#author("2021-07-23T22:55:37+09:00","","")
*&ruby(おうらいへんはいけい){王来篇背景};ストーリー [#u32aff76]

#contents

***''PREV'' [#gf20248b]
-[[十王篇背景ストーリー]]

**該当弾 [#tce46d54]
-[[DMRP-17 「王来篇 第1弾 王星伝説超動」>DMRP-17]]
-[[DMRP-18 「王来篇 第2弾 禁時王の凶来」>DMRP-18]]

**序章[#s417087a]
[[超獣王来烈伝>DMSP-02]]とは! 数々の強敵と戦い、幾度となく世界の危機を救ってきた[[切>切札 勝舞]][[札>切札 勝太]][[家>切札 ジョー]]に伝わる、英雄や宿敵の名を記した秘伝の書! それをモモキングが発見したところから、[[王来篇]]の物語は始まるのだ!!
[[超獣王来烈伝>DMSP-02]]に触れた[[モモキング>《モモキング -始丸-》]]は、英雄たちの伝説の力を身にまとって戦うという、新たな能力を手に入れたのだ!!
12体の伝説のクリーチャーを巡る、時空を超えた冒険がいま始まる!!

**[[DMRP-17「王来篇 第1弾 王星伝説超動」>DMRP-17]] [#ef49bc95]
:十王大戦後|

「十王大戦」が終わった後で、各チームの[[キングマスター]]たちは各文明の代表者も兼ねることとなった……すなわち[[ダイナボルト>《爆龍皇 ダイナボルト》]]は火文明の、[[マニフェスト>《キング・マニフェスト》]]は水文明の、「[[正義帝>《「正義帝」》]]」は光文明の、そして[[ゲンムエンペラー>《∞龍 ゲンムエンペラー》]]は闇文明の、それぞれ代表者である。

「大変!大変!『世界をつなぐ柱』の根元が光ってるッチ! 怖いから何とかできそうなヤツ、呼んでくるッチ~!!」 
//― [[モエル・モヒッチ>《モエル・モヒッチ》]]

[[《モエル・モヒッチ》]]からの知らせを聞いて「世界をつなぐ柱」を見にきたダイナボルトだったが、そこには「王来空間」が形成されており進むことができなかった。緊急事態ということで、やむをえず各[[文明]]の代表者たちにも状況を知らせた。だが、[[《夢幻の無》]]にいるゲンムエンペラーには連絡がつかなかった。

//「あ、あれはまさか『王来空間』!?」 ― 「火球の祈り手」
//「知っているのか火球!?」 ― 「伝承の語り部」
//「ああ……『王来空間』とは! 未来の王に選ばれた者しか入ることができない空間なのだ!」 ― 「火球の祈り手」

「世界をつなぐ柱」の根元に到着したモモキング。他の各文明の代表者たちもダイナボルトと同様に「王来空間」に入れない中、なぜかモモキングだけが入ることができたのだった。

モモキングが「王来空間」で発見した『超獣王来烈伝』。そこには、12体の「王」と呼ばれてきたクリーチャーの名とその伝説が記されていたのだった。

モモキングが『[[超獣王来烈伝>DMSP-02]]』を発見したのと時を同じくして、代表者不在の各[[文明]]に謎の襲撃者「[[ディスペクター]]」が次々と現れ、強大な力で破壊の限りを尽くしていた。
『[[超獣王来烈伝>DMSP-02]]』に記されていた「破壊王」こと[[ヘヴィ・デス・メタル]]、「勝利王」こと[[《ガイアール・カイザー》]]、そして「天聖王」こと[[《聖霊王アルファディオス》]]。その3体が[[ディスペクター]]となって襲来した!!

モモキングが『[[超獣王来烈伝>DMSP-02]]』を手に入れると「王来空間」は跡形もなく消えた。その刹那、モモキングたちの前に超巨大な[[ディスペクター]]が現れた。それは他の[[ディスペクター]]よりもさらに禍々しく、そして歪な姿をしていた。


モモキングたちの前に現れたのは、[[《聖霊王アルファディオス》]]と[[《悪魔神ドルバロム》]]とが繋ぎ合わされた、超獣世界の歴史が覆るかのような存在。その名も、[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]。
「[[ドルファディロム>《聖魔連結王 ドルファディロム》]]」が現れると、『[[超獣王来烈伝>DMSP-02]]』が再び激しく光り出す。「天聖王」アルファディオスとの王の共鳴である! 危機を察したモモキングたちは『[[超獣王来烈伝>DMSP-02]]』を守るために戦おうとする。だが、そうそうたる代表者が一度に襲いかかるも、まるで歯が立たないのだった。

:[[ジョーカーズ]]|

[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]の攻撃を受けたと思った次の瞬間、[[モモキング>《未来王龍 モモキング》]]はどこまでも炎に囲まれた世界に立っていた。全く見覚えのない風景……ふと気配を感じたモモキングが振り返ると、無数の[[ファイアー・バード]]たちを従えた燃える爪の[[ドラゴン]]がこちらを睨みつけていたのだった。

炎に包まれた世界で[[モモキング>《未来王龍 モモキング》]]と対峙した燃える爪の龍は「我は[[《ボルシャック・ドラゴン》]]、[[ボルシャック]]の力を束ねるもの。そしてここは『[[超獣王来烈伝>DMSP-02]]』を通じて触れられる世界の記憶。歴史に危機が訪れるこの時のため、ここで未来の王が来るのを待っていた」「[[ディスペクター]]の目的は『超獣王来烈伝』に記された、我を含む12の[[クリーチャー]]を手に入れることだ。12の力と『超獣王来烈伝』を手にした者が、歴史の支配者になるのだ。」と告げたのであった。『[[超獣王来烈伝>DMSP-02]]』を通じて出会った[[ボルシャック>《ボルシャック・ドラゴン》]]によれば、12の「王」のうちすでに11までもが[[ディスペクター]]にされてしまっているという。今、まさに超獣世界の歴史が書き換えられようとしているのだ!

歴史の危機を知らせた[[《ボルシャック・ドラゴン》]]は「未来の王よ、世界を救いたくば、力を得る必要がある。我が力が欲しければ、その魂を示せ」と告げると、モモキングに向けて鋭い爪を振り下ろしてきた。
振り下ろされた爪を刀で受け流した[[モモキング>《未来王龍 モモキング》]]。咄嗟に反撃しようとするが、気づけば[[ボルシャック>《ボルシャック・ドラゴン》]]の姿が炎の向こう側にいくつも見えていた。「炎の幻影。さて、本物の我を見破れるかな」それを聞くやいなや、[[モモキング>《未来王龍 モモキング》]]は何と目を閉じた!
ボルシャックが作り出した炎の幻影を前に眼を閉じた[[モモキング>《未来王龍 モモキング》]]は、炎に意識を全力で集中させた。炎は誰の敵でもない。炎とは……友のために迷うことなく戦う戦士の心。そして、[[ボルシャック>《ボルシャック・ドラゴン》]]も炎の心を持つ龍。そこに至り、[[モモキング>《未来王龍 モモキング》]]が切り付けたのはまさかの正面! そう、[[ボルシャック>《ボルシャック・ドラゴン》]]も正面から[[モモキング>《未来王龍 モモキング》]]と対峙していたのだ!!

「よくぞ炎の真理にたどり着いた……その器、しかと見届けた。我が力の中でも「未来」を切り開く力、[[NEX]]。それをそなたに預けよう。世界の未来を頼んだぞ」とボルシャックが告げると、モモキングは炎龍の鎧に身を包まれた。その次の瞬間、[[ドルファディロム>《聖魔連結王 ドルファディロム》]]からの攻撃を受ける直前で静止した世界へと戻ってきた。止まっていた時が、再び動き出す。

世界の記憶に触れたのはモモキングだけではない。『[[超獣王来烈伝>DMSP-02]]』の持つ世界の記憶に触れる力に導かれ、[[ダイナボルト>《爆龍皇 ダイナボルト》]]や[[マニフェスト>《キング・マニフェスト》]]、[[「正義帝」>《「正義帝」》]]、そして[[ゲンムエンペラー>《∞龍 ゲンムエンペラー》]]すらも同様に過去の英雄と対峙していた。

時は動き出した。[[モモキングRX>《王来英雄 モモキングRX》]]は[[ドルファディロム>《聖魔連結王 ドルファディロム》]]の攻撃をかわし、刀の一閃を食らわせる。モモキングRXは飛躍的なパワーアップを遂げていたが、[[ディスペクター]]に対抗するには足りなかった。ボルシャックの声が頭に響く……[[英雄の力をまとう>スター進化]]のだ、と。
「炎の真理を思い出すのだ」
[[ボルシャック>《ボルシャック・ドラゴン》]]の声に従って魂を燃やした[[モモキングRX>《王来英雄 モモキングRX》]]は、炎の英雄の力をまとい[[《ボルシャック・モモキングNEX》]]となった! これぞ、[[スター進化]]だ!!

世界の記憶に触れたからこそ、歴史を破壊する[[ディスペクター]]への怒りが増した各[[文明]]の代表者たち。ドルファディロムの相手はモモキングに任せ、それぞれの[[文明]]に戻って[[ディスペクター]]を撃退し始める。さあ、いよいよ反撃開始だ!

[[《ボルシャック・モモキングNEX》]]に対して[[ドルファディロム>《聖魔連結王 ドルファディロム》]]は、[[ディスタス]]からエネルギーを取り込み始めた。右半身に[[聖なる力>《聖霊王アルファディオス》]]、左半身に[[邪悪な力>《悪魔神ドルバロム》]]が充填され、融合していく。
この構えは……必殺「[[《ドルファディロム砲》]]」だ!!
「[[ドルファディロム砲>《ドルファディロム砲》]]」は、触れたものすべてを分解する恐るべき威力を秘めていた。周囲を焦土と化す凄まじい砲撃に阻まれ、近づくことすらままならないモモキング。そこに《ボルシャック》が語りかけてくる。「NEXの炎で砲撃を相殺せよ。[[かつて神をも倒した力>《神羅ライジング・NEX》]]、そう簡単に押し負けはせぬ」

[[《ボルシャック・モモキングNEX》]]と[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]との激突の衝撃は、まだ見ぬ4体の[[王>キングマスター]]がいる[[ディスペクター]]の本拠地にまでも響いた。

モモキングがNEXの炎でドルファディロム砲を相殺し、燃える拳でドルファディロムの中心を貫く! ……だが、その傷がみるみるうちに塞がっていくとともに、再びドルファディロム砲がモモキングを襲う。[[NEXの魂にまもられ命は助かったモモキング。>スター進化]]この超生命体にはたして勝つことができるのか!?

新たなる力を得るべく、モモダチ3人も修行の旅に出た。一足先に帰還したのは、[[《モモスター ケントナーク》]]! 見事、英雄「[[《緑神龍ディルガベジーダ》]]」にそのスケールを認められたのだった!

:[[光]]文明|

世界の記憶に触れた[[《「正義帝」》]]が出会ったのは、身体の大きさと同じくらいの剣と黄金の盾を持った光り輝く存在だった。「我が名は[[《超絶奇跡 鬼羅丸》]]。我が問いに答えよ。世界が無になってはいけないのは何故か?」

[[「正義帝」>《「正義帝」》]]は鬼羅丸が出した問いに「正義も無くなってしまうではないか」と答えた。すると鬼羅丸は「……なるほど、それも一つの道か。よかろう、我が力を持っていくがいい」と発し、次の瞬間には[[《「正義帝」》]]は[[レクスターズ]]の力を手に入れていた!

[[レクスターズ]]の力を手に入れた[[《「正義帝」》]]は、自らの名を[[《「正義星帝」(スティルジャスティス・ティルジエンド)》>《「正義星帝」》]]と改めた。それでも正義はそこにあり続ける。世界が終わるその時まで。

未知の敵・[[ディスペクター]]との戦いを前に、軍勢を再編成する必要性を感じた[[「正義星帝」>《「正義星帝」》]]は、新たに直属の近衛兵団であるスティルナイツを編成した。

:[[水]]文明|

世界の記憶に触れた[[《マニフェスト》>《キング・マニフェスト》]]の前に現れたのは、周囲に球体を浮かばせた、半身が機械の存在だった。「我が名は[[《エンペラー・マルコ》]]。我が力が欲しければ、その知識を存分に見せよ」

[[《エンペラー・マルコ》]]が作り上げた巨大な迷宮を、[[《キング・マニフェスト》]]は壁という壁をぶち破ることでゴールまで踏破した。「なるほど、力の使い方もまた知なり。我が力、そなたに預けよう」そしてマニフェストは[[レクスターズ]]の力を手に入れた! ちなみに壁が壊された迷宮は上から見れば《マニフェスト》の形となっており、もし[[Instant Wave]]にあげたなら3兆[[バズ>バズレンダ]]は下らなかったに違いない。

レクスターズの力を手に入れた[[《マニフェスト》>《キング・マニフェスト》]]は勝ち組リーダー&スーパーマスター、略して[[《ネ申(カリスマ)》>《ネ申・マニフェスト》]]と名乗ることにした。その力は、水文明の民を守るためにあるのだ!

武者修行のために[[水文明]]の各地を放浪中の[[《未来覇王 ググッピー》]]は、最果てにある[[ムートピア]]たちの村の近くで遺跡を発見する。それは[[旧世代のものと思われる研究施設>《Dの機関 オール・フォー・ワン》]]だった。そして施設の最深部でググッピーが目にしたもの……それは、何か巨大なものが収まっていたと思しき空洞だった。

:[[闇]]文明|

「[[《夢幻の無》]]」の中で瞑想していた[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]も、モモキングたちと時を同じくして世界の記憶に触れた。そこにいたのは胸に巨大な瞳の付いた[[悪魔龍>デーモン・コマンド・ドラゴン]]。「我が名は[[《魔の革命 デス・ザ・ロスト》]]。貴様に選択を迫ろう。我が力を得る代わりに貴様の一番大事なモノを差し出すがよい。さぁ、選べ」

デス・ザ・ロストの選択に対し、ゲンムエンペラーはいつものように無言を貫いた。それを見たデス・ザ・ロストは「なるほど、貴様の一番大事なもの、無を差し出すというのだな」と告げ、ゲンムエンペラーは[[レクスターズ]]の力に目覚めたのだった。

かつて存在した[[革命]]の志。デス・ザ・ロストはその一端をゲンムエンペラーの内に見たのかもしれない。

[[レクスターズ]]の力を手に入れた[[《虚∞龍 ゲンムエンペラー》]]は、強者の気配を感じて[[闇文明]]へと帰還する。するとそこには[[《七王の円卓》]]を破壊する[[《神龍連結 バラデスメタル》]]の姿があった。
[[闇文明]]を襲撃してきた[[バラデスメタル>《神龍連結 バラデスメタル》]]と激突するゲンムエンペラー。神の力と無の力との衝突は[[闇文明]]そのものを崩壊させかねないほど激しいものだったが、無の力がバラデスメタルの連結を無にしたことで、バラデスメタルの身体は崩壊していった。『[[超獣王来烈伝>DMSP-02]]』に記された「破壊王」を、ゲンムエンペラーが完膚なきまでに破壊し尽くしたのだ。

『[[超獣王来烈伝>DMSP-02]]』とは何か。「世界をつなぐ柱」の秘密とは……[[闇文明]]の深淵に眠る零番目の凶鬼が、ついに目覚める時が来たのかもしれない。

:[[火]]文明|

[[《零龍》]]との戦いが終わった後、[[《“罰怒”ブランド》]]は己の力不足を感じ、アチーチ・タウン郊外に建設された地下格闘技場で武者修行する日々を過ごしていた。だが、[[《魔帝連結 ガイゼキアール》]]が急襲し、そこにいたファイターたちを競技場ごとぶっ倒したのだった。

世界の記憶に触れた[[《爆龍皇 ダイナボルト》]]が見たのは、火山から己の炎に身に焼かれながらも復活する[[不死鳥>フェニックス]]の姿だった。その[[不死鳥>フェニックス]]が、[[ダイナボルト>《爆龍皇 ダイナボルト》]]に告げる。「我が名は[[《龍炎鳳エターナル・フェニックス》]]。汝に我が力を授けよう」
[[ダイナボルト>《爆龍皇 ダイナボルト》]]が生まれた[[《フライパン・マウンテン》]]の炎、それは[[エターナル・フェニックス>《龍炎鳳エターナル・フェニックス》]]の不死の炎と同じ起源を持つものだったのだ。「[[龍>ドラゴン]]と[[不死鳥>フェニックス]]、[[種族]]は違えども我ら生まれし炎は同じ。さぁ、我が力を使うがよい、選ばれし[[龍>ドラゴン]]よ」。

[[レクスターズ]]の力を手に入れた[[《大爆龍 ダイナボルト》]]が[[火文明]]に戻ると、そこには[[ガイゼキアール>《魔帝連結 ガイゼキアール》]]と戦う[[ブランド>《“罰怒”ブランド》]]の姿があった。
[[ダイナボルト>《大爆龍 ダイナボルト》]]は見た。ブランドの一撃が確かにガイゼキアールの身体を貫くのを。しかし次の瞬間、ガイゼキアールの身体は瞬時に再生し、超高速攻撃でブランドを翻弄する。その攻撃を目で追いつつダイナボルトは、ブランドに共闘を持ちかけるのだった。
[[ダイナボルト>《大爆龍 ダイナボルト》]]と[[エターナル・フェニックス>《龍炎鳳エターナル・フェニックス》]]。シンクロした二つの炎によって加速したブランドの体当たりがふたたび[[ガイゼキアール>《魔帝連結 ガイゼキアール》]]に直撃した。『[[超獣王来烈伝>DMSP-02]]』に記された「勝利王」に、[[火文明]]の友情の力が勝利したのだ。

:その他|

[[レクスターズ]]が英雄の魂と共鳴するためには、時空を超えてその英雄と心を通わせる必要があるのだ。

各[[文明]]の代表者が[[レクスターズ]]となった影響で、それぞれの[[文明]]の[[クリーチャー]]たちも世界の記憶に触れることとなった。その中で英雄の魂と共鳴することができた者たちが、[[スター進化]]の力に目覚めていった。 

「[[レクスターズ]]」、それは英雄たちと魂を通わせられる「英雄の器」を持った者たち。だが、彼らは真の力に気が付いていない……気が付いた時のお祝いのために[[《凶鬼20号 オメデット》]]は待機し続けている。

[[レクスターズ]]の[[能力]]はまだまだ謎に包まれており、一説によると普段はポテンシャルの5%ほどしか発揮できていないという。その眠っている潜在能力を発揮する力こそが[[シンカパワー]]ってことであると、[[闇文明の凶鬼>《凶鬼49号 バダバーダ》]]は密かに勘づいていた。

超獣世界の歴史を破壊するために襲来した異形の存在「[[ディスペクター]]」。その正体は、超獣世界の歴史を作ってきた数多のクリーチャーたちが無理やり合体させられた姿なのである!

[[レクスターズ]]が英雄の魂と共鳴してその力を鎧とするのに対し、[[ディスペクター]]や[[ディスタス]]は魂を共鳴させることなく英雄の肉体を悪用している。

:襲来後|

//各[[文明]]は死力を尽くして[[ディスペクター]]と戦い、そして甚大な被害を受けつつもどうにか倒すことができた。……だが、その瞬間、[[倒したはずのディスペクターが再び無傷で立ち上がってくるという、悪夢のような事態が起こったのだった。>EXライフ]]
//ここに書くとバラデスやガイゼキが復活したかのような誤解を招くのでcoしておく
2体の[[クリーチャー]]が合体した[[ディスペクター]]は、[[2つの命を持つ>EXライフ]]。一度倒れようとも回復し攻撃してくるのはそのためだ。

破壊の創造主。[[正義>《聖霊王アルファディオス》]]と[[不義>《悪魔神ドルバロム》]]が相食んで連結された存在。それこそが、[[聖魔連結王>《聖魔連結王 ドルファディロム》]]。
文武の極致。豪放と俊英が我欲の電磁によって引き合わされた存在。それこそが、勝災電融王。
高貴なる矛盾。強欲と無欲が支配の鉄鋲で留められた存在。それこそが、零獄接続王。
禁忌の革命。[[運命>《伝説の禁断 ドキンダムX》]]と[[奇跡>《時の法皇 ミラダンテXII》]]が同位体へと収斂し混ぜられた存在。それこそが、[[禁時混成王>《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]。
根源のエゴイズム。邪悪と神性が悪意の糸で縫合された存在。それこそが、邪帝縫合王。

ディスペクターの王たちの襲来と「未来の王」の覚醒……これが世に言う「王来大戦」の幕開けであった。

**[[DMRP-18 「王来篇 第2弾 禁時王の凶来」>DMRP-18]] [#b9dc5ed0]
:ドルファディロムvs.モモキング決着|

[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]と[[《ボルシャック・モモキングNEX》]]の戦いは佳境を迎えていた。

[[ドルファディロム砲>《ドルファディロム砲》]]をかわし、ついに懐に潜り込んだ[[モモキング>《ボルシャック・モモキングNEX》]]。だが、[[ドルファディロム>《聖魔連結王 ドルファディロム》]]は必殺の[[聖魔王秘伝ロストパラダイスワルツ>《聖魔王秘伝ロストパラダイスワルツ》]]を放つ!
[[聖>光文明]]と[[魔>闇文明]]が合わさり、放った後には灰色の世界だけが残る最強の力。それを前に、もはや万事休すか……と、思われたその時![[レクスターズ]]となったモンキッドが駆けつけた!!
[[龍と不死鳥>《超天星バルガライゾウ》]]に同時に魂を共鳴させた[[モンキッド>《モンキッド <ライゾウ.Star>》]]がそれを防ぎ、遂に[[モモキング>《ボルシャック・モモキングNEX》]]の刀が[[ドルファディロム>《聖魔連結王 ドルファディロム》]]を一刀両断した。
これにより開放された[[「天聖王」>《聖霊王アルカディアス》]]の魂は、無事[[「超獣王来烈伝」>DMSP-02]]へと還ったのだった。残る王の魂は8つ。

:禁時王の凶来|

[[モモキング>《ボルシャック・モモキングNEX》]]が[[ドルファディロム>《聖魔連結王 ドルファディロム》]]を倒した直後、[[光文明]]に突如として謎の巨大な石柱が飛来し、[[ディスペネ・ユグラシル>《ディスペネ・ユグラシル》]]へと突き刺さった。その石柱には時計の文字盤が刻まれており、しかも、その針は少しずつ動いていた。
[[《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]……奇跡の力と禁断の力とを合わせ持った、最悪の災厄が凶来したのだ。

「光文明に落ちた石柱、その針が一周して「XII」を指した時、世界に災厄をもたらす奇跡と禁断の存在が目覚めてしまう!そうなる前に、何としてもあの石柱を破壊しなければ!!
[[ドキンダンテ>《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]の奇跡と禁断の力が合わされば、歴史上で起こりえた全ての滅びの可能性が同時に発生することになる。歴史上の英雄たちが救ってきた世界消滅の危機が全て改変され、最悪の結末を迎えてしまうのだ!!」

[[ボルシャック]]の言葉を聞き、[[《ネ申・マニフェスト》]]や[[《「正義星帝」》]]といった味方に危機を伝え光文明へとやってきた[[モモキング>《ボルシャック・モモキングNEX》]]。
だが、石柱の前にはそれを阻むように大量の[[ディスペクター]]たちが立ちはだかっていた。石柱の針は早くも「I」を指そうとしていた。

:レクスターズvs.ディスペクター|

[[ドキンダンテ>《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]による世界の滅亡が進む中、[[レクスターズ]]と[[ディスペクター]]の戦いは激化していた。

ある場では、名も無き[[キング・コマンド・ドラゴン]]の大軍勢を引き連れた[[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]が破壊の限りを尽くしていた……だがそこへ、これ以上好きにはさせないとばかりに2つの影が立ちはだかる!
それは何と、かつては敵同士だった[[《煌星龍 サッヴァーク》]]と、[[《テ・ラ・スザーク》]]として復活した[[《卍 デ・スザーク 卍》]]だった!!

[[キング・コマンド・ドラゴン]]の大軍勢を鐘の音で操る[[グレイトフル・ベン>《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]に対し、サッヴァークは[[《英霊王スターマン》]]の魂と、テ・ラ・スザークは[[《蛇魂王ナーガ》]]の魂とそれぞれ共鳴して、レクスターズの力を発動する。
そして[[テ・ラ・スザーク>《テラ・スザーク <ナーガ.Star>》]]が深淵の力で軍勢を食い止める間に、[[サッヴァーク>《サッヴァーク <マン.Star>》]]が星の英雄の力をのせたメシアカリバー、すなわちメテオカリバーで[[グレイトフル・ベン>《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]の胴体を袈裟懸けに一閃!さらなる破壊を食い止めたのだった。

[[《虚∞龍 ゲンムエンペラー》]]は全ての行動が罠である[[《偽爆電融 ゾルネードシヴァ》]]と対峙する。
全てが罠である[[ゾルネードシヴァ>《偽爆電融 ゾルネードシヴァ》]]への迂闊な攻撃は敗北を意味する。だが、[[ゲンムエンペラー>《ゲンムエンペラー <デスザ.Star>》]]は、罠など興味がないかのように突撃する。
そしてそれを見てニヤリと笑ったように見えた[[ゾルネードシヴァ>《偽爆電融 ゾルネードシヴァ》]]の罠は……気がつけば全て[[夢幻の無>《夢幻の無》]]に取り込まれていた!! 目には目を、だが、罠には無を。

[[ゲンムエンペラー>《ゲンムエンペラー <デスザ.Star>》]]は全ての罠を夢幻の無にすると、翼の一撃で[[ゾルネードシヴァ>《偽爆電融 ゾルネードシヴァ》]]を両断!さらに[[再生する>EXライフ]]暇も与えず細切れにする。
罠に頼るのは肉弾戦に弱いと白状するようなもの……かくして、強敵・[[ゾルネードシヴァ>《偽爆電融 ゾルネードシヴァ》]]はあっさり打ち破られたのだった。

ドキンダンテに挑もうとする[[モモキング>《ボルシャック・モモキングNEX》]]たちだったが、[[《白蒼混成 B・W・M》]]が立ちはだかり、百万回死ぬほどの炎を浴びせる。
[[モモキング>《ボルシャック・モモキングNEX》]]はかろうじてかわしたものの、これにより「正義星帝」とマニフェストは行動不能となってしまう。
だが、ここで[[モモキング>《ボルシャック・モモキングNEX》]]はボルシャックの炎で[[B・W・M>《白蒼混成 B・W・M》]]の視界を塞ぎ、炎の裏側から全速力で突進する!

ボルシャックの炎を目くらましとし接近した[[モモキング>《ボルシャック・モモキングNEX》]]は、[[B・W・M>《白蒼混成 B・W・M》]]に必殺の一撃を繰り出す。次の瞬間、互いの刀と爪が交差し……モモキングの刀は[[B・W・M>《白蒼混成 B・W・M》]]の身体に突き刺さる一方で、[[B・W・M>《白蒼混成 B・W・M》]]の爪は[[モモキング>《ボルシャック・モモキングNEX》]]の顔の数ミリ脇をかすめていた。
ほんの少しズレていたら相打ちだった……そうして「闘魂王」[[ボルメテウス>《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]の魂が[[超獣王来烈伝>DMSP-02]]へと還ったのだった。残る王の魂は7つ。

ディスペクターとの戦いの中で、[[ボルシャック・ドラゴン>《ボルシャック・ドラゴン》]]はある事を考えていた。
「全ての滅びの可能性が具現化するということは、滅びを防いできた英雄たちの歴史を無に帰すということに等しい。
いびつな過去を抹消し、綺麗な未来に作り変える……そんな傲慢な思想が、[[ディスペクター]]を裏で操る者にあるに違いない」と。

そして同時に、己の誤りを知った。

「[[ディスペクター]]は英雄の身体だけを乗っ取った存在だと思っていた……だが違う!奴らの身体には間違いなく英雄たちの魂の鼓動があった!英雄の魂が意思なき身体に幽閉された存在、それが[[ディスペクター]]の正体なのだ!!
[[ディスペクター]]の身体を破壊すること、それのみが英雄たちの魂を解放する唯一の方法なのだ!!」

まるで自らに言い聞かせるように、[[ボルシャック・ドラゴン>《ボルシャック・ドラゴン》]]はそう叫ぶのだった。

:ブランドの闘い|

[[本来あるべき物>《神核アトム》]]の代わりに[[冷たき熱血>《熱血星龍 ガイギンガ》]]が収まった[[《熱核連結 ガイアトム・シックス》]]と意志を失っても処刑をやめない[[《沸天混成 ジョバンセン・ガロウズ》]]の強襲により、[[《大爆龍 ダイナボルト》]]が重傷を負ってしまう。
友を傷つけられ咆哮した[[《“罰怒”ブランド》]]の意識は、突如として無数の剣が突き刺さった世界に飛ばされた。

無数の剣に囲まれた世界についた[[ブランド>《“罰怒”ブランド》]]へと、両手の手甲から剣を突き出している見知らぬドラゴンが告げる。
「我は[[《ガイアール・カイザー》]]。お前の友を思う気持ちを試させてもらおう。」
そして無数の剣の中から、ひときわ大きい剣を引き抜くと[[ブランド>《“罰怒”ブランド》]]へと渡した。

「その剣は友を思う熱き気持ちを持つものにしか使いこなせぬ剣なり」
[[ブランド>《“罰怒”ブランド》]]が振るうには大きすぎる剣……と思われたが新たなボードとして見事乗りこなす[[ブランド>《“罰怒”ブランド》]]。それを見たガイアールが告げる。
「その剣は持ち主に勝利をもたらす剣。我が友ガロウズと我が分身ガイギンガを頼んだぞ」
そして[[ブランド>《“罰怒”ブランド》]]の意識はダイナボルトの横へと舞い戻る。

[[ガイアール>《ガイアール・カイザー》]]の魂と共鳴し、[[レクスターズ]]の力を手に入れた[[《“罰星怒”ブランド》]]は[[ジョバンセン>《沸天混成 ジョバンセン・ガロウズ》]]の心臓を高速の拳で貫く。
だが[[ジョバンセン>《沸天混成 ジョバンセン・ガロウズ》]]の身体は[[すぐさま再生>EXライフ]]し、さらには[[ガイアトム・シックス>《熱核連結 ガイアトム・シックス》]]が放った神速の斬撃が意識のないダイナボルトを襲う。
そこで[[ガイアール>《ガイアール・カイザー》]]が「勝利を求めるならば、[[我が力を使うがいい>スター進化]]」と告げるのだった。

[[ブランド>《“罰星怒”ブランド》]]は[[ガイアール>《ガイアール・カイザー》]]の剣によって、[[《我我我ガイアール・ブランド》]]へとパワーアップを遂げると、まずは[[ガイアトム・シックス>《熱核連結 ガイアトム・シックス》]]の斬撃を弾き、続けてガイアールの力を上乗せしたラッシュでは[[ジョバンセン>《沸天混成 ジョバンセン・ガロウズ》]]を粉々に粉砕する。
その散り際に、[[ガイアール>《ガイアール・カイザー》]]の魂は「ガロウズよ、時の彼方でまた会おう」と告げる。

[[ジョバンセン>《沸天混成 ジョバンセン・ガロウズ》]]を倒した[[我我我ガイアール・ブランド>《我我我ガイアール・ブランド》]]と[[ガイアトム・シックス>《熱核連結 ガイアトム・シックス》]]が激突するが、魂無きガイハートでは熱き[[ブランド>《我我我ガイアール・ブランド》]]のハートに圧倒され一気に[[ブランド>《我我我ガイアール・ブランド》]]優勢となっていく。
そして[[ガイアール>《ガイアール・カイザー》]]の魂が告げる。「もう一人の我よ……[[魂を取り戻せ!掴みそして取り返せ!!>《「ひっくり返したれやぁぁぁ!!」》]]」

[[ガイアール>《ガイアール・カイザー》]]の魂の声が届いたのか、[[ガイアトム・シックス>《熱核連結 ガイアトム・シックス》]]の動きが止まる。
その隙を見逃さなかった[[ブランド>《我我我ガイアール・ブランド》]]の拳が[[ガイアトム・シックス>《熱核連結 ガイアトム・シックス》]]を貫き、異形の身体は再生することなく塵へと化したのだった。これにより[[「熱血王」ガイギンガ>《熱血星龍 ガイギンガ》]]の魂も[[超獣王来烈伝>DMSP-02]]へと還った。残る王の魂は6つ。

[[モモキングたち>レクスターズ]]が[[ディスペクター]]との戦いに追われているうちに、石柱の針が「I」を指す。すると[[フィオナの森]]が突如として300%焼失した。300%とは、1回燃えた後さらにもう2回燃えたという意味である。

:各地で引き起こされる滅亡|

石柱の針が「II」を指した。[[ユニバース・ゲート>《ザ・ユニバース・ゲート》]]が出現し、[[《超神星ブラックホール・サナトス》]]と[[《超神星ビッグバン・アナスタシス》]]とがなんの前触れもなく光となって対消滅した。
各地に散ったその光によって封印されていた[[サバイバー]]が目覚め、増殖を開始した。

石柱の針が「III」を指した。脈絡なく時空の裂け目から[[ゼニス]]と呼ばれる超存在が降臨すると、空からは無数の[[三角錐>トライストーン]]が降り注ぎ、[[ワールド・ウォー・ゼニス>《天頂開戦ゼニス》]]が勃発した。

石柱の針が「IV」を指した。使い手のいない[[超銀河弾>《超銀河弾 HELL》]]がいきなり虚空から発射され、9000個もの次元の穴が空き、それぞれが[[超次元]]と繋がった。

石柱の針が「V」を指した。地中深くに眠っていたはずの[[5つ>《ネオウェーブ・カタストロフィー》]][[の進>《ツナミ・カタストロフィー》]][[化ク>《エクスプロード・カタストロフィー》]][[ロス>《プロミネンス・カタストロフィー》]][[ギア>《グランドクロス・カタストロフィー》]]が暴走、[[ディスペクター]]へと力を与えつつ、すべての[[クロスギア]]が禍々しい存在へと融合し、まるで生命を持つかのように動き出した。
それは仙界一の天才[[ミロク]]にも予想外の出来事だった。

石柱の針が「VI」を指した。5体の[[天地命動 バラギアラ]]が次元の狭間から降臨した[[ゼニス]]と共鳴し[[ゼロ文明]]の力を取り込むと、ゼロと[[レインボー>多色]]の矛盾によって[[ゼニス]]化。
バラギアラ・ゼニス、その名も「色災」の頂 カラーレス・レインボーが生み出された。ゼロとレインボー、相反する2つの力を抱えた[[バラギアラ>天地命動 バラギアラ]]たちは再び暴走を始めた。

石柱の針が「VII」を指した。[[闇文明]]では[[円卓>《七王の円卓》]]を媒介として[[《黒月の古城 オリジナル・ハート》]]が再生し、消滅したはずの[[七王>闇の七王]]が復活すると、新たな[[ゴッド]]として[[リンク>G・リンク]]し始め、新たな闇の王が誕生しようとしていた。

石柱の針が「VIII」を指した。[[オリジナル・ハート>《黒月の古城 オリジナル・ハート》]]によって円卓に強大な力が流れ込んだ結果、[[業王 ディガロ>闇の七王]]と[[幻王 ザイン>闇の七王]]の二王が甦りさらにリンクする。
だが、[[《覇王ブラックモナーク》]]の復活と[[イデア・フェニックス>《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》]]が顕現した衝撃で一瞬にして消し飛ばされてしまった。

石柱の針が「IX」を指した。[[火文明]]に[[禁断の星>《FORBIDDEN 〜禁断の星〜》]]が飛来し、着弾するやいなや禁断爆発。復興した[[アチーチ・タウン>《灼熱の町 アチーチ・タウン》]]を中心に半径2万Kmを丸ごと消し飛ばし、ついでに[[フィオナの森]]が燃えた(8分ぶり4回目)。

石柱の針が「X」を指した。[[水文明]]では世界を破滅させる12個のプログラムを同時に起動するためのスイッチが入ってしまい、[[水文明]]中のコンピューターが熱暴走してあらゆる場所で[[リキッド・ピープル]]が蒸発した。

石柱の針が「XI」を指し世界が不思議なオーロラに覆われて突然の大爆発を起こす中、ようやく[[モモキング>《ボルシャック・モモキングNEX》]]が石柱の下に辿り着く。すぐさま一太刀を浴びせると、針は壊れ動きが止まった。
奇跡と禁断の存在の目覚めは防げたかのように見えた……が、その時、壊れた針は奇跡の力で「XII」を指してしまう!そして石柱が開き、中から[[禁時混成王 ドキンダンテXXII>《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]が姿を現したのだった!!

—[[リュウセイ>《永遠のリュウセイ・カイザー》]]は[[プリン>《永遠のプリンプリン》]]を救えなかった—
—[[シデン>《超聖竜シデン・ギャラクシー》]]は[[シーザー>《暗黒皇グレイテスト・シーザー》]]に負けた—

石柱から目覚めたばかりの[[ドキンダンテ>《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]がそう告げると、[[光文明]]は荒廃した砂漠へと変貌し、[[水文明]]の大気は有毒ガスに汚染され、[[火文明]]はマグマが噴き出す死の大地となった。
過去の歴史が辿らなかった滅亡の可能性が、現在の歴史に具現化したのだ。

:モモキングvs.ドキンダンテ|

[[B・W・M>《白蒼混成 B・W・M》]]を倒し、今度こそ[[ドキンダンテ>《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]に立ち向かおうとする[[モモキング>《ボルシャック・モモキングNEX》]]に対して、[[ドキンダンテ>《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]が宣言する。

—[[モモキング>《ボルシャック・モモキングNEX》]]は[[ドキンダンテ>《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]に敗北した—

次の瞬間、[[モモキング>《ボルシャック・モモキングNEX》]]の身体は地面に叩きつけられていた。

[[ドキンダンテ>《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]の持つ宣言通りの未来を起こす力を前に、[[モモキング>《ボルシャック・モモキングNEX》]]は全く歯が立たない。
それを見てボルシャックの魂が叫ぶ。「奇跡と禁断の力に対抗するためには、[[モモキング>《王来英雄 モモキングRX》]]よ!お前も奇跡を起こすしかない!!」
その瞬間、奇跡が起こった!超獣王来烈伝が光り輝き、気が付けば[[モモキング>《王来英雄 モモキングRX》]]の意識は聖気が満ち溢れる天界の神殿に飛ばされていた。

天界の神殿に飛んだ[[モモキング>《王来英雄 モモキングRX》]]の意識は、巨大な羽根を持った青き天使に出会う。
「ボクは[[《聖霊王アルカディアス》]]。世界の秩序を守りたいというキミに、力を貸すためにここに来てもらったんだ。ボクの力を使って、ボクたちが守ってきた世界が滅亡するのを止めて欲しい」[[モモキング>《王来英雄 モモキングRX》]]の魂が、[[アルカディアス>《聖霊王アルカディアス》]]の魂と共鳴する!
それは奇跡を起こし、光の[[ジョーカーズ]]を誕生させた。

[[アルカディアス>《聖霊王アルカディアス》]]と魂の共鳴を果たした[[《アルカディアス・モモキング》]]が[[ドキンダンテ>《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]と対峙する。

—[[モモキング>《アルカディアス・モモキング》]]は[[ドキンダンテ>《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]に敗北した—
—全ての秩序は保たれる—

[[ドキンダンテ>《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]の宣言に対し、[[モモキング>《アルカディアス・モモキング》]]も負けじと宣言する!歴史が滅亡へと捻じ曲げられようとするのを、絶対の秩序で上書きしたのだ!!

未来を再び上書きした[[アルカディアス・モモキング>《アルカディアス・モモキング》]]は[[ドキンダンテ>《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]に斬りかかるが、奇跡と禁断の力がミラクルD2フィールドとなって[[ドキンダンテ>《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]を守っており、攻撃が届かない。
だがそこで[[アルカディアス>《聖霊王アルカディアス》]]の魂が告げる。「ボクの力の出番だね」するとモモキングの刀が秩序の聖剣と化し、[[ドキンダンテ>《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]のフィールドを切り裂く!

[[モモキング>《アルカディアス・モモキング》]]の秩序を保つ聖剣が、ついに[[ドキンダンテ>《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]の身体を貫いた。
だが[[ドキンダンテ>《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]は奇跡の力で再生すると、今度は過去現在未来にわたって集めた滅びのエネルギーを使い、最終奥義・[[禁時王秘伝エンドオブランド>《禁時王秘伝エンドオブランド》]]を放つ!!!!

それにより時間の概念が消し飛ばされ、滅亡の未来はさながら写真のように固定されてしまった。
 
[[禁時王秘伝エンドオブランド>《禁時王秘伝エンドオブランド》]]は、超獣世界から「時」という概念を消し飛ばし、新たな変化を否定した。
すなわち[[ドキンダンテ>《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]によって全ての滅亡の可能性が同時発生し世界が滅びつつある今、それを止めることができなくなってしまったということを意味していた。[[ドキンダンテ>《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]を倒しても、世界を元に戻すことはできないのか……!?

:その他|

かつて[[父>《不死帝 ブルース》]]がそうしたように、自らの持てる限りの力を使って[[《テスタ・ロッサ》>《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]を復活させた[[《不死帝の黒玉 ジェット》]]。
すべては[[アウトレイジ]]の誇りを守り、そして[[カツキング>《武闘将軍 カツキング》]]を救う為。
その願いを託されて蘇ったテスタ・ロッサの前に広がっていたのは、かつてのように[[オラクル]]に支配された世界だった。
そしてそこには、[[強欲>《伝説の正体 ギュウジン丸》]]に支配されたかのような禍々しい姿をしたカツキングがいた……。

誰よりも[[自由を愛した>アウトレイジ]]男が[[何か>ディスペクター]]に支配されるなどあっていいはずがない。
カツキングを救うべく、そして再度オラクルに支配された世界を解放すべく、テスタ・ロッサの戦いは幕を開けた。

[[レクスターズ]]と[[ディスペクター]]……のちに正しい歴史に選ばれるのはどちらか。

**参考 [#gde4bd4d]
-[[王来篇]]
-[[背景ストーリー]]

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