#author("2020-07-19T02:52:38+09:00","","")
#author("2020-07-30T18:37:11+09:00","","")
*&ruby(じゅうおうへん){十王篇}; [#j8ac7e4d]

-''PREV'':[[超天篇]]

[[デュエル・マスターズ]]19番目のシリーズ。
「十王篇」と書いて特殊な読みをせず、そのまま「''じゅうおうへん''」と読む。
特殊な読みはしないもの、過去の[[ジョー編]]のエキスパンションシリーズ名と同じ様に『編』ではなく『''篇''』なので表記には注意。
[[ブロックマーク]]は「十王」(=''十王''篇)。


このセットに当てはまるエキスパンションは
-[[DMRP-13 「十王篇 第1弾 切札×鬼札 キングウォーズ!!!」>DMRP-13]]
-[[DMRP-14 「十王篇 第2弾 爆皇×爆誕 ダイナボルト!!!」 >DMRP-14]]
-[[DMRP-15 「十王篇 第3弾 幻龍×凶襲 ゲンムエンペラー!!!>DMRP-15]]

[[背景ストーリー]]は[[超天篇]]と地続き。このシリーズでは、2文明がチームを組み、全10チームのチームバトルで物語が進んでいくとされている。
それぞれのチームには、「リーダー」と呼ばれる[[キャラクター]]、チーム名、必殺技、使用する文明がそれぞれ定められている。
-現時点で判明しているチームは以下の通り。

|''キング''|''チーム名''|''キングマスター''|''必殺技''|''文明''|h
|[[切札 ジョー]]|[[チーム切札]]|[[《勝熱龍 モモキング》]]&br;[[《勝熱英雄 モモキング》]]|[[キリフダッシュ]]|[[火]]/[[自然]]|
|[[ボルツ]]|[[チームボンバー]]|[[《爆龍皇 ダイナボルト》]]|[[マジボンバー]]|[[火]]/[[光]]|
|[[キャップ]]|[[チームウェイブ]]|[[《キング・マニフェスト》]]|[[バズレンダ]]|[[水]]/[[自然]]|
|[[キラ]]|[[チーム銀河]]|[[《「正義帝」》]]|[[ギャラクシールド]]|[[水]]/[[光]]|
|[[ゼーロJr.]]|[[チーム零]]|[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]|[[ムゲンクライム]]|[[水]]/[[闇]]|
|[[ゼーロJr.]]|[[チーム零]]|[[《幻龍 ゲンムエンペラー》]]&br;[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]|[[ムゲンクライム]]|[[水]]/[[闇]]|
|[[鬼札 アバク]]|[[鬼札王国]]|[[《鬼ヶ鬼 ジャオウガ》]]&br;[[《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]|[[鬼タイム]]|[[火]]/[[闇]]|
|[[大長老]]|[[不死樹王国]]|[[《大樹王 ギガンディダノス》]]|[[フシギバース]]|[[闇]]/[[自然]]|
|[[チョウキ]]([[超奇麗]]?)|[[美孔麗王国]]|(不明)|(不明)|[[水]]/[[火]]|
|[[コウキ]]|[[月光王国]]|(不明)|(不明)|[[闇]]/[[光]]|
|[[サイキ]]|[[暴拳王国]]|(不明)|(不明)|[[自然]]/[[光]]|

[[背景ストーリー>十王篇背景ストーリー]]においては基本的に『チーム〇〇』となっている陣営が味方陣営で、『〇〇王国』となっている陣営が敵陣営である。
-[[革命ファイナル]]と違って必ずしも[[友好色]]が味方陣営ではないのも特徴。同様に[[敵対色]]が敵陣営とも限らない。([[チームボンバー]]、[[チームウェイブ]]、[[鬼札王国]]、[[暴拳王国]]が該当する)

-また、最初からすべてのチームと王国が登場せず、[[存在を伏せられていた最後のチーム>チーム零]]と[[美孔麗王国]]、[[月光王国]]、[[暴拳王国]]は[[十王篇3弾>DMRP-15]]以降のエキスパンションに収録される。
一応[[DMRP-14]]のフレーバーテキストにおいては上記の3王国のみ登場している。

[[背景ストーリー]]上で、[[新章デュエル・マスターズ]]以来絶滅したままだった[[ドラゴン]]が復活したのも特徴。
長らく[[ドラゴンギルド]]([[ゲーム]]上は[[ドラゴン]]として扱われるが設定上ドラゴンではない)や、[[マスター・ドラゴン]]等特殊な事情で生まれたごく一部のクリーチャーのみだったドラゴンも、久々に数を増やすことが期待される。

上記のチームはゲーム上では[[種族]]にあたる。
また、各チームの必殺技は通常の[[キーワード能力]]と違い、六角形の地で記載されるのも特徴。

[[超天篇]]に引き続き、過去に登場した[[種族]]が拾われている。しかし個別のパロディーピックアップ止まりだったこれまでとは違って、上記のチームに所属し、ちゃんと戦略に絡んでくるものが続出している。扱いとしては[[サムライ]]や[[ハンター]]の頃の基本[[種族]]の扱いに近い。[[新章デュエル・マスターズ]]〜[[超天篇]]に比べて[[スペック]]も向上しており、扱いが改善されていると言える。

-シリーズ名は[[コロコロオンラインにて名前が先行判明した。>https://corocoro.jp/93993/]]

-登場する[[多色]]カードはほぼすべてが上記の該当チームに属する。
--この都合上、全チームが登場していない[[エキスパンション]]では、収録される[[多色]]の組み合わせには偏りがある((もっとも[[DMRP-13]]で登場した6チームは各[[文明]]がそれぞれ2~3回割り当てられており、文明単位では極端に偏りがあるわけではない))。

-2文明で構成されたチームというのは[[革命ファイナル]]に登場した[[ハムカツ団]]等の○○団シリーズに似ている。しかし、あちらは[[友好色]]のみだったのに対し、こちらは[[敵対色]]チームも登場している。
また、2色の組み合わせで構成される10勢力という設定は[[Magic: the Gathering]]における『ラヴニカのギルド』を彷彿とさせる。

-[[多色]]の[[ブロッカー]]は光を含む事が多かったが、このシリーズでは[[光]]を含まない[[多色]]で[[ブロッカー]]や[[ブロッカー]][[付与]]を持つ[[クリーチャー]]が多数登場している。

-「〇〇へん」という読み方のエキスパンションシリーズは実はこの十王篇が[[デュエル・マスターズ]]史上初である。(([[DMR-17]]〜[[20>DMR-20]]は「[[革命編]](かくめいへん)」と呼ばれることも多いが、厳密には「[[革命]](かくめい)」が正式名称。))。

-[[十王篇背景ストーリー]]上では超獣世界にインターネットのような文化が根付いていることが窺え、[[チームウェイブ]]に活用されている。

-このシリーズでは前シリーズの反省(詳細は[[超天篇]]、[[超天篇環境]]参照)を活かした改革が多く行われている。
--クリエイターズ・レターでは、デュエル・マスターズの原点である「お互いのシールドを巡る攻防」を楽しめるよう[[能力]]をデザインしたことが語られている。
序盤からの[[ビートダウン]]を推奨する[[キリフダッシュ]]と[[鬼タイム]]はそのわかりやすい例。これも、超天篇において[[対話拒否]]型のデッキが横行した事への反省の一環と思われる。

-新型コロナウィルスの感染拡大により多くの大会が中止、または感染対策を行った上での実施となった。感染の予防措置としてオンラインを用いた[[リモートデュエマ]]が誕生している。データの収集が前期より困難となり、[[殿堂入り]]にも影響が及んだ。
--例として、6月に殿堂発表が行われた際に「9月に再び殿堂発表を行う事」が告知されているなどが挙げられる。

-[[マスターカード]]が廃止され新[[レアリティ]]、[[キングマスターカード]]が登場。

**参考 [#z8af1704]
#include(シリーズリスト,notitle)
-[[十王篇環境]]
-[[十王篇背景ストーリー]]

-[[ジョー編]]

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