#author("2024-03-04T11:32:39+09:00","","")
#author("2024-04-07T15:51:09+09:00","","")
*《&ruby(プライマル・ジャイアント){とこしえの超人};》 [#w952c889]

|とこしえの超人 UC 自然文明 (1)|
|クリーチャー:ジャイアント 4000|
|''G・ストライク''(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)|
|このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。|
|相手が自身の手札以外からカードを出す時、かわりにマナゾーンに置く。|

[[DMRP-17]]で登場した相手[[プレイヤー]]を[[攻撃できない]][[ジャイアント]]。
[[G・ストライク]]と、[[手札]]以外の[[ゾーン]]から[[出す]]ことを[[着地置換効果]]で[[マナ送り]]にする能力を持つ。

初となる、1コストという軽さのメタクリーチャーにして、[[防御札]]にもなるカード。
メタの対象になるのは「クリーチャー」ではなく[[カード]]全般が対象であり、「相手のターン中」という指定もない。

[[超次元]]や[[超GR]]カードであれば相手のマナを増やすこともないため、それらをメインに使う相手であれば、[[《検問の守り 輝羅》]]以上に有用なメタカードになるだろう。

[[GR召喚]]手段は最軽量でも2[[コスト]]からとなるため、原則全てのGR召喚に間に合うコストである。
例外として、[[《大罪より生まれし果実》]]や[[《失罪 モグニ否フ》]]が[[無月の大罪]]を使った場合のみ、先攻1ターン目にGR召喚はできてしまう。
ただしターン終わりに1体破壊するデメリットにより、基本的にはGRクリーチャーは残らない。

またパワー4000とコスト1にしては高めであり、[[《墓地の儀》]]で破壊されず、相手のメタクリーチャーへの殴り返しにも期待できる。その殴り返し性能から、[[速攻]]に対してもそれなりに強いと言える。
流石に[[《スチーム・ハエタタキ》]]で処理されるラインではある。

また、[[《一王二命三眼槍》]]の[[敗北回避能力]]には効かないが、[[《百鬼の邪王門》]]の[[リアニメイト]]や[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]の[[革命0トリガー]]で出てくるクリーチャーもマナ送りに置換できるため、[[【赤黒邪王門】]]にもそこそこ強い。

メタ抜きにして考えても、相手クリーチャーに高いパワーで攻撃できるため対[[速攻]]の殴り返しにも使え、[[コスト]]1なので[[ジャイアント]]の[[種族デッキ]]にも適任。

**注意 [#p7914822]

置換効果は[[強制]]である点に注意。山札から[[封印]]としてバトルゾーンに置かれるカードも[[マナ送り]]に置換されるため、このクリーチャーがいると相手のクリーチャーを封印できないどころか、[[マナブースト]]させてしまう。

つまり、相手のクリーチャーを[[封印]]する効果とはアンチ[[シナジー]]。これに関しては、自分がそういった効果を発揮するカードを使わなかったり、[[《滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル》]]や[[《ハムカツ団の爆砕Go!》]]で[[除去]]すればいいだけである。
つまり、相手のクリーチャーを[[封印]]する効果とはアンチ[[シナジー]]。これに関しては、自分がそういった効果を発揮するカードを使わなければいいだけである。

問題は、相手が[[《Black Lotus》]]や[[《禁断の影 〜ドキンダム・ソウル〜》]]など、自分のクリーチャーを[[封印]]することを[[デメリット]]として抱えているカードを使ってきた場合、その[[デメリット]]を帳消しにするどころか[[マナブースト]]を許してしまうこと。これはあまり無視できたデメリットではなく、特に[[《Black Lotus》]]で序盤からマナに大きな差を付けられるとかなり不利になってしまう。逆に言えば、そういうカードが《とこしえの超人》の対策に使えるということでもある。
[[《禁断機関 VV-8》]]なら、[[cip]]で2枚の[[手札補充]]と3[[マナブースト]]されてしまうが、最初から封印が付いていなければ「封印が外れる」こともないため、[[禁断機動]]が[[誘発]]しないため[[追加ターン]]を得られる心配はない。
一方で先述の《ドキンダム・ソウル》などだとデメリットのみを打ち消す形になってしまう。特に、後に登場した[[《FORBIDDEN SUNRISE 〜禁断の夜明け〜》]]は[[コスト軽減]]を無限に使える状態にしてしまうので注意。[[《禁断〜解放せしX〜》]]も、[[禁断解放]]こそ阻止できるが2ターン目に6ブーストを許してしまう。[[《禁断〜目醒めの刻〜》]]は、4コストで4枚封印、つまり相手に《とこしえの超人》がいれば4[[マナブースト]]されるが、ゲーム開始時から手札にある事が筒抜けである。裏を返せば、相手に《とこしえの超人》の召喚を躊躇わせるために採用できる、かもしれない。

相手のクリーチャーが出る時、「手札以外からカードを出す」と「カードを出すことに該当しないカード」が混ざっている場合はややこしいことになる。
具体的には[[墓地進化]]や[[無月の門]]といった「重ねつつ出てくる[[エレメント]]の下に置くカード」は《とこしえの超人》では置き換えられない(※1)。

墓地から使用宣言した[[《ガル・ラガンザーク》]]は、本体は墓地から出るかわりにマナゾーンに置かれるが、下敷きは本体が出るのが不発になったためバトルゾーン・墓地の[[魔導具]]は移動が起こらない(※2)。

手札以外のゾーンから進化しようとしている[[《邪神M・ロマノフ》]]は、[[Mデッキ進化]]で進化元候補を探すことはできるが、本体は手札以外のどこかしらから出るかわりにマナゾーンに置かれて、進化元に使おうとしていたカードは「出すカード」ではないのでマナゾーンには置かれない。[[Mデッキ進化]]の「表向きにしたカードをすべて墓地に置く」効果によって3枚とも山札から墓地に置かれる(※3)。

※1:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42530/
※2:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39947/
※3:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43342/

**テクニック [#l56c72b8]

先述の通り、相手のクリーチャーを[[封印]]する効果とはアンチ[[シナジー]]だが、[[ループ]]させるなら話は別。封印効果をループさせれば、相手の山札をすべてマナ送りにして[[ライブラリアウト]]に追い込める。

[[置換効果]]かつ[[マナ送り]]なので、[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]で妨害されず(ただし、置換効果の処理は[[ターン・プレイヤー]]優先なので、相手のターン中ならループを妨害される)、[[《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》]]などで[[山札回復]]されることもない。
ただし、[[《始虹帝 ミノガミ》]]が立っていると、相手の山札が7枚以下でもない限り[[ライブラリアウト]]に持ち込めない。

-[[殿堂ゼロデュエル]]では[[【転生サイクリカ】>【転生サイクリカ】#xa076817]]へのメタカードとしても優秀。[[【ダーツデリート】>【ダーツデリート】#j25fc37e]]に対しても、[[《オールデリート》]]は防げないが、[[《煌銀河最終形態 ギラングレイル》]]や[[超次元]]呪文の[[メタ]]カードともなる。
--しかし、[[【“轟轟轟”ブランド】]]系や[[【キクチパトロール】]]に対しては無力。
--[[【大地サイクリカ】]]には色が合うため投入することができ、相手の[[《母なる大地》]]を阻害できるため[[ミラーマッチ]]でのメタとなる。もっとも《母なる大地》や[[《タケノコ道中ヒアウィ号》]]で容易に除去されるため完封できるわけではないが。


**環境において [#na08e411]
登場早々[[オリジナル]]・[[アドバンス]]を問わず、[[【5色コントロール】]]系統の[[緑]][[マナ]]要員兼牽制札として使われることとなった。[[【5色コントロール】]]系統のミラーマッチでは主に[[《灰燼と天門の儀式》]]や[[《襲来、鬼札王国!》]]などの[[リアニメイト]][[呪文]]、[[《最終龍覇 グレンモルト》]]などの[[ドラグナー]]に刺さる。ミラーマッチにおけるビートダウンプランにおいては、[[S・トリガー]]で捲れたリアニメイト呪文を無効化することで相手のフィニッシュまでのターンを短縮させずに済むという利点をもたらしてくれる。

また、[[GR]]の禊がこれ1枚で済んだと言えるほどの、完成されたGR対策としても名高い。

低コストシステムクリーチャーが[[【5色コントロール】]]系統において大成したのはこのカードが歴史上初めてとされる。というのも、このクリーチャーの場合、2[[ターン]]目まで[[多色]]だけを[[マナチャージ]]する[[ゲーム]]運びにおいても、1コストという軽さから2ターン目に召喚することができるのである。

オリジナル環境の[[【赤青ドギラゴン閃】]]に入る2コスト初動ウィニー、[[《麗泳者 マツバメモノ》]]などの先達部隊を[[殴り返し]]で一方的に処理できる[[パワー]]ラインなのも優秀。[[革命チェンジ]]が主体の[[【赤青ドギラゴン閃】]]には[[刺さる]]とは言い切れないが、早期に使える殴り返し要員としてあって助かる存在であることは間違いない。

[[【5色グレンモルト】]]では[[《最終龍覇 グレンモルト》]]で呼び出した[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]で呼び出すケースも珍しくない。手札から召喚した分を合わせて複数体並ぶことを期待して、[[墓地肥やし]]によって落として[[《灰燼と天門の儀式》]]でリアニメイトすることさえもざら。6コストの呪文で1コストのクリーチャーを狙ってリアニメイトすることは前代未聞であるが、それだけこのクリーチャーが強力だということである。[[《ロスト・Re:ソウル》]]とも好相性で、[[オールハンデス]]によって[[墓地]]に落ちた[[カード]]をリアニメイト用のリソースにさせない性質がある。[[《ディメンジョン・ゲート》]]などの確定サーチでも一時期は真っ先にサーチされた。

他にも、[[【青黒赤緑ヴァイカー】]]、[[【青黒緑シャコガイル】]]、[[【青黒緑デッドダムド】]]など、デッキに自然が入る多くのデッキで[[チャンピオンシップ]]4位以内入賞の記録を残した。

[[【青黒緑シャコガイル】]]においては[[《轟破天九十九語》>《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]と絶妙な相性の良さを見せる。このクリーチャーとの併用によって相手にマナゾーンから出させる《轟破天九十九語》の[[デメリット]]を皆無にできるためである。


オリジナル環境はこのクリーチャーの登場以降、このクリーチャーの効き目が薄いデッキが活躍する環境となり、まさしくこのクリーチャーは環境の中心となった。

2021年7月1日[[殿堂レギュレーション]]改訂により[[アドバンス]]の[[トップメタ]]を支配するようになった[[【ゼロ・ルピアループ】]]との対面では、[[《「大蛇」の鬼 ジャドク丸》]]でこの[[クリーチャー]]を始めとした[[システムクリーチャー]]を[[除去]]し、そのまま[[《ヘームル・エンジオン》]]を使ったGR召喚ループに入られるため油断ならない。

[[DMBD-18]]期辺りの[[オリジナル]][[環境]]になると、あまりにも露骨に対策されることが多くなり出落ちになりやすくなったことから、[[【5色コントロール】]]系統でも不採用の構築が多くなった。

遅くとも[[DMRP-22]]期になると[[アドバンス]]ですら採用デッキは[[【ダークネスコントロール】]]ぐらいのものになった。だが2022年8月15日殿堂レギュレーション改訂を機に[[【ダークネスコントロール】]]にとっての不利対面である[[【JO退化】]]が事実上消滅し、[[【我我我ブランド】]]も[[【赤黒ドルマゲドン】>【ドルマゲドンX】]]に不利が付いて数を減らすと、その[[【ダークネスコントロール】]]が勢いを増した。その流れで[[【5色グレンモルト】]]でも[[【ダークネスコントロール】]]対策としてまた投入されるようになった。その【ドルマゲドン】とは[[《終断δ ドルハカバ》]]や[[《時空の禁断 レッドゾーンX》]]、[[《最終龍覇 ボロフ》]]などを咎められる一方、[[《FORBIDDEN SUNRISE 〜禁断の夜明け〜》]]相手には4ブーストと[[回数制限>禁断爆発]]のない[[コスト軽減]]を許してしまうため、相性は一長一短。

[[DM22-SD1]]期に入るとオリジナルでは、[[アビスラッシュ]]や[[【星雲人シヴァンリンネ】]]、[[ミラーマッチ]]への対策として、[[【青黒緑ハンデス有象夢造】]]に2枚程度挿されるケースが増加。[[《若き大長老 アプル》]]とはメタの範囲が多少被るが、[[パワー]]と能力の適用範囲で差別化可能。

[[【4色万軍投】]]ではメタカードとしては当然のこと、1コストで出せる[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]の[[破壊]][[コスト]]としても優秀。

[[DM22-EX2]]〜[[最強位決定戦(オリジナル)>https://dm.takaratomy.co.jp/coverage/skgp_decklist2/]]ごろまでは[[【絶望神サガループ】]]対策には[[《若き大長老 アプル》]]と人気を二分していたものの、それまで不十分と考えられていた[[《コッコ・武・ルピア》]]や[[《堕呪 ブラッドゥ》>《凶鬼98号 ガシャゴン/堕呪 ブラッドゥ》]]といった[[墓地リセット]]でも[[【絶望神サガループ】]]対策として十分機能し《アプル》の強固なロックは必須ではなかったこと、コスト1とコスト2では出しやすさが違うこと、[[《十番龍 オービーメイカー Par100》]]とのシナジーなどからDMGP2023-1stごろ[[(オリジナルベスト8)>https://dm.takaratomy.co.jp/coverage/dmgp2023b_decklist/]]にはこの2体の比較の人気では《とこしえの超人》に軍配が上がった。
//[[アドバンスベスト8>https://dm.takaratomy.co.jp/coverage/dmgp2023a_decklist/]]((《とこしえ》は[[サイキック]]や[[ドラグハート]]に刺さるため、従来から[[アドバンス]]での人気は高かった。))

[[DM23-RP1]]期では[[メクレイド]]によるクリーチャーの踏み倒しにも刺さるということで、より《とこしえの超人》の評価が上がった。

[[DM23-RP3]]期時点では[[青黒緑]][[ウィニー]]基盤を中心に使われ、[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]では[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]型での採用が中心。4ターン着地を狙うならマナがタイトになりがちだが、1マナと軽いこちらなら取り回しが良いためである。

[[DM23-EX2]]期になるとメタカードを[[《ボン・キゴマイム》>《ボン・キゴマイム/♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり》]]と[[《キャディ・ビートル》]]、疑似的なメタカードの[[圧縮>山札圧縮]]枠の[[《同期の妖精》>《同期の妖精/ド浮きの動悸》]]に焦点を絞った型の[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]が主流となり、採用を見送られるケースが目立つように。

[[DM23-BD2]]・[[DM23-BD3]]期時点では、各種マナブーストとのくっつきが良く、[[手札補充]]などで必要な時に[[手札]]に引っ張り込みやすいことから、[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]でも2枚採用で十分なケースが激増。[[【青赤マジック】]]や[[【青魔導具】]]/[[【青黒魔導具】]]にはほぼ刺さらず、[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]にも劇的に効く訳でもないなど、単純に[[腐る]]場面が増えたというのもある。
**その他 [#u8e9ce2a]
-今までの[[ジャイアント]]([[ジャイアント・インセクト]]は除く)のコスト最軽量は[[《戊辰の超人》]]の3であったが、この[[クリーチャー]]によりその記録が更新された。

-元ネタとなった[[クリーチャー]]は[[《いにしえの超人》]]。あちらとは違い、こちらは[[《暗黒の騎士ザガーン》]]に一方的に負けてしまう。
--[[原画>https://twitter.com/_otumami_/status/1383237948368310275]]を見ると分かりやすいが、イラストには翼を生やした《ザガーン》らしきクリーチャーが描かれている。蔦のようなものに絡め取られており、[[マナ送り]]にする能力を連想させる。そして物理的なサイズでは大きく勝っているようだ。
--ちなみに何の因果か[[王来篇]]では《ザガーン》が[[GRクリーチャー]]化した[[《暗黒の騎士ザガーンGR》]]が登場している。こちらはその性質故に《とこしえ》の効果で[[マナ送り]]されてしまうため、20年の時を経てまたしても《ザガーン》側が敗北するという珍事が発生している。

-[[DMRP-17]]では、カード番号が[[レアリティ]]と一致していない。本来であればこのカードは[[レア]]である。これはミスという線は薄く、本来[[アンコモン]]になるべきだった[[《オチャメ・トラップ》]]と意図的に差し替えられたと見てとれる。

-とこしえが「永久」に対してルビのプライマル(primal)は「原初」と、意味が異なっている。元ネタがエン(円)シェントに対してプライマル(丸)という言葉遊びだろうか。

-『デュエル・マスターズ ゴッド・オブ・アビスフルコンプリートBOOK』には「世が世なら『トコシエJAPAN』と言われてただろうなァ(古すぎてスマン!!!)」と「トルシエJAPAN」と掛けたコメントがある。因みに「トルシエJAPAN」を率いた1998年から2002年当時のサッカー日本代表監督のフィリップ・トルシエの時代からは、当書籍出版時点で丸20年以上が経過している。

-プロモ版(P78/Y20)のフレーバーテキストは[[《驚天の超人》]]のものを元にしている。
//自作自演は辞めてください。有益な情報ではなく不快です。
**関連カード [#ab043762]
-[[《検問の守り 輝羅》]]
-[[《ベイB セガーレ》]]

-[[《いにしえの超人》]]

-[[《レイジング・バンブー》]]

-イラストに描かれているカード
--[[《暗黒の騎士ザガーン》]]
--[[《Volzeos-Balamord》]](P14/Y20)

**[[フレーバーテキスト]] [#m4e69fc0]
-[[DMRP-17]]&br;'''振り下ろされた爪を刀で受け流した[[モモキング>《王来英雄 モモキングRX》]]。咄嗟に反撃しようとするが、気づけば[[ボルシャック]]の姿が炎の向こう側にいくつも見えていた。「炎の幻影。さて、本物の我を見破れるかな」それを聞くやいなや、[[モモキング>《王来英雄 モモキングRX》]]は何と目を閉じた!'''
-[[DM22-RP2]]&br;'''巨人の三つの目はとこしえの時代から超獣世界をにらみ続けている。'''
-[[プロモ>プロモーション・カード (第16期〜第20期)]](P78/Y20)&br;'''伸ばした腕は歴史をも超え、遥か彼方の[[不正>コスト踏み倒し]]を[[撃つ>マナ送り]]!'''
-[[プロモ>プロモーション・カード (第16期〜第20期)]](P14/Y20)&br;'''超獣世界をめぐる戦いに勝利するのは、「新世界」への移行を企む[[ヴォルゼオス・バラモルド>《Volzeos-Balamord》]]か!?'''

**収録セット [#zc38d7f0]
-illus.[[otumami]]
--[[DMRP-17 「王来篇 第1弾 王星伝説超動」>DMRP-17]](25/95)
--[[DM22-RP1 「ゴッド・オブ・アビス 第1弾 伝説の邪神」>DM22-RP1]](T15/T20)(TF15/TF20)
--[[DM22-RP2 「ゴッド・オブ・アビス 第2弾 轟炎の竜皇」>DM22-RP2]](T15/T20)(TF15/TF20)
--[[プロモーション・カード]] (P78/Y20)
-illus.[[KISUKE]]
--[[プロモーション・カード>プロモーション・カード (第16期〜第20期)]](P14/Y20)


**参考 [#e19849c2]
-[[ジャイアント]]
-[[G・ストライク]]
-[[攻撃できない]]
-[[置換効果]]
-[[マナ送り]]
-[[コスト踏み倒しメタ]]

----
[[公式Q&A]]

-1つ目の能力について
--[[G・ストライク]]も参照のこと

>Q.''《とこしえの超人》''のような単色クリーチャーの「G・ストライク」で[[《勝熱英雄 モモキング》]]を選べますか?
A.はい、選べます。[[《勝熱英雄 モモキング》]]が持つ「多色以外のクリーチャーの能力で選ばれない」は、バトルゾーンでトリガーしたクリーチャーの能力でのみ選ばれなくなる能力です。&br;「G・ストライク」はバトルゾーン以外でトリガーする能力ですので、[[《勝熱英雄 モモキング》]]を選ぶこともできます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39639]](2021.4.16)

>Q.相手の[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]がいる状況で、自分は''《とこしえの超人》''の「G・ストライク」を使えますか?
A.はい、使えます。[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]の能力はバトルゾーンにいるクリーチャーの能力のみを無視します。「G・ストライク」は無視されないので、相手のクリーチャーを1体選び、そのクリーチャーを攻撃させなくすることができます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40598]](2021.12.17)

-3つ目の能力について

>Q.相手の''《とこしえの超人》''がバトルゾーンにいる状況で、自分は手札から[[《死神術士デスマーチ》]]を召喚しました。「墓地進化」により、墓地から下にクリーチャーを重ねて出す必要がありますが、どうなりますか?
A.墓地から選んだ闇のクリーチャーを下に重ねた状態で[[《死神術士デスマーチ》]]はバトルゾーンに出ます。&br;カードの下にカードを置いても、そのカードはバトルゾーンに出たことになりません。ですので、''《とこしえの超人》''がいても問題なく「墓地進化」することができます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39675]](2021.4.16)

>Q.相手の''《とこしえの超人》''がバトルゾーンにいる状況で、自分のクリーチャーに封印は付きますか?
A.いいえ、バトルゾーンにあるカードの上に置くことは、カードを出すことですので、かわりにマナゾーンに置きます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39676]](2021.4.16)
#region2(類似裁定(2021.10.22)){{
>Q.相手の''《とこしえの超人》''がバトルゾーンにいる状況で自分の[[《禁断〜解放せしX〜》]]をバトルゾーンに出した場合、どうなりますか?&br;類似例:[[《FORBIDDEN SUNRISE 〜禁断の夜明け〜》]]
A.[[《禁断〜解放せしX〜》]]に付く封印はすべてマナゾーンに置き、その後、カードを1枚引きます。「禁断解放」はこの鼓動に付いている封印がなくなった時にのみトリガーするので、今回の場合はトリガーしません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40450]]
}}

>Q.相手の''《とこしえの超人》''がバトルゾーンにいる状況で、自分は墓地から唱えた魔導具呪文を[[《卍 新世壊 卍》]]の下に置けますか?
A.はい、置くことができます。カードの下にカードを置く行為では''《とこしえの超人》''の置換効果は適用されません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39677]](2021.4.16)

>Q.相手の''《とこしえの超人》''がバトルゾーンにいる状況で、自分は[[《時空工兵タイムチェンジャー》]]を使って、山札から進化クリーチャーの下にカードを重ねられますか?
A.はい、重ねられます。&br;カードの下にカードを置いても、そのカードはバトルゾーンに出たことになりません。ですので、''《とこしえの超人》''がいても問題なく進化クリーチャーの下にカードを重ねられます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39678]](2021.4.16)
#region2(類似裁定(2021.9.24)){{
>Q.相手の''《とこしえの超人》''がバトルゾーンにいる状況です。自分の[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]の「出た時」の能力や「自分の他のレクスターズが出た時」の能力で、山札からカードを[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]の下に置けますか?
A.はい、置けます。カードの下にカードを置いても、出したことにはなりません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40204]]
}}
#region2(類似裁定(2022.12.16)){{
>Q.バトルゾーンに相手の''《とこしえの超人》''がいる状況で、自分の[[《ガル・ラガンザーク》]]を「夢幻無月の門」で手札からバトルゾーンに出そうとした場合、どうなりますか?
A.''《とこしえの超人》''がいたとしても、[[《ガル・ラガンザーク》]]は下にカードが4枚置かれた状態でバトルゾーンに出ます。&br;カードの下にカードを置いても、そのカードはバトルゾーンに出たことになりません。ですので、''《とこしえの超人》''がいても手札から[[《ガル・ラガンザーク》]]を召喚できます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42530]]
}}

>Q.相手の''《とこしえの超人》''がバトルゾーンにいる状況です。自分が「S・トリガー」でクリーチャーをバトルゾーンに出す時、かわりにマナゾーンに置かれますか?
A.いいえ、置かれません。「S・トリガー」は手札から使います。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39679]](2021.4.16)

>Q.自分の[[《Dの禁断 ドキンダムエリア》]]と相手の''《とこしえの超人》''がバトルゾーンにいる状況で、自分のクリーチャーがバトルゾーンを離れる際、そのクリーチャーに封印は付きますか?
A.はい、封印が付きます。離れるかわりに封印が付きますので、置換効果は1つのイベントに1回しか適用されず''《とこしえの超人》''の置換効果は適用されません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39788]](2021.5.21)

>Q.相手の''《とこしえの超人》''がバトルゾーンにいる状況で、自分の[[《ガル・ラガンザーク》]]を「夢幻無月の門」で墓地からバトルゾーンに出す際、下に重ねる4枚はどうなりますか?
A.[[《ガル・ラガンザーク》]]のみがマナゾーンに置かれ、下に重ねる4枚は、元あったゾーンに残ります。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39947]](2021.7.16)

>Q.相手の''《とこしえの超人》''と、下に[[《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》]]がある自分の[[《不夜城艦 クランヴィア》]]がバトルゾーンにいる状況です。この状況で[[《不夜城艦 クランヴィア》]]が攻撃し、[[《りんご娘はさんにんっ娘》>《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》]]を唱えた場合、[[《スゴ腕プロジューサー》>《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》]]はバトルゾーンに出ますか?&br;類似例:[[《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》]]
A.はい、バトルゾーンに出ます。バトルゾーンで唱えて、そこから出るのでゾーンを移動したことにならず、''《とこしえの超人》''の置換効果は適用されません。また、[[《スゴ腕プロジューサー》>《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》]]の「出た時」の能力もトリガーしません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40407]](2021.10.22)

>Q.相手の''《とこしえの超人》''と[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]がバトルゾーンにいる状況で[[《禁断〜解放せしX〜》]]をバトルゾーンに出した場合、どうなりますか?&br;類似例:[[《FORBIDDEN SUNRISE 〜禁断の夜明け〜》]]
A.[[《禁断〜解放せしX〜》]]の「出した時」の効果に対して''《とこしえの超人》''と[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]のどちらの置換効果を適用するか、相手プレイヤーが選びます。同一プレイヤーの置換効果が複数存在する場合、そのどちらを適用するかはそのプレイヤーが選べます。
#region2((総合ルール 101.5b)){{
:101.5b |複数の置換効果が同時に存在するとき、通常の効果処理と同様にターン・プレイヤーの置換効果を優先して適用します。同一プレイヤーが複数の置換効果を持つ場合、どの置換効果を適用するか選ぶことができます。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40448]](2021.10.22)

>Q.相手の''《とこしえの超人》''がバトルゾーンにいます。自分のマナゾーンに[[《新世界王の権威》]]と[[《新世界王の思想》]]があり、手札に[[《新世界王の闘気》]]がある状況です。合体させ、コストを支払って[[《Volzeos-Balamord》]]を召喚し、バトルゾーンに出せますか?
A.いいえ、出せません。''《とこしえの超人》''の置換効果により、キング・セルは3枚とも、マナゾーンに置かれます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40615]](2021.12.17)

>Q.相手の''《とこしえの超人》''がバトルゾーンにいる状況です。&br;自分は[[《絶望神サガ》]]の効果で墓地から[[《邪神M・ロマノフ》]]を出そうとし、「Mデッキ進化」によって自分の山札の上から3枚を表向きにしました。表向きにした3枚の中にクリーチャーがあったのですが、処理はどうなりますか?
A.相手の''《とこしえの超人》''の置換効果によって[[《邪神M・ロマノフ》]]のみがマナゾーンに置かれ、表向きにした3枚はすべて墓地に置きます。&br;その後、[[《絶望神サガ》]]を墓地に置きます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43342]](2023.6.23)

>Q.相手の''《とこしえの超人》''がバトルゾーンにいる状況です。&br;自分の[[《振舞の超人》]]の「このクリーチャーとのバトルによって相手クリーチャーが破壊される時、かわりに」の置換効果で「ジャイアント・メクレイド8」して、クリーチャーを召喚したりタマシードを使う場合、どうなりますか?
A.出そうとしたクリーチャーやタマシードは、かわりにマナゾーンに置かれます。&br;[[《振舞の超人》]]の置換効果によって「ジャイアント・メクレイド8」を行いますが、置換されたイベントなのは、ジャイアントを使用するところまでです。使用した結果カードが出ることは、別のイベントですので、''《とこしえの超人》''の置換効果で出そうとしたカードがマナゾーンに置かれます。
#region2(([[総合ルール]] [[101.5>総合ルール本文#rule101_5]])){{
:101.5. 置換効果はひとつのイベントに対して1回のみ行う|
同一のイベントにおいて適用される置換効果は1つだけです。イベントとは、ゲーム中に起こりうるすべての出来事を指します。あるイベントがすでに置換されている場合、それ以上置換することはできません。
::101.5a |置換効果が句点で区切られる文章の一部を変更したとき、その句点で区切られる範囲の文章はそれ以上置換されることはありません。同じ能力内でも「そうした場合、」などで表される別の句点で区切られる文章であればそれは別のイベントとみなし、その部分は置換されているものとして扱いません。もともとの効果は置換された箇所を含めてひとつの効果として処理します。
::101.5b |複数の置換効果が同時に存在するとき、通常の効果処理と同様にターン・プレイヤーの置換効果を優先して適用します。同一プレイヤーが複数の置換効果を持つ場合、どの置換効果を適用するか選ぶことができます。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43348]](2023.6.23)

&tag(クリーチャー,自然文明,緑単,単色,コスト1,ジャイアント,パワー4000,G・ストライク,攻撃制限,相手プレイヤーを攻撃できない,コスト踏み倒しメタ,着地置換効果,置換効果,マナ送り,・,UC,アンコモン,トレジャー,銅・黒トレジャー,otumami,KISUKE);