#author("2024-03-16T05:16:10+09:00","","")
#author("2024-04-06T19:09:44+09:00","","")
*《「&ruby(しん){心};」の&ruby(ちょうてん){頂天}; プロフェシー》 [#top]

|「心」の頂天 プロフェシー VR 無色 (10)|
|クリーチャー:ゼニス・セレス 23132|
|''革命チェンジ'':コスト7以上のアンノウンまたはゼニス(自分のコスト7以上のアンノウンまたはゼニスが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)|
|''Q・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、無色ではないコスト7以下のエレメントをすべて破壊する。|

[[DM23-RP3]]で登場した[[無色]]の[[ゼニス・セレス]]。

[[コスト]]7以上の[[アンノウン]]または[[ゼニス]]を条件とした[[革命チェンジ]]を持つ[[Q・ブレイカー]]。[[cip]]で各[[プレイヤー]]のコスト7以下の[[有色]][[エレメント]]をすべて[[破壊]]する。

[[召喚]]すればほぼ勝利が決まる存在だったはずの[[ゼニス]]をさらに踏み台にして登場する前代未聞の[[フィニッシャー]]。[[cip]]で邪魔な[[ブロッカー]]や[[エレメント]]を一掃して攻撃できる。

[[ブレイク]]数は豪快だが自分のクリーチャーも[[cip]]で除去してしまうため、[[リーサル]]を組むには少し工夫が必要になる。チェンジ元以外に無色クリーチャーかコスト8以上のクリーチャーが2体以上いる時に[[革命チェンジ]]で出すのが理想である。
一応1体を攻撃させてから《「心」の頂天 プロフェシー》を出して巻き込んで破壊することもできるが、ブロッカー対策の面を活かせないので最終手段に近い。
また、[[タップキル]]に使うのも少々もったいない。コスト7以上のアンノウンやゼニスなら素のパワーでも[[殴り返し]]には十分なはずである。ただし、[[《「祝」の頂 ウェディング》]]のような[[召喚した時]]の能力が強烈なものを使い回すなら、選択肢としてなくはない。

[[手打ち]]では[[《ドキンダム・アポカリプス》]]などが比較対象になる。[[コントロール]]で採用されることを考えると[[重さ]]は欠点になりづらく、どんな[[デッキカラー]]にも出張できるという無色の強みだけを活かせる。また、[[召喚]]時限定cipではないので[[《蒼龍の大地》]]などの[[コスト踏み倒し]]で出しても[[全体除去]]を使える。

**ルール [#le7c4a8e]
-通常の無色ゼニスは[[エターナル・Ω]]の耐性を持っているが、それを適用した結果手札に戻す能力であるため、[[革命チェンジ]]の「バトルゾーンのエレメントと手札のカードを[[入れ替える]]」ことは正しく行えた扱いとなる。[[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41430/]]
--[[スター進化]]とは違い[[エターナル・Ω]]は下にあるカードも手札移動になるため、進化元がある[[《「無情」の極 シャングリラ》]]や[[《「魔力」の極 ダークマター》]]などでも[[革命チェンジ]]は不発にならない。

**他のカード・デッキとの相性 [#e727fe82]
-[[名目コスト]]が8以上か、[[名目コスト]]が7以下だが無色であり、自身の[[実質コスト]]が軽くて出たターンに相手プレイヤーに攻撃できるクリーチャー全般は追撃要員として候補になる。
--[[《ジョリー・ザ・ジョニー Final》]]は、相手のマナゾーンにある文明数×2軽くなる。もし相手が5色デッキならコストを支払わずに召喚できる。
--[[《「勝利」の頂 カイザー「刃鬼」》]]の攻撃時に[[革命チェンジ]]し、先に《「心」の頂天 プロフェシー》の入れ替えとその[[cip]]で全体破壊を使ってから、[[アタックトリガー]]の[[W・メクレイド]]を使えばコスト7以下も破壊に巻き込まれずバトルゾーンに残せる。ちなみに誤って先にメクレイドしても[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]といったメインの大型ハンターはコスト火力に巻き込まれない。

-[[【ターボゼニス】]]では[[cip]]が[[刺さる]]相手には積極的に出して[[ビートダウン]]し、刺さらない相手には従来通り[[《「祝」の頂 ウェディング》]]でじっくり攻めるという後出しじゃんけんのような使い方ができる。

-[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]と相性が良いが、cipで破壊されてしまう。一応先述のように[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]で2点削りを入れてから《「心」の頂天 プロフェシー》を出せば[[打点]]の損失は抑えられる。巻き込んだのがドラゴンであれば[[《ディメンジョン・チョーカー》]]によって[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]を含めて[[墓地回収]]できる。

-[[重量級]]ゼニスを能動的に手札に戻せるため[[《創世と終焉のゼニスパーク》]]と相性が良く、アニメでも同じデッキに採用されていた。

-《「心」の頂天 プロフェシー》自身はアンノウンではないため[[《懐疑の虎狼 ミラーズホロウ/「汝は偽名なりや?」》]]などのアンノウンサポートを受けられない点に気をつけたい。

-[[ソウルシフト]]で出せる[[《真実の大神秘 星飯》]]とは相性が良い。

-[[《真実の名 タイガー・レジェンド》]]はチェンジ元になり、[[cip]]でコスト8以上のクリーチャーを大量展開できるので相性が良い。一例として[[【白単天門】]]に[[《真実の名 タイガー・レジェンド》]]と《「心」の頂天 プロフェシー》を[[タッチ]]するだけでこの[[コンボ]]を使える。

-[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]とは奇跡的な[[シナジー]]があり、このクリーチャーの後に攻撃させればほぼ確実に[[エクストラウィン]]できる。ただし、シールドが5枚の状態から《「心」の頂天 プロフェシー》でQ・ブレイクすると1枚しか残らないため、[[マスター・W・ブレイカー]]を使えるのは1回である。

-[[《ドキンダム・アポカリプス》]]との[[差別化]]点として[[《終末縫合王 ミカドレオ》]]との相性の良さが挙げられる。そちらの[[召喚した時]]の能力で踏み倒せばコスト7以下の[[リセット]]で[[エクストラウィン]]を補助できる。なお、[[《終末縫合王 ミカドレオ》]]もゼニスだが[[EXライフ]]があるのでチェンジ元には向かない。

-[[要求値]]は高いが[[《スクランブル・チェンジ》]]や[[《クック・轟・ブルッチ》]]の[[コスト軽減]]を駆使し、[[《偽りの名 バザガジー・ラゴン》]]や[[《偽りの名 バルキリー・ラゴン》]]から繋げば5マナで出せる。
この場合はコスト8以上のクリーチャーを用意するのが困難なので、[[ジョーカーズ]]などの無色[[ウィニー]]を利用してリーサルを組むことになるか。
[[《偽りの名 ドレッド・ブラッド》]]と[[《戦略のD・H アツト》]]などの組み合わせについても同様。

**漫画・アニメにおいて [#r3099a03]
どのメディアにおいても[[リッパー教授]]が切り札として使用する。

-漫画『デュエル・マスターズ WIN』では第12話の[[斬札 ウィン]]戦で使用する形で初登場。
デュエマ外に置いても半実体化状態にあり、リッパー教授に背後霊のように付き従っている。この状態でも実体化しかけた[[《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》]]を無理矢理カードに戻し、リッパー教授に読心能力や異空間への侵入能力など超常的な力を与えていた。
デュエマでは[[《「智」の頂 レディオ・ローゼス》]]の[[攻撃]]時に[[バトルゾーン]]に出され、[[《アビスベル=ジャシン帝》]]を破壊した。
--描写は無いものの[[革命チェンジ]]で入れ替えられたと思われるが、宣言されておらず(一応「能力発動」とは宣言していたが)、[[DM23-RP3]]で[[革命チェンジ]]が復活する情報が発表される前だったため、ネタバレを防ぐ意図があったと考えられる。
--カード及び収録パックである[[DM23-RP3]]の情報が一切出る前に、漫画に先行登場したカードの1枚であり、先行登場の前例は[[《アシスター・サイネリア》]](召喚された描写は無い)などもあるが、メインキャラクターの切り札かつ収録パックの情報自体が発表される前の先行登場は非常に珍しく、類似例としては[[《超奇天烈 マスターG》]]などがある。

-アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』では第19話で漫画版と同様に[[斬札 ウィン]]戦で使用する形で初登場。
自身の身体を無色透明にする能力を持っており、それを使ってリッパー教授を超能力者かのように見せていた。この際にデュエマ外の2Dの姿も見せている。
デュエマでは漫画版と同様に[[《「智」の頂 レディオ・ローゼス》]]の攻撃時に[[革命チェンジ]]で登場し、[[cip]]で[[《アビスベル=ジャシン帝》]]以外のウィンのエレメントを一掃した。
その後は第39話の3戦目でも使用し、[[《偽りの嘘 ネメシス》]]の攻撃時に[[革命チェンジ]]で登場し、《ネメシス》の効果で[[《アビスベル=覇=ロード》]]の攻撃誘導を無視してシールドをクアトロブレイクし、第19話と同様に[[cip]]でウィンのエレメントを一掃したが、[[S・トリガー]]で発動した[[《極印呪文「インフェギガ」》]]による[[《アビスベル=ジャシン帝》]]の[[リアニメイト]]を許してしまい、返しのターンで《ジャシン帝》のアビスラッシュ付与を活用した[[《漆黒の深淵 ジャシン帝》]]の[[cip]]により《レディオ・ローゼス》共々破壊された。

--第19話のデュエマ中にこのクリーチャーと相対した[[《アビスベル=ジャシン帝》]]は「思考が何も見えない『無』のような存在」と評している。
--革命チェンジの演出は「VSRF」から変わっておらず、チェンジ元のクリーチャーとハイタッチするものであり、「革命チェンジ」の文字は七色である。この時は手が見える状態になっていた。
--また、第19話のミニコーナーである「今日のカード」としても紹介された。

**その他 [#c8a7674e]
-初の[[ゼニス・セレス]]かつ2種類目の単[[種族]][[ゼニス]]。

-これまでの無色[[ゼニス]]はすべて[[エターナル・Ω]]を持っていたが、このクリーチャーは[[ゼニス・セレス]]であるためか持っていない。

-登場時点のパワー24000未満のクリーチャーの中で最もパワーが高い。光文明にもパワー23500は存在していない。

//-登場時点では[[パワー]]が最大の[[ゼニス]]だったが、[[DM23-EX3]]で[[《クリス=タブラ=ラーサ》]]に抜かれ、2位に転落した。
//エゴイストが1位

-革命チェンジにコスト制限があるが、登場時点ではアンノウン、ゼニスともにコスト7未満のクリーチャーは存在しなかった。
--ただし[[《ビックリ・イリュージョン》]]などを使用するとコスト制限にかかる可能性はあった。[[DM23-EX3]]にてコスト6のアンノウンである[[《偽りの希望 鬼丸「終斗」》]]などが登場した。

-プロフェシー(英:Prophecy)は「神託」の意。ゼニス関連種族である[[オラクル]]と奇しくも同じ意味の名前である。

-[[イラスト]]には[[クロスギア]]の[[イラストにいるもの>《試作品 クロコギア》]]に似た白い人影が描かれており、アニメのCGモデルにも登場している。
一方、漫画やアニメではこの部分をリッパー教授に置き換える形で実体化している。

-[[DM23-RP3]]には[[アンノウン]]は1枚も収録されておらず、[[ゼニス]]の[[種族カテゴリ]]は《「心」の頂天 プロフェシー》自身のただ1枚のみ。

-デュエチューブで明かされた話によると元々[[DM23-RP4]]に収録される予定のカードだったが、ストーリーでの登場時期が早まったため[[DM23-RP3]]に前倒しで収録された。[[参考>https://www.youtube.com/watch?v=MYEwiD3NTKI]]
--[[DM23-EX3]]では[[ゼニス・セレス]]が本格的に登場したが、このカードは最初に登場した[[ゼニス・セレス]]でありながら他のカードとはかなり異質な部分が見受けられる。
まず共通効果の[[水晶ソウル]]と[[エターナル・Κ]]を持たず、[[水晶マナ]]との関連が一切無い。そして[[ゼニス・セレス]]は[[《クリス=タブラ=ラーサ》]]に支配されている種族にもかかわらず、[[革命チェンジ]]というその設定と相反するような能力を持つ。
イラストで手にしている盾は[[《「俺獅」の頂天 ライオネル》]]のものと酷似しており、[[水晶の華>水晶マナ]]の救済と何らかの関係があると思われる。
--[[DM23-EX3]]の制作秘話から考えると、おそらくは毎年恒例となっている次年度のプレビュー枠として収録されたと考えられる。しかし、路線変更の都合で2024年度の商品展開には[[ゼニス]]が絡まないこととなり、存在が浮いてしまう結果になった。

**関連カード [#l7323f3a]
-[[《偽りの嘘 ネメシス》]]

-[[《鎧機天 シロフェシー》]]
-[[《巨魔天 アオフェシー》]]
-[[《機深天 クロフェシー》]]
-[[《魔鎧天 アカフェシー》]]
-[[《深巨天 ミドフェシー》]]
//他のセレスとは全然違うっぽいことが判明したので

//**セレスとある種族 [#yaedcd89]

//#taglist(セレス)

**[[フレーバーテキスト]] [#zf281d79]
-[[DM23-RP3]]&br;'''[[ゼニス]]、それは世界の頂点に立つ者。'''

**収録セット [#wd7f9585]
-illus.[[Tanru]]
--[[DM23-RP3 「アビス・レボリューション 第3弾 魔覇革命」>DM23-RP3]](1/74)

**参考 [#a233fce9]
-[[ゼニス・セレス]]
-[[革命チェンジ]]
-[[アンノウン]]
-[[ゼニス]]
-[[Q・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[有色]]
-[[コスト火力]]
-[[全体除去]]

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