#author("2021-08-15T13:29:27+09:00","","")
#author("2021-11-12T21:35:01+09:00","","")
*&ruby(おに){鬼};エンド [#sb893c1c]

[[DMRP-15]]で登場した[[能力語]]。
[[シールド]]が1つもない[[プレイヤー]]がいることを条件として、[[効果]]を発揮する[[能力]]。

|<鬼エンド>クリーチャーが攻撃する時、シールドが1つもないプレイヤーがいて、自分のマナゾーンに闇のカードと火のカードがそれぞれ1枚以上あれば、この呪文を自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。|

|<鬼エンド>このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、シールドが1つもないプレイヤーがいれば、〜|

**概要 [#y5fb4933]
鬼エンドは[[クリーチャー]]と[[呪文]]に存在しているが、[[クリーチャー]]と[[呪文]]で性質が異なる。

呪文の持つ鬼エンド[[能力]]は「[[クリーチャー]]が[[攻撃]]する時、自身を[[コスト]]を支払わずに[[唱える]]」[[効果]]で統一されている。
自分のクリーチャーの攻撃でも発動でき、相手のシールドが0でも使用条件を満たせ、プレイヤーではなくクリーチャーへの攻撃でも宣言できる[[革命0トリガー]]のような挙動になる。

|百鬼の天邪閣 UC 闇文明 (4)|
|呪文:鬼札王国|
|<鬼エンド>クリーチャーが攻撃する時、シールドが1つもないプレイヤーがいて、自分のマナゾーンに闇のカードと火のカードがそれぞれ1枚以上あれば、この呪文を自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。|
|このターン、相手のクリーチャーすべてのパワーを-2000する。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される)|


クリーチャーの場合、通常の[[鬼タイム]]と同様に、一部の[[能力]]が発揮できるようになる。

|一王二命三眼槍 SR 闇/火文明 (5)|
|クリーチャー:デモニオ/鬼札王国 6000|
|自分がゲームに負ける時または相手がゲームに勝つ時、これが相手のターンで、自分のマナゾーンに闇のカードと火のカードがそれぞれ1枚以上あれば、かわりに自分の手札にあるこのカードを相手に見せ、山札の下に置いてもよい。|
|スピードアタッカー|
|W・ブレイカー|
|<鬼エンド>このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、シールドが1つもないプレイヤーがいれば、自分の山札の一番下のカードを墓地に置く。それがコスト5以下のクリーチャーなら、バトルゾーンに出してもよい。|

**ルール [#ve268653]
-条件付き[[誘発型能力]]の一種である。
[[シールド]]が1つもない[[プレイヤー]]がいなくても[[能力]]が誘発し、[[効果]][[解決]]までにどちらかの[[シールド]]が0枚になっていれば[[効果]]が解決される。
逆に、[[シールド]]が1つもない[[プレイヤー]]がいる状態で[[能力]]が誘発し、[[効果]][[解決]]までにその[[プレイヤー]]の[[シールド]]が増えていた場合、[[効果]]は解決されず不発になる。
--上記のケースで鬼エンド[[呪文]]が不発になった場合、その呪文は[[手札]]にとどまる。

-[[呪文]]の鬼エンドは、[[手札]]から誘発する[[能力]]であるため、使用に際しては[[使用宣言]]が必要。
[[使用宣言]]の条件は「クリーチャーが攻撃する時」のみなので、両プレイヤーに[[シールド]]があっても使用宣言はできる。

**その他 [#bf5626db]
-「エンド」の名の通り、この能力はその試合の[[エンドカード>フィニッシャー]]となるだろう。

-実装された[[十王篇]]当時、環境の速度が「4ターン目前後にフィニッシュしなければどの道負けである」と言われるほどのものであったため、早期に積極的に[[シールド回収]]して[[鬼エンド]]の発動に向かう[[プレイング]]による[[デメリット]]が逆の意味で機能しづらかった。結果、[[【赤黒ドギラゴン閃】]]などが[[十王篇環境]]で活躍することとなった。

**参考 [#s383a544]
-[[用語集]]
-[[鬼タイム]]
-[[《百鬼の天邪閣》]]
-[[《一王二命三眼槍》]]
-[[十王篇]]
-[[鬼札王国]]

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公式Q&A
[[公式Q&A]]

>Q.[[《百鬼の邪王門》]]のような''鬼エンド''能力を持つカードは、自分のターンでも相手のターンでも使用できますか?
A.はい、''鬼エンド''能力を持つカードは自分のクリーチャーが攻撃した時でも、相手のクリーチャーが攻撃した時でも、条件を満たしているなら使用できます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34225]]

>Q.自分のシールドが最後の1つの状況で自分の[[《コダマ入道》]]が攻撃する時、自分は[[《百鬼の邪王門》]]の''鬼エンド''能力の宣言はできますか?
A.はい、攻撃した時点ではシールドは1つ残っていますが、「クリーチャーが攻撃する時」にトリガーする能力ですので、宣言できます。その後、[[《コダマ入道》]]の能力によりシールドが1つもない状態になるので、効果を解決できます。(総合ルール 603.4)
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39070]]

>Q.相手の[[《コダマ入道》]]が攻撃する時、相手は最後の1つのシールドを手札に戻しました。自分は[[《百鬼の邪王門》]]の''鬼エンド''能力を宣言できますか?
A.はい、相手のシールドが1つもない状態になったので、自分は[[《百鬼の邪王門》]]を''鬼エンド''能力で宣言し、解決できます。(総合ルール 603.4)
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39069]]

>Q.自分のシールドは1つです。相手の[[《武闘世代 カツキングJr.》]]が攻撃し、「攻撃する時」の能力でブレイクされたシールドから[[《百鬼の邪王門》]]を自分の手札に加えました。これにより自分のシールドが1つもない状態になりますが、自分はこの[[《武闘世代 カツキングJr.》]]の攻撃中に[[《百鬼の邪王門》]]を''鬼エンド''能力で唱えられますか?
A.はい、唱えられます。(総合ルール 506.3d)
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34226]]

>Q.自分のシールドが1つもない状況でクリーチャーが攻撃した時、自分は手札にある[[《百鬼の邪王門》]]3枚の「''鬼エンド''」の使用の宣言をしました。1枚目を解決し、効果で墓地から[[《炎機混成 ボルスレン・バスター》]]を出し、「EXライフ」によりシールドが1つ増えました。この場合、2枚目以降の[[《百鬼の邪王門》]]の効果は解決できますか?
A.いいえ、解決できません。「''鬼エンド''」の「シールドが1つもないプレイヤーがいて」という条件を満たせなくなるので、効果を解決できず、唱えられなかった2枚の[[《百鬼の邪王門》]]は手札に残ります。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40396]](2021.10.22)

&tag(用語集,能力,能力語,鬼エンド,アタックトリガー付与,被アタックトリガー,クラッチ,擬似革命,擬似革命0,コンバット・トリック,コスト踏み倒し,手札誘発);