#author("2024-11-11T22:45:26+09:00","","")
#author("2024-11-13T17:41:23+09:00","","")
*《【&ruby(いま){今};すぐ】うわっ…&ruby(あいて){相手};の&ruby(こうげき){攻撃};&ruby(と){止};めすぎ…?【クリック】》 [#t4552578]

|【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】 UC 水文明 (7)|
|呪文:チームウェイブ|
|''S・トリガー''(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)|
|次の自分のターンのはじめまで、相手のコスト5以下のクリーチャーは、攻撃もブロックもできない。|
|この呪文がどこからでも自分の墓地に置かれた時、自分の墓地をシャッフルし、山札の一番下に置いてもよい。|

[[DMEX-14]]で登場した[[水]]の[[チームウェイブ]][[呪文]]。

[[コスト]]5以下の相手[[クリーチャー]]の[[攻撃]]・[[ブロック]]を禁じる[[S・トリガー]][[呪文]]で、このカードがどこからでも[[墓地]]に置かれた時[[山札]]を回復できる。唱えることでも山札の回復が可能。唱えた[[呪文]]は[[墓地]]に置かれるためである。

[[攻撃]]を止めるための[[S・トリガー]]としては[[《テック団の波壊Go!》]]や[[《終末の時計 ザ・クロック》]]など定番の[[S・トリガー]]に例外的な状況(([[《テック団の波壊Go!》]]と違って[[《ロッキーロック》]]の離れたときの効果を使わせず、[[《禁断〜封印されしX〜》]]を解放させない。[[《終末の時計 ザ・クロック》]]と違ってアンタップ状態の[[《グレイト“S-駆”》]]や[[アビスラッシュ]]で出てきたクリーチャーを除去できる。))を除き性能で劣る。
[[山札回復]]が必要でないならそちらで良いのでぜひ活かしたい。
-一応[[ブロック]]を禁止する能力も持っているがほぼ関係ない。

[[山札回復]]は[[任意]]であるため、[[墓地]]を[[リセット]]したくない時は無理に行う必要も無い。そのため、[[墓地利用]]を行う[[デッキ]]で[[ライブラリアウト]]回避のために採用しても序盤の[[墓地肥やし]]の邪魔にならない。

[[墓地]]に置かれることで自動で[[山札回復]]ができるカードには、すでに[[《永遠の少女 ワカメチャ》]]や[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]があるが、このカードは防御用[[S・トリガー]]を兼ねているため[[デッキ]]スペースを節約できる所、呪文であるため唱えるだけで墓地に落ちるため墓地に落とす手間が無い所が長所。
-防御札として見た場合、[[GRクリーチャー]]の大半をこのカード1枚で止められる点が優秀。[[GR召喚]]主体の[[デッキ]]に対しては一定の防御性能が期待できる。

上記の類似の[[能力]]を持ったカードと同様、[[《偶発と弾幕の要塞》]]と相性が良い。特に、このカードは[[クリーチャー]]でないため[[《偶発と弾幕の要塞》]]でめくれても[[火力]]に支障がない点が優秀(従来[[山札回復]]に使用されてきた[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]には[[《偶発と弾幕の要塞》]]でめくれた時の[[火力]]が8000で固定されてしまうという弱点があった)。[[山札回復]]が任意である点も含め、[[【弾幕ガ・リュザーク】]]との相性は非常によい。

-[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]とは異なり、山札そのものは[[シャッフル]]しない点に注意。
[[《永遠の少女 ワカメチャ》]]と同じく[[墓地]]を[[シャッフル]]して[[山札の下]]に置く。
--この性質上、既に使って墓地に行っていたカードは山札の下に埋もれる事となる。
序盤に使った低コストカードを山札に混ぜずに済むとも取れるし、多用するカードが下に送られてしまい引きにくくなるとも取れる。

-[[《CRYMAX ジャオウガ》]]獲得以前の[[【トリガービート】]]は[[フィニッシャー]]不足に苦しんでいたため、半ば苦しまぎれにこのカードがフィニッシャーとして採用される場合があった。山札がこのカード2枚だけなら、毎ターン手札から唱え続けることで相手クリーチャーを[[ロック]]しつつ自分だけ山札を回復できるので、[[《ライブラ・シールド》>《聖闘の精霊龍 セイント・カイザー/ライブラ・シールド》]]による[[山札破壊]]からこのカードに繋げて[[ライブラリアウト]]を狙う方針が大真面目に研究された。((ちょうど黎明期の[[【デ・スザーク】]]が[[《革命の裁門》]]2枚を使い回して自分だけ山札回復してライブラリアウトを狙うデッキだったのと同じ構図である。[[《追憶人形ラビリピト》]],[[《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]],[[《堕魔 ドゥポイズ》]]の3枚を使い回すことで毎ターンオールハンデスとマナのロックが可能だったため決まれば勝ちやすく、[[新章デュエル・マスターズ環境]]ではよく見かけた。《裁門》は新規の[[魔導具]]が増え、デッキリストが洗練されていく過程で抜けたが[[《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》]]の採用という形で特殊勝利ギミックは残っている。現代の構築戦において「殴らず勝てる」ことがどれほど大きな意味を持っているか、端的に表しているエピソードと言える。))
--[[DMRP-22]]で[[《CRYMAX ジャオウガ》]]が登場してからはそちらを入れた構築が主流に。[[地雷]]デッキとしても大幅に強化された。しかし同時に[[《ホワイト・スワン》]]も獲得しているため、ライブラリアウトプランはむしろ強化されており、[[【トリガービート】]]と[[【シールドプリズン】]]の分化が進んだ。

**ルール [#p3efacd9]
-攻撃できなくする効果は、''唱えた時点で場にいたクリーチャー全て''に、「''コスト5以下なら''攻撃もブロックもできない」[[継続的効果]]を与える効果である。
--この呪文を唱えた後に出たコスト5以下のクリーチャーは、[[攻撃]]または[[ブロック]]することができる。
--効果の対象となった[[クリーチャー]]が[[進化]]などで[[コスト]]が変わった場合、[[進化]]後の[[コスト]]のみを参照する。
そのコストによって、攻撃できなかったクリーチャーが攻撃できるようになる場合も、攻撃できたクリーチャーが攻撃できなくなる場合もある。

-[[山札回復]]の能力は[[呪文能力]]ではないため、[[呪文]]の[[詠唱]]を[[封じられて>唱えられない]]いても使用可能。

-[[山札回復]]は[[置換効果]]ではないため、[[山札]]の最後の1枚がこのカードであった場合は山札回復の[[解決]]よりも先に[[状況起因処理]]である[[ライブラリアウト]]がチェックされてゲームに敗北する。

-この呪文を唱え終わった後に、墓地に置かれた場合でも[[山札回復]]は誘発する。

-この呪文を[[墓地]]から唱えた場合、[[山札回復]]は誘発しない。[[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41166]]
--2022年9月14日のルール改定にて[[保留状態]]のルールが整備されたことで、唱える前後でゾーンの移動が発生しない場合は、「○○に置かれた時」に当たらないことになったため、誘発しなくなった。
**環境において [#q5350f6a]
潜在能力は高かったが環境での活躍は永らく乏しく、一部の[[ループ]]にパーツとして使われる程度であった。

そんな中で[[【アカシック3】]]が環境に進出すると、ループパーツとして環境で見かける機会は増えた。

そして[[【逆アポロ】>【シールドプリズン】]]が登場すると、無限耐久プランを支える純粋な[[山札回復]]としてブレイク。相手が[[《勝利のヴォルグ・サンダー》]]で継続的に[[【逆アポロ】>【シールドプリズン】]]に対してハンデスを浴びせても、[[《勝利のヴォルグ・サンダー》]]はハンデスが強制なので、これを落とさせれば相手にとっては裏目である。
そして[[【シールドプリズン】]]が登場すると、無限耐久プランを支える純粋な[[山札回復]]としてブレイク。相手が[[《勝利のヴォルグ・サンダー》]]で継続的に[[【シールドプリズン】]]に対してハンデスを浴びせても、[[《勝利のヴォルグ・サンダー》]]はハンデスが強制なので、これを落とさせれば相手にとっては裏目である。

[[【白青ライベルモットループ】>【ライベルモットループ】]]でもループパーツとして使われる他、[[【白黒赤ファイアー・バード】]]や[[【白赤緑ドリームメイト】]]/[[【白緑ドリームメイト】>【白赤緑ドリームメイト】]]が環境に進出すると、それらに刺さる純粋な足止めとしての需要も増した。

2024年11月上旬から、これと[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]を1枚ずつ採用し、[[【シールドプリズン】]]と[[【白青黒マーシャル】>【青白マーシャル】#bc16809f]]を徹底的に対策した[[【青赤緑ガイアッシュ覇道】]]の入賞が散見されるようになった。[[【白青黒マーシャル】>【青白マーシャル】#bc16809f]]に関しては[[《冥土人形ウォカンナ・ピエール》]]などの[[墓地送り]]方式の[[山札破壊]]ならループによる山札調整も怖くない。これと[[《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》]]のどちらが山札の上から1枚目であっても、[[《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》]]の手打ちと[[《ヨビニオン・フレイムバーン》]]での[[ディスカード]]で両方対応できる。
ただし、相手が[[《聖斬のコード アシッド》]]を採用していた場合は、[[山札破壊]]手段が強制[[ドロー]]であるため有効な対策にはならない。
**その他 [#gfa7d75f]
-十王篇1ブロック環境、超・十マーク2ブロック構築環境では待望の実用的な山札回復[[カード]]、[[《ドラグ変怪》]]対策となる。

-元ネタは、現実の転職サイトtypeのネット広告に使われてネット上で大流行したキャッチフレーズ「うわっ…私の年収、低すぎ…?」。汎用性の高い語呂と広告の印象的な写真から、ネット上における一種のネタとして定着した。[[カードイラスト]]に描かれた[[《珊瑚妖精キユリ》]]が口を抑えながら驚愕する様子も、その広告の画像が元になっている。

-イラストでは《キユリ》の動画にニコニコ動画風のコメントが流れている様子が描かれている。

**アニメにおいて [#vab2f2f2]
-アニメ『[[キング>デュエル・マスターズ キング(アニメ)]]』では第36話で[[キャップ]]が[[ゼーロJr.]]戦で使用。
[[《ソーシャル・マニフェストII世》]]の能力で自分のターン中に唱え、次のターンの[[攻撃]]を封じた。

-アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』では第26話で[[喝 叱咤]]が[[斬札 ウィン]]戦([[コモン]]・[[アンコモン]]限定戦)で引こうとしたが、失敗した。

**関連カード [#n2a40b0c]
-[[《永遠の少女 ワカメチャ》]]
-[[《諜報員 ツナハッカ》]]
-[[《最終命令:3150-1059》]]

-[[《灼熱の斬撃 テスタ・ロッサ》]]

-イラストに描かれているクリーチャー
--[[《珊瑚妖精キユリ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#a270a523]
-[[DMEX-19]]&br;'''[[チームウェイブ]]では、新たな世界を繋ぐ塔が新たなバズプレイスとなっていた。'''

**収録セット [#d3c91cb6]
-illus.[[kawasumi]]
--[[DMEX-14 「弩闘×十王 超ファイナルウォーズ!!!」>DMEX-14]](46/110)
--[[DMEX-19 「マスター・ファイナル・メモリアル・パック」>DMEX-19]](45/68)

**参考 [#x0bb0195]
-[[チームウェイブ]]
-[[S・トリガー]]
-[[プリン効果]]
-[[墓地]]
-[[シャッフル]]
-[[山札回復]]

----
[[公式Q&A]]

-2つ目の能力について

>Q.自分のターン中、自分は''《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》''を唱えました。次の相手のターン中に出た、相手のコスト5以下の「スピードアタッカー」能力を持つクリーチャーは、攻撃できますか?
A.はい、攻撃できます。''《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》''の効果は、唱えた時点でバトルゾーンにいるクリーチャーのみに適用されます。&br;新たにバトルゾーンに出たクリーチャーには影響を及ぼしません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39409]](2021.2.19)

-3つ目の能力について

>Q.自分の[[《怒流牙 佐助の超人》]]の「出た時」の能力で''《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》''を捨てて、その後マナゾーンに置きました。この「墓地に置かれた時」の能力は、解決できますか?
A.はい、解決できます。呪文能力にある誘発型能力も、墓地に置いた時点でトリガーし、解決します。
#region2((総合ルール 603.2)){{
:603.2. |誘発型能力は、誘発条件を満たすたび自動的に誘発します。誘発した効果は一度待機状態となり、解決を待ちます。
::603.2a |ステップの開始時に、「はじめに」誘発する能力がすべて誘発します。
::603.2b |誘発型能力は、その誘発条件を満たすたびに一度だけ誘発します。しかし、そのイベントが複数の出来事を含んでいる場合、複数回誘発することもあり得ます。&br;例: 「いずれかのクリーチャーが破壊されるたび」という誘発条件の能力を持つクリーチャーがいるときに、複数のクリーチャーが同時に破壊された場合、その能力は破壊されたクリーチャーと同じ数だけ誘発します。
::603.2c |「になる」という語を用いている誘発イベントは、その示されたイベントが発生したときにのみ誘発します。元々その状態であった場合に誘発することはなく、その状態であり続ける間は再び誘発することはありません。同様に、カードがその状態でそのゾーンに入った場合にも誘発しません。&br;例: クリーチャーが「タップ状態になった」ときに誘発する能力は、バトルゾーンにあるクリーチャーがアンタップ状態からタップ状態になった時にのみ誘発します。
::603.2d |能力は、その誘発イベントが実際に発生したときにのみ誘発します。置換されて行われなかったイベントによって誘発することはありません。&br;例: クリーチャーが墓地に置かれることによって誘発する能力は、クリーチャーを墓地に置く代わりに他のゾーンに置いた場合には誘発しません。
::603.2e |誘発型能力の中には使用宣言が必要なものがあります。「ニンジャ・ストライク」や「革命チェンジ」、「無月の門」など、非公開ゾーンで誘発する誘発型能力は、すべて使用宣言が必要な誘発型能力です。これらの能力は、墓地やマナゾーンなど、公開ゾーンから使用する場合にも、使用宣言を行う必要があります。
::603.2f |誘発型能力の使用宣言は、カードの使用宣言とは異なります。誘発型能力の使用宣言とは、その誘発型能力を持つカードの持ち主であるプレイヤーだけがその能力の誘発を確認できる状況において(手札にある場合など)、そのプレイヤーがそのカードを見せて宣言することです。宣言されてはじめてその誘発型能力が誘発します。これは 603.2 の例外です。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39410]](2021.2.19)

>Q.相手の[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]がバトルゾーンにいる状況です。自分の''《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》''が、唱える以外の方法で墓地に置かれました。この「墓地に置かれた時」の能力は解決できますか?
A.はい、解決できます。[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]は呪文を唱えることを禁止しますが、このカードのが持つような、唱えずにトリガーする能力を禁止することはできません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39411]](2021.2.19)

&tag(呪文,水文明,青単,単色,コスト7,チームウェイブ,S・トリガー,コスト5以下,プリン効果,全体プリン効果,どこからでも墓地に置かれた時,このカードがどこからでも墓地に置かれた時,山札回復,UC,アンコモン,Kawasumi,十王篇ブロック);