#author("2022-02-16T23:17:26+09:00","","") -[[変身(キーワード処理)>#keyword]] -[[変身(俗称)>#etc]] *&ruby(へんしん){変身};(キーワード処理) [#keyword] クリーチャーが本来とは異なるクリーチャーに変化すること。 [[デュエル・マスターズ プレイス]]に[[キーワード処理]]として存在する。 |アクア・パリン P 水文明 (6)| |クリーチャー:リキッド・ピープル 1000| |S・トリガー| |バトルゾーンに出た時、他のクリーチャーすべてを、ランダムなスーパーレアのクリーチャーに変身させる。| 基本的に[[コスト]]を支払ったり、[[バトルゾーン]]に出る条件をチェックしたりすることなく特定の[[クリーチャー]]に成り代わることができる。強力な[[クリーチャー]]に変身できれば、場合によっては単なる[[コスト踏み倒し]]以上の[[コストパフォーマンス]]を発揮できる。 一方で[[バトルゾーン]]に出るわけではないため[[cip]]が発動しないなど、直接変身先の[[カード]]を出すよりも一癖ある処理となり、本来あるメリット[[能力]]などもなくなってしまう可能性がある。 **デュエル・マスターズ プレイスでの仕様 [#kc20234a] -含まれるカードが1枚であっても進化クリーチャーに変身することは可能である。もしそうなった場合、進化元がない状態でバトルゾーンに着地する形となる。 --変身前のクリーチャーに進化元を含んでいた場合、進化元だったカードはそのゲーム中消滅する。 -変身したカードは、そのゲーム中は別のゾーンに移動しても変身後のカードとして扱う。複数回変身した場合は最後になったカードとして扱う。 -変身先のクリーチャーの[[cip]]は発動しない。 -変身前のクリーチャーの位相([[タップ]]状態か[[アンタップ]]状態か)は変身後のクリーチャーに引き継がれる。 -[[召喚酔い]]するクリーチャーに変身した場合、変身した時点で[[召喚酔い]]になる([[召喚酔い]]の情報は引き継がれない)。 --[[召喚酔い]]しないクリーチャー([[進化クリーチャー]]や「[[スピードアタッカー]]」を持つクリーチャーなど)に変身した場合、[[召喚酔い]]はしない。[[アンタップ]]しているなら[[攻撃ステップ]]に攻撃できる。 -変身前の[[継続的効果]]は引き継がれない。 -変身前のクリーチャーが[[クロス]]していた[[クロスギア]]は全て外される。 **その他 [#z52a5a7a] -この[[キーワード処理]]の初出は[[ボスバトル]]。後に登場した[[レジェンドバトル]]でも変身の効果が採用されることもあった。 --[[レジェンドバトル]]「絆の決闘者」では小湊るう子の[[《連珠の精霊アガピトス》]]がバトルゾーンに出た時、プレイヤーのクリーチャーをすべて[[《予言者クルト》]]に変身させる。 --レジェンドスキル「れなのマジックショー」では、指定ターンの終わりにすべてのクリーチャーをランダムなスーパーレアクリーチャーに変身させる。 *&ruby(へんしん){変身};(俗称) [#etc] [[《電磁無頼アカシック・サード》]]などが持つ「(対象の)クリーチャーになる」という[[能力]]の俗称。 こちらはTCG版に存在する。 |電磁無頼アカシック・サード R 水/自然文明 (2)| |クリーチャー:サイバーロード/ビーストフォーク 1000| |このクリーチャーがバトルする時、自分の山札の上から、クリーチャーが出るまでカードを表向きにする。そのターンの終わりまで、このクリーチャーは、表向きにされたクリーチャーになる。表向きにしたカードをすべて自分の墓地に置く。| |アカシック・パラレル R 水文明 (4)| |クリーチャー:サイバーロード 1000| |このクリーチャーが出た時、または自分のターンのはじめに、相手のクリーチャーを1体選ぶ。次の相手のターンの終わりまで、このクリーチャーはその選んだクリーチャーになる。| **ルール [#a6da820d] -「クリーチャーになる」という[[継続的効果]]によって、別のクリーチャーとして扱う。「クリーチャーになる」という効果が働いている間は、[[特性]]すべて([[カード名]]、[[コスト]]、[[文明]]、[[パワー]]、[[種族]]、[[能力]]、[[カードタイプ]]など)は変身先のものだけを参照する。 --変身したクリーチャーを進化させた場合、「○○というクリーチャーになる」という[[継続的効果]]を引き継いだ進化クリーチャーとして出る。その結果、変身先として指定したクリーチャーがバトルゾーンに出た時と同じ処理が行われる。[[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33288/]] -[[バトルゾーン]]に出すわけではないので、[[cip]]は使えない。同じ理由で[[コスト踏み倒しメタ]]も反応しない。 -[[進化クリーチャー]]を対象とする場合、正当な[[進化元]]がなくても変身できる。 --[[進化クリーチャーの下]]に[[カード]]を置く[[効果]]を使うとき、[[進化クリーチャー]]に変身した[[クリーチャー]]の下にもカードを置くことができる。変身が解けた後、そのカードは下に残ったままになる。そのクリーチャーが[[バトルゾーン]]を離れたときは、通常の[[進化クリーチャーの下]]と同様、同じゾーンに移動する。 -[[破壊された時>pig]]や[[離れた時]]は、[[過去の状態を見る]]ルールから、変身中に誘発するならば使用できる。ただし、離れた瞬間に、また元のクリーチャーに戻る。 -変身元のクリーチャーがバトルゾーンに出たターン中に変身した場合、変身後のクリーチャーは[[召喚酔い]]になったままである。ただし、[[進化クリーチャー]]や[[スピードアタッカー]]など[[召喚酔い]]しないクリーチャーに変身していた場合は[[召喚酔い]]しない。 -[[ターン]]の終わりに誘発する[[能力]]を持つ[[クリーチャー]]に変身している場合、その能力を[[解決]]できる。ただし、変身は「ターンの終わり」に入った瞬間に失効するため、解決時には元のクリーチャーとして参照される。 --[[《電磁無頼アカシック・サード》]]が[[《無双龍騎 ボルバル・モモキング》]]に変身した場合、自分のターンの終わりの全体6000以下[[破壊]]は[[誘発]]するが、[[解決]]時には《アカシック・サード》に戻っているため《アカシック・サード》自身も[[火力]]に巻き込まれて[[破壊]]される。 //現状サードもパラレルもターン終了時に変身が解けるためこの書き方とする -変身はそのオブジェクトであることは維持したまま、「○○クリーチャーになる」という[[継続的効果]]によって別のクリーチャーとなる。そのため、[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]等の[[継続的効果]]や、その他[[呪文]]等で味方に[[能力]]を付与させる[[効果]]は、変身しても失効しない。 --自分のターン、相手の[[《異端流し オニカマス》]]がいる時に、自分が[[コスト踏み倒し]]で[[《アカシック・パラレル》]]を出して[[cip]]で変身させた場合、相手の[[《異端流し オニカマス》]]の能力で変身後の《アカシック・パラレル》を手札に戻すことができる。 -[[ゴッド]]に変身する場合、対になる[[ゴッド]]があっても[[G・リンク]]することができない。 [[G・リンク]]は、''カードがゾーンに置かれる際、その状態を変更させる[[状態定義効果]]''であるため、出る以外のタイミングでリンクさせることはできない。 **その他 [#t2acb720] -こちらの変身は[[継続的効果]]によって指定されたカードとして扱うという裁定であり、デュエプレの変身とは仕様が異なる。 --なお、デュエプレの[[《電磁無頼アカシック・サード》]]では処理が[[入れ替える]]に取って変わられている。 -変身能力を持つカードは長らく[[《電磁無頼アカシック・サード》]]の1枚のみであったが、《アカシック・サード》登場から約17年の時を経て2枚目となる[[《アカシック・パラレル》]]が登場した。どちらも「[[アカシック計画]]」に関連するカードという共通点を持つ。 **参考 [#oedd78eb] -[[用語集]] -[[デュエル・マスターズ プレイス]] -[[《アクア・パリン》]] -[[《電磁無頼アカシック・サード》]] -[[《アカシック・パラレル》]] -[[退化]] &tag(用語集,キーワード処理);