#author("2024-04-29T00:39:17+09:00","","")
#author("2024-05-07T16:37:05+09:00","","")
*《「&ruby(かいい){怪異};」の&ruby(ちょうてん){頂天}; クリス=ベルゼ》 [#top]

|「怪異」の頂天 クリス=ベルゼ UC 無色 (10)|
|クリーチャー:ゼニス・セレス 10001|
|''水晶ソウル3''(このクリーチャーを召喚する時、自分のマナゾーンにある裏向きのカードのマナの数字は3になる)|
|''W・ブレイカー''(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)|
|このクリーチャーは、出たターンの間、シールドの数が偶数のプレイヤーまたは偶数のコストを持つクリーチャーを攻撃できる。(0は偶数として扱う)|
|''エターナル・K''(このクリーチャーが離れる時、かわりに自分のマナゾーンにある裏向きのカードを3枚、表向きにしてもよい)|

[[DM23-EX3]]で登場した[[無色]]の[[ゼニス・セレス]]。

[[ゼニス・セレス]]共通の[[水晶ソウル]]3と[[エターナル・K]]に加えて[[W・ブレイカー]]、そして特定の[[攻撃]]先に限り[[召喚酔い]]なしで[[攻撃]]できる[[能力]]を持つ。
その条件は''コストかシールド数が偶数''の相手であること。クリーチャー相手ならコスト、プレイヤー相手ならシールド数を参照する。

無色の[[水晶ソウル]]持ちの例に漏れず[[《Dの寺院 タブラサ・チャンタラム》]]との相性がよく、[[Dスイッチ]]で[[アンタップ]]した[[水晶マナ]]のみを使って[[召喚]]できる。

最も軽い[[ゼニス・セレス]]だが、単体での盤面性能は控えめ。
[[エターナル・K]]による[[除去耐性]]と疑似[[スピードアタッカー]]で最後の押し込みを任せるのが良いだろう。
[[シールド]]の数が偶数という条件は奇数枚の[[ブレイク]]数の[[クリーチャー]]で調整できるほか、全て[[ブレイク]]しきった後[[ダイレクトアタック]]させることもできる。

-偶数を参照するカードはこのクリーチャーが初めてというわけではないが、偶数に対する[[メタ]]的な能力を持つ[[無色]]の大型クリーチャーである点は[[ゼニス]]の元ネタと目される[[Magic:The Gathering]]の[[エルドラージ]]の一体である[[虚空の選別者/Void Winnower>http://mtgwiki.com/wiki/%E8%99%9A%E7%A9%BA%E3%81%AE%E9%81%B8%E5%88%A5%E8%80%85/Void_Winnower]]を彷彿とさせる。
そちらも(0は偶数である。) という注釈があることからも信憑性が高い。

-「0は偶数として扱う」という注釈によって、シールドが0の[[プレイヤー]]には攻撃できることが分かるようになっている。
--[[コスト0]]クリーチャーについても攻撃できることがわかるが、実戦で攻撃したいのは[[《試作品 クロコギア》]]くらいなのでほとんど意味がない。
--コスト[[∞>無限]]については記載がない。[[過去のよくある質問>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa_old/37873/]]では∞を偶数として扱うことになっているが、これは[[総合ルール]]にも記載がないので分かりにくい。とはいえ《クリス=ベルゼ》側が素でパワーが勝っているコスト∞のクリーチャーは存在しないのでやはりほとんど意味がないが。

-このクリーチャーの[[パワー]]も10000から1加えてまで奇数にしているが、コストは偶数。普通に相手の《クリス=ベルゼ》に殴られる。

-名前の由来は[[《「異形」の頂天 クリス=ゼ=ブブ》]]と合わせて蝿の悪魔である「ベルゼブブ」だろう。

-漫画『デュエル・マスターズ LOST ~追憶の水晶~』では第5話および第7話で[[クリスタ]]が[[斬札 ウィン]]とのデュエルで使用。
第5話では[[《Dの寺院 タブラサ・チャンタラム》]]の効果で2体が召喚されたが、返しのウィンのターンで1体目が[[《ハンマ=ダンマ》]]の[[cip]]で、2体目がパワー14000に上がった[[《トートロット=ザ=ダーティ》]]とのバトルでそれぞれ破壊された。
第5話では[[水晶マナ]]込みの8マナで2体が召喚されたが、返しのウィンのターンで1体目が[[《ハンマ=ダンマ》]]の[[cip]]で、2体目がパワー14000に上がった[[《トートロット=ザ=ダーティ》]]とのバトルでそれぞれ破壊された。
第7話では3体目が登場したが、[[《クリス=タブラ=ラーサ》]]が[[ブレイク]]したシールドから[[S・トリガー]]で唱えた[[《九番目の旧王》]]によって[[エターナル・Κ]]を貫通され、破壊された。

**裁定不明 [#a71f564a]
このクリーチャーが持つ出たターンのクリーチャーへの攻撃許可は、アンタップしているクリーチャーへの攻撃も許可されるのか。

文章だけで見るのなら、どこにも「アンタップしているクリーチャーを」とは書いていないため、[[召喚酔い]]ではない場合に攻撃できる範囲しか攻撃できず、シールドをブレイクせず安全に[[《天頂と停滞と水晶の決断》]]を[[アタック・チャンス]]できない恐れがある。

**[[コスト軽減]]早見表 [#z9f87182]
|使用カード|実質コスト|支払い|h
|[[《奪取のクリス アラカン》]]|10-2=8|[水晶(3)]の3枚|
|~|~|[水晶(2)]と[無色(2)]の4枚|
|>|>|BGCOLOR(white):|
|[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]|10-4=6|[水晶(2)]の2枚|
|~|~|[水晶(1)]と[無色(3)]の4枚|

**関連カード [#related]
-[[《奇天烈X グランドダイス》]]
-[[《超奇天烈 マスターG》]]

**収録セット [#pack]
-illus.[[Norikatsu Miyoshi]]
--[[DM23-EX3 「アビス・レボリューション 外伝 邪神と水晶の華」>DM23-EX3]](27/74)

**参考 [#reference]
-[[ゼニス・セレス]]
-[[水晶ソウル]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[バトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる]]
-[[エターナル・Κ]]

----
[[公式Q&A]]

-3つ目の能力について

>Q.自分のシールドが4つの状況です。自分の''《「怪異」の頂天 クリス=ベルゼ》''は出たターン、自分を攻撃できますか?
A.いいえ、攻撃できません。&br;自分のクリーチャーが自分のクリーチャーや自分を攻撃することはできません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44597]](2024.2.16)

&tag(クリーチャー,無色,コスト10,ゼニス・セレス,ゼニス,パワー10001,水晶ソウル3,水晶ソウル,召喚する時,マナ数増加,W・ブレイカー,偶数,バトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる,エターナル・K,UC,アンコモン,Norikatsu Miyoshi,アビス・レボリューションブロック);