#author("2024-03-19T11:35:28+09:00","","")
#author("2024-05-02T16:27:49+09:00","","")
*《ア:ニーオ:マクア》 [#top] 

※正式な表記は''《ア:ニーオ:マクア》''だが、ページ名はこのWikiの仕様上''《ア:ニーオ:マクア》''と表記する。

|ア:ニーオ:マクア SR 自然文明 (8)|
|クリーチャー:ヴェールアビス 12000|
|''T・ブレイカー''|
|各ターンに一度、相手の「このクリーチャーが出た時」で始まる能力を持つクリーチャーが出る時、かわりに、そのクリーチャーを持ち主のマナゾーンに置かせてもよい。|
|このクリーチャーが離れた時、相手のアンタップしているクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置いてもよい。|

[[DM23-RP4]]で登場した[[自然]]の[[ヴェールアビス]]。

[[任意]]で相手の[[「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力]]の登場を[[マナ送り]]にする[[着地置換効果]]を[[ターン1]]で使える。
使用は任意なので、通しても問題無いと判断したクリーチャーはそのまま通し、能力を温存することもできる。ただ、このクリーチャーを出せるほどマナが貯まっている状況ならば、このカードに止められること前提でクリーチャーを出した後に本命を通すという選択肢も取られる可能性があり、封殺能力には不安が残る。

同様のロック能力を持つクリーチャーには[[《地封龍 ギャイア》]]がいるが、あちらは強制効果の代わりに回数制限が無い。
こちらには[[マナ送り]]を逆用されて[[マナブースト]]に使われることがない、コスト8以下[[リアニメイト]]の範囲内に位置するメリットがある一方、フィニッシュのサポートとして相手の展開に蓋をする、という観点では明確に劣り一長一短。

[[クリーチャーコントロール]]系のデッキだと、除去を[[マッハファイター]]やクリーチャーの[[cip]]に一任している場合は[[《地封龍 ギャイア》]]を一生超えられないという「詰み」は頻繁に起こるが、《ア:ニーオ:マクア》は[[ターン1]]の[[《聖鎧亜キング・アルカディアスP'S》]]と同じく手数さえ準備できれば突破できてしまう。
具体例を出せば、[[《ヘブンズ・ゲート》]]で[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]を2体出す場合、《ニーオ》はどちらかは着地を許してしまうが《ギャイア》はどちらも着地できずデッキを機能不全にする。

[[離れた時]]効果で、[[任意]]でアンタップの相手獣1体を[[マナ送り]]にできる能力も持つ。
[[除去]]への牽制として考えるのもありだが、[[革命チェンジ]]で能動的に発動させるのも手か。そのままでは即時攻撃できないのでラグがあるが、[[《アビスベル=覇=ロード》]]で[[マッハファイター]]化できる。

全体的に単独で相手の展開に蓋をするフィニッシャーというよりかは、他のカードとの連携を意識したカードと言えるだろう。
ただコスト8と重量級なので、[[《アビスベル=覇=ロード》]]には対応しておらず、[[《邪幽 ジャガイスト》]]での展開もしづらいなど、組み合わせるカードがかなり限定される。
[[専用デッキ]]に寄せ、序盤~中盤は[[墓地]]や[[マナゾーン]]に置きつつ、終盤必要な時に[[《シス=魔=シャル》]]の[[終極宣言]]で一気に複数体吊り上げる等の使い方が良いか。

**裁定不明 [#k9029a9a]

[[着地置換効果]]を使おうとして、結果として何も起こらなかった場合、「各ターンに一度」は消費するのかしないのか。

-[[《ベイB セガーレ》]]の[[着地置換効果]]が作用する対象が[[革命チェンジ]]しようとすると、正しく[[入れ替える]]ことができないという判定で、相手の攻撃クリーチャーも革命チェンジ先も自分の[[《ベイB セガーレ》]]もゾーン移動は行われない。自分の《ア:ニーオ:マクア》の能力でも同様に不適正の[[入れ替える]]により不発にさせることはできるが、その未然に防ぐ状態を一度発生させたら、同じターン中の革命チェンジは防げなくなるのかという疑問。
--[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]や[[《富轟皇 ゴルギーニ・エン・ゲルス》]]といった[[「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力]]の書式ではないクリーチャーには無関係なので注意。[[《芸魔隠狐 カラクリバーシ》]]や[[《超重竜 ゴルファンタジスタ》]]といった通常の[[cip]]も持つクリーチャーのみに関係する話である。

-参考までに、[[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]の[[ターン1]][[マナ召喚]]は、マナゾーンから[[パンドラ・シフト]]のコスト支払いも可能にするが、それをした場合(結果として召喚ではない[[代替コスト]]に置き換わったのに)[[ターン1]]は使用済みという扱いとなる([[2022.02.18>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40824/]])。

**環境において [#o30111d9]
やはり[[重い]]ため[[アビス]]系統では食指が伸びづらいが、登場から[[【5色ザーディクリカ】]]の[[カウンター]]封じに使われている。[[《地封龍 ギャイア》]]の9コストとこのクリーチャーの8コストでは受けられるサポートが段違いである。[[《「本日のラッキーナンバー!」》>《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]でのロックと合わせれば大体カウンター封じは事足りる。[[《CRYMAX ジャオウガ》]]のシールド焼却をと組み合わせた場合も同様である。

『[[DMGP2024-1st>公認グランプリ]]』終了後、[[オリジナル]]でこれを[[《超霊淵 ヤバーダン=ロウ》]]で呼び出す前提で2枚積みした型が確認された。
**アニメにおいて [#ja97ed32]
-アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』では第35話にて[[邪神くん]]が[[《シス=魔=シャル》]]に[[終極宣言]]を身につけさせた直後に誕生。同話で[[斬札 ウィン]]が[[カレン]]戦で[[《シス=魔=シャル》]]の[[終極宣言]]を使って3体[[踏み倒し]]、自身の能力で[[ニンジャ・チェンジ]]を封じつつ[[《アビスベル=覇=ロード》]]で[[付与]]された[[マッハファイター]]による[[攻撃]]でカレンの場を一掃した。
それ以降も何度か使用しているが、その際には必ず[[終極宣言]]で踏み倒されることが決まっている。

**その他 [#kcd4ec56]
-一度だけという点を除けば[[アビス]]初の[[cip]]メタ[[クリーチャー]]。特に[[ニンジャ・チェンジ]]や[[革命チェンジ]]カードは[[cip]]をほぼ確実に持っているので、これらにとっては天敵と言える。
-モチーフは言うまでもなく鬼だが、妖怪としての鬼をここまで忠実に再現したイラストのクリーチャーはこれが初。
--通常版とアドレナリン版を見比べてみると、背景や体から生える角、血管のようなものに差異が見られる。
-[[シークレットレア]]版のモチーフは菱川師宣作「見返り美人図」。

//**[[サイクル]] [#cycle]

**関連カード [#related]
-[[《地封龍 ギャイア》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DM23-RP4]]&br;'''最凶の[[ヴェールアビス]]、ア:ニーオ:マクアは、[[邪闘シス>《邪闘 シス》]]になぞらえて邪鬼ニーオと呼ばれることもある。'''
-[[DM23-RP4]](シークレットA)&br;'''[[ヴェールアビス]]は、恐れを具現化させる。恐れれば恐れるほど、彼らは強大な力を得るのだ。'''
-[[DM23-RP4]](シークレットB)&br;'''ジャシンは人の怒りや怖れをそのまま具現化させた。'''

**収録セット [#pack] 
//***[[デュエル・マスターズ]] [#pack_dm]
-illus.[[akagi]]
--[[DM23-RP4 「アビス・レボリューション第4弾 竜皇神爆輝」>DM23-RP4]](S4/S8)
--[[DM23-RP4X「アビス・レボリューション 第4弾 竜皇神爆輝 超刺激パック」>DM23-RP4X]] (S4/S8)(S4X/S8)
-illus.[[Moopic]]
--[[DM23-RP4 「アビス・レボリューション第4弾 竜皇神爆輝」>DM23-RP4]](6B/22)(4A/20)
--[[DM23-RP4X「アビス・レボリューション 第4弾 竜皇神爆輝 超刺激パック」>DM23-RP4X]] (6B/22)(4A/20)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#pack_dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]

**参考 [#reference] 
-[[ヴェールアビス]]
-[[ターン1]]
-[[「このクリーチャーが出た時」で始まる能力>「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力]]
-[[置換効果]]
-[[着地置換効果]]
-[[離れた時]]
-[[アンタップ]]
-[[マナ送り]]

----
[[公式Q&A]]

-2つ目の能力について
--[[「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力]]も参照のこと

>Q.自分の''《ア:ニーオ:マクア》''がバトルゾーンにいる状況です。&br;自分のターン中、相手のシールドを2つブレイクした時、相手は「S・トリガー・プラス」で[[《水雲の聖沌 5u170n》]]を召喚しました。&br;[[《水雲の聖沌 5u170n》]]は通常は「このクリーチャーが出た時」の能力は持ちませんが、「S・トリガー・プラス」で「このクリーチャーが出た時」の能力を持ちます。&br;この時、''《ア:ニーオ:マクア》''の「相手の「このクリーチャーが出た時」で始まる能力を持つクリーチャーが出る時」の置換効果を適用し、[[《水雲の聖沌 5u170n》]]をマナゾーンに置かせることはできますか?&br;類似例:[[《地封龍 ギャイア》]][[《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》]]&br;類似能力:「スーパー・S・トリガー」
A.はい、できます。&br;「S・トリガー・プラス」の条件を満たしている状況で[[《水雲の聖沌 5u170n》]]が出ようとしている場合、それは「このクリーチャーが出た時」の能力を持つクリーチャーとして扱われます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44197]](2023.12.15)

&tag(クリーチャー,自然文明,緑単,単色,コスト8,ヴェールアビス,アビス,パワー12000,T・ブレイカー,各ターンに1度だけ,cipメタ,置換効果,着地置換効果,マナ送り,離れた時,アンタップメタ,除去,単体除去,単体マナ送り,SR,スーパーレア,akagi,Moopic,アビス・レボリューションブロック);