#author("2021-04-16T00:19:19+09:00","","")
*注釈文 [#w7a92a34]

[[キーワード能力]]や直感的に理解しがたい[[カード]]の説明のため、括弧()の中に書かれた文。

注釈文は[[テキスト]]に書かれているが、[[ルール]]や[[能力]]の説明であって、[[能力]]ではない。
また、キーワード能力や[[キーワード処理]]の注釈文はそれらの説明であって能力ではない。
-現在の裁定では、テキストに注釈文のみが書かれている[[《ギル・ポリマのペンチ》]]は[[カードに能力が書かれていないクリーチャー>バニラ]]として扱う。

[[キーワード能力]]の中には注釈文が省かれているものもあるが、''注釈文の有無に関わらずその[[キーワード能力]]の定義は変わらない''。

原則について説明したものは能力ではなく注釈文である。例として、シールドまたはシールドカードを手札に加える能力にある''(そのS・トリガーは使ってもよい)''という注釈文が挙げられる。手札に加えるシールドカードがS・トリガーを持つ場合は、何らかの効果でプレイが禁止されていない限りプレイできるので、この文章は注釈文である。

-キーワード能力の注釈文はそのキーワード能力の定義とは限らない。これは後述のブロッカーのように所持の有無が参照されるキーワード能力に顕著である。例として、[[ブロッカー]]の注釈文はブロッカーの定義ではなく、[[ブロック]]の仕方の説明である。

-キーワード能力以外では[[アンタッチャブル]]や[[《疾風の守護者スール・ミース》]]などの[[アタックトリガー]]によって[[タップ]]させる能力に付け加えられることが多い。
前者はクリーチャーを選ぶという行為の定義、後者は[[攻撃]]を行う際の処理の手順が初心者プレイヤーにはわかりづらいからだろう。

-[[デュエル・マスターズ プレイス]]では、能力[[テキスト]]の括弧の中に書かれてある文章も能力に含まれる。デュエプレでの注釈文は、[[キーワード能力]]をタッチすれば確認できるため、能力テキストの中に直接注釈文が書かれていない。

-[[再録]]に伴い[[能力]](括弧を用いないテキスト)に変更された[[カード]]もある。

**例外 [#pa544ac3]
[[クルー・ブレイカー]]、[[ダイナモ]]、[[ランチャーE]]、[[連鎖]]のように注釈文が統一されてない[[キーワード能力]]もある。[[連鎖]]の注釈文の統一漏れは公式で修正されたが''[[クルー・ブレイカー]]と[[ダイナモ]]、[[ランチャーE]]は各カードの注釈文に従う''という裁定が出ている。

[[DM-26]]に収録された[[《ハッピーとラッキーの一撃》]]の''(ただし、こうして手札に加えられたシールドの「S・トリガー」能力は使えない)''、[[DM-11]]に収録された[[《調和と繁栄の罠》]]の''(この呪文を唱えた後にバトルゾーンに出たクリーチャーも含まれる)''のように、その文章の有無によってその挙動は変わる文章は、注釈文ではなく[[能力]]の一部である。本来この場合は括弧を用いないテキストが適切である。これらはのちに、前者は単純に括弧だけが省かれ、後者はプレイヤー全体にかかるテキストへと[[エラッタ]]されて[[再録]]された。

**参考 [#t43fc1e2]
-[[用語集]]
-[[テキスト]]
-[[キーワード能力]]
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公式Q&A
>Q.自分の[[《聖板龍 ジークシュトルツ》]]がバトルゾーンにいる状況です。相手の要塞化されている城のテキストにある「「S・トリガー」能力を使う場合は、このカードを墓地に置く前に使う」も無視されますか?
A.いいえ、そのテキストは注釈であり、能力ではないので無視されません。城を墓地に置く前に「S・トリガー」の処理を行ってください。(総合ルール 703.4k)
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39112]]

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