#author("2024-03-18T22:11:36+09:00","","")
#author("2024-03-23T08:08:08+09:00","","")
*《ひみつのフィナーレ!》 [#e8d7504e]

|ひみつのフィナーレ! P 水/闇/火文明 (7)|
|呪文|
|''S・トリガー''|
|相手は、自身の山札の上から1枚目を墓地に置く。そのカードがクリーチャーなら、相手のクリーチャーを1体破壊する。呪文なら、自分がコストを支払わずに唱えてから持ち主の墓地に置いてもよい。クリーチャーでも呪文でもない場合、クリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。|

[[DMEX-08]]で登場した[[水]]/[[闇]]/[[火]]の[[呪文]]。

[[S・トリガー]]を持ち、相手に[[山札]]の上から1枚目を[[墓地]]に置かせることができる。そのカードが[[クリーチャー]]なら相手クリーチャー1体[[破壊]]、[[呪文]]ならそれを[[横取り>呪文横取り]]して唱え、それ以外なら制限無しでクリーチャー1体を[[墓地]]から[[リアニメイト]]する。

[[相手依存]]の能力ではあるが、墓地に落としたカードが何であれ、何かしらの[[効果]]は発生する。
[[ツインパクト]]を落とした場合は、[[破壊]]と呪文面の詠唱の両方を行うことができる。[[オーラ]]や[[フィールド]]、[[タマシード]]などのその他の[[カードタイプ]]だった場合は制限のない[[リアニメイト]]が行えるので、場合によっては[[S・トリガー]]らしからぬ膨大な[[アドバンテージ]]が得られることも。
ただし、[[タマシード/クリーチャー]]の場合は[[クリーチャー]]ではあるので[[リアニメイト]]は行われず[[破壊]]だけ行う事になる。

逆に、この呪文自体の[[コスト]]が重いため、[[手打ち]]した場合は、相手が[[ツインパクト]]や[[オーラ]]主体のデッキでない限り、コスト以上のリターンは期待できない。特に呪文詠唱は[[《フェアリー・ライフ》]]のような軽量呪文が唱えられてしまう事もありうる。
やはり[[S・トリガー]]で引き当てたり、[[コスト踏み倒し]]で唱えることを前提に使いたい。

手札に来た場合は、よほどのことがない限り、早急に[[マナゾーン]]へ送るべきだろう。幸い貴重な三色カラーなので、デッキのマナ基盤として役立つ機会は多い筈。

**ルール [#e43b6215]
-[[呪文]]を唱えるのは[[任意]]である。

//以下は「ツインパクトのコスト参照に関して、記載を追加しました。」を拡大解釈した勘違い。ツインパクトのカードタイプ参照のルールは2021/06/24には言及されていない。
//-[[ツインパクト]]の場合は、[[破壊]]か呪文面を唱えるかのどちらかしか行えない。選ぶのは《ひみつのフィナーレ!》と唱えたプレイヤーの方である。

**他のカード、デッキとの相性 [#zc025a26]
-[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]や[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]、[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]で唱えられることも忘れてはいけない。

-相手の[[山札]]を[[墓地]]に置くことを活かして[[《アルカディア・スパーク》]]等と同様に[[無限ループ]][[デッキ]]の[[フィニッシャー]]になりうる。[[コスト]]が7と8とでは踏み倒せる[[カード]]に大きな差があるため、こちらが使われることもあるだろう。

**環境において [#ldae455d]
[[DMEX-08]]期には[[【4色ドッカンデイヤー】>【ドッカンデイヤー】#dokkan4c]]の防御札としてチャンピオンシップ優勝の実績を残した。相手が【4色ドッカンデイヤー】の場合はハズレが2コストマナブースト5枚程度しかないため、環境を考えると信頼度が高い。相手が[[【青赤緑バーンメアジョーカーズ】>【バーンメアジョーカーズ】#r44df9bf]]の場合もハズレが10枚程度で済み、残りの30枚程度がクリーチャーであるため、やはりこのカードが役に立ちやすい。

[[DMSD-14]]・[[DMSD-15]]期には[[【ヨミジループ】]]の機構を活かして[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]と[[《アカカゲ・レッドシャドウ》]]をループさせ、繰り返しこのカードをS・トリガーで唱えて相手の山札を削る型のフィニッシュ手段を取り入れた[[【4色ドッカンデイヤー】>【ドッカンデイヤー】#dokkan4c]]が[[チャンピオンシップ]]4位以内入賞を果たした。

2020年7月1日付で[[【ヨミジループ】]]系統が消滅すると、このカードも採用先を失って環境でほとんど見かけないカードとなった。
**ループの手順 [#u052670e]
マナゾーンにカードが12枚必要で、手札に[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]、[[《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]、[[《ボルバルザーク・エクス》]]が、墓地にこのカードが1枚ずつ必要。

+《ナウ・オア》を唱えて《サイクリカ》を出して戻す。
+《サイクリカ》の[[cip]]で《ナウ・オア》を墓地からもう一度唱えて、《サイクリカ》を出して戻す。《ナウ・オア》が[[手札]]に戻る。
+《サイクリカ》の[[能力]]で[[墓地]]にあるこのカードを唱える。
+《ナウ・オア》を唱えて《サイクリカ》を出して戻す。
+《サイクリカ》の[[cip]]で《ナウ・オア》を墓地からもう一度唱えて、《エクス》を出して戻す。《ナウ・オア》が[[手札]]に戻る。
+《エクス》の[[cip]]で[[マナ]]を全て[[アンタップ]]。
+手札からこのカードを唱える。
+《ナウ・オア》を唱えて《サイクリカ》を出して戻す。
+《サイクリカ》の[[cip]]で《ナウ・オア》を墓地からもう一度唱えて、《エクス》を出して戻す。《ナウ・オア》が[[手札]]に戻る。
+《エクス》の[[cip]]で[[マナ]]を全て[[アンタップ]]。
+1.に戻る。これを繰り返すことによって相手の山札が全て墓地に置かれる。

**その他 [#ib490465]
-《ひみつのフィナーレ!》という[[カード名]]は、「(メインの効果によって分かりにくくなっているが)実は[[ループ]][[デッキ]]の[[フィニッシャー]]として使える」ことを暗喩しているとも解釈できる。

***[[DMEX-08]]版について [#s13b982f]
-2019〜2020年に放送された女児向け特撮ドラマ「[[ひみつ×戦士 ファントミラージュ!>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B2%E3%81%BF%E3%81%A4%C3%97%E6%88%A6%E5%A3%AB_%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A5!]]」との[[コラボカード]]として登場。そのためカード枠右側にも同ドラマの関係企業や製作委員会がクレジットされている。
-2019〜2020年に放送された女児向け特撮ドラマ『[[ひみつ×戦士 ファントミラージュ!>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B2%E3%81%BF%E3%81%A4%C3%97%E6%88%A6%E5%A3%AB_%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A5!]]』との[[コラボカード]]として登場。そのためカード枠右側にも同ドラマの関係企業や製作委員会がクレジットされている。
-[[カードイラスト]]は同ドラマの主役4人と、彼女らのパートナーである「くまちぃ」が並んだスチールとなっている。
-そのため[[イラストレーター]]が存在しない。イラスト右下にはイラストレーターの代わりにこれら4名の役名がリストアップされている。
-一見唐突なコラボに見えるが、[[タカラトミー]]原作、テレビ東京系列での番組放送がアニメ「デュエル・マスターズ!!」の30分後の枠、ナレーションが[[キラ]]役の豊永利行氏と、[[デュエマ]]との接点や共通点もなくはない。
-[[射場本正巳]]氏の[[ツイート>https://twitter.com/syaba3/status/1217719956059475968]]によれば、「最初コラボ決まった時は (主演メンバーが4人ではなく、まだ) 三人だった」とのこと。同ドラマでは放送中のあるエピソードでメンバーが3人から1人増え、上述の4人になっている。当該エピソードが放送されたのは2019年7月のことであり、[[DMEX-08]]発売の約6ヶ月前である。
--ちなみにアニメ『[[キング>デュエル・マスターズ キング(アニメ)]]』では第26話での[[コニー]]の妄想で[[切札 ジョー]]、[[キラ]]、[[ボルツ]]、[[キャップ]]がこの衣装を着ており、胸のマークはそれぞれ[[チーム切札]]、[[チーム銀河]]、[[チームボンバー]]、[[チームウェイブ]]になっている(直後に[[鬼札 アバク]]に突っ込まれた)。
--ちなみにアニメ『[[キング>デュエル・マスターズ キング(アニメ)]]』では第26話での[[コニー]]の妄想で[[切札 ジョー]]、[[キラ]]、[[ボルツ]]、[[キャップ]]がこの衣装を着ていた(直後に[[鬼札 アバク]]に突っ込まれた)。
---衣装はジョーが「ファントミハート ココミ」、キラが「ファントミクローバー ヨツバ」、ボルツが「ファントミダイヤ セイラ」、キャップが「ファントミスペード サキ」になり、胸のマークはそれぞれ[[チーム切札]]、[[チーム銀河]]、[[チームボンバー]]、[[チームウェイブ]]になっている他、[[デッキー]]はマスコットキャラクターのくまちぃになっている。

***[[DM22-RP1]]版について [#b8f9dd61]
-「[[環境において>《ひみつのフィナーレ!》#ldae455d]]」の項で示した実績や、[[フィニッシャー]]としてのポテンシャルを考慮してか、[[トレジャー]]枠での[[再録]]を果たした。
-[[カードイラスト]]はスチール画ではなくなっており、[[イラストレーター]]により新たにイラストが描き下ろされている。これにより「ファントミラージュ!」の商標等に関連する図像がなくなったからか、カード枠右側からも関連企業等の名前がなくなっている。
-[[カードイラスト]]はスチール画ではなくなっており、[[イラストレーター]]の[[sarmat]]により新たにイラストが描き下ろされている。これにより「ファントミラージュ!」の商標等に関連する図像がなくなったからか、カード枠右側からも関連企業等の名前がなくなっている。
-とはいえこちらのイラストも、同ドラマを強くオマージュしたものとなっている。描かれた4名の[[クリーチャー]]は同ドラマ主演4人が結成したユニット「mirage²」を意識していると思われ、髪型や色、衣装がそれぞれユニットメンバーを模したデザインとなっている。スノーフェアリー型(桜衣ココミ)、水文明型(明日海サキ)、闇文明型(紫月ヨツバ)、ヒューマノイド型(紅羽セイラ)というように対応しているようである。

**関連カード [#b1e7fc8f]
-[[《マッド・デーモン閣下/デーモン・ハンド》]]
-[[《インフェルノ・ゲート》]]
-[[《阿修羅ンチュラ/傀儡が来る!》]]
-[[《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#m8d15bfa]
//-[[]]&br;''''''

**収録セット [#idb6be91]
-cast.桜衣ココミ/明日海サキ/紫月ヨツバ/紅羽セイラ
--[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」>DMEX-08]](242/???)
-illus.[[sarmat]]
--[[DM22-RP1 「ゴッド・オブ・アビス 第1弾 伝説の邪神」>DM22-RP1]](T7/T20)(TF7/TF20)

**参考 [#vd6a3853]
-[[S・トリガー]]
-[[山札]]
-[[墓地]]
-[[クリーチャー]]
-[[破壊]]
-[[呪文]]
-[[呪文横取り]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[唱える]]
-[[リアニメイト]]
-[[青黒赤]]

----
[[公式Q&A]]

-2つ目の効果について

>Q.''《ひみつのフィナーレ!》''の能力で墓地に置いたカードがツインパクトカードでした。この場合、処理はどうなりますか?
A.ツインパクトカードはクリーチャーでも呪文でもあるので、「クリーチャーなら」の効果と「呪文なら」の効果を両方使うことが出来ます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33222]](2020.2.10)

&tag(呪文,水文明,闇文明,火文明,青黒赤,3色,多色,コスト7,S・トリガー,ライブラリアウト,除去,単体除去,確定除去,破壊,単体破壊,呪文横取り,リアニメイト,P,レアリティなし,イラストレーターなし,桜衣ココミ,明日海サキ,紫月ヨツバ,紅羽セイラ,sarmat,超獣リメイク,トレジャー,銅・黒トレジャー);