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*《&ruby(むげんりゅう){∞龍}; ゲンムエンペラー》 [#ad6160f0]

|∞龍 ゲンムエンペラー KGM 水/闇文明 (∞)|
|クリーチャー:∞マスター・ドラゴン/チーム零 ∞|
|''<ムゲンクライム>4''(自分のクリーチャーを4体タップし、[水/闇(4)]支払って、このクリーチャーを自分の手札または墓地から召喚してもよい)|
|''∞ブレイカー''(「∞ブレイカー」を持つクリーチャーは、相手のシールドを好きな数ブレイクできる)|
|''ブロッカー''|
|コスト5以下のクリーチャーの能力とコスト5以下の呪文の効果を無視する。|

[[DMRP-15]]で登場した[[水]]/[[闇]]の[[∞マスター・ドラゴン]]/[[チーム零]]。

[[ムゲンクライム]]4で出せる[[∞ ブレイカー]]の[[ブロッカー]]であり、[[コスト]]5以下の[[クリーチャー]]の[[能力]]と[[呪文]]の[[効果]]を[[無視]]する[[能力]]を持つ。

真っ先に目につくのは[[コスト]]と[[パワー]]の両方が無限という規格外のサイズだろう。

どう頑張っても正規コストを支払って召喚は不可能なので、自身の[[ムゲンクライム]]か、他のカードによる[[コスト踏み倒し]]効果を使って出すしかない。

ムゲンクライムの条件は厳しいものではなく、軽量クリーチャーを多く採用すれば、4[[ターン]]目に出すことも容易。

パワー∞の攻撃制限のない[[ブロッカー]]ということから、「[[すべてのバトルに勝つ]]」能力持ちか[[∞パワーアタッカー]]のように同率での[[相打ち]]でしかバトルで負けない最強格のブロッカーでもある。[[ファッティ]]ブロッカーは[[《天海の精霊シリウス》]]や[[《金色目 ポラリス》]]のように光文明の[[カラーパイ]]のはずなのでかなり異質。[[《ヘブンズ・ゲート》]]の[[類似カード]]からは多くの場合直接出せないが、一部[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]や[[《禁呪と聖句の決断》]]のように直接出せるカードもあるため[[【ウェルキ>【4色ウェルキウス天門】]][[ウス天門】>【白緑巨大天門】]]への出張性能も生まれている。

[[コスト踏み倒し]]に関しても、特に制限やペナルティはないため、コストを問わない踏み倒し効果で簡単に出せる。
特に、[[ドラゴン]]種族及び[[ブロッカー]]能力を持ち、ドラゴンを踏み倒す手段が豊富な[[【連ドラ】]]や[[【連ドラグナー】]]はもちろんのこと、[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]や[[《天門ノ裁キ》]]で出すこともできるため、色の合わない[[【ヘブンズ・ゲート】]]や[[【絶十】]]でも1枚か2枚程度入れるのもいいだろう。
[[能力]]も[[出た時]]能力は持たず、[[常在型能力]]なので[[退化]]して出してもその[[スペック]]を遺憾なく発揮できる。[[【青黒退化】]]なら多色ではあるが色が完全に合っているため、[[事故]]要因になりにくい。

コスト無限という癖が強そうなステータスに反して、[[汎用性]]は高く、一見コンセプトが全く合わなそうなデッキに使われることもザラ。

高パワーに加えて、広い範囲の能力・効果無視を持つため、早期に出されるとこのクリーチャーを除去するのはなかなか大変。仮に除去されてもこれを出すようなデッキはそもそも横展開に長けている傾向があるためムゲンクライムを(再)試行しやすく、出し直しも容易。

[[ビートダウン]]や[[GR]][[クリーチャー]]主体の[[デッキ]]など、相手次第ではこのカード1枚で詰ませることもあるだろう。
[[コスト]]6以上の[[カード]]には干渉しないが、いくらヘヴィ級の[[カード]]を多数採用した[[【ゲイル・ヴェスパー】]]や[[DMBD-06]]でも、[[デッキ]]の潤滑油として[[コスト]]5以下の[[呪文]]を使うことは多々ある。
早期[[召喚]]出来ればあらゆるデッキを鈍化させられるだろう。

しかも、高パワーのブロッカーでもあるため、ムゲンクライムを使ってタップした自分のクリーチャーを[[殴り返し]]から守ることができるのはもちろんのこと、自分への攻撃も牽制できる。

パワーは定義上これより高いものが存在しない、最高の値である。[[《大樹王 ギガンディダノス》]]や[[《龍の極限 ドギラゴールデン》]]の[[極限ファイナル革命]]の影響も受けない。

単純に、[[攻撃制限]]の[[デメリット]]がある味方の低[[コスト]][[ムゲンクライム]]元のサポートとしても優秀。

[[アタッカー]]としても優秀で、無限のパワーを持つがゆえにあらゆるクリーチャーを悠々と[[殴り返し]]でき、シールドをブレイクする時も∞ブレイカーによって状況に応じてブレイク数を選べるため、[[スーパー・S・トリガー]]ケアもしやすい。

高[[コスト]]に対する[[除去]][[耐性]]は持っていないが、パワーの高さと低コストカードの能力・効果を封じられるため場持ちがよく、[[ムゲンクライム]]によって手札と墓地から再召喚が狙えるため、[[バウンス]]と[[破壊]]にも強い。[[ムゲンクライム]]が届かない[[マナ送り]]や[[シールド送り]]には弱いが、今は[[水]]のカードは[[マナ回収]]や[[シールド回収]]をする手段が増えていっているため、それでリカバリーできる。[[闇]]にも、自分のシールドを[[焼却>シールド焼却]]する能力を持つカードがある。
《∞龍 ゲンムエンペラー》を[[除去]]すると[[能力]][[無視]]が解除されてしまうことを利用して、心理的に[[除去]]されにくくもできる。相手も同じことが言えるので、自分が有利な状況で詰めの一手として出すのも一つの方法である。
[[ブロッカー除去]]も5[[コスト]]以下の[[クリーチャー]]、[[呪文]]によるものなら自身の[[能力]]で無効化できる。卑近な例では[[《ガイアール・カイザー GS》]]や[[《叡智の聖騎士 スクアーロ》>《叡智の聖騎士 スクアーロ/エナジー・ライト》]]が効かない。[[《トゲ玉・キャノンボール》>《スニーク戦車 オーリー/トゲ玉・キャノンボール》]]や[[《メガ・ブレード・ドラゴン》]]などの抜け道が存在するため、それらは使用率は低めだが警戒はするに越したことはない。また、自分が[[《イッツ・ショータイム》]]を唱えたときにこのクリーチャーを相手に出されると、コストが∞より高いクリーチャーは存在しないために自分は何も出せなくなってしまう。

しかし、自分も[[無視]][[能力]]の対象となるのは気を付けなければならないところ。[[ムゲンクライム]]でこのカードを出すために低[[コスト]]クリーチャーを多く採用した場合、それらがすべて[[バニラ]]同然になってしまう。低[[コスト]][[呪文]]に至ってはほぼ使い物にならないので、[[スピードアタッカー]][[付与]]等のパワーアップも同一[[ターン]]中に行うのは困難となる。
また、[[無視]]されるのは[[能力]]だけであり[[封印]]のように存在自体が[[無視]]される訳ではない。さらに[[《幻龍 ゲンムエンペラー》]]と違い[[バトルゾーン]]からクリーチャーを離す能力を持ってはいない。この様に数で押されているようなときに出しても効果は薄いため、出すタイミングには注意したい。

[[水]]/[[闇]]らしいクセのある[[カード]]ではあるが、[[能力]]自体は強力であり、前述の通り[[汎用性]]も高めなので、このクリーチャーを核とした[[専用デッキ]]をわざわざ作らずとも、このクリーチャーを「[[フィニッシャー]]の1つ」とした[[グッドスタッフ]]が多めのデッキに入れても十分活躍を期待できる。

-その性質上、6コスト以上だが[[コスト軽減]]や[[代替コスト]]で序盤に使いやすいカードと相性が良い。特に[[《“魔神轟怒”万軍投》]]はこのカードをコストに軽減しつつクリーチャーを3体並べられるので、追加で1体用意するだけで[[ムゲンクライム]]4の条件を満たせる。

-クリーチャーが横並びする[[GR召喚]]とも[[シナジー]]があり、[[【青黒GRハンデス】]]の[[フィニッシャー]]として[[1枚積み]]するという手もある。[[火]]を[[タッチ]]した構築にして[[《ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ》]]の[[コスト]]にするのも良いだろう。

-早期に出せば相手の[[《フェアリー・ライフ》]]などの初動も封殺できるため、[[【青黒退化】]]でバトルゾーンに残すのも有効。[[水]]の[[カード]]でもあるので1ターン目から[[《神出鬼没 ピットデル》]]で[[墓地]]に仕込むことも可能。

-[[【悠久弾幕】]]においては[[《偶発と弾幕の要塞》]]によって捲れると《∞龍 ゲンムエンペラー》以外をすべて除去する札となる。

-コスト10以上であることには変わりはないため、[[《神歌の歌姫 アマテラス・キリコ》]]でも呼び出すことができる。

-自身の[[能力]]で[[攻撃できない]]を[[無視]]できるため、軽[[コスト]]の[[攻撃できない]][[クリーチャー]]と相性がいい。

**ルール [#a8c21493]
-[[無限]]と[[∞ ブレイカー]]の扱いについては、そちらのページを参照。

***クリーチャーの能力を無視する能力に関するルール [#e1d6be5e]
基本的には[[《あたりポンの助》]]と同じルールであるため、そちらのページを参照されたし。ここでは、《∞龍 ゲンムエンペラー》固有の事柄について述べる。

-[[能力]]が[[無視]]される前に[[誘発]]し、[[待機]]している[[効果]]や、既に[[解決]]済みの[[効果]]は無視されない。
--[[《爆熱DX バトライ武神》]]の[[アタックトリガー]]で、山札の上から[[《無双竜鬼ミツルギブースト》]]→《∞龍 ゲンムエンペラー》の順でクリーチャーを踏み倒した場合、[[《無双竜鬼ミツルギブースト》]]の[[誘発型能力]]が[[誘発]]してから、《∞龍 ゲンムエンペラー》の[[常在型能力]]によって[[無視]]されたため、[[待機]]している[[《無双竜鬼ミツルギブースト》]]の[[単発的効果]]を[[解決]]できる。
逆の順で踏み倒した場合、《∞龍 ゲンムエンペラー》の[[常在型能力]]によって[[《無双竜鬼ミツルギブースト》]]の[[誘発型能力]]は[[無視]]されるため、[[誘発]]しない。
--[[《戯具 ザンボロン》]]や[[《催眠の意志 レンブラ》]]のような「[[タップ]]した時」に能力が[[誘発]]するクリーチャーを[[ムゲンクライム]]でタップした場合、《∞龍 ゲンムエンペラー》がバトルゾーンに出る前に既に[[誘発]]しているため、[[待機]]している[[単発的効果]]を[[解決]]できる。

-この[[クリーチャー]]が[[バトルゾーン]]に出ることによって[[誘発]]する[[誘発型能力]]も[[無視]]する。
--例えば、自分の《∞龍 ゲンムエンペラー》が出た時に、相手の[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]がいたとしても、その[[誘発型能力]]は[[無視]]されているので[[誘発]]しない。
[[誘発型能力]]が[[誘発]]するかどうかを決定するのは、[[常在型能力]]による[[継続的効果]]を適用した後になるからである。

-[[《ツネキン☆ゲームス》]]のような[[着地置換効果]] や[[《緊縛の影バインド・シャドウ》]]のような[[状態定義効果]]は、《∞龍 ゲンムエンペラー》がバトルゾーンに出る前に処理するため、[[無視]]されない。

-複数のカードが同時にバニラ同然になるが、カードを見た場合の[[特性]]まではバニラにならない。バトルゾーンにある能力を無視されているクリーチャーは「[[カードに能力が書かれていないクリーチャー>バニラ]]」として扱われない。
--[[《アクア・ティーチャー》]]や[[《バニラ・ゾーン》]]など、大抵のバニラサポートは《∞龍 ゲンムエンペラー》で能力や効果が無視されているため気にする必要はないが、《∞龍 ゲンムエンペラー》があっても能力がある[[《Dの学園 ナメティック・アカデミー》]]の[[誘発型能力]]には関係がある。この場合、元々のカードがバニラでないと1ドローはできない。

***呪文の効果を無視する能力に関するルール [#i6915765]
-呪文の''効果''を無視するので、呪文を唱えている時だけでなく、唱え終わった後にその呪文の''[[解決]]によって発生した[[継続的効果]]も無視される''。ここが、クリーチャーの''能力''が無視されるのとは違うポイント。
--例えば、相手が[[《ジャミング・チャフ》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]を唱え、次のターンに自分が《∞龍 ゲンムエンペラー》を召喚した場合、《ジャミング・チャフ》の「相手に呪文を唱えられなくする」効果は無視され、自分は呪文を唱えられるようになる。

-唱えるための能力である[[S・トリガー]]や[[革命0トリガー]]、一部の[[代替コスト]]に関する能力は問題なく使える。
--[[置換''効果''>置換効果]]を含むものなど、種類によっては[[代替コスト]]は適用出来ない。
>
:使用できる例|[[手札]]以外の[[ゾーン]]から唱えることを許可する能力(例:[[《生命と大地と轟破の決断》]]、[[ムゲンクライム]]呪文等)&br;デメリット能力を生成・即座に解決する代わりに支払うコストを変更する能力(例:[[《“魔神轟怒”万軍投》]]等)
:使用できない例|[[代替コスト]]能力に「かわりに」と記されている置換効果タイプの能力(例:[[《シンクロ・スパイラル》]],[[《「カレーパンを食ってやるぜぇ!」》]])
//抜け等あれば追記お願いします。

-[[呪文]]が持つ[[G・ストライク]]の効果は、それがコスト5以下なら''使うことはできない''。
--[[宣言]]をする段階では無視されていないため、手札に加わる時点で[[G・ストライク]]である証明のために相手に見せ、宣言を済ませることはできる。ただし、「相手に見せてからクリーチャーを選んでそれを攻撃できなくさせる」という処理は''[[効果]]''であるため、それ全体が無視されることになる。つまり、宣言のため見せていたとしても[[G・ストライク]]を使ったことにはならない。
[[クリーチャー]]と[[呪文]]では違うところに注意したい。

-上記の裁定から、[[《完全防御革命》]]などが持つ、効果により自身を[[ディスカード]]することも無視の対象に含まれる。適正なタイミングで使用宣言を済ましても、「捨てる」という効果が実行されるタイミングには無視されているため、結果として何も起こらない。
--同様に、コスト5以下の[[チャージャー]]を[[空撃ち]]しても、通常の呪文と同じく墓地に置かれる。

-コスト5以下の呪文の[[呪文能力]]の[[解決]]中に、このクリーチャーがバトルゾーンに出たとしても、解決中の呪文能力は無視されない。
//ソース:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44111/
--例えば、[[《転生プログラム》]]でこのクリーチャーが出てきた時、[[《転生プログラム》]]の[[表向き]]にしたカードは、墓地に置く予定の効果が突然消えるということはなく、テキスト通り墓地に置く処理を行う。

//***裁定不明のルール [#y2700083]
//「呪文の効果の無視」が、どこまで無視されるのか、まだ定かではない。おそらく、[[呪文能力]]による効果のみが無視されるのであって、それ以外は無視されないと思われる。
//
//もし[[呪文能力]]による効果のみが無視されるなら、以下の効果は無視されない。
//-[[チャージャー]]のような、唱えた後に処理される能力。
//-[[《完全防御革命》]]や[[《オンセン・無敵タイム》]]、[[《超次元ごっつぁん・ホール》]]など、自身の[[ディスカード]]能力。
//
//《フェアリー・Re:ライフ》のQ&Aで、呪文の持つ非詠唱時の効果も無視されることが定義されました

***補足 [#r9e51566]
-このカードは[[ダイヤモンド状態]]や[[アンタッチャブル]]と同じく、[[能力]]と[[効果]]の違いを十分に理解していないと[[スペック]]を発揮できない。[[【ヘブンズ・ゲート】]]や[[【青黒緑コントロール】]]、[[退化]]など様々なデッキに採用される可能性があるカードなので、自分が使う場合だけでなく相手に使われることにも備えてルールを理解しておきたい。また、処理がわからない部分は事前にジャッジに確認しておきたい。

-[[DMEX-19]]版は最後の能力のテキストが「~呪文の''能力''を無視する。」となっているが、これは誤植。
従来通り呪文は''効果''を無視する。

**コスト5以下無視で起こる現象 [#sd12f45d]
-[[《終末の時計 ザ・クロック》]]などの軽量[[S・トリガー獣]]が防御札として活躍できなくなる。

-[[《The ジョギラゴン・アバレガン》]]と[[《暗黒の騎士ザガーンGR》]]以外の全[[GRクリーチャー]]が[[バニラ]]に成り下がる。ただし、[[オレガ・オーラ]]は影響を受けない。
--自分が[[オーラ]]主体でデッキ構築する場合、[[【バニラオーラ】]]で採用すると相性が良い。【バニラオーラ】は展開力に優れるためこのクリーチャーの[[ムゲンクライム]]を発動させやすく、元々ほぼ全ての[[GRクリーチャー]]が[[バニラ]]なら能力を無視する[[デメリット]]もほとんどない。効果による強力な展開力を持つ[[《マリゴルドIII》]]が[[プレミアム殿堂]]した事も大きい。

-[[【青魔導具】]]などのコスト5以下の[[呪文]]や[[クリーチャー]]に頼るデッキが壊滅状態に陥る。
--特に[[【チェンジザドンジャングル】]]では、デッキの回転に不可欠なルーターとなる[[《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]呪文側と呪文踏み倒しの両面が腐ってしまう。
--呪文の効果は無視されるが[[空撃ち]]自体はルール上可能。その為、[[《卍 新世壊 卍》]]等の呪文を[[唱える]]事で適用する効果は変わらず運用出来る。

-[[《零龍》]]は[[零龍卍誕]]時の[[全体除去]]ができなくなるばかりか、[[耐性]]を失い[[零龍卍誕]]した瞬間に破壊される。当然、[[《零龍》]]を使用しているプレイヤーも即座に敗北する。またこの能力はバトルゾーンに出た時から発動する常在型能力である為、あまりないことではあろうが[[《零龍》]]が既に[[零龍卍誕]]している状態であってもこのクリーチャーを出した瞬間に[[《零龍》]]の能力が無視されバトルゾーンを離れる。その為やはり[[《零龍》]]側のプレイヤーは即座に敗北する。
--つまりこのクリーチャーはどのタイミングで出しても[[《零龍》]]へのメタカードとなるのである。

-互いのコスト5以下のクリーチャーは[[ブロッカー]]を失いブロック出来なくなる。

-コストが低いかわりにデメリットを持つクリーチャーを[[バニラ]]のように使うことができる。
--[[《はずれポンの助》]]など相手プレイヤーを攻撃できないコスト1クリーチャーはそのデメリットを失ったクリーチャーになり、[[《界王類七動目 ジュランネル》]]は[[ワールド・ブレイカー]]も失うがパワー24000のバトルに非常に強いクリーチャーとなる。
--軽量ブロッカーは[[攻撃できない]]能力を持つことが多いが、その能力も無視される。これは状況によって自分のメリットにも相手に使われるデメリットにもなるので注意。特にこのクリーチャーを出した時に相手にコスト5以下の攻撃できないクリーチャーが複数体いた場合、相手にターンを明け渡したそのターンにこちらが敗北する可能性がある。
---ただし、ルールの見出しで書かれている通り、能力を無視されているクリーチャーは「[[カードに能力が書かれていないクリーチャー>バニラ]]」としては扱われない。

**環境において [#nb85a924]
[[DMSD-16]]の発売直後から[[DMSD-16]]のカードを用いた[[【青黒ムゲンクライム】>【青黒ゲンムエンペラー】]]の優勝報告が多数挙がり、[[ムゲンクライム]]の強さが周知された事で、[[DMRP-15]]発売前からこのカードもムゲンクライム能力を用いた【青黒ゲンムエンペラー】での活躍が期待された。
そして、[[DMRP-15]]が発売後、その期待通りこのカードを投入した[[【青黒ゲンムエンペラー】]]も早速優勝報告が上がることになる。

このカードの獲得により、DMRP-15発売前から環境トップの強さを誇っていた[[【連ドラグナー】]]がさらに手を付けられなくなった。
この時期の[[【連ドラグナー】]]では[[《勇者の1号 ハムカツマン蒼》]]を採用し、早期に強力[[多色]][[ドラゴン]]を踏み倒すのが主流であり、このカードもその踏み倒し先として使われた。

[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]を利用してこのクリーチャーを踏み倒す戦法を取る[[【ヘブンズ・ゲート】]]の入賞も報告された。

また、それまでに環境で暴れていた[[【カリヤドネループ】]]や[[《零龍》]]は、このクリーチャーの着地が事実上の詰みとなる上に着地ターンが予想外に早い事も相まり、一転してかなり厳しい立場に置かれる事となる。特に[[《零龍》]]は[[零龍卍誕]]後に即敗北する危険性が増す上、卍誕を避けるべく実質的に[[零龍の儀]]を3つまでしか使えないことの影響が非常に大きい。
[[【青魔導具】]]も[[《卍 新世壊 卍》]]や[[ドルスザク]]達は効果対象外で完封とまでは行かないものの、やはり大半のパーツが効果を失う点は無視できないダメージとなった。
2ターン目等早い内に[[《卍 新世壊 卍》]]を展開できていた場合ならばまだしも、[[《卍 新世壊 卍》]]展開に手間取っている間にこのクリーチャーの降臨を許してしまうと、[[防御札]]が完封された状態で全シールドを割られる事となりほぼ負け確定である。
//遂には主な就職先であった[[【墓地ソース】]]からも外されるまで至った。
//-それでも[[《零龍》]]はすぐに新たな就職先を見つける事となるが、その就職先はよりにもよって自身を追いやった元凶であるこのクリーチャーがコンセプトを務める[[【青黒ゲンムエンペラー】]]のサブフィニッシャー兼大量破壊対策である。

総じて登場と同時に環境へ与えた影響は凄まじく、それまで厳しい立場にあったコスト6以上のカードの重要性を再認識させるに至った事が大きい。
特にこのクリーチャーへの有力な対策札として[[《ZERO ハンド》]]の需要が急増し、多くのデッキが枠を割く事となった。

2020年12月18日[[殿堂レギュレーション]]改訂を経て採用先の1つであった[[【連ドラグナー】]]は環境から姿を消した。

2021年2月26日に再構築のルール変更が発表されたことによって[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]]の[[退化]]による早出し手段が確立すると、退化先及び《バルカディア》の[[踏み倒し]]先として活躍。

[[王来篇環境]]が始まると、一旦は環境から退いた[[【連ドラグナー】]]のうち、[[《ブレイン・ストーム》]]軸の[[【白青赤ドラグナー】]]がこのカードごと環境に戻った。

それから程無くして[[【連ドラグナー】]]は環境から姿を消したが、[[DMRP-19]]期に[[【ゼロ・ルピアループ】]]がアドバンス環境に進出すると、ミラーマッチ対策としてよく見かけるようになった。

[[【絶望神サガループ】]]が環境に進出すると[[白青黒]]系の[[【ヘブンズ・ゲート】]]においてその対策たるロック獣としても見かけるようになった。[[《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》]]や[[《凶鬼98号 ガシャゴン/堕呪 ブラッドゥ》]]の呪文面でメタを貼りつつ[[《サイバー・ブレイン》]]などでリソースを稼げば、5ターン目に比較的安定して[[《スターゲイズ・ゲート》>《星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》]]からの[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]呼び出しでこのクリーチャーを[[着地]]させることができる。後はロックを活かして一気にワンショットすれば問題ない。

[[【絶望神サガループ】]]対策としてはスペックが非常に高く、相手がコンボの早期達成のためコスト5以下の軽量カードを主体としていることから、先に着地できれば大半のカードを無効にできる。
ただ《∞龍 ゲンムエンペラー》を規定のターン数に間に合わせるには[[《闇王ゼーロ》]]や、めくりの強い[[《キユリのASMラジオ》]]など、要求値はそれなりに高い。
また、《ゲンムエンペラー》をすり抜ける[[墓地肥やし]]から[[《疾封怒闘 キューブリック》]]の[[バウンス]]を発動させるなど抜け道もわずかに存在している。

2023年4月頃には、こちらを早期に着地させることができる[[墓地]][[退化]]系統もポツポツと上位入賞するように。やはり[[【絶望神サガループ】]]への対策となることが大きい。着地を封じてくる[[《キャディ・ビートル》]]をすり抜けて場に用意できる点も優秀。

[[DM23-EX2]]期に[[【ムザルミ天門】]]が確立すると、各地のチャンピオンシップで上位入賞結果を残した。従来通り《ウェルキウス》で出すほか、[[《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》]]と[[《我臥牙 ヴェロキボアロス》]]を用意できればそちらでマナゾーンから呼び出せる。もっとも、出せば勝ち確定の対面では殆どの場合で《ムザルミ=ブーゴ1st》を使って制圧できるため依存度は低く、2枚程度に減量したレシピも多い。

//そもそも出す手段がない
//[[DM23-BD2]]・[[DM23-BD3]]期時点では[[《地封龍 ギャイア》]]を3枚以上積んだ[[【モルトNEXT】]]が流行しているが、この[[クリーチャー]]自体は[[cip]]を持たないことからそちらによる詰み盤面を回避できる。[[【ヘブンズ・ゲート】]]系統には同じような条件のクリーチャーとして[[《星門の精霊アケルナル》>《星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》]]や[[《閃光の神官 ヴェルベット》>《閃光の神官 ヴェルベット/フェアリー・パワー》]]も存在するので、相手の[[《地封龍 ギャイア》]]存在下でも勝ち筋を作る余地がある。

[[DM24-RP3]]で[[《アクア・ギャクテンポインター》]]が登場すると、無限ループをせず[[フィニッシャー]]を確定[[リクルート]]する型では[[フィニッシャー]]として定着。
[[《天門ノ裁キ》]]で《ギャクテンポインター》を出しても確実に《ゲンムエンペラー》を引っ張り出してこれるため、《ギャクテンポインター》が5枚目以降の《ゲンムエンペラー》として機能する他、[[S・トリガー]]から唐突に《ゲンムエンペラー》を着地させる事も出来る。
[[《天門ノ裁キ》]]や[[《禁呪と聖句の決断》]]で《ギャクテンポインター》を出しても確実に《ゲンムエンペラー》を引っ張り出してこれるため、《ギャクテンポインター》が[[除去]]付き《ゲンムエンペラー》として機能する他、[[S・トリガー]]から唐突に《ゲンムエンペラー》を着地させる事も出来る。

[[「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力]]を持たないため、このクリーチャーは相手の[[《地封龍 ギャイア》]]があっても着地を置き換えられないが、「ブロッカー」利用で踏み倒す[[【4色ウェルキウス天門】]]などでは「《∞龍 ゲンムエンペラー》を出すためのクリーチャーが[[cip]]を持っているため出せず、結果として《∞龍 ゲンムエンペラー》も着地できない」欠陥を抱えている。そのようなデッキでは[[ムゲンクライム]]で青黒マナと4体の頭数による[[代替コスト]]も支払えない。
ただし[[《禁呪と聖句の決断》]]を採用している場合はこの限りではない。とはいっても、[[《地封龍 ギャイア》]]の前では[[《水雲の聖沌 5u170n》]]や[[《裏斬隠 カクシ・レシピ》]]といったクリーチャーが出たことにならず「このターン中に自分のクリーチャーが出ていれば」の達成が非常に厳しい。同ターンに[[《ヘブンズ・ゲート》]]で[[cip]]を持たない[[《星門の精霊アケルナル》>《星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》]]や[[《閃光の神官 ヴェルベット》>《閃光の神官 ヴェルベット/フェアリー・パワー》]]を出すことに成功してから、残りのシールドで[[《禁呪と聖句の決断》]]を踏むという細い勝ち筋を狙うぐらいしかできない。
***オリジナルでは [#sec320bf]
2021年2月頃の[[オリジナル環境>十王篇環境 (オリジナル)]]で[[【ゼロ・ルピアループ】]]の[[フィニッシャー]]として使われるケースが見られるようになった。[[《無量大龍 トゥリナーツァッチ》]]と比べると安全性は劣るが、これを活かして雑殴りするプランは[[ソリティア]]の時間が短く時間切れになりにくいという利点がある。

2021年7月1日[[殿堂レギュレーション]]改訂により[[【オカルトアンダケイン】]]が事実上消滅すると[[【ゼロ・ルピアループ】]]が環境のトップに立ち、[[ロック]][[能力]]がミラーマッチで刺さる点が目立つようになった。[[ソリティア]]を支える枝葉となる[[カード]]が5[[コスト]]以下に集中しているためである。メインフィニッシャーである[[《水上第九院 シャコガイル》]]と並べてそのロック能力でそちらを守るために使う場合も多い。

[[【白青黒ギャラクシールド】>【白青ギャラクシールド】#c1f4c5ad]]においてフィニッシャーとして採用される場合もある。

その後も[[青黒緑]][[ウィニー]]基盤、[[青黒]][[墓地肥やし]]基盤、[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]]採用型などの中で、フィニッシュをブレイクに頼る型では必ずと言って良いほど[[コスト踏み倒し]]先候補に挙がる。特に青黒緑ウィニー基盤の場合はそのリソース力や[[山札]]掘削[[能力]]のおかげで、1枚積みから2枚積みであってもそのハンデを感じづらい確率でサブフィニッシャーとして着地してくれる。

一方で、[[ロック]]の範囲外である上に[[確定除去]]を放つ[[《「無月」の頂 $スザーク$》]]は天敵の1体。

[[DM23-EX2]]期に[[【白緑巨大天門】]]が大幅強化されると、各地のチャンピオンシップで上位入賞結果を残した。先攻を取れば[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]対面でも4ターン目に[[《スターゲイズ・ゲート》>《星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》]]から[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]を呼び出して、そちら経由で[[着地]]させることでゲームエンド級のロックをかけることができる。

『[[超CSⅥ in福岡>超CS]]』ではこれを2枚入れた[[【オボロティガウォック】]]がベスト8に1人残っていた。[[《頂上縫合 ドギラディス勝3rd》]]+[[《禁呪と聖句の決断》]]での呼び出し、基盤系ウィニーを使った地道な[[ムゲンクライム]]での[[着地]]、自己[[コスト軽減]]・自己[[コスト踏み倒し]]系をムゲンクライム元に利用するルートなど、様々な角度から着地を狙うことができ、出るだけで実質的な即死に陥る対面も多いことから、メインフィニッシャーと見做されるほどの活躍をした。

**[[背景ストーリー]]では [#d4a44320]
[[チーム零]]の[[キングマスター>キングマスターカード]]にして宇宙より先に存在していた無限の闇を統べる幻の零番目の王。
饒舌な「戯具」たちと違い一言も話さず、強者以外に興味がない。
異空間[[《夢幻の無》]]を用いた攻撃や、翼を用いた肉弾戦を得意とする。
-まずは[[月光王国]]と[[チーム銀河]]の戦いに乱入し、[[《月と破壊と魔王と天使》]]に跳ね返された[[《「正義帝」》]]の拳を無限の闇に呑み込んだ。さらに「[[夢幻の無>《夢幻の無》]]」に影を呑み込ませ、[[《月と破壊と魔王と天使》]]を撤退させた。
-続いて[[《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》]]が[[Instant Wave]]に着弾寸前の所を凶襲。火球化した[[《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》]]を受け止め、[[Instant Wave]]破壊の目論みを防いだ。
-今度は[[《剛力羅王 ゴリオ・ブゴリ》]]が[[《爆龍皇 ダイナボルト》]]に全[[アバレチェーン]]を載せた一撃を加えようとした所を凶襲。同行していた[[暴拳王国]]のクリーチャーを次々に「[[夢幻の無>《夢幻の無》]]」に追放するも、[[《剛力羅王 ゴリオ・ブゴリ》]]は筋肉の力で踏みとどまった。
-最後は[[チーム切札]]と[[鬼札王国]]戦いに乱入し、一瞥で[[《「疾風」の鬼 フウジン天》]]を「[[夢幻の無>《夢幻の無》]]」送りにした後、[[《「迅雷」の鬼 ライジン天》]]を漆黒の翼の一撃で消し去った。その後は残党の小型[[デモニオ]]を「[[夢幻の無>《夢幻の無》]]」に封じ込めると、[[龍頭星雲]]の方角へ飛び去った。
この時は各[[キングマスター>キングマスターカード]]には無関心だったが、唯一[[《勝熱英雄 モモキング》]]には興味を示した。
-その後、強者である[[《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]と戦うべく[[鬼札王国]]に乗り込み、立ち塞がった[[《アンヤク夜叉》]]を[[《虚数転生》]]で倒すも、本気を出した《ジャオウガ》に苦戦するが、その場は[[《勝熱百覇 モモキングReVo》]]の助けで乗り切るも、強化復活した[[《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》]]に[[《勝熱百覇 モモキングReVo》]]共々圧倒され、[[《一王二命三眼槍》]]の一撃を受け倒れる。
-次は圧倒的な暴食で全てを喰らう[[《世界獣龍 テライグニス・アクアエル》]]と激突。見境なく喰らい続ける[[《世界獣龍 テライグニス・アクアエル》]]に対し、大量に生みだした「[[夢幻の無>《夢幻の無》]]」を喰らわせ続ける事により、[[《世界獣龍 テライグニス・アクアエル》]]を許容量オーバーに追い込んだ。

-[[王来篇]]では[[《虚∞龍 ゲンムエンペラー》]]となって登場。[[《魔の革命 デス・ザ・ロスト》]]の大切な物を差し出す選択に対しいつものように無言を貫いた所、「無を差し出すと選択した」と解釈され、[[レクスターズ]]の力に目覚めた。
[[《神龍連結 バラデスメタル》]]の連結を無にすることで破壊し尽くす、[[《偽爆電融 ゾルネードシヴァ》]]の全ての罠を「[[夢幻の無>《夢幻の無》]]」に取り込むことであっさり打ち破るなど、続けざまに[[ディスペクター]]に勝利している。

-上記の様に背景ストーリーにおいても非常に強力で、明確な黒星は[[《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》]]のみと言えるほど様々な相手に勝利ないし優位を保っている。

**アニメ・漫画での活躍 [#wf31a704]
アニメ『[[キング>デュエル・マスターズ キング(アニメ)]]』では[[ゼーロJr.]]が使う[[キングマスターカード]]として登場。
作中のデュエリスト達の間で噂になっていた「謎のデュエリストが使う黒いカード」の正体で、ゼーロJr.はこのカードを使って[[キング・オブ・デュエマッチ]]の予選を勝ち上がっていた。

デュエマシーンでの初登場は第19話の[[スマイル王子]]戦で、自身の[[ムゲンクライム]]で[[召喚]]され、コスト4以下のカードを主体とした[[スマイル王子]]のデッキを完封した。
他にも第23話から第24話の[[切札 ジョー]]戦、第36話の[[キャップ]]戦、第43話の[[サイキ]]戦でも使用している。
第41話での鬼化した[[キラ]]戦では墓地肥やしと同名カードの展開で相性の良い[[《暗黒鎧 ダースシスK》]]を使用する事でムゲンクライムを発動させた。

-[[能力]]を無視する際には「[[コスト]]5以下のカードの[[テキスト]]がこのクリーチャーの体に吸い込まれる」という演出がされていた。

-[[召喚]]時には[[無月の門]]に似た魔法陣から現れる。
効果音も[[ドルスザク]]が登場する際に使われたものが流用されており、いずれも[[《卍 デ・スザーク 卍》]]を踏襲した演出となっている。

--第24話のBパート開始前のアイキャッチでは自身の[[ムゲンクライム]]によってチーム零のメンバーである[[《那由多 アストロ宙ノ》]]、[[《戯具 ザンボロン》]]、[[《戯具 ドゥゲンダ》]]からパワーを吸い取り、咆哮を上げる様子を見せている。

-漫画『キング』でも[[ゼーロJr.]]が使用した。

-アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』では第5話で[[ケンドラ]]が[[霞ヶ関 ファルゴ]]戦でケンドラの[[マナゾーン]]に[[DMEX-19]]版のカードが置かれていた。
第12話では昨年のマイハマ祭りの回想でプラネタリウムの星座として登場。
--この時の名前は「∞龍」は省略され、「ゲンムエンペラー座」と表記された。

**その他 [#b5aaba40]
-名前に含まれる『''0(零)''』と『''∞''』という点から、[[《零龍》]]との対比がうかがえる。余談ではあるが、これは[[《暗黒凰''ゼロ''・フェニックス》>《暗黒凰ゼロ・フェニックス》]]と[[《龍炎凰''インフィニティ''・フェニックス》>《龍炎凰インフィニティ・フェニックス》]]の構図と似ている。
--また、前述の通り、《∞龍 ゲンムエンペラー》は《零龍》のメタカードになっている。[[息子>ゼーロJr.]]の切り札が[[父親>ゼーロ]]の切り札に強いのは、狙ってやったことだろうか。
--更に、『4体のクリーチャーをコストに手札または墓地から召喚』というのは[[無月の門]]に通じる物がある。
--シークレットカードでは正面を向いており[[《零龍》]]と似たポーズをしている。

-[[《無限の銃刃 ダン・クローリー》]]に次ぐ、2例目の[[∞ ブレイカー]]を持ったクリーチャー。

-[[コスト]]および[[パワー]]が最も高い[[ブロッカー]]である。[[光]]を含まないので[[《ヘブンズ・ゲート》]]では出せないが、[[《光の使徒メリーアン》]]や[[《天門ノ裁キ》]]なら[[コスト踏み倒し]]が可能。

-このクリーチャーに[[スピードアタッカー]]を付与させるには[[クロスギア]]である[[《ファイアー・ブレード》]]、もしくは[[D2フィールド]]である[[《チキチキ・JET・サーキット》]]を頼ると良いかもしれない。

-読みは「む''げんりゅう ゲンムエンペラー''」だが、[[《幻龍 ゲンムエンペラー》]](「げんりゅう ゲンムエンペラー」)とは文字が違うので、[[名前集合]]に当たらない。
--[[《虚∞龍 ゲンムエンペラー》]]とはルビ含め一致しており、名前集合の関係にある。

-その[[《幻龍 ゲンムエンペラー》]]はこちらのプロトタイプとでもいうべきカードであり、見た目の似たクリーチャーである上に[[文明]]や[[キングマスター]]の装飾も一致している。[[シングルカード]]での買い間違いには注意したい。

-[[ムゲンクライム]]4は4体のクリーチャーと4枚のマナ(合計8枚のカード)をタップするため、「8を横向きにして∞」という意味があるのかもしれない。

-カード上に∞の文字が6箇所も記載されている。∞と対極にある右上の''零''がよりいっそう目立って見えることだろう。

-[[《無限龍ファタル・スパイラル》]]とは冠詞の読みが同じだが、文明やドラゴンであること以外は特に関係はない。

-一見すると眼や口が確認できない顔と[[エイリアン]]の様な特徴を持つ風貌だが、アニメでのCGを見ると''口が存在している''事が分かる。
もっとも、従来の[[ドラゴン]]や[[エイリアン]]の様に左右へ大きく裂けたものではなく、''人間の様な小さく丸い口''である。また、牙も存在しない。
カードイラストでは一切描写されていなかったため、CGを見て驚いた人も多いだろう。
また漫画版では普通の[[ドラゴン]]らしい牙を持った口がある。

-[[パズル&ドラゴンズ]]ではなんと[[モモキング]]などを差し置いて参戦。スキルは「[[ムゲンクライム]]」、リーダースキルは「[[∞ ブレイカー]]」。
//--余談だが、他の参戦クリーチャーのスキル名は漫画・アニメや[[背景ストーリー]]に登場する固有名詞である事が多いため、単なる[[能力語]]を付けられたことに違和感を持つ人も多い。

-[[DMRP-20]]の[[クリエイターズコラボ]]版では[[雨宮慶太]]氏がイラストを担当した。氏の作風を反映したホラーテイストのイラストで、魔戒騎士を思わせる風貌の《ゲンムエンペラー》が描かれている。

-[[DMART-11]]では「&ruby(ていおうざか){帝王坂};&ruby(むむ){∞};」という部活動に取り組むキャラクターに擬人化されており、《∞龍ゲンム》風の不可思議な髪型をした美少女が携帯ゲーム機をプレイしている。隣には帝王坂∞のプレイを見ている[[蒼斬しのぶ>《斬隠蒼頭龍バイケン》]]。
--恐らく「ゲンム」と「ゲーム」を掛けた洒落だと思われる。

-[[DM24-EX1]]の金トレジャー版では[[るるてあ]]氏がイラストを担当した。氏の代表キャラである「コウペンちゃん」が《ゲンムエンペラー》の着ぐるみを被った、元の《ゲンムエンペラー》とは思えない可愛らしいイラストになっている。2024年7月19日発売の『絵本コウペンちゃん うみとおさんぽ』に合わせたコラボである。
--なんでも肯定してくれるコウペンちゃんだが、コスト5以下は否定する能力になっている。また、ペンギンのあかちゃんでありながらデュエマで一番パワーが高い。
--使い手の[[ゼーロJr.]]も[[ゼーロ]]の子供という側面が強調されることが多いキャラクターなため、その縁でのコラボが考えられる。また、水棲動物らしく[[水]]文明を含んでいる。
--[[親関連のドルスザク>《「無月」の頂 $スザーク$》]]も同[[エキスパンション]]で別作家により金トレジャー化し、(モチーフ元になったキャラ的に)「''人妻のヒロインとコウテイペンギンの雛''」という形で親子の切り札クリーチャーが並んだ。

**関連カード [#rd877ceb]
-''PREV''
--[[《幻龍 ゲンムエンペラー》]]

-''NEXT''
--[[《虚∞龍 ゲンムエンペラー》]]

-[[《超法無敵宇宙合金武闘鼓笛魔槍絶頂百仙閻魔神拳銃極太陽友情暴剣R・M・G チーム・エグザイル〜カツドンと仲間たち〜》>《チーム・エグザイル〜カツドンと仲間たち〜》]]

-[[《あたりポンの助》]]

-[[《零龍》]]

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《罪無 ウォダラ垓》]]([[P60/Y19>プロモーション・カード (第16期〜第20期)]])
--[[《無限皇帝の顕現》]]
--[[《ブラッディ・タイフーン》]]([[DMEX-13]])
--[[《夢幻の無》]]
--[[《零分後の世界》]]
--[[《零の伝説》]]
--[[《罪恐!零MAX》]]([[DMEX-14]])
--[[《弩闘!桃天守閣》]](㊙︎11/㊙︎12)
--[[《デモンズ・ライト》]](P98/Y19)
--[[《邪杯と魔術の決断》]](11A/20)

**[[フレーバーテキスト]] [#v27f5f6a]
-[[DMART-11]]&br;'''(∞ちゃんすごか!ずーっとゲームしよるばい。)──── [[蒼斬しのぶ>《斬隠蒼頭龍バイケン》]]'''

**収録セット [#zc38d7f0]
-illus.[[Futaro]]
--[[DMRP-15 「十王篇 第3弾 幻龍×凶襲 ゲンムエンペラー!!!」>DMRP-15]](KM1/KM3)
--[[DMEX-19 「マスター・ファイナル・メモリアル・パック」>DMEX-19]](M㊙︎3/M㊙︎10)
--[[DM23-EX2 「頂上決戦!!デュエキングMAX2023」>DM23-EX2]](2/112)
--[[プロモーション・カード>プロモーション・カード (第21期〜第25期)]](P1/Y23)(P4/Y23)(新規イラスト)
-illus.[[Futaro]]/[[otumami]]
--[[DMRP-15 「十王篇 第3弾 幻龍×凶襲 ゲンムエンペラー!!!」>DMRP-15]](秘1/秘15)([[シークレット>シークレットカード]]版)
--[[DMEX-14 「弩闘×十王 超ファイナルウォーズ!!!」>DMEX-14]](秘5/秘12)(新規イラスト)
-illus.[[雨宮慶太]]
--[[DMRP-20 「王来篇 第4弾 終末王龍大戦」>DMRP-20]](16A/20)、(16B/20)
-illus.[[さいとうなおき]]
--[[DMART-11 「神アート ドラゴン娘の青春☆パラダイス」>DMART-11]]
-illus.[[るるてあ]]
--[[DM24-EX1 「超感謝祭 ファンタジーBEST」>DM24-EX1]](SP2/SP8)

**参考 [#ec36d9aa]
-[[∞マスター・ドラゴン]]
-[[チーム零]]
-[[ムゲンクライム]]
-[[∞ ブレイカー]]
-[[ブロッカー]]
-[[無視]]
-[[無限]]

-[[【青黒ゲンムエンペラー】]]

----
[[公式Q&A]]

-カード特性について

>Q.自分は[[《イッツ・ショータイム》]]を唱えました。相手が手札から''《∞龍 ゲンムエンペラー》''を1体バトルゾーンに出した場合、自分は「その中でコストが一番大きいクリーチャー以上のコストを持つクリーチャー」であるとして、''《∞龍 ゲンムエンペラー》''を手札からコストを支払わずに召喚できますか?
A.はい、''《∞龍 ゲンムエンペラー》''を召喚することができます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34331]](2020.10.23)

-1つ目の能力について
--[[ムゲンクライム]]も参照のこと

>Q.自分の[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]がバトルゾーンにいる状況で''《∞龍 ゲンムエンペラー》''を「ムゲンクライム」によって召喚する際、支払うマナコストを少なくできますか?
A.はい、∞は10より大きい数字として扱うため、コストを少なくできます。ただし、文明の支払いとクリーチャーのタップは必要ですので、マナゾーンの水と闇のカード1枚ずつと、クリーチャー4体をタップする必要があります。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41557]](2022.7.22)

-2つ目の能力について
--[[∞ ブレイカー]]も参照のこと

>Q.''《∞龍 ゲンムエンペラー》''で攻撃し、「∞ブレイカー」により相手のシールドを全てブレイクしました。相手が「S・トリガー」で[[《DNA・スパーク》]]を唱え「自分のシールドが2枚以下であれば」の能力でシールドを1枚追加した場合、そのシールドもブレイクできますか?
A.いいえ、全てのシールドのブレイクが行われた後に「S・トリガー」を使用します。後から追加したシールドはブレイクされません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34186]](2020.9.18)

>Q.相手の''《∞龍 ゲンムエンペラー》''の「∞ ブレイカー」で自分のシールドを5つブレイクする際、[[《「雷光の聖騎士」》]]の置換効果を適用してシールドをすべて残す場合、自分の手札を何枚捨てたらいいですか?&br;類似例:「ワールド・ブレイカー」「パワード・ブレイカー」「クルー・ブレイカー」
A.ブレイクされるシールド1つにつき手札を1枚捨てますので、シールドを5つを残したい場合は手札を5枚捨てます。ブレイクはすべて同時に行われ、そのブレイクで同じシールドを何度も選ぶことはできないので、シールドの枚数より多く手札を捨てる必要はありません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41147]](2022.4.22)

-4つ目の能力について
--[[無視]]も参照のこと

>Q.''《∞龍 ゲンムエンペラー》''の「コスト5以下のクリーチャーの能力とコスト5以下の呪文の効果を無視する。」はどんな能力ですか?
A.バトルゾーンにいるコスト5以下のクリーチャーの能力と、コスト5以下の呪文に書かれているルールテキストは、結果的に何もしないということです。「得る」や「与える」などで追加された効果も無視されます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34187]](2020.9.18)

>Q.''《∞龍 ゲンムエンペラー》''がバトルゾーンにいる時、「ニンジャ・ストライク」能力で召喚した[[《斬隠テンサイ・ジャニット》]]は、そのターンの終わりにバトルゾーンから持ち主の山札の一番下に置かれますか?
A.はい、山札の一番下に置かれます。&br;''《∞龍 ゲンムエンペラー》''の能力により、バトルゾーンの[[《斬隠テンサイ・ジャニット》]]は能力が無視されますが、使用した「ニンジャ・ストライク」の効果は無視されません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34188]](2020.9.18)

>Q.バトルゾーンに''《∞龍 ゲンムエンペラー》''が1体います。[[《カビパン男》]]をバトルゾーンに出しました。この場合、他のクリーチャーのパワーは全て-1000されますか?
A.常在型能力に適用順番はなく、基本的に同時に解決されます。&br;この場合は「無視する」効果が優先され、クリーチャーのパワーはマイナスされません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34189]](2020.9.18)

>Q.バトルゾーンに相手の''《∞龍 ゲンムエンペラー》''が1体います。この状況で、自分の水のクリーチャーを2体タップし、[[《シンクロ・スパイラル》]]を唱えることはできますか?
%%A.はい、タップして唱えることができます。ただし効果は無視されていますので何も起こりません。%%
//[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34190]](2020.9.18)
A.いいえ、唱えられません。[[《シンクロ・スパイラル》]]の代替コストは置換効果ですので、その効果を適用することはできません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40601]](2021.12.17)
#region2(類似裁定(2022.02.18)){{
>Q.''《∞龍 ゲンムエンペラー》''がいる状況で、自分は[[《「カレーパンを食ってやるぜぇ!」》]]の代替コストを支払って、自然のカードを超次元ゾーンに置けますか?
A.いいえ、置けません。置換効果を含む代替コストも、その効果が無視されるので、超次元ゾーンに置くこともできません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40854]](2022.02.18)
}}

>Q.相手が[[《ジャミング・チャフ》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]を唱えました。次のターンに自分が''《∞龍 ゲンムエンペラー》''を召喚した場合、「コスト5以下の呪文の効果を無視する。」の能力で、自分は呪文を唱えられるようになりますか?
A.はい、''《∞龍 ゲンムエンペラー》''の能力は呪文が生成した継続的効果も無視するため、呪文を唱えることができるようになります。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34191]](2020.9.18)

>Q.バトルゾーンに相手の''《∞龍 ゲンムエンペラー》''が1体いる状況で自分の[[《スゴ腕プロジューサー》>《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》]]が破壊された場合、[[《スゴ腕プロジューサー》>《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》]]の「離れた時」の能力は使えますか?
A.いいえ、使えません。カードがバトルゾーンを離れたことでトリガーする能力は、そのカード自身について移動する直前のバトルゾーンにあった状況を参照します。&br;バトルゾーンで[[《スゴ腕プロジューサー》>《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》]]の能力は無視されていたので、「離れた時」の能力も無視され、使えなくなります。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34192]](2020.9.18)

>Q.バトルゾーンに''《∞龍 ゲンムエンペラー》''がいます。相手のターンのはじめに、相手は自身のシールドを1枚墓地に置き、墓地から[[《暗黒鎧 ザロスト》]]をバトルゾーンに出せますか?
A.はい、バトルゾーンに出せます。''《∞龍 ゲンムエンペラー》''の能力は、バトルゾーンにいるコスト5以下のクリーチャーの能力を無視します。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34193]](2020.9.18)
#region2(類似裁定(2022.7.22)){{
>Q.''《∞龍 ゲンムエンペラー》''がバトルゾーンにいる状況で、自分は[[《超次元の王家》]]を超次元ゾーンから召喚できますか?
A.はい、召喚できます。''《∞龍 ゲンムエンペラー》''の効果はバトルゾーンにいるクリーチャーの能力のみを無視するためです。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41555]]
}}
#region2(類似裁定(2023.6.9)){{
>Q.バトルゾーンに''《∞龍 ゲンムエンペラー》''がいる時に、自分は手札から[[《聖なる混沌 クノイチマントラ》]]の「ニンジャ・チェンジ」を使えますか?
A.はい、使えます。''《∞龍 ゲンムエンペラー》''の能力は、バトルゾーンにいるコスト5以下のクリーチャーの能力を無視します。手札にあるクリーチャーの能力は無視されません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43298]]
}}

>Q.バトルゾーンに相手の[[《ツネキン☆ゲームス》]]が1体います。自分は''《∞龍 ゲンムエンペラー》''を召喚しましたが、この''《∞龍 ゲンムエンペラー》''はバトルゾーンに出すかわりにマナゾーンに置かれてしまいますか?
A.はい、''《∞龍 ゲンムエンペラー》''はバトルゾーンに出ずに、そのかわりにマナゾーンに置かれます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34194]](2020.9.18)

>Q.バトルゾーンに相手の[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]が1体います。自分は''《∞龍 ゲンムエンペラー》''を召喚しました。この場合、''《∞龍 ゲンムエンペラー》''は[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]の効果で山札の一番下に置かれてしまいますか?
A.いいえ、''《∞龍 ゲンムエンペラー》''がバトルゾーンに出た時点で能力が無視されますので、能力は誘発せず山札の一番下に置かれません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34195]](2020.9.18)

>Q.バトルゾーンに自分は''《∞龍 ゲンムエンペラー》''がいる状況で、相手は[[《卍 新世壊 卍》]]があります。相手は[[《堕呪 ウキドゥ》]]を唱えました。[[《堕呪 ウキドゥ》]]の効果は解決されませんでしたが、[[《卍 新世壊 卍》]]の効果で[[《卍 新世壊 卍》]]下に置き、カードを1枚引けますか?
A.はい、効果を解決できませんが、唱えてはいますので[[《卍 新世壊 卍》]]の下に置き、カードを1枚引きます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34196]](2020.9.18)

>Q.自分の[[《聖武の鎖 レスラコーン》]]が攻撃して「アバレチェーン」が発動し、効果により自身が破壊されなくなりました。次のターンに相手が''《∞龍 ゲンムエンペラー》''をバトルゾーンに出した場合、[[《聖武の鎖 レスラコーン》]]の「破壊されない」効果はどうなりますか?
A.その場合でも、次の自分のターンのはじめまで[[《聖武の鎖 レスラコーン》]]は破壊されません。''《∞龍 ゲンムエンペラー》''はクリーチャーの能力を無視しますが、既に発動したクリーチャーの効果を無効にすることはできません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34228]](2020.9.18)

>Q.バトルゾーンに[[《武鍵の鎖 スピンパンダ》]]の能力で「ブロッカー」を得た相手のクリーチャーが1体います。自分は''《∞龍 ゲンムエンペラー》''を召喚しました。相手のそのクリーチャーは「ブロッカー」を得ているままですか?
A.そのクリーチャーは「ブロッカー」を得ているままです。ただしそのクリーチャーのコストが5以下の場合、''《∞龍 ゲンムエンペラー》''の効果によって得ている能力が無視されるので、ブロックすることはできません。逆にコストが5より大きい場合、そのクリーチャーはブロックすることができます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34337]](2020.10.23)

>Q.バトルゾーンに''《∞龍 ゲンムエンペラー》''が1体います。自分のマナゾーンに水と火の文明がある状況で[[《夜露死苦 キャロル》]]が[[《デーモン・ハンド》]]で破壊されました。この[[《夜露死苦 キャロル》]]の「墓地に置かれる時」の置換効果は解決しますか?
A.いいえ、[[《夜露死苦 キャロル》]]の置換効果は解決できず、墓地に置かれます。バトルゾーンの[[《夜露死苦 キャロル》]]は能力が無視されており、移動する直前に能力が無視されている場合はその移動に対する置換効果を適用できません。
#region2((総合ルール 200.3 609.2)){{
:200.3 |特性は無視される事があります。
::200.3a |進化などによってカードの下に置かれているカードは通常のゲーム中は特性が無視されています。ただし、カードを指定する場合、特性は参照されます。カード以外を指定する場合は参照されません。&br;例:光と水文明を持つクリーチャーの上に進化した水のクリーチャーは水のクリーチャーであり、パワーも種族も下のカードから影響されません。ただし、《テック団の波壊 Go!》の効果を受けた場合、下のカードもコストを参照し、適正であれば効果を受けます。&br;例:《卍月 ガ・リュザーク 卍》の無月の門・絶は魔導具を参照しているため、《卍 デ・スザーク 卍》の下にあるカードは参照できません。
::200.3b |封印の特性は確認できません。封印をカード指定する場合、コストは0で、他の特性がないカードとして扱います。
::200.3C |両面カードをカード指定する場合、表になっている面を参照します。
:609.2. |置換効果はしかるべきイベントが発生するよりも前に存在しなくてはいけません。「時間をさかのぼって」既に起きたことを変えることはできません。
}}
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34347]](2020.10.23)

>Q.''《∞龍 ゲンムエンペラー》''がバトルゾーンにいて、コスト5以下の呪文の効果が無視されている状況です。自分のブレイクされたシールドが[[《フェアリー・Re:ライフ》]]だった時、その「G・ストライク」は使えますか?
A.いいえ、使えません。呪文の能力は無視されていないので「G・ストライク」はトリガーし、その宣言をすることもできますが、効果は無視されているので、結果的に何も起こりません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39557]](2021.4.2)

>Q.リンクしている[[《龍神ヘヴィ》]][[《龍神メタル》]]がバトルゾーンにいる状況で、''《∞龍 ゲンムエンペラー》''がバトルゾーンに出ました。リンクは解除されますか?
A.いいえ、解除されません。リンクしている[[《龍神ヘヴィ》]][[《龍神メタル》]]のコストは12です。
#region2((総合ルール 803.1b)){{
:803.1b |リンクしたゴッドは1体のクリーチャーとしてそれを構成する各ゴッドの名前、能力、文明などの特性をすべて持つものとして扱います。ただし、それを構成する各カードの個別の特性を変更させるものではなく、集合体として1体のクリーチャーとして扱うことに注意してください。
}}
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39955]](2021.7.16)

>Q.バトルゾーンに相手の''《∞龍 ゲンムエンペラー》''と[[《腐聖 ベガ-2》]]がいる状況で、自分は[[《龍騎旋竜ボルシャック・バルガ》]]をバトルゾーンに出しました。コスト5以下のクリーチャーは''《∞龍 ゲンムエンペラー》''によって能力が無視されていますが、[[《龍騎旋竜ボルシャック・バルガ》]]の「出た時」の能力で[[《腐聖 ベガ-2》]]は破壊されますか?
A.はい、破壊されます。''《∞龍 ゲンムエンペラー》''の効果でコスト5以下のクリーチャーの能力は無視されていますが、能力そのものは失われていません。&br;結果的に、''《∞龍 ゲンムエンペラー》''と[[《腐聖 ベガ-2》]]の両方が、[[《龍騎旋竜ボルシャック・バルガ》]]の「出た時」の能力で破壊されます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39997]](2021.7.16)
#region2(類似裁定(2022.7.22)){{
>Q.''《∞龍 ゲンムエンペラー》''と自分の[[《神羅ケンジ・キングダム》]]がバトルゾーンにいる状況で、その[[《神羅ケンジ・キングダム》]]の「究極進化」を参照して[[《超神羅ギュンター・ペガサス》]]に進化できますか?
A.はい、進化できます。能力が無視されている状態でも、その能力が失われるわけではありません。[[《神羅ケンジ・キングダム》]]は引き続き「究極進化」を持っているので、[[《超神羅ギュンター・ペガサス》]]に進化できます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41562]]
}}

>Q.''《∞龍 ゲンムエンペラー》''がバトルゾーンにいる状況で、バトルゾーンにいる[[《一なる部隊 イワシン》]]が破壊された場合、「どこからでも墓地に置かれた時」の能力はトリガーしますか?
Aはい、トリガーします。「どこからでも墓地に置かれた時」の能力は「破壊された時」とは異なり、元あったゾーンの状態に関わらず、墓地に置かれたタイミングでトリガーします。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40024]](2021.8.6)

>Q.[[《キャンベロ <レッゾ.Star>》]]を出した次のターンに、相手は''《∞龍 ゲンムエンペラー》''をバトルゾーンに出しました。[[《キャンベロ <レッゾ.Star>》]]の能力は無視されますが、相手はそのターン中、2体目のクリーチャーをバトルゾーンに出せますか?
A.いいえ、出せません。[[《キャンベロ <レッゾ.Star>》]]の「出た時」の能力はすでに効果として解決されています。能力を無視したとしても、解決されてゲームに影響を及ぼしている効果を無視することはできないので、2体目のクリーチャーは出せません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40228]](2021.9.24)
#region2(類似裁定(2022.9.9)){{
>Q.''《∞龍 ゲンムエンペラー》''がバトルゾーンにいる状況で、自分は「アビスラッシュ」で墓地からクリーチャーを召喚しました。このターン、そのクリーチャーは相手を攻撃できますか?
A.はい、「アビスラッシュ」で召喚した時点で「このターン、このクリーチャーはプレイヤーを攻撃でき、ターンの終わりに山札の下に置かれる。」という効果がすでに適用されていますので、出た後で能力が無視されている状況でもそのクリーチャーは相手を攻撃でき、ターンの終わりに山札の下に置かれます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41987]]
}}

>Q.''《∞龍 ゲンムエンペラー》''がバトルゾーンにいる状況です。自分の[[《無龍》]]が[[《テラ・スザーク <ナーガ.Star>》]]にスター進化した時、「シンカパワー」で自分の山札の上から5枚を墓地に置けますか?
A.はい、墓地に置けます。「シンカパワー」は、進化する直前にトリガーする能力です。[[《テラ・スザーク <ナーガ.Star>》]]の能力は''《∞龍 ゲンムエンペラー》''によって無視されていますが、[[《無龍》]]はコスト6のクリーチャーですので、その「シンカパワー」を使うことができます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40273]](2021.9.24)

>Q.''《∞龍 ゲンムエンペラー》''と自分の[[《虹速 ザ・ヴェルデ》]]と[[《サイバー・GG・ハルク》]]がバトルゾーンにいる状況で、自分の[[《虹速 ザ・ヴェルデ》]]が破壊されました。[[《サイバー・GG・ハルク》]]の「自分の他の水のクリーチャーが破壊された時」の能力はトリガーしますか?
A.いいえ、トリガーしません。バトルゾーンで能力を無視されていた[[《虹速 ザ・ヴェルデ》]]は自然のクリーチャーですので、水のクリーチャーが破壊されたことによる能力はトリガーしません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40591]](2021.12.17)

>Q.相手の''《∞龍 ゲンムエンペラー》''がいる状況で、自分は[[《とこしえの超人》]]の「G・ストライク」を使えますか?
A.はい、使えます。''《∞龍 ゲンムエンペラー》''の能力はバトルゾーンにいるクリーチャーの能力のみを無視します。「G・ストライク」は無視されないので、相手のクリーチャーを1体選び、そのクリーチャーを攻撃させなくすることができます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40598]](2021.12.17)

>Q.''《∞龍 ゲンムエンペラー》''がバトルゾーンにいる状況で、自分は[[《夢罪放免》]]を「ムゲンクライム」で唱え、クリーチャーとマナゾーンのカードをタップできますか?
A.はい、「ムゲンクライム」のコストを支払えます。効果は無視されるので、唱えた後、[[《夢罪放免》]]は墓地に置かれます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40599]](2021.12.17)

>Q.''《∞龍 ゲンムエンペラー》''がバトルゾーンにいる状況です。自分は墓地から[[《絶望と反魂と滅殺の決断》]]を唱えられますか?&br;類似例:[[《生命と大地と轟破の決断》]]
A.はい、唱えられます。ただし、結果として効果は解決できませんので、何も起きません。山札の一番下にも置けません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40602]](2021.12.17)

>Q.''《∞龍 ゲンムエンペラー》''がバトルゾーンにいる状況です。相手が、クリーチャーによる攻撃以外の方法でゲームに勝つ時、かわりに自分は[[《完全防御革命》]]を捨てられますか?
A.いいえ、捨てられません。コスト5以下の呪文の効果が無視されている状況なので、[[《完全防御革命》]]の置換効果は使えません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40603]](2021.12.17)

>Q.[[《ドラゴンズ・サイン》]]を唱えて[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]を出しました。次の自分のターンのはじめまでに''《∞龍 ゲンムエンペラー》''が出た場合、[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]の「ブロッカー」は無視されますか?
A.はい、無視されます。その「ブロッカー」は[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]の能力ではなく、[[《ドラゴンズ・サイン》]]の効果によって得ています。''《∞龍 ゲンムエンペラー》''の効果によって[[《ドラゴンズ・サイン》]]の効果は無視されますので、得ていた「ブロッカー」も無視されます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41141]](2022.4.22)

>Q.''《∞龍 ゲンムエンペラー》''がバトルゾーンにいる状況で[[《“必駆”蛮触礼亞》]]を唱える際、「B・A・D・S 2」を適用して手札を1枚捨てられますか?
A.いいえ、コストを2少なくして唱えることはできますが、カードを捨てることはできません。この状況で「B・A・D・S 2」を適用して唱えた場合、3コスト支払い、手札は捨てず、効果が無視されているので手札からビートジョッキーを出せずに処理が終了することになります。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41297]](2022.5.20)

>Q.''《∞龍 ゲンムエンペラー》''がバトルゾーンにいる状況で、自分のシールドゾーンからカードを手札に加える時、手札にあるコスト5以下の呪文の「S・バック」を使えますか?&br;類似能力:「サバキZ」
A.手札に加わるカードを捨てて、「S・バック」を宣言することはできます。ただし、効果は無視されているので、解決した結果、何も起きずに墓地に置くことになります。&br;なお、同時に宣言していた「S・トリガー」呪文の効果などで、解決時に''《∞龍 ゲンムエンペラー》''がバトルゾーンを離れていた場合には、問題なく効果を解決できます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41318]](2022.6.3)

>Q.''《∞龍 ゲンムエンペラー》''がバトルゾーンにいる状況で、自分の[[《ジョバートの心絵》]]の上にコスト5の進化クリーチャーを重ねました。このコスト5の進化クリーチャーが「シンカパワー」で得た「ブロッカー」と「このターンの終わりにアンタップする」は、それぞれ無視されますか?
A.「ブロッカー」は無視されますが、「このターンの終わりにアンタップする」は無視されません。&br;「~を得る(与える)」とテキストにある場合、その効果によってクリーチャーに能力が与えられることになります。「ブロッカー」は「シンカパワー」によって進化クリーチャーに与えられている能力ですので、進化クリーチャーの能力が無視された場合、無視されます。&br;「このターンの終わりにアンタップする」は[[《ジョバートの心絵》]]が発生源である効果が発揮しているだけで、与えられた能力ではありませんので、無視されません。
#region2((総合ルール 110.1)){{
:110.1. |能力とは、カードの持つ特性で、そのカードがゲームに影響を与えられるようにするものです。カードの能力はそのルール文章によって定義されます。能力は、ルールや効果によってカードに与えられることもありえます。(「持つ」「得る」と書かれている効果によって与えられます) 能力は効果を生み出します。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41413]](2022.6.24)

>Q.''《∞龍 ゲンムエンペラー》''がバトルゾーンにいる状況で、自分の[[《ブランド-MAX》]]の「S-MAX進化」は、どこまでが無視されますか?
A.「自分がゲームに負ける時、かわりにこのクリーチャーを破壊するか、自分の手札から《ブランド-MAX》を1枚捨てる」が無視されます。注釈として書かれている「このクリーチャーは進化元を必要としない。自分のS-MAX進化クリーチャーが2体以上あれば、そのうちの1体を残し、残りをすべて手札に戻す」は無視されません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41554]](2022.7.22)

>Q.''《∞龍 ゲンムエンペラー》''がバトルゾーンにいる状況で、自分は自分の闇のクリーチャーを1体破壊して[[《魔流毒》]]を唱えられますか?
A.はい、効果は無視されていますが、自分の闇のクリーチャーを破壊して唱えられます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41556]](2022.7.22)

>Q.バトルゾーンに''《∞龍 ゲンムエンペラー》''がいる状況で、自分はバトルゾーンにいる[[《極限龍神ヘヴィ》]]に、[[《極限龍神メタル》]]をリンクした状態で出せますか?
A.はい、リンクした状態でバトルゾーンに出せます。''《∞龍 ゲンムエンペラー》''によってバトルゾーンの[[《極限龍神ヘヴィ》]]が持つ「G・リンク」能力は無視されていますが、手札から出す[[《極限龍神メタル》]]の能力は無視されていません。&br;なお、[[《極限龍神メタル》]]は能力が無視された状態の[[《極限龍神ヘヴィ》]]とリンクした状態で出ますが、コストが7ですので、その能力は無視されません。「出た時」の能力もトリガーしますし、リンクした後はコストが12になるので、それ以降も能力は無視されません。
#region2((総合ルール 803.1c)){{
:803.1c|ゴッドがバトルゾーンに出ることでカードの能力が誘発する場合、そのゴッドがリンクして1体のクリーチャーになったとしても、実際にバトルゾーンに出たカードの特性を参照します。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41558]](2022.7.22)

>Q.バトルゾーンに''《∞龍 ゲンムエンペラー》''がいる状況で、自分はバトルゾーンにいる[[《極限龍神メタル》]]に、[[《極限龍神ヘヴィ》]]をリンクした状態で出せますか?
A.はい、リンクした状態でバトルゾーンに出せます。''《∞龍 ゲンムエンペラー》''が無視するのはバトルゾーンにいるコスト5以下のクリーチャーの能力だけですので、手札から出そうとしている[[《極限龍神ヘヴィ》]]の「G・リンク」能力は無視されません。&br;なお、ゴッドがリンクした状態で出た場合でも、それによりトリガーする能力がある場合、実際に出たカードの特性のみが参照されます。[[《極限龍神ヘヴィ》]]のコストは4で、''《∞龍 ゲンムエンペラー》''によって能力が無視されるので、その「出た時」の能力はトリガーしません。
#region2((総合ルール 803.1c)){{
:803.1c|ゴッドがバトルゾーンに出ることでカードの能力が誘発する場合、そのゴッドがリンクして1体のクリーチャーになったとしても、実際にバトルゾーンに出たカードの特性を参照します。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41559]](2022.7.22)

>Q.自分のターンのはじめに[[《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》]]の「Dスイッチ」を使って、自分は墓地からコスト5のクリーチャー、相手は墓地から''《∞龍 ゲンムエンペラー》''をバトルゾーンに出しました。このコスト5のクリーチャーの「出た時」の能力は使えますか?
A.はい、使えます。[[《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》]]の効果でクリーチャーを出す際、自分のクリーチャーをすべて出した後、相手のクリーチャーをすべて出します。コスト5のクリーチャーが出てから''《∞龍 ゲンムエンペラー》''が出るため、能力はすでにトリガーしており、無視されても使えます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41560]](2022.7.22)

>Q.自分の[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]と相手の''《∞龍 ゲンムエンペラー》''がバトルゾーンにいる状況です。自分は[[《ヴィオラの黒像》]]をバトルゾーンに出し、「出た時」の能力で相手の''《∞龍 ゲンムエンペラー》''を破壊して、墓地からレクスターズを1体出しました。この際、[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]の「自分の他のレクスターズが出た時」の能力を何回使えますか?
A.1回だけ使えます。[[《ヴィオラの黒像》]]が出た時点では''《∞龍 ゲンムエンペラー》''がまだバトルゾーンにいたため[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]の能力は無視されており、トリガーしていません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41561]](2022.7.22)

>Q.相手の''《∞龍 ゲンムエンペラー》''と、自分のリンク状態の[[《神人類 イズモ》]][[《極限超絶神ゼン》]]がいます。この状況で自分が[[《極限究極神アク》]]を出す際、[[《神人類 イズモ》]]の「中央G・リンク」で、いったん[[《神人類 イズモ》]]と[[《極限超絶神ゼン》]]のリンクを外してから、[[《神人類 イズモ》]]と[[《極限究極神アク》]]のみをリンクさせることはできますか?
A.はい、できます。リンクしている[[《神人類 イズモ》]]はコストが合算され7になっているので、能力は無視されていません。ですので、[[《極限究極神アク》]]が出る時に「中央G・リンク」の能力を使えます。今回の場合、「中央G・リンク」の解決中にリンクが外れることで、一時的にコストが3になりますが、解決中の効果は無視されないため、[[《神人類 イズモ》]]と[[《極限究極神アク》]]をリンクさせられます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41639]](2022.7.28)

>Q.''《∞龍 ゲンムエンペラー》''がバトルゾーンにいる状況で、自分は[[《MAX-Gジョラゴン》]]の「このクリーチャーが召喚によって出た時、または自分のターンのはじめに」の能力で[[《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》]]を手札からマナゾーンに置きました。この[[《MAX-Gジョラゴン》]]が得た[[《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》]]の能力は無視されますか?
A.いいえ、無視されません。''《∞龍 ゲンムエンペラー》''はマナゾーンにあるクリーチャーの能力を無視できませんし、コスト6である[[《MAX-Gジョラゴン》]]の能力も無視できません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41660]](2022.7.28)

>Q.''《∞龍 ゲンムエンペラー》''がバトルゾーンにいる状況です。自分の[[《深淵の支配者 ジャシン》]]をバトルゾーンに出しました。その[[《深淵の支配者 ジャシン》]]はどうなりますか?
A.自分の闇のクリーチャーまたはタマシードの数に関わらず、能力が無視されたタマシード/クリーチャーになります。&br;''《∞龍 ゲンムエンペラー》''が出ている状況で、後から[[《深淵の支配者 ジャシン》]]を出した場合、「クリーチャーとして扱わない」能力が適用される前に、''《∞龍 ゲンムエンペラー》''によって能力が全て無視されます。これにより「クリーチャーとして扱わない」能力自体が無視されるため、それ以降、''《∞龍 ゲンムエンペラー》''の能力が存在する限り、能力が無視されたタマシード/クリーチャーになります。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41997]](2022.9.9)

>Q.自分の[[《深淵の支配者 ジャシン》]]のみがバトルゾーンにいる状況です。''《∞龍 ゲンムエンペラー》''がバトルゾーンに出た場合、その[[《深淵の支配者 ジャシン》]]はどうなりますか?
A.[[《深淵の支配者 ジャシン》]]は自身の能力でクリーチャーではないタマシードになっているので、能力は無視されません。&br;ただし、その後に自分の闇のクリーチャーまたは闇のタマシードがバトルゾーンに合計4つ以上ある状況になった場合、[[《深淵の支配者 ジャシン》]]はクリーチャーとしても扱われ、これにより''《∞龍 ゲンムエンペラー》''の能力の対象となり、能力がすべて無視されたタマシード/クリーチャーとなります。また、無視されている状況で自分の闇のクリーチャーまたは闇のタマシードがバトルゾーンに合計3つ以下になったとしても、「クリーチャーとして扱わない」能力自体が無視されているため、能力がすべて無視されたタマシード/クリーチャーのままです。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41998]](2022.9.9)

>Q.''《∞龍 ゲンムエンペラー》''がバトルゾーンにいる状況で、自分は[[《ドラン・ゴルギーニ》]]を出しました。この時、「このタマシードが出た時」の能力はトリガーしますか?
A.いいえ、トリガーしません。''《∞龍 ゲンムエンペラー》''がいる状況で[[《ドラン・ゴルギーニ》]]を出した場合、自分の光のクリーチャーまたは光のタマシードの数に関わらず、能力が無視されたタマシード/クリーチャーになります。能力が無視されるので、その「出た時」の能力はトリガーしません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42062]](2022.9.16)
#region2(類似裁定(2022.9.28)){{
>Q.相手のターン中、バトルゾーンに''《∞龍 ゲンムエンペラー》''のみがいる状況で、相手は[[《灰燼と天門の儀式》]]を唱えて[[《ドラン・ゴルギーニ》]]をバトルゾーンに出しました。そのターンの終わりに、自分は[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]をコストを支払わずに召喚できますか?
A.はい、召喚できます。バトルゾーンに出た[[《ドラン・ゴルギーニ》]]はクリーチャーになる条件を満たしておりませんが、「クリーチャーとして扱わない」という継続的効果よりも、''《∞龍 ゲンムエンペラー》''の「無視する」という継続的効果が優先されますので、クリーチャーが出た扱いになるためです。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42137]]
}}

>Q.バトルゾーンに''《∞龍 ゲンムエンペラー》''がいる状況で、自分は追加コストを2支払って[[《ウマキン☆プロジェクト》]]を合計6コストで召喚しました。自分はそれに続くアイコン能力にある「バズレンダ」を、追加で1回使えますか?
A.いいえ、使えません。[[《ウマキン☆プロジェクト》]]の「出た時」の能力は何もせず、能力が無視されてパワーが0のままなので、そのまま墓地に置かれます。&br;追加でコストを支払ったとしても、[[《ウマキン☆プロジェクト》]]のカードのコストが6になるわけではありません。出た時点でコスト5以下である[[《ウマキン☆プロジェクト》]]の「バズレンダ」は無視されます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42134]](2022.9.28)

>Q.自分は[[《バンキシーの魔盤》]]を唱えて、山札から''《∞龍 ゲンムエンペラー》''がバトルゾーンに出ました。&br;この''《∞龍 ゲンムエンペラー》''は「スピードアタッカー」ですぐ攻撃できますか?&br;また、次の相手のターンのはじめに手札に戻りますか?
A.''《∞龍 ゲンムエンペラー》''自身の能力により[[《バンキシーの魔盤》]]の効果で付与された「スピードアタッカー」が無視されるため、召喚酔いで攻撃できません。&br;また、「次の相手のターンのはじめに、そのクリーチャーを手札に戻す」も効果が無視されていますので、次の相手のターンのはじめに手札に戻らず、バトルゾーンに残ります。&br;コスト5以下の呪文の解決中に''《∞龍 ゲンムエンペラー》''が出た場合でも、解決中の効果は無視されません。ただし、それにより生成された継続的効果や、遅延誘発型能力は無視されます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44188]](2023.12.15)

>Q.自分の[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]と''《∞龍 ゲンムエンペラー》''がバトルゾーンにいる状況です。自分のターン中に''《∞龍 ゲンムエンペラー》''が破壊された時、[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]の「他のクリーチャーが離れた時」の能力はトリガーしますか?
A.はい、トリガーします。''《∞龍 ゲンムエンペラー》''の能力は常在型能力ですので、バトルゾーンを離れた時点で効果が消滅します。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44585]](2024.2.16)

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