#author("2021-12-03T21:24:33+09:00","","")
*青黒緑 [#sdd686d4]

[[自然]][[文明]]とその[[敵対色]]である[[水]][[文明]]、[[闇]][[文明]]の[[3色]]の色構成のこと。また、そのカラーで組まれた[[デッキ]]の構成色のこと。

「''アナカラー''」と俗称されることが多い。
例:[[【青黒緑デッドダムド】]]→【アナカラーデッドダムド】

[[自然]]の[[マナブースト]]と[[水]]の[[ドロー]]カードを扱えるため、デッキを潤滑に回すことが可能。それらで獲得した大量のリソースを、[[闇]]の[[除去]]や[[ハンデス]]などで無駄なく[[アドバンテージ]]に変換できるのが長所である。
ブーストによって足が早く、回収・ドローの粘りもあるため様々な相手に対応でき、[[ビートダウン]]も[[コントロール]]もできる。

また、この色構成だと自分の全てのゾーン([[山札]]、[[墓地]]、[[マナゾーン]]、[[シールド]])からカードを[[回収]]できる。よってテクニカルな動きが可能で、[[コンボデッキ]]でよく使われるカラーでもある([[【変換エンドレス】]]など)。

[[ターボ]]や大量[[墓地肥やし]]、[[墓地回収]]や[[マナ回収]]もできるため、[[山札圧縮]]や[[リソース]]の確保には事欠かず、ゲームを動かすうえで理にかなった方法論を持つカラー。

ただ、[[山札圧縮]]や[[リソース]]確保するカードに多く枠を取ってしまうと、全体の[[カードパワー]]が下がり気味になるため、そのあたりのバランスはしっかり考えるべきである。

[[コントロール]]力がそこそこ高いとはいえ、[[ロック]]に長ける[[光]]を持たないため、相手が手も足も出せない[[制圧]]状態に追い込むことは難しい。[[コントロール]][[デッキ]]を組む際にも、頃合いを見て[[ビートダウン]]に切り替えた方が安定することもあるだろう。

-手軽に[[エクストラウィン]]を獲得できる[[《水上第九院 シャコガイル》]]を使えば、[[ビートダウン]]に切り替えなくても安全に勝利することができる。

-[[ランデス]]を駆使して、相手のマナをひたすら空にして、安全に勝利する方法もある。

***青黒緑デッキの変遷 [#s612b0ec]

[[勝舞編]]時代では[[【青黒緑コントロール】]]、[[【シノビドルゲーザ】]]や[[【サイバー・G・ホーガン】]]などが主流だった。[[【ラムダビート】]]が[[黒]]の[[超次元]][[呪文]]や[[《解体人形ジェニー》]]を搭載するためにこの色で組まれることもあった。

しかし、[[覚醒編]]〜[[エピソード1]]期頃には[[カードプール]]の増加によって少ない[[文明]]でも多様な動きが取れるようになり、[[【青黒ハンデス超次元】]]や[[【黒緑超次元】]]など、[[青黒]]や[[黒緑]]の[[デッキ]]に押され気味になっている。

[[革命編環境]]では[[【超次元デッドゾーン】]]のようなメタ格に進出したタイプのデッキも見られるが、[[革命ファイナル環境]]以降では[[《タイム3 シド》]]などの強力な[[呪文]]メタによって環境落ちしたり、[[《テック団の波壊Go!》]]と[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]の獲得によって再び環境に戻ったりしている。

[[ジョー編]]では、[[【青黒緑シャコガイル】]]、[[【青黒緑デッドダムド】]]などが登場し、環境に大きなインパクトを残した色になった。

**青黒緑のカード [#c7d3a64a]

-[[《甲魔戦攻ギリメギス》]]
-[[《鎧亜の深淵パラドックス》]]
-[[《偽りの名 スネーク》]]
-[[《希望の守り手シウバ》]]
-[[《天災 デドダム》]]
-[[《SSS級天災 デッドダムド》]]
-[[《偽槍縫合 ヴィルジャベリン》]]
-[[《Disジルコン》]]
-[[《The邪悪 寄成ギョウ》]]
-[[《悪撃縫合 ドルゲペイン》]]
-[[《Disアイ・チョイス》]]
-[[《黒智縫合 レディオブ・ローゼルド》]]
-[[《魔素縫合 アモデゴラス》]]
-[[《終末縫合王 ミカドレオ》]]
-[[《邪偽縫合 デスネークニア》]]
-[[《終末王秘伝オリジナルフィナーレ》]]
-[[《A・A・A》]]
-[[《不死鳥縫合 ブラック・ビッグバン》]]

[[勝太編]]までは、主に[[コンボ]]に使える[[《偽りの名 スネーク》]]くらいしか活躍が見込めるカードがなかった。
[[ジョー編]]からは、[[汎用性]]の高さがウリの[[《天災 デドダム》]]と[[《Disジルコン》]]、[[カードパワー]]が高い[[《SSS級天災 デッドダムド》]]と[[《偽槍縫合 ヴィルジャベリン》]]が登場。

王来篇では敵対色で構成される[[ディスペクター]]のうち、「縫合」の名称を持つカードがこの色を担当しており、能力の傾向としては[[ドロー]]や[[ディスカード]]、[[ハンデス]]など手札に関わるものが多い。

[[【5色コントロール】]]では、[[《フェアリー・シャワー》]]や[[《ドンドン水撒くナウ》]]、[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]と文明がダブることが多く、それらと[[マナ基盤]]の補完をしにくいのが難点。そのため、[[《フェアリー・シャワー》]]から[[枠>スペース]]を奪える[[《天災 デドダム》]]以外が投入されることはほとんどない。

**その他 [#cd51e080]

-この色に関して、DMのカードを語源とする俗称はなく、[[MTG>Magic:The Gathering]]のカード[[《アナボルバー》>http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%BC/Anavolver]]を語源とする「アナカラー」が現在は主につかわれている。「アナカラー」という俗称の他には、[[《狩るものヴォラシュ》>http://mtgwiki.com/wiki/%E7%8B%A9%E3%82%8B%E3%82%82%E3%81%AE%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%A5/Vorosh,_the_Hunter]]を語源とする「ヴォラシュ(カラー)」、タルキール次元の1色とその敵対2色の組み合わせからなる氏族の一つ、「[[スゥルタイ群>http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%B9%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%82%A4%E7%BE%A4/The_Sultai_Brood]]」を語源とする「スゥルタイ(カラー)」などの俗称が存在する。

**参考 [#uc8fe373]
-[[用語集]]
-[[デッキカラー]]
-[[多色]]
-[[ドロー]]
-[[マナブースト]]
-[[リアニメイト]]
-[[DMBD-10 「アルティメット・クロニクル・デッキ 2019 SSS!! 侵略デッドディザスター」>DMBD-10]]

-[[友好色]]
--[[白青緑]]
--[[白青黒]]
--[[青黒赤]]
--[[黒赤緑]]
--[[白赤緑]]
-[[敵対色]]([[対抗色]])
--[[白黒赤]]
--[[青赤緑]]
--[[白黒緑]]
--[[白青赤]]
--''青黒緑''

&tag(用語集,能力,水文明,闇文明,自然文明,青黒緑);