#author("2022-02-23T20:10:43+09:00","","") *&ruby(ひこうかい){非公開};ゾーン [#wb6d4411] [[ゲーム]]中、自由に確認ができない[[ゾーン]]のこと。 非公開ゾーンの[[カード]]は何らかの[[能力]]を使わない限り見ることはできない。 以下の[[ゾーン]]が該当する。 -互いの[[シールドゾーン]] -互いの[[山札]] -相手の[[手札]] -互いの[[超GRゾーン]] また、能力によって自他を問わず一時的、ないしは恒常的に公開される場合がある。例として[[表向き]]、[[ピーピング]]などが存在する。 例えば、[[《鳴動するギガ・ホーン》]]の[[cip]]で自分の[[山札]]を見たり、[[《解体人形ジェニー》]]の[[cip]]で相手の[[手札]]を確認することが可能。 非公開ゾーンの[[カード]]を見ることで[[情報アドバンテージ]]を得て、後の[[プレイング]]に活かしていくことは重要な戦略の1つである。 [[ゲーム]]の際は覚えておきたい。 なお、「見せる」という指示のないカードをあえて見せるという行為は、厳密にはルール違反である。 たまに、[[ブラフ]]等の目的で相手の任意で手札を見せることは適正なプレイと思っている人がいるが、[[デュエル・マスターズ総合ゲームルール]]および[[デュエル・マスターズ競技イベント運営ルール]]には「不用意に見せてもよい」といった記述はどこにもない。 非公開情報を公開するプレイはただの利敵行為にすぎず、真剣勝負最中なら自主的に行うメリットは何も存在しない。それどころか共謀・買収や賭博行為によりあえて負けようとしているとみなされたりする恐れもある。 一方、カジュアルプレイなら違反による悪影響はささいなものであるため、ゲームを盛り上げるためなら厳密には誤りであってもそれが咎められることはないだろう。 **デュエル・マスターズ競技イベント運営ルールでの定義 [#le1272c2] >3.10 非公開情報 >> ~ 非公開情報とは、ゲームのルールやフォーマットが見ることを認めていないカードやその他のオブジェクトの表面のことである。 ~ マッチ、ドラフト、ゲーム開始前の手順の間、プレイヤーは自分のカードをプレイ面よりも上に保ち、非公開情報を他のプレイヤーに見られないように努力する義務がある。 **ルール [#x8fed829] -非公開ゾーンの[[カード]]は自由に確認することができない。ただし、何らかの[[カード]]の[[能力]]を使って確認することはできる。 --一度公開されたカードであっても、非公開ゾーンにある間は見てはいけない。 -非公開ゾーンから[[クリーチャー]]などの能力で手札に加えたり、バトルゾーンに出したりする[[能力]]は、[[テキスト]]上は[[強制]]であっても[[任意]]として扱う。 --例えば、[[《偽りの羅刹 アガサ・エルキュール》]]の[[デーモン・コマンド]]を[[シールドゾーン]]から出す[[能力]]は[[テキスト]]上[[強制]]だが、あえて出さないこともできる。 --非公開ゾーンは原則として公開できないため、[[能力]]の対象がいなかった場合にそれを証明することができない。よって、このような裁定となっている。 -[[公開ゾーン]]から非公開ゾーンにカードを移動させる場合、[[公開ゾーン]]からなので相手は移動するカードを把握できる。 --例として[[《超神類 イズモ》]]で墓地のカードをシールドに追加する場合や、[[《フォーチュン・スロット》]]などで見せたカードを山札の下に置く場合は、それらの[[カード]]を確認できる。 --ただし、一度に複数移動する場合、移動先でのそれらの順番を相手に教える必要はない。逆に、あえて教えてもルール違反ではない。 -[[《ドンドン吸い込むナウ》]]など、非公開ゾーンから非公開ゾーンへの移動の場合、移動するカード及びその順番を教えることはルール違反となる。 -手札を除き、非公開ゾーンのカードは勝手に並び替えることはできない。 総合ルールにおいては、「[[山札]]や[[シールド]]、[[超GR]]内のカードを勝手に並べ替えてはいけない(意訳)」「他のゾーンのカードは、タップ・アンタップなどの状態をはっきりさせれば自由に並べ替えてよい(意訳)」と決められている。 -「手札を並べ替えてはいけない」というルールは存在しない。 --例えば、[[ランダムハンデス]]等で手札の特定のカードを選ばれないように、裏向きのままシャッフルするのはルール違反にはならない。 **ゲームにおいて [#mbd8670c] -非公開ゾーンの[[カード]]を確認することは、大きな[[情報アドバンテージ]]を得ることにつながる。特に[[山札]]を見ることで自分の[[シールド]]の中身を推測することができる。 -[[《解体人形ジェニー》]]や[[《パクリオ》]]で相手の[[手札]]を見ることも非常に強力。相手の今後の[[プレイング]]をある程度予想でき、有利に戦えるようになる。 -[[《ドンドン吸い込むナウ》]]や[[《シークレット・クロックタワー》]]などを使うと、で自分の[[山札の下]]の[[カード]]を把握することができる。これを利用して[[《時空の賢者ランブル》]]を確実に[[覚醒]]させることができる。 **その他 [#xe33fbef] -互いの[[墓地]]や[[超次元ゾーン]]は公開情報なので、[[ゲーム]]開始時からいつでも好きなタイミングで確認できる。もちろん、相手の[[カード]]を手に取る際は一度断ってから丁寧に行うべきである。 -[[《巡霊者メスタポ》]]、[[《Q.Q.QX.》>《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》]]がいると、[[カード]]の[[能力]]を使っても該当するプレイヤーは[[山札]]を[[見る]]ことは一切できなくなる。 --当該能力が働いている間は山札を[[表向き]]にすることもできない。 -相手の[[山札]]の一部を確認する手段は多々あるものの、一度に全て確認する手段は[[《ギガザンダ》]]の[[アクセル]][[能力]]を除きすべて[[プレミアム殿堂]]となっている。これには[[《ヘル・スラッシュ》]]をはじめとした[[山札破壊]][[呪文]]が低年齢層に不評を買ってしまったという背景がある。 -[[手札]]以外の非公開ゾーンの[[カード]]を[[表向き]]にすること、またはそうして[[出す]]か[[唱える]]ことを「捲る」という。 **関連用語 [#t5a6f593] -[[用語集]] -[[シールドゾーン]] -[[山札]] -[[手札]] -[[超GRゾーン]] -[[超GR]] -[[公開ゾーン]] -[[表向き]] -[[見る]] &tag(用語集);