#author("2020-01-22T23:31:33+09:00","","")
*&ruby(しぜん){自然}; [#xf36cf54]
 
生命や成長、本能を表す[[デュエル・マスターズ]]の五大[[文明]]の一つ。
ジャングルが広がる大陸に棲む[[クリーチャー]]たちの軍団であり、世界の法則を守り人工的なものを排除する文明である。
生物的特徴をそのまま活かしたクリーチャーが多く、体格に優れているものが多い。当初は科学技術的には優れず、武器はこん棒や剣などの簡単なものがほとんどであった。しかし後年、例外も見られるようになる。

実際のゲームでは、[[マナブースト]]や[[コストパフォーマンス]]に優れた優秀な[[ファッティ]]などが特徴である。
特に中〜大型のクリーチャーに関しては他の追随を許さないほど性能が高く、クリーチャーを[[サーチ]]する能力も多い事から「クリーチャー・カラー」の異名を取る。

味方を[[パンプアップ]]するカードが多い。
また、条件付きで[[ブロックされない]]ようになったり、[[ブロック貫通能力]]、[[マッハファイター]]などの[[能力]]を有する[[クリーチャー]]も多い。
結果として、[[ブロッカー]]や[[アンタッチャブル]]を、高い[[パワー]]を活かして力任せに突破する事ができる。

プレイヤー攻撃に関しても、相手の[[S・トリガー]]を封じる能力もあるため、総合的な攻撃力はかなり高い。

[[マナゾーン]]の扱いがうまく、マナゾーンが絡めば[[墓地回収]]・[[除去]]・[[ハンデス]]・[[サーチ]]などほぼ何でもできる。また[[多色]]カードのサポートも多く、多色[[デッキ]]を作る上で重宝する文明でもある。

その反面、防御はかなり苦手である。
自然単色の純粋な[[ブロッカー]]は[[《超神星ビッグバン・アナスタシス》]]のみ。条件付きだと[[《樹脈の守護者エバード・ゼノム》]]があるが、[[光]]の[[種族]]である[[ガーディアン]]がいないとブロッカーになれない。
しかしブロッカーの代わりとして、[[ガードマン]]を擁する。
先述の通り[[除去]]もこなすが、他の文明に比べるとやや見劣りする。[[コスト]]や効果の面でやや不利であり、[[S・トリガー]]を持った[[除去]]カードはやや少ない。

先述の通り高パワー集団ではあるので、[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]等、[[光]]の力を借りて[[ブロッカー]]を付与すると防御力を担保しやすい。[[光]]や[[水]]との組合せで爆発的に防御力を担保しやすくなるのも一つの特徴といえる。

-[[超次元]][[呪文]]は[[水]]・[[光]]と並んで平凡である。しかし、サイキック・クリーチャーは総じてパワフルなものが多く、異常なほどのマナブーストから[[《次元院のディメンジョン・ホーン》]]で一気に強力なクリーチャーを出すのも面白い。

-[[コスト踏み倒しメタ]]は[[ビートダウン]]や[[1ショットキル]]の詰めに使うと強いものが4コスト域に揃っている。また、[[確定除去]]でない限りほぼ退かせない[[パワー]]の[[《デスマッチ・ビートル》]]も2コストに存在している。

-[[進化クリーチャー]]も多く、自然文明のみに存在する種族で進化クリーチャーがいないのは現時点では[[バルーン・マッシュルーム]]、[[エメラルド・モンスター]]、[[ミルクボーイ]]のみ。

-[[マナゾーン]]が絡まなければ、基本的には[[cip]][[クリーチャー]]を使い回しづらい。しかし、[[《アラゴト・ムスビ》]]によって[[バウンス]]という選択肢を追加することで、[[手札]]をある程度補うことは可能。[[【緑単ループ】]]の中核をなすムーヴである。
--このようにカードプールの増加に伴い、組み合わせ次第では最も[[メインステップ]]を継続させやすい(=相手にターンを渡さない)文明となっている。[[デュエル・マスターズ]]において、[[マナ]]と[[手札]]さえあればいくらでも[[プレイ]]ができる点、相手ターン中に相手ができるアクションが非常に限られている点がこの流れに拍車をかけている。のちに[[《アラゴト・ムスビ》]]は[[殿堂入り]]に落ち着いた。

-[[【5色デッキ】]]を組む際は多くのデッキで核となる文明である。これは爆発的なマナブーストが可能になる[[《フェアリー・ミラクル》]]の存在が大きい。

-[[ドラゴン・サーガ]]ではどの文明も[[単色]]の構築が光るカードが追加される中、この文明のみそれに加えて文明を多く使ったデッキ、特に[[【5色デッキ】]]向けのカードもいくつか追加された。単色推しのシリーズ故に一際存在感を放っている。

-[[《幻想妖精カチュア》]]や[[《ドラゴンフレンド・カチュア》]]の存在もあり、火文明に次いで[[スピードアタッカー]]に所縁の深い文明でもある。この流れはのちに[[マッハファイター]]へと引き継がれていく。

-従来は光の「パワー+500」補正のお陰で、同コスト帯のバニラでは性能面で劣っていたが、[[DM-28]]では「パワー+1000」補正を受けた3コストバニラ[[《霊騎デュナス》]]が、[[DMR-16真>DMR-16真 「ドラゴン・サーガ 第4章 超戦ガイネクスト×真」]]では「パワー+1000」補正を受けた2コストバニラ[[《熊姫の面 ベアコダッシュ》]]が登場した。なお、さすがに[[《予言者クルト》]]を上回る1コストバニラの登場には至っていないが、[[《ツクっちょ》]]は[[マッハファイター]]方面に特化した破格の性能を有する。

-長らく原始的な武器や肉体、生命に関係する呪術などが主な武器であったが、[[革命編]]では近代兵器を扱う[[ゲリラ・コマンド]]が登場した。[[新章デュエル・マスターズ]]で登場した[[グランセクト]]も、戦車型の生物を兵器として用いるという高度な技術を持つ。

-生命の重要さを理解し、集団を重んじる[[光]]とは相性が良い。
-本能のままに動き、行動を起こす決断力のある[[火]]とは相性が良い。
-生命を軽んじ、死を利己心で弄ぶ[[闇]]とは相性が悪い。
-本能を敵対視し、世界を作為的に操作しようとする[[水]]とは相性が悪い。

**自然文明の種族 [#o29a0031]
-[[アーク・セラフィム]]
-[[アース・ドラゴン]]
-[[エメラルド・モンスター]]
-[[ガイア・コマンド]]
-[[グランセクト]]
-[[グリーン・コマンド・ドラゴン]]
-[[ゲリラ・コマンド]]
-[[コロニー・ビートル]]
-[[ジャイアント]]
-[[ジャイアント・インセクト]]
-[[ジュラシック・コマンド・ドラゴン]]
-[[スノーフェアリー]]
-[[スノーフェアリー風]]
-[[セイント・ヘッド]]
-[[ツリーフォーク]]
-[[ドリームメイト]]
-[[バルーン・マッシュルーム]]
-[[ビークル・ビー]]
-[[ビーストフォーク]]
-[[ビーストフォーク號]]
-[[ビースト・コマンド]]
-[[ホーン・ビースト]]
-[[ミステリー・トーテム]]
-[[ミルクボーイ]]
-[[ワイルド・ベジーズ]]
-[[ワンダー・トリック]]

**参考 [#oe93f4e2]
-[[文明]]