#author("2020-02-09T23:01:13+09:00","","")
*&ruby(しゅぞく){種族}; [#x3dfa40e]

種族は[[特性]]の一つである[[サブタイプ]]の一種。
[[クリーチャー]]が属している分類や集団を表す。

[[クリーチャー]]名表記のすぐ下にかかれているものが種族にあたる。
[[クリーチャー]]は[[わずかな例外>禁断クリーチャー]]を除き原則的に何らかの種族に分類されており、複数の種族に属している[[クリーチャー]]も存在する。
//例外としては[[《禁断》]]が挙げられる。
[[DM-28]]において、[[サブタイプ]]を持つ[[呪文]]や[[クロスギア]]が登場したが、公式ルールとしてはこれらを種族と呼称することはない。ただし、テキスト上で[[サブタイプ]]という語が使われた事はなく、ゲーム上でも後述のルールのとおりひとくくりで扱われるため、これらも「種族」だと認識されている場合が圧倒的に多い。

[[デュエル・マスターズ]]において、[[クリーチャー]]という単体が「種族」という概念を持つことにより、水平方向(自分の他[[クリーチャー]])、および垂直方向(相手)にも影響を与える可能性があり、[[デッキビルディング]]にさらに奥深さを与える要因になっている。

**ルール [#a11c67f7]
-能力に種族名が書いてある場合、それは数え方によって何を指すかが違う。「X''枚''」と書かれていれば[[呪文]]や[[クロスギア]]も数えるが、「X''体''」と数えられていれば、[[クリーチャー]]しか数えない。[[《歌舞機ロイド・ゴエモン》]]における[[サムライ]]や[[《ザ・ユニバース・ゲート》]]における[[フェニックス]]をカウントする際にこの裁定が関わってくる。
--[[Magic:The Gathering]]では「(クリーチャー・タイプ)・クリーチャー」「(クリーチャー・タイプ)」のように使い分けられている。

-「[[ドラゴン]]」「[[サイバー]]」「[[コマンド]]」は種族の総称であるため、効果によって種族の指定を求められた際にそれらを選ぶことは出来ない。よって、[[《光器ペトローバ》]]で[[アーマード・ドラゴン]]や[[レッド・コマンド・ドラゴン]]を選ぶことはできるが、[[ドラゴン]]を選ぶことはできない。

-[[ゴッド]]や[[ゴッド・ノヴァ]]が[[G・リンク]]を持っているのは、その種族に課される[[ルール]]ではない。それらを[[リンク]]させる各[[キーワード能力]]によって参照されるだけである。[[サバイバー能力]]や[[ダイナモ]][[能力]]なども同様。
--例外として、[[コマンド]][[種族]]だけは[[クリーチャー]]として出した時に[[封印]]を外す事ができるという[[能力]]が[[ルール]]によって定められている。(厳密には[[種族カテゴリ]]の[[ルール]]だが)

**その他 [#ab6fe211]
-多くの種族には命名ルール([[進化]][[ヒューマノイド]]の冠詞「機神装甲」、非[[進化]][[エンジェル・コマンド]]の冠詞「○○の精霊」など)があるが、[[戦国編]]のころからそれが無視された命名も増えている。また、それは[[ナイト]]、[[エイリアン]]などといった特定の[[文明]]を持たない種族を併せ持つ[[クリーチャー]]によくみられる。また同じ種族でも派閥の違いから命名ルールが異なるものもある。[[マジック・コマンド]]、[[ソニック・コマンド]]、[[DMRP-01]]で登場した[[ジョーカーズ]]を除く新種族がこれに該当する。

-有する[[能力]]が既存の[[カード]]と全く同じであるいわゆる[[同型再販]]の[[カード]]でも、[[種族]]が違う事で入るデッキが全く異なってくる事もある。顕著な例が[[《邪眼皇ロマノフI世》]]と[[《暗黒GUY・ゼロ・ロマノフ》]]。両者は有する[[種族]]が[[ナイト]]か[[ハンター]]かの違いしかないが、入るデッキはそれぞれ違ってくる。

-複数の種族を持つカードの種族の区切りは半角スラッシュ(/)と全角スラッシュ(/)の二つがあり、統一されていない。このwikiでは半角で統一している。([[DM-28]]に限って区切りが/)。また、[[サバイバー]]種族のみスラッシュではなく[]で囲まれる。

-ライト・ブリンガー(正しくは[[ライトブリンガー]])、アース・イーター(正しくは[[アースイーター]])など、種族名の誤植はたびたび発生している。ゲームの進行にはあまり影響はないが、表記や検索の際は注意が必要である。

-[[デビル・コマンド・ドラゴン]]や[[シャイニング・コマンド・ドラゴン]]、[[リキシ・コマンド]]や[[ビースト・コマンド]]など、[[エピソード1]]では1個体限定の[[コマンド]]がいくつか登場した。
//-裁定変更によって、[[テキスト]]に[[種族]]名が指定されている場合、それは全て「種族に”(種族名)”とあるクリーチャー」という解釈で扱われる事となった(前述の[[ドラゴン]]や[[サイバー]]と同じ扱い)。そのため[[ジャイアント]]を指定するテキストは[[ジャイアント・インセクト]]を、[[アウトレイジ]]を指定するテキストは[[アウトレイジMAX]]をそれぞれ効果範囲に含む事となる。

-種族の[[シナジー]]を活かして組まれる[[デッキ]]を「[[種族デッキ]]」と呼ぶ。[[カード]]同士の繋がりが比較的分かりやすく、初心者にも扱いやすい[[デッキ]]として知られている。

-種族を固めることで[[《光器ペトローバ》]]などの効果を引き出しやすくなる。

-逆に、種族を固めないことで[[《口寄の化身》]]などの効果を引き出しやすくすることもできる。

-[[ドラゴン]]、[[コマンド]]、ないし[[コマンド・ドラゴン]]といった[[種族カテゴリ]]に属する種族は膨大に存在する。[[デュエル・マスターズ]]の商品展開上いくつかの[[エキスパンション]]シリーズにおいて、これらは花形種族としてフィーチャーされてきたが、そうしたフィーチャーのたびに新規種族が追加されてきたことによる。

-[[ナイト]]、[[オリジン]]、[[アンノウン]]など、これまで数多くの[[特殊種族]]が登場してきたが、敵方で登場したものは[[背景ストーリー]]上で滅ぼされてしまうことが多い。シリーズが変わると[[再録]]以外ではほぼ登場しなくなってしまうので、古参種族の愛好家には酷なことである。

-漫画やアニメでは[[キャラクター]]ごとに愛用する[[種族]]が異なっており、それぞれの[[キャラクター]]の個性とも結びついている。[[勝舞編]]でもすでにこの特徴が見られたが、[[勝太編]]ではさらに顕著になっており、例えば[[エピソード2]]では[[キャラクター]]一人につき1つ以上の[[種族]]が明確に割り振られている。[[ジョー編]]に入り[[背景ストーリー]]と漫画やアニメとのタイアップが強化されてからも、こうした傾向は引き継がれている。

-[[DMR-18]]にて、ついに[[無種族]][[クリーチャー]]、[[《禁断》]]が登場した。

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現在もっとも多くの種族を持つクリーチャーは
-[[《超越男》]](10種族)。
次点は
-[[《究極男》]](9種族)。
さらに次点は
-[[《愛魂憎男》]](8種族)。
さらにさらに次点は
-[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]
-[[《「勝利」の頂 バトル・ザ・クライマックス》]]
-[[《真実の皇帝 アドレナリン・マックス》]]
-[[《超絶奇跡 鬼羅丸》]](4種族)。

ただしこれらは特殊種族がついているために種族数が多くなっている。基本的に3種族を持つクリーチャーは大抵特殊種族を持っている。
特殊種族でない種族のみで3つの種族を持つクリーチャーには
-[[《龍仙ロマネスク》]]
-[[《極仙龍バイオレンス・サンダー》]]
-[[《甲魔戦攻ギリメギス》]]
-[[《霊王機ブルファリオン》]]
-[[《勇王の化身ダイカイザン》]]
-[[《霊翼の宝アルバトロス》]]
-[[《無限王ハカイ・デストロイヤー》]]
-[[《トップ・オブ・ロマネスク》]]

がいる。

逆に持っている種族が0つのクリーチャーも存在する。
詳細は[[無種族]]を参照。

**参考 [#c1f1fb5f]
-[[用語集]]
-[[特殊種族]]
-[[サポート種族]]
-[[ハイブリッド種族]]
-[[多種族]]
-[[無種族]]
-[[種族追加]]
-[[種族カテゴリ]]
-[[種族リスト]]
-[[種族デッキ]]

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