#author("2021-03-17T11:12:22+09:00","","")
*状態定義効果 [#k8e1a006]
カードがゾーンに置かれる際、その状態を変更する[[効果]]。

|停滞の影タイム・トリッパー R 闇文明 (3)|
|クリーチャー:ゴースト 1000|
|相手はカードをマナゾーンに置く時、タップして置く。|

以下総合ゲームルールより引用
>
110.4f 状態定義効果は、カードがゾーンに置かれる際、その状態を変更させます。これらは置換効果同様に効果に割り込んで処理をしますが、置換効果として扱わず、複数の効果が同時に存在する場合、それらすべてが適用されます。置換効果によってカードが実際にそのゾーンに置かれない場合、状態定義効果は何もしません。
例:永遠のリュウセイ・カイザー、緊縛の影バインド・シャドウ、「超感覚の聖狗」、不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー
>
803.1a ゴッドはバトルゾーンに出るに際してリンクします。バトルゾーンに出てからリンクするのではなく、リンクした状態でバトルゾーンに出ます。これは状態定義効果です。

**状態定義効果のある能力 [#se798f7b]

-[[出す時]]に適用
--[[EXライフ]]
--[[シールド・フォース]]
--[[G・リンク]]
--[[タップイン]]能力

-[[離れる時]]に適用
--[[リンク解除]]
--[[《太陽王ソウル・フェニックス》]]の能力
--[[《英知ザクス・コット》]]の能力

**ルール [#j92c2dcc]
-その[[ゾーン]]に出る直前から適用される。
--[[タップイン]]の場合、[[バトルゾーン]]に出た時点で[[タップ]]されている。[[バトルゾーン]]に出た後で[[タップ]]される訳ではないため、「タップされた時」に誘発する[[誘発型能力]]は誘発しない。

-[[置換効果]]同様、他の効果の[[解決]]中でも割り込むことができる。

-同じイベントに対して複数の状態定義効果を適用できる。
--[[シールド・フォース]]と[[タップイン]]が同時に適用される場合、[[シールド・フォース]]の[[能力]]を得た状態で[[タップ]]されて[[バトルゾーン]]に出る。

-同じイベントに対して、置換効果と状態定義効果が同時に適用される場合、置換効果が優先される。
--相手の[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]がいる時に、[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]を[[出す時]]、[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]の置換効果で[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]を出すことができないので、[[EXライフ]]の効果は発生しない([[シールド追加]]もできない)。
--バトルゾーンに自分の[[《気高き魂 不動》]]と[[《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]がいる時に、[[《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]が墓地以外のゾーンに離れようとする時、[[《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]の[[リンク解除]]効果より[[《気高き魂 不動》]]の[[除去置換効果]]が先に発生するため、[[《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]はそのままの状態でバトルゾーンに残る。

-[[置換効果]]同様、そのイベントを行うことができないのであれば、その効果も発生しない。
--コスト8のクリーチャーが出せない時に、[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]を召喚しても、当然[[EXライフ]]の効果は発生しない。

-[[置換効果]]ではないので、[[置換効果]]から効果を連鎖させることができる。
--[[《神羅スカル・ムーン》]]の置換効果で[[《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]を[[破壊]]する時、[[《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]はリンク解除できる。

**その他 [#d96163cd]
-2021年3月16日の[[総合ルール]]改定で新たに生まれた用語だが、''このルール改定によって既存の能力の挙動は変化しない''。
あくまで、既にある[[継続的効果]]を分類するための用語である。

**参考 [#f3d6cd20]
-[[出す時]]
-[[離れる時]]
-[[シールド・フォース]]
-[[タップイン]]
-[[G・リンク]]