能力がすでにトリガーしている場合、攻撃クリーチャーもしくは攻撃先のクリーチャーがバトルゾーンを離れても、その能力を解決できます。
#region2(([[総合ルール]] [[505.6a>総合ルール本文#rule505_6a]])){{
:505.6a |一旦クリーチャーが攻撃クリーチャーかブロッククリーチャーとして指定されたなら、そのクリーチャーが攻撃やブロックに参加することを禁止する能力がその後で発動したとしても、そのクリーチャーを現在行われている攻撃やブロックから取り除くことはありません。ただし、何らかの効果によって攻撃クリーチャーまたは攻撃先のクリーチャーが「その攻撃」から取り除かれた場合、その攻撃は即座に終了し、攻撃終了ステップへ移行します。この時、すでに解決待ちの効果は解決されますが、(506.3d で定義される)非ターン・プレイヤーの任意で使用を宣言できる能力を新たに追加することはできません。
>(総合ルール 506.3d)
:506.3d |非ターン・プレイヤー側の、使用宣言が必要な誘発型能力の宣言を行います。攻撃クリーチャーを指定した時点では条件を満たしていなかったものであっても、この時点で条件を満たしていれば使用宣言が可能です。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41283]](2022.5.20)

>Q.相手が[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]の「メテオバーン」で自分のシールドをすべてブレイクした際に、自分は[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]を「S・トリガー」で展開しました。自分は[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]の「Dスイッチ」を使えますか?&br;類似例:''《ガロウズ・セブ・カイザー》''の「相手のクリーチャーが攻撃する時」の能力
A.いいえ、使えません。[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]が攻撃した時点で、[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]がバトルゾーンに無いため、「Dスイッチ」がトリガーしていません。&br;公開ゾーンでトリガーする能力は、トリガーする時点で公開ゾーンになければトリガーしません。
#region2(([[総合ルール]] [[603.2>総合ルール本文#rule603_2]])){{
:603.2. |誘発型能力は、誘発条件を満たすたび自動的に誘発します。誘発した効果は一度待機状態となり、解決を待ちます。
::603.2a |ステップの開始時に、「はじめに」誘発する能力がすべて誘発します。
::603.2b |誘発型能力は、その誘発条件を満たすたびに一度だけ誘発します。しかし、そのイベントが複数の出来事を含んでいる場合、複数回誘発することもあり得ます。&br;例: 「いずれかのクリーチャーが破壊されるたび」という誘発条件の能力を持つクリーチャーがいるときに、複数のクリーチャーが同時に破壊された場合、その能力は破壊されたクリーチャーと同じ数だけ誘発します。
::603.2c |「になる」という語を用いている誘発イベントは、その示されたイベントが発生したときにのみ誘発します。元々その状態であった場合に誘発することはなく、その状態であり続ける間は再び誘発することはありません。同様に、カードがその状態でそのゾーンに入った場合にも誘発しません。&br;例: クリーチャーが「タップ状態になった」ときに誘発する能力は、バトルゾーンにあるクリーチャーがアンタップ状態からタップ状態になった時にのみ誘発します。
::603.2d |能力は、その誘発イベントが実際に発生したときにのみ誘発します。置換されて行われなかったイベントによって誘発することはありません。&br;例: クリーチャーが墓地に置かれることによって誘発する能力は、クリーチャーを墓地に置く代わりに他のゾーンに置いた場合には誘発しません。
::603.2e |誘発型能力の中には使用宣言が必要なものがあります。「ニンジャ・ストライク」や「革命チェンジ」、「無月の門」など、非公開ゾーンで誘発する誘発型能力は、すべて使用宣言が必要な誘発型能力です。これらの能力は、墓地やマナゾーンなど、公開ゾーンから使用する場合にも、使用宣言を行う必要があります。
::603.2f |誘発型能力の使用宣言は、カードの使用宣言とは異なります。誘発型能力の使用宣言とは、その誘発型能力を持つカードの持ち主であるプレイヤーだけがその能力の誘発を確認できる状況において(手札にある場合など)、そのプレイヤーがそのカードを見せて宣言することです。宣言されてはじめてその誘発型能力が誘発します。これは603.2の例外です。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42935]](2023.4.10)

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