#author("2022-11-15T09:43:02+09:00","","")
*墳墓避け [#z12a31a4]

[[同名>カード名]]カードを対象とする能力を持つカードの効果を避けるために[[相互互換]]のカードを分散して入れたり、[[上位互換]]と[[下位互換]]を混ぜて入れたりすること。

-呼称は[[《天使と悪魔の墳墓》]]に由来する。このカードはどんなデッキにも採用できるわけではないが、入りうるデッキでは絶大な[[アドバンテージ]]を稼ぎかねないため、しょっちゅう対策される。
--[[ビートダウン]]など理想の動きの再現度が要求されるデッキでは無理に墳墓避けされないケースが少なくない。
--ちなみに、発音のしやすさから「ふんぼよけ」と呼ばれることが多いが、「よける」は動きが伴うものを回避する意味なのに対し、「さける」は当たらないよう意識するという意味合いなので、日本語的には「ふんぼさけ」の方が適切である。

-[[デュエル・マスターズ プレイス]]では、[[《シビレアシダケ》]][[《幻緑の双月》]][[《大冒犬ヤッタルワン》]]のような[[完全相互互換>相互互換]]が該当するが、[[探索]][[濁り]]対策の「なるべく少ない種類を採用したい」という理念とトレードオフとなる。

-[[《封魔バルゾー》]]に対する[[《一角魚》]]や、[[《霊騎デュナス》]]に対する[[《紳士妖精レンダン》]]など、[[デッキタイプ]]によっては[[下位互換]]となる[[相互互換]]のことを「墳墓避け目的で入れる」などと表現することも多い。

-[[ツインパクト]]はその裁定上、[[呪文]]面が全く同じ[[カード名]]でも、[[クリーチャー]]面が無い、あるいはあっても[[カード名]]が違うものであれば別名の[[カード]]とみなされるため、互いに墳墓避けとなる。[[クリーチャー]]面が同名のものでも[[マナゾーン]]に置く分には問題ないが、[[バトルゾーン]]にある場合は[[クリーチャー]]面しか参照されず、同名カードとみなされるので注意。

-強引な墳墓避け(例:種族を重要視する[[【グランド・デビル】]]で[[《封魔バルゾー》]]の一部を[[《一角魚》]]に変える など)はデッキ全体のパワー低下に繋がる。

-あまりに上位互換の種類が多い下位互換カードは、墳墓避けで使う事すらもままならなくなる。([[バニラ]][[デッキ]]における[[《プロメフィウスα》]]等)

**「墳墓避け」されるカード [#k1ab3295]
-[[《天使と悪魔の墳墓》]]
-[[《エクスプロード・カタストロフィー》]]
-[[《ノクターン・ドラグーン》]]
-[[《霊騎ラディア》]]
-[[《嘆きの連鎖》]]
-[[《スーパー・チェイン・スラッシュ》]]
-[[《連弾スパイラル》]]
-[[《連弾スパーク》]]
-[[《執拗なる鎧亜の牢獄》]]
-[[《悪魔聖霊フンボルト》]]
//-[[《緊急プレミアム殿堂》]]([[プレミアム殿堂]])

**よくある「墳墓避け」の例 [#lcc9b9c8]
-[[【バニラビート】]]における[[同型再販]]の分散投入([[ハンター]]軸でない場合)
-[[《シビレアシダケ》]]・[[《幻緑の双月》]]・[[《大冒犬ヤッタルワン》]]の分散投入
-[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]と[[《禁術のカルマ カレイコ》]]
-[[《天雷霊騎サルヴァティ》]]と[[《魔光王機デ・バウラ伯》]]
-[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]と[[《偽りの王 ナンバーナイン》]]
-[[《暗黒の悪魔神ヴァーズ・ロマノフ》]]と[[《黒蟲奉行》]]
-[[《超神龍ザウム・ポセイダム》]]と[[《蒼神龍ザウム・ポセイダム》]]
-[[《ブラッディ・イヤリング》]]と[[《ドリリング・イヤリング》]]
-[[《ガイアクラッシュ・クロウラー》]]と[[《害悪のカルマ スタバック》]]
-[[《学校男》]]と[[《堕魔 ドゥポイズ》]]([[魔導具]]軸でない場合)
-各種[[フェニックス]]([[【ザ・ユニバース・ゲート】]]の場合)

**参考 [#w6739561]
-[[用語集]]
-[[カード名]]
-[[相互互換]]
-[[同型再販]]
-[[事故防止]]

&tag(用語集,同型再販,墳墓避け);