#author("2025-09-01T17:07:24+09:00","","") #author("2025-09-01T22:19:22+09:00","","") *《ひみつのフィナーレ!》 [#top] |ひみつのフィナーレ! P 水/闇/火文明 (7)| |呪文| |''S・トリガー''| |相手は、自身の山札の上から1枚目を墓地に置く。そのカードがクリーチャーなら、相手のクリーチャーを1体破壊する。呪文なら、自分がコストを支払わずに唱えてから持ち主の墓地に置いてもよい。クリーチャーでも呪文でもない場合、クリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。| [[DMEX-08]]で登場した[[水]]/[[闇]]/[[火]]の[[呪文]]。 [[S・トリガー]]を持ち、相手に[[山札]]の上から1枚目を[[墓地]]に置かせることができる。そのカードが[[クリーチャー]]なら相手クリーチャー1体[[破壊]]、[[呪文]]ならそれを[[横取り>呪文横取り]]して唱え、それ以外ならクリーチャー1体を[[墓地]]から[[リアニメイト]]する。 [[相手依存]]の能力ではあるが、墓地に落としたカードが何であれ何かしらの[[効果]]は発生する。[[オーラ]]や[[フィールド]]、[[タマシード]]などのその他の[[カードタイプ]]だった場合は制限のない[[リアニメイト]]が行えるので、場合によっては[[S・トリガー]]らしからぬ膨大な[[アドバンテージ]]が得られることも。 逆に[[手打ち]]では相手が[[ツインパクト]]や[[オーラ]]主体のデッキでない限り、コスト以上のリターンは期待できない。特に呪文詠唱は[[《フェアリー・ライフ》]]のような軽量呪文を引き当てることもありうる。 幸い貴重な[[3色]]カードなので、デッキの[[マナ基盤]]として役立つ機会は多い。他の[[重量級]][[S・トリガー]]と同じく序盤に引いたら[[マナチャージ]]し、中盤以降[[S・トリガー]]や他のカードによる[[コスト踏み倒し]]で使うのが望ましい。 **ルール [#e43b6215] -[[呪文横取り]]は[[任意]]である。後述するループ証明が楽になるので地味ながら重要なルールと言える。 //以下は「ツインパクトのコスト参照に関して、記載を追加しました。」を拡大解釈した勘違い。ツインパクトのカードタイプ参照のルールは2021/06/24には言及されていない。 //-[[ツインパクト]]の場合は、[[破壊]]か呪文側を唱えるかのどちらかしか行えない。選ぶのは《ひみつのフィナーレ!》を唱えたプレイヤーの方である。 -[[ツインパクト]]を落とした場合は、[[破壊]]と呪文側の詠唱の両方を行うことができる。 -[[タマシード/クリーチャー]]は[[クリーチャー]]ではあるので[[リアニメイト]]は行えず[[破壊]]だけする。 **他のカード、デッキとの相性 [#zc025a26] -コスト7かつ水の呪文なので[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]][[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]][[《龍風混成 ザーディクリカ》]]などの能力で唱えられる。 -相手の[[山札]]を[[墓地]]に置くことを活かして[[《アルカディア・スパーク》]]などと同様に[[無限ループ]][[デッキ]]の[[フィニッシャー]]になりうる。[[コスト]]が7と8とでは踏み倒せる[[カード]]に大きな差があるため、こちらが使われることもあるだろう。 -[[超天篇]]当時は早々に[[オーラ]]を引き当てる確率も低くはなかったため、[[墓地肥やし]]と積極的に併用された。特に[[《天災 デドダム》]]入りの[[【4色ドッカンデイヤー】>【ドッカンデイヤー】#dokkan4c]]では、[[《ヨミジ 丁-二式》]]の下準備と同時に進めることもできて相性が良かった。 -[[《瞬閃と疾駆と双撃の決断》]]型[[【マーシャル・クイーン】]]では、[[火]][[マナ基盤]]として[[《アルカディア・スパーク》]]より優先される場合がある。フィニッシュの際は[[《ミスティック・クリエーション》]]などで回収する。 ***[[即死コンボ]] [#u052670e] マナゾーンにカードが12枚、手札に[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]][[《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]][[《ボルバルザーク・エクス》]]、墓地にこのカードが1枚ずつ必要。 +《ナウ・オア》を唱えて《サイクリカ》を出して戻す。 +《サイクリカ》の[[cip]]で《ナウ・オア》を墓地からもう一度唱えて、《サイクリカ》を出して戻す。《ナウ・オア》が[[手札]]に戻る。 +《サイクリカ》の[[能力]]で[[墓地]]にあるこのカードを唱える。 +《ナウ・オア》を唱えて《サイクリカ》を出して戻す。 +《サイクリカ》の[[cip]]で《ナウ・オア》を墓地からもう一度唱えて、《エクス》を出して戻す。《ナウ・オア》が[[手札]]に戻る。 +《エクス》の[[cip]]で[[マナ]]をすべて[[アンタップ]]。 +手札からこのカードを唱える。 +《ナウ・オア》を唱えて《サイクリカ》を出して戻す。 +《サイクリカ》の[[cip]]で《ナウ・オア》を墓地からもう一度唱えて、《エクス》を出して戻す。《ナウ・オア》が[[手札]]に戻る。 +《エクス》の[[cip]]で[[マナ]]をすべて[[アンタップ]]。 +1.に戻る。これを繰り返すことによって相手の山札がすべて墓地に置かれる。 **環境において [#ldae455d] [[DMEX-08]]期には[[【4色ドッカンデイヤー】>【ドッカンデイヤー】#dokkan4c]]の防御札として[[CS]]優勝の実績を残した。相手が【4色ドッカンデイヤー】の場合はハズレがコスト2マナブースト5枚程度しかないため、環境を考えると信頼度が高い。相手が[[【青赤緑バーンメアジョーカーズ】>【バーンメアジョーカーズ】#r44df9bf]]の場合もハズレが10枚程度で済み、残りの30枚程度がクリーチャーであるため、やはりこのカードが役に立ちやすい。 [[DMSD-14]]・[[DMSD-15]]期には[[【ヨミジループ】]]の機構を活かして[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]と[[《アカカゲ・レッドシャドウ》]]をループさせ、繰り返しこのカードをS・トリガーで唱えて相手の山札を削る型のフィニッシュ手段を取り入れた[[【4色ドッカンデイヤー】>【ドッカンデイヤー】#dokkan4c]]が[[CS]]ベスト4入賞を果たした。 2020年7月1日付で[[【ヨミジループ】]]系統が消滅すると、このカードも採用先を失って環境でほとんど見かけないカードとなった。 **バージョン [#k6ff069a] ***[[DMEX-08]]版について [#s13b982f] -2019〜2020年に放送された女児向け特撮ドラマ『[[ひみつ×戦士 ファントミラージュ!>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B2%E3%81%BF%E3%81%A4%C3%97%E6%88%A6%E5%A3%AB_%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A5!]]』との[[コラボカード]]として登場。 -2019〜2020年に放送された女児向け特撮ドラマ『[[ひみつ×戦士 ファントミラージュ!>https://www.takaratomy.co.jp/products/phantomirage]]』との[[コラボカード]]として登場。 [[カードイラスト]]は同ドラマの主役4人と、彼女らのパートナーである「くまちぃ」が並んだスチールとなっている。 「ファントミラージュ!」は5月に劇場版の映画公開を予定((新型コロナの流行のために7月に延期された))していたため、番宣の事情があったものと思われる。 「ファントミラージュ!」は5月に劇場版の公開を予定((新型コロナの流行のために7月に延期された))していたため、番宣の事情があったものと思われる。 -[[イラストレーター]]は存在せず、イラスト右下にはイラストレーターのかわりにこれら4名の役名がリストアップされている。カード枠右側には同ドラマの関係企業や製作委員会がクレジットされている。 -[[イラストレーター]]は存在せず、イラスト右下にはイラストレーターのかわりに4人の役名がリストアップされている。カード枠右側には同ドラマの関係企業や製作委員会がクレジットされている。 -[[タカラトミー]]原作、テレビ東京系列での番組放送がアニメ「デュエル・マスターズ!!」の30分後の枠、ナレーションが[[キラ]]役の[[豊永利行]]氏と、[[デュエマ]]との接点や共通点もなくはない。 ***[[DM22-RP1]]版について [#b8f9dd61] -[[環境]]での実績や[[フィニッシャー]]としてのポテンシャルを考慮してか、[[トレジャー]]枠での[[再録]]を果たした。 -[[カードイラスト]]はスチール画ではなくなっており、[[イラストレーター]]の[[sarmat]]氏により新たにイラストが描き下ろされている。「ファントミラージュ!」の商標などに関連する図像がなくなったため、カード枠右側からも関連企業などの名前がなくなっている。 -ドラマの4人を思わせるデザインの人型クリーチャー4体が手を繋ぎ、中央の光球から光が迸っている。 各クリーチャーの対応関係は以下(順番はすべて左から)。 |CENTER:[[DM22-RP1]]での順番|CENTER:[[種族]]|CENTER:役名|CENTER:[[DMEX-08]]での順番|h |>|>|>|CENTER:BGCOLOR(#e5ccff):|c |1|[[デスパペット]]&br;(肩や首、指が球体関節)|紫月ヨツバ|4| |>|>|>|CENTER:BGCOLOR(#ffc1e0):|c |2|[[スピリット・クォーツ]]|桜衣ココミ|3| |>|>|>|CENTER:BGCOLOR(#CCFFFF):|c |3|[[スプラッシュ・クイーン]]|明日海サキ|2| |>|>|>|CENTER:BGCOLOR(#ff9966):|c |4|[[ヒューマノイド]]|紅羽セイラ|1| **その他 [#ib490465] -「フィナーレ」と言いつつ、[[エクストラウィン]]や[[追加ブレイク]]などの効果は持っていない。むしろ一部の[[ループ]]デッキはこのカードを無限回唱えることを最終目標にしているため、コンボが始動したら何度でも目にすることになる。 --あくまでたった一度だけ唱えてゲームを終わらせるタイプの呪文ではないというだけで、ループ証明に成功すれば[[フィニッシャー]]になりうるのは間違いない。 -開発部の[[射場本正巳]]氏によると、「最初コラボ決まった時は (主演メンバーが4人ではなく、まだ) 三人だったから文明を[[火]][[闇]][[水]]カラーに合わせてた」とのこと。[[参考>https://twitter.com/syaba3/status/1217719956059475968]] --2019年7月放送のエピソードでメンバーが3人から1人増え、上述の4人になった。 -アニメ『[[キング>デュエル・マスターズ キング(アニメ)]]』第26話では[[コニー]]の妄想で[[切札 ジョー]]、[[キラ]]、[[ボルツ]]、[[キャップ]]が[[DMEX-08]]版の衣装を着ていた(直後に[[鬼札 アバク]]に突っ込まれた)。 --衣装はジョーが桜衣ココミ、キラが紫月ヨツバ、ボルツが紅羽セイラ、キャップが明日海サキになり、胸のマークはそれぞれ[[チーム切札]]、[[チーム銀河]]、[[チームボンバー]]、[[チームウェイブ]]になっていた。また、[[デッキー]]はくまちぃになっていた。 **関連カード [#b1e7fc8f] -[[《インフェルノ・ゲート》]] -[[《天気君》]] //**[[フレーバーテキスト]] [#m8d15bfa] //-[[]]&br;'''''' **収録セット [#idb6be91] -cast.桜衣ココミ/明日海サキ/紫月ヨツバ/紅羽セイラ --[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」>DMEX-08]](242/???) -illus.[[sarmat]] --[[DM22-RP1 「ゴッド・オブ・アビス 第1弾 伝説の邪神」>DM22-RP1]](T7/T20)(TF7/TF20) **参考 [#vd6a3853] -[[S・トリガー]] -[[破壊]] -[[呪文横取り]] -[[リアニメイト]] -[[相手依存]] ---- [[公式Q&A]] -2つ目の効果について >Q.''《ひみつのフィナーレ!》''の能力で墓地に置いたカードがツインパクトカードでした。この場合、処理はどうなりますか? A.ツインパクトカードはクリーチャーでも呪文でもあるので、「クリーチャーなら」の効果と「呪文なら」の効果を両方使うことが出来ます。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33222]](2020.2.10) &tag(呪文,水文明,闇文明,火文明,青黒赤,3色,多色,コスト7,S・トリガー,ライブラリアウト,除去,単体除去,確定除去,破壊,単体破壊,呪文横取り,リアニメイト,コラボカード,P,レアリティなし,イラストレーターなし,桜衣ココミ,明日海サキ,紫月ヨツバ,紅羽セイラ,sarmat,超獣リメイク,トレジャー,黒トレジャー,銅トレジャー);