#author("2024-06-17T21:39:10+09:00","","") #author("2025-01-15T22:53:32+09:00","","") *《カクラリコ》 [#d84982d7] |カクラリコ UC 水文明 (2)| |クリーチャー:サイバーロード 2000| |相手のクリーチャーが、召喚以外の方法で出た時、相手はそれを山札の上か下に置く。| |相手のターン中に、このクリーチャーが離れた時、カードを1枚引いてもよい。そうしたら、自身の手札を1枚捨てる。| [[DM24-RP1]]で登場した[[水]]の[[サイバーロード]]。 [[文明]]、[[コスト]]、[[パワー]]、[[能力]]がトリガーする条件などから[[《異端流し オニカマス》]]を思わせる[[コスト踏み倒しメタ]]だが、自分のターン中も[[メタ]]れるのがポイント。 補足として[[召喚]]扱いの[[S・トリガー]]や[[ニンジャ・ストライク]]、[[無月の門]]などには無力。 「相手ターン中のみ」でないメリットはかなり大きく、[[メタ]]る対象は《オニカマス》から大きく広がり[[《ヘブンズ・ゲート》]]や[[《百鬼の邪王門》]]などの逆転要素を起点とした展開も防ぐことが出来る。 面白い所では[[《父なる大地》]]マナから引っ張り出した相手クリーチャーを直後に山札送りにするという使い方も。 //[[《異端流し オニカマス》]]を思わせるコスト踏み倒しメタだが、効果が強制になった点、自分のターン中にも効果が発動する点、出たクリーチャーは[[山札送り]]になる点などが異なる。 //やはり運用上では《オニカマス》がライバル。 //差別化するなら、カウンター封じとしての一面を持つようになったことを活かしたい。[[《ヘブンズ・ゲート》]]や[[《百鬼の邪王門》]]等による逆転を防ぐことが出来る。 除去方法も純粋な[[バウンス]]よりは強化されている。 [[相手に選択肢がある>相手依存]]ため[[ドローロック]]としては働かないものの、単純に[[手札]]を増やさなくなっているので[[アドバンテージ]]の面で強力。 一応効果が強制となったために、相手に何度も[[cip]]を利用されてしまう可能性がある点には注意が必要か。 また、相手のターン中に除去されると手札交換が可能という、ある種の[[除去耐性]]を持つ。 能動的に狙うのは難しいが、この手札交換は[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]など旧型[[マッドネス]]に使える。《カクラリコ》自身は[[ブロッカー]]を持たないため[[《光牙忍ハヤブサマル》]]や[[《Dの光陣 ムルムル守神宮》]]で[[付与]]してやれば[[チャンプブロック]]で破壊を狙える。 単純に[[メタ]]能力が刺さっている相手からなら勝手に[[除去]]してくれることもあるだろう。 《オニカマス》基準で考えると、そちらは[[アンタッチャブル]]という高い[[除去耐性]]があるのは気になるところ。 このクリーチャーは上述のように展開力のある[[防御札]]に、あちらは直接の除去になる[[防御札]]に強いため、その時の環境で使われているカードに合わせて使い分けると良い。 **環境において [#cae6297b] 2024年のゴールデンウィーク中、これを4枚入れた[[【青黒COMPLEXコントロール】]]が100人参加のオリジナルのチャンピオンシップで4位入賞。[[除去]]されれば[[墓地肥やし]]により[[リアニメイト]]系[[S・トリガー]]で[[カウンター]]を構えられるためである。同時期には、80人規模のオリジナルのチャンピオンシップで同様に4枚積み型が3位入賞。 それ以外では稀に[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]に[[【白緑巨大天門】]]の[[カウンター]]への対策として入る場合もある。 他に[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]とのコンボを入れた[[【青単カクラリコ】]]と呼ばれるデッキがオリジナルのチャンピオンシップで度々上位入賞した。 **その他 [#l8ed676f] -ある前提条件を満たせば[[無限ループ]]を作れる。 --《カクラリコ》が[[ターン・プレイヤー]]のとき、相手が[[《水雲の聖沌 5u170n》]]などを経由して[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]をコスト踏み倒しで出す。先に《カクラリコ》のメタ効果が[[解決]]され、相手が《ウェルキウス》を山札の上に置く。すると非ターン・プレイヤーの《ウェルキウス》効果の解決では、1ドローはメタ効果で山札の上にある《ウェルキウス》で固定されており、引いたそれ自身をコスト踏み倒しで出すことができる。出したら《カクラリコ》と《ウェルキウス》の「出た時」が1つずつ発生して「選択肢のあるループ」が成立する。 ---この場合、どちらが[[ターン・プレイヤー]]かは無関係で、《カクラリコ》は[[強制]]なので止める方法が存在せず、相手プレイヤーは山札の下に置くか《ウェルキウス》の「出してもよい」を破棄することでループを抜け出す方法があるため、必ず《ウェルキウス》側が最後に諦めなければならない。ただし[[《知識の精霊ロードリエス》]]など他に[[誘発型能力]]があるなら好きな回数誘発させることができる。 -カードイラストは[[《コーライル》]]に酷似している。両者の関係性は不明。 **[[サイクル]] [#cycle] [[DM24-RP1]]の[[コスト踏み倒しメタ]][[サイクル]]。相手のターン中に[[離れた時]]の[[能力]]を持つ。[[光]]、[[水]]、[[自然]]の3文明のみ存在する。 -[[《ヴェネラック-F5》]] -''《カクラリコ》'' -[[《バンカー・アントリオン》]] **関連カード [#related] -[[《コーライル》]] -[[《異端流し オニカマス》]] **[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text] -[[DM24-RP1]]&br;'''超獣世界の存在とは長い間交わることのなかった、月の超獣が襲来した。''' -[[DM24-EX3]]&br;'''蒸気の力を持った一団は、[[水文明]]とは違う形で「魔術」を使いこなしているという。''' **収録セット [#pack] //***[[デュエル・マスターズ]] [#pack_dm] -illus.[[MATSUMOTO EIGHT]] --[[DM24-RP1 「王道篇 第1弾 デーモン・オブ・ハイパームーン」>DM24-RP1]](35/75) --[[DM24-EX3 「刺激爆発デュエナマイトパック」>DM24-EX3]](55/80) //***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#pack_dmpp] //-CV:[[]] //-illus.[[]] **参考 [#reference] -[[サイバーロード]] -[[コスト踏み倒しメタ]] -[[山札送り]] -[[離れた時]] -[[手札交換]] &tag(クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト2,サイバーロード,サイバー,パワー2000,コスト踏み倒しメタ,cip付与 (相手),除去,単体除去,山札送り,単体山札送り,山札の上送り,離れた時,手札交換,UC,アンコモン,MATSUMOTO EIGHT,王道篇ブロック);