#author("2024-02-13T05:42:20+09:00","","")
#author("2024-02-20T16:37:32+09:00","","")
*《「&ruby(じゅおん){呪怨};」の&ruby(ちょうてん){頂天}; サスペンス》 [#top]

|「呪怨」の頂天 サスペンス SR 闇文明 (12)|
|クリーチャー:ゼニス・セレス 13000|
|''水晶ソウル3''(このクリーチャーを召喚する時、自分のマナゾーンにある裏向きのカードのマナの数字は3になる)|
|''スレイヤー''|
|''T・ブレイカー''|
|このクリーチャーが召喚によって出た時、相手は自身の手札をすべて捨てる。|
|このクリーチャーが攻撃する時、相手の墓地にある呪文を3枚まで、自分がコストを支払わずに唱える。それらの呪文をすべて唱えた後、相手は好きな順序で山札の下に置く。|
|''エターナル・Κ''(このクリーチャーが離れる時、かわりに自分のマナゾーンにある裏向きのカードを3枚、表向きにしてもよい)|

[[DM23-EX3]]で登場した[[闇]]の[[ゼニス・セレス]]。

[[水晶ソウル]]3と[[スレイヤー]]、[[T・ブレイカー]]、[[エターナル・Κ]]を持つ。
召喚限定[[cip]]で[[オールハンデス]]し、[[アタックトリガー]]で相手の墓地の呪文3枚を[[横取り>呪文横取り]]する。

コストは12と重いが、[[水晶ソウル]]3の効果で最小5枚タップで召喚可能。

シンプルに組むと[[黒緑]]になるだろうが、この場合は[[《「この私のために華を咲かすのだ!」》]]→[[《シャングリラ・クリスタル》]]→《「呪怨」の頂天 サスペンス》が基本パターンとなる。[[《「戦鬼」の頂天 ベートーベン》]]を潤滑油とした、あるいは[[《偽りの名 ワスプメリサ》]]を戦術に組み込んだデッキで有効。

黒単色、あるいは無色多めで[[色事故]]を恐れないのなら次の動きが追加される。

+2ターン目は[[《Dの寺院 タブラサ・チャンタラム》]]か[[《無防備のシダン キナコ》]]、3ターン目[[《シャングリラ・クリスタル》]]、4ターン目[水晶(3)]+[闇(3)]のコスト支払い
+2ターン目は[[《Dの寺院 タブラサ・チャンタラム》]]、3ターン目[[《奪取のクリス アラカン》]]、4ターン目12-2=10を[水晶(3)]+[闇(1)]支払い

上記の方法で最速4ターン目に召喚できる。
4ターン目に大型のボディが付いた[[《ロスト・ソウル》]]を撃てるのは非常に凶悪。実際、似た速度感で[[オールハンデス]]する[[《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》]]+[[《ニコル・ボーラス》]]、[[《闇王ゼーロ》]]+[[《知識の破壊者デストルツィオーネ》]]、[[《魔光神官ルドルフ・アルカディア》]]+[[《魔の革命 デス・ザ・ロスト》]]が使われたこともあるぐらいである。

[[アタックトリガー]]も強力で、相手の[[墓地]]の[[呪文]]3枚を[[横取り>呪文横取り]]できる。
唱える[[呪文]]には何の制限も無く、使い終わった後は[[山札の下]]に移動するので、[[墓地]]の[[呪文]]を再利用することを主軸とした相手への[[メタ]]にもなる。
また、[[オールハンデス]]で除去札がなくなること、さらに[[エターナル・K]]を持つことから出した次のターンまでに[[除去]]することが難しく、[[アタックトリガー]]を利用しやすい。

[[アタックトリガー]]のために攻撃したらシールドブレイクで相手に手札を与えてしまうことが[[オールハンデス]]後の弱点だったが、[[《「無上」の頂天 シャングリラ・ファンタジア》]]と組み合わせることで克服できる。
[[《Dの寺院 タブラサ・チャンタラム》]]→[[《シャングリラ・クリスタル》]]と動いて、4ターン目に闇マナ1枚と[[水晶マナ]]4枚を確保する。
《タブラサ・チャンタラム》の[[Dスイッチ]]を使うことで同じターンに両方を召喚することができ、《シャングリラ・ファンタジア》が《「呪怨」サスペンス》に[[召喚酔い]]の解除とそのアタックキャンセル役を兼ねる。

[[《クリス=タブラ=ラーサ》]]そのものの取り回しの悪さを抜きにすれば、それとの相性は悪くない。
お互いに相手の墓地のカードを奪うという能力の都合上、このカードの[[オールハンデス]]で下準備が出来る。強奪対象もこのカードが呪文、[[《クリス=タブラ=ラーサ》]]が[[クリーチャー]]であり、片方が刺さらないデッキに対してはもう片方が刺さる、という相補的な関係になっている。

召喚時限定で[[オールハンデス]]を内蔵しているが、単なる[[ビッグマナ]]では複数の能力が腐るので微妙。
そもそも高速着地ギミックなく、膠着状態で[[オールハンデス]]の妨害が刺さるのは[[今引き]]が弱いデッキ相手に限られる。

//[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]に[[《悪魔龍 ダークマスターズ》]]が入らないのと同じで、他にも色とコンセプトが合うデッキに[[《ニコル・ボーラス》]]が入らないなど、始動が遅いハンデス自体環境での採用が見られないことからも、[[オールハンデス]]目当てで採用するのはやめたほうが良いだろう。

**環境において [#h148cca5]
登場早々、[[黒緑]]構築で[[水晶マナ]]を軸とした【黒緑ゼニス・セレス】なるデッキでの上位入賞が報告された。

**その他 [#o38227c8]
-元ネタの[[《「呪」の頂 サスペンス》]]はTCGでは[[光デーモン・コマンド>デーモン・コマンド#white]]を配下としていた。
そのことを考えれば[[《「呪」の頂 サスペンス》]]の[[有色]]化は[[光]][[文明]]が妥当と思えるが、このカードは[[闇]]が採用されている。
--デュエプレで[[サスペンス]]は闇デーモンも従えており、またTCG含め心を獲得した《ライオネル》は光の側(([[《偽りの星夜 ブラック・オブ・ライオネル》]]より「'''感情無き[[ゼニス]]であった[[ライオネル>《「俺」の頂 ライオネル》]]に芽生えた友情の心。それは反動として邪悪なるライオネルも産み出してしまった。'''」))と思われるため、結果として光は[[《「俺獅」の頂天 ライオネル》]]に充てがわれ、こちらは闇文明となっているとも取れる。

**[[コスト軽減]]早見表 [#af9a1184]

|使用カード|実質コスト|支払い|h
|[[《奪取のクリス アラカン》]]|12-2=10|[水晶(3)]と[闇(1)]の4枚|
|~|~|[水晶(2)]と[闇(4)]の6枚|
|>|>|BGCOLOR(white):|
|[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]|12-4=8|[水晶(3)]と[闇(1)]の4枚 ※下の方が[[水晶マナ]]を多く残せる|
|~|~|[水晶(2)]と[闇(2)]の4枚|

**[[サイクル]] [#cycle]
[[DM23-EX3]]の[[スーパーレア]][[ゼニス・セレス]]サイクル。全て[[水晶ソウル]]3と[[エターナル・Κ]]を持ち、[[エピソード2]]に登場した[[ゼニス]]を元ネタとする。

|[[《「無上」の頂天 シャングリラ・ファンタジア》]]|[[《「無情」の極 シャングリラ》]]|
|[[《「俺獅」の頂天 ライオネル》]]|[[《「俺」の頂 ライオネル》]]|
|[[《「狡智」の頂天 レディオ・ローゼス》]]|[[《「智」の頂 レディオ・ローゼス》]]|
|''《「呪怨」の頂天 サスペンス》''|[[《「呪」の頂 サスペンス》]]|
|[[《「使命」の頂天 グレイテスト・グレート》]]|[[《「命」の頂 グレイテスト・グレート》]]|
|[[《「戦鬼」の頂天 ベートーベン》]]|[[《「戦慄」の頂 ベートーベン》]]|

**関連カード [#related]
-[[《「呪」の頂 サスペンス》]]

-[[《知識の破壊者デストルツィオーネ》]]

-[[《サスペンス・ザイン》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]

**収録セット [#pack]
//***[[デュエル・マスターズ]] [#pack_dm]
-illus.[[boyaking]]
--[[DM23-EX3 「アビス・レボリューション 外伝 邪神と水晶の華」>DM23-EX3]](S5/S10)
-illus.[[nuisuke]]
--[[DM23-EX3 「アビス・レボリューション 外伝 邪神と水晶の華」>DM23-EX3]](SP3/SP5)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]

**参考 [#r63457b0]
-[[ゼニス・セレス]]
-[[水晶ソウル]]
-[[スレイヤー]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[召喚]]
-[[cip]]
-[[ハンデス]]
-[[オールハンデス]]
-[[アタックトリガー]]
-[[呪文横取り]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[エターナル・Κ]]

&tag(クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト12,ゼニス・セレス,ゼニス,パワー13000,水晶ソウル,水晶ソウル3,スレイヤー,T・ブレイカー,召喚限定cip,cip,ハンデス,オールハンデス,アタックトリガー,呪文横取り,エターナル・Κ,SR,スーパーレア,boyaking,nuisuke,アビス・レボリューションブロック);