#author("2025-06-22T04:46:45+09:00","","")
#author("2025-10-16T03:15:17+09:00","","")
*《「ファーーーー!&ruby(おれさま){俺様};は&ruby(かな){哀};しい!!」》 [#top]

|「ファーーーー!俺様は哀しい!!」 UC 自然文明 (11)|
|呪文|
|''ハイパーエナジー''(この呪文を唱える時、コストが異なる自分のクリーチャーを好きな数タップしてもよい。こうしてタップしたクリーチャー1体につき、この呪文のコストを2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない)|
|自分の墓地を山札に加えてシャッフルし、その後、自分の山札の上から4枚を見る。その中から、クリーチャーを1体出してもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く。|

[[DM24-RP4]]で登場した[[自然]]の[[呪文]]。

[[ハイパーエナジー]]で[[コスト軽減]]して唱えることができる[[呪文]]で、[[山札回復]]からの[[シャッフル]]を挟んだうえで、[[山札の上]]4枚の中から[[踏み倒し]]する効果を持つ。

[[《ミステリー・キューブ》]]系の踏み倒し呪文と異なり、[[山札の上]]4枚の中から踏み倒せるので、狙ったクリーチャーを踏み倒せる確率が高い。
しかし[[手打ち]]には事前準備が必要で、[[S・トリガー]]などの他の効果も持たないため、かなりピーキー。
そのままでは非常に重く、[[コスト踏み倒し]]で唱えるなら他に強力な呪文が幾つもあるのでハイパーエナジーで使用したい。
コスト5~7まで軽減できれば妥当か。
[[《ミステリー・キューブ》]]系の踏み倒し呪文と異なり、[[山札の上]]4枚の中から踏み倒せるので不発のリスクが低く、踏み倒すクリーチャーもその場に応じて選べる可能性がある点が魅力。踏み倒し方だけで言えば自分で選べるようになった[[《ミラクルとミステリーの扉》]]であり、踏み倒し自体は強力。
しかし[[手打ち]]には事前準備が必要であり、だからといって[[ウィニー]]などを増やすと踏み倒しのバリューが下がってしまうジレンマを抱えている。[[S・トリガー]]などの自身を踏み倒す効果も持たず、それどころかそれ以外の効果もない(この効果自体に[[墓地リセット]]が付属してはいるが)ため取り回しが悪い。それでいて踏み倒せるクリーチャーは他の踏み倒し呪文の多くと同様の1体のみであり、単にそのまま使うだけでは他の踏み倒し呪文の劣化になりかねないかなりピーキーな性能。
[[ターボ]]によって使うのならばより強力な踏み倒しカードが数多くあり、[[コスト踏み倒し]]で唱えるなら他に強力な呪文が幾つもあるので、このカードを活かすのなら基本的にはハイパーエナジーで使用したい。2~3体を[[タップ]]してコスト5~7まで軽減できれば妥当か。

また、文明が違うとはいえ2コスト上には[[サーチ]]範囲が広く、[[追加ターン]]も狙える[[《♪ハックより 一時ずらして じゅうとなな》]]もある。
あちらが[[墓地肥やし]]で、こちらが[[山札回復]]と真逆の挙動である点を活かせるか。
踏み倒しの前に行う[[墓地リセット]]は、墓地の[[リソース]]を失う点が痛いだけでなく、呪文などを戻すことによって踏み倒しの期待値を下げてしまう点を無視できない。
[[フルクリーチャー]]のような構築を意識するか、事前に何らかの手段でマナに送るなどして回避するか、などが対策として考えられる。あるいはいっそ[[山札回復]]としてこれを活かすようにデッキを構築するのも手だろうか。
一応、この呪文を唱えたあとは墓地にこのカードがあるので、墓地から呪文を踏み倒すクリーチャーを出せばそのまま2回目の踏み倒しを行うことができる。よってリソースを失うものの[[墓地利用]]が不可能というわけでもないが、その場合はできるならリソースを確保するカードも合わせて採用したい。

また、文明が違うとはいえ2コスト上には同じハイパーエナジー持ちでありながらより[[サーチ]]範囲が広く、[[追加ターン]]も狙える[[《♪ハックより 一時ずらして じゅうとなな》]]もある。
文明以外の点で差別化するとすれば、あちらが[[墓地肥やし]]でこちらが[[山札回復]]と真逆の挙動である点を活かすか、あるいはコストが低い点を活かして速度を意識するなどが鍵だろうか。

巨大ファッティに寄せた[[【青黒緑マルル】]]に投入するのも1つの手。4ターン目に7マナに安定して達しやすいデッキなので、詠唱自体は非常に安定する。問題は自然単色のコスト2初動マナブーストや[[《ヨビニオン・マルル》]]を始めとして自然単色カードを大量投入するこのデッキにどれだけ自然単色のコスト踏み倒し呪文を入れるスペースがあるかである。

[[【ミステリー・キューブ】]]なら[[《幻想と伝承の決断》]]でコストの異なるクリーチャーが踏み倒せたなら、6→7と繋がるので好相性。[[EXライフ]]持ちを[[コスト]]にすれば[[殴り返し]]もある程度ケアすることが可能である。
ただし、踏み倒しカードを多く積むと踏み倒し先のバリューが下がってしまい本末転倒なので、枚数配分は検討する必要がある。
[[【ミステリー・キューブ】]]なら、手打ちの[[《幻想と伝承の決断》]]でコストの異なるクリーチャーが踏み倒せただけで6→7と繋がるので好相性。[[EXライフ]]持ちを[[コスト]]にすれば[[殴り返し]]もある程度ケアすることが可能である。
ただし、【ミステリー・キューブ】では踏み倒しの期待値を確保するために踏み倒しカードの枠を極力絞っており、他のカードと競合してしまう。さらにはハイパーエナジーのためにクリーチャーのコストを被らないようにすること、[[横並び]]を意識すること、[[墓地リセット]]を想定することなども踏まえてデッキを構築しなければならない。
以上より、既存の【ミステリー・キューブ】にそのまま投入するのではなくこのカードを意識した専用構築を組む必要があるだろう。他の《ミステリー・キューブ》系の呪文と比較すると、終盤になるにつれ[[横並び]]によって手打ちしやすくなるので、その点も意識してデッキを組んでみるといいかもしれない。

[[リミテッド]]ではそもそも強力な[[ファッティ]]の絶対数をメインデッキに確保できない上に、単純な頭数稼ぎとして考えても低コストで唱えられる前にフィニッシュに向かうことができるはずなので、微妙である。

//**[[サイクル]] [#cycle]

**関連カード [#related]
-[[《ミラクルとミステリーの扉》]]

-[[《森翠月 ゴルファンタジスタ》]]
-[[《哀しみの夜 シンベロム・カタルシス》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DM24-RP4]]&br;'''[[シンベロム・カタルシス>《哀しみの夜 シンベロム・カタルシス》]]は[[深い哀しみをたたえた表情>《邪尾の魔法陣》]]のまま[[彫像>《哀像シン》]]となり……[[ゴルファンタジスタ>《森翠月 ゴルファンタジスタ》]]の咆哮が、[[自然文明]]中に響き渡った。'''
-[[DM24-EX3]]&br;'''[[シンベロム>《哀しみの夜 シンベロム・カタルシス》]]とのつながりと別れは、[[ゴルファンタジスタ>《爆翠竜 ゴルファンタジスタ》]]に新たな戦いを決意させた。'''

**収録セット [#pack]
//***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[Kemonomichi]]
--[[DM24-RP4 「王道篇 第4弾 悪魔神、復活」>DM24-RP4]](46/76)
--[[DM24-EX3 「刺激爆発デュエナマイトパック」>DM24-EX3]](77/80)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]
//--[[DMPP-00 第00弾「  」>DMPP-00]]

**参考 [#reference]
-[[ハイパーエナジー]]
-[[山札回復]]
-[[シャッフル]]
-[[コスト踏み倒し]]

&tag(呪文,自然文明,緑単,単色,コスト11,ハイパーエナジー,山札回復,上から4枚,コスト踏み倒し,リクルート,UC,アンコモン,Kemonomichi,王道篇ブロック);