#author("2021-04-20T15:22:29+09:00","","")
#author("2023-12-17T16:04:20+09:00","","")
*ラスト・バースト [#cc7a9d31]

|ラスト・バースト(このクリーチャーが破壊された時、このカードの呪文側をコストを支払わずに唱えてもよい)|

[[DMSD-07]]で登場した[[キーワード能力]]。

テキストからは読み取れないが、[[pig]]で発生源のカードそのものに効果を発生させ、墓地からカードそのものを呪文として唱える効果である。

|ソプラノ裁徒 P 光文明 (3)|
|クリーチャー:メタリカ/サバキスト 3500|
|ブロッカー|
|このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。|
|ラスト・バースト(このクリーチャーが破壊された時、このカードの呪文側をコストを支払わずに唱えてもよい)|
|BGCOLOR(#ccd):|
|メロディアス・メロディ P 光文明 (4)|
|呪文|
|S・トリガー|
|相手のクリーチャーを2体選び、タップする。|

[[破壊]]された時に[[墓地]]からその[[カード]]の[[呪文]]面を[[コスト踏み倒し]]で唱える事が出来る。
場にいるクリーチャーが[[破壊]]された時に、[[墓地]]からその[[カード]]の[[呪文]]面を[[コスト踏み倒し]]で[[唱える]]ことができる[[誘発型能力]]。[[pig]]の一種である。
その性質上、[[ツインパクト]][[カード]]のみが持つ。
[[スーサイド]]と組み合わせたり、[[呪文]]を多様する[[デッキ]]に投入するなど構築の幅が広い。
[[スーサイド]]と組み合わせたり、[[呪文]]を多用する[[デッキ]]に投入するなど構築の幅が広い。

この能力を持つ[[ツインパクト]]は、[[クリーチャー]]面と[[呪文]]面を分ける境界線の左側がパルス状に起伏しているのが外見上の特徴となる。
また、イラストには仮面のような形の紋章が共通して描かれている。

-例えば[[《ビックリ・イリュージョン》]]と[[ダイナモ]]を使って[[能力]]を分け与えれば、他の[[ツインパクト]][[クリーチャー]]も強力な疑似[[pig]]持ちとなるのも大きなポイント。ただし、呪文面の効果は引き継がれない。
//ダイナモで受け渡せるのはパワーと能力だけであり、仮に受け渡せたとしても墓地から唱えるためダイナモの効果は切れている。
-ちなみに、[[《ビックリ・イリュージョン》]]と[[ダイナモ]]を使って任意の[[ツインパクト]][[クリーチャー]]にラスト・バーストを[[付与]]した場合、[[破壊]]された時にその[[ツインパクト]]カードの[[呪文]]面を[[唱える]]ことができる。
--ただし、[[ダイナモ]]で受け渡す[[特性]]は[[クリーチャー]]面の[[能力]]と[[パワー]]だけなので、[[呪文]]面の能力テキストを受け渡すことはできない。

-「[[pig]]と[[効果]]が同一である[[クリーチャー]]と[[呪文]]が[[ツインパクト]]となったカード」とも見られる。[[《霞み妖精ジャスミン》]]や[[炸裂サイクル]]というよりは、[[pig]]持ちでかつ自壊できる[[《骨面人形ホネタン》]]等と似ている。あちらと異なる点として、
--即時自壊するとき(=[[呪文]]を唱えるとき)と[[クリーチャー]]を[[場>バトルゾーン]]に残すときで支払う[[コスト]]が異なる。
//--呪文面を唱えた場合は''[[クリーチャー]]が[[破壊]]されたことにはならない''。
--''「呪文を唱えた時」の能力は[[誘発]]する''(裏を返せばpigでも''呪文メタに引っかかる'')。
-などが挙げられる。
-実用上は「[[クリーチャー]]面の[[pig]]と[[効果]]が同一である[[呪文]]面を持つ[[ツインパクト]]」と考えることができる。[[《霞み妖精ジャスミン》]]や[[炸裂サイクル]]というよりは、[[pig]]持ちでかつ自壊できる[[《骨面人形ホネタン》]]等と似ている。あちらと異なる点として、以下のようなことが挙げられる。
--[[クリーチャー]]を場に残す場合と、[[呪文]]面の[[効果]]を使用する場合([[クリーチャー]]を出してすぐに[[自壊]]させる場合に相当)で、支払う[[コスト]]が異なる。
--[[呪文]]面の[[効果]]を使用する場合、[[クリーチャー]]を出してすぐに[[自壊]]させる場合とは異なり、「クリーチャーが破壊された時」の能力は[[誘発]]せず、「呪文を唱えた時」の能力は[[誘発]]する。
--[[呪文]]面の[[効果]]を使用する場合、[[クリーチャー]]を出してすぐに[[自壊]]させる場合とは異なり、''呪文メタに引っかかる''。

//-[[破壊置換効果]]で墓地以外のゾーンに置かれた場合も発動可能。その場合、唱えた後は墓地に置かれる。(2018/11/14正式回答)
//pigの裁定と矛盾するので保留
//-2020年7月17日に[[《フォース・アゲイン》]]ではラスト・バーストは使えないというQ&Aが追加された。特に違いのわからない2つの質問があり、どちらも「A.いいえ、使えません。」しか書かれておらず、なぜ使えないのかは推測するしかない。能力名も「ラストバースト」と脱字(・が抜けている)している。
//--ラスト・バーストが使えないのは、総合ルール400.8により、墓地以外のゾーンに移動したツインパクトカードに対して「呪文面を唱える」処理を行わないからであると推測される。[[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40031]]
//ただし、あくまで推測であり、下記にあるように[[公式Q&A]]の記述が曖昧である以上は確定ではない。

-2020年7月17日に[[《フォース・アゲイン》]]ではラスト・バーストは使えないというQ&Aが追加された。特に違いのわからない2つの質問があり、どちらも「A.いいえ、使えません。」しか書かれておらず、なぜ使えないのかは推測するしかない。「ラスト・バースト」が「ラストバースト」と脱字もしている。
--ラスト・バーストが使えないのは、ラスト・バースト解決時に、そのツインパクトが墓地ではなくバトルゾーンにあるからではないか、ラスト・バースト能力の指す墓地に置かれた「このカード」とバトルゾーンに戻ったカードは別個体扱いされるためではないか、と推測できるが、''公式からの説明がない以上確定ではない''。
-[[メガ・ラスト・バースト]]のQ&Aから、呪文側をゲーム外に複製しそれを唱える挙動の[[スマッシュ・バースト]]とは異なり、カードの実体を墓地から唱える効果だと判明した。一応2020.7.17付のよくある質問で[[《フォース・アゲイン》]]でラスト・バースト持ちを破壊してバトルゾーンに戻していたら唱えることはできないと挙動のみは説明されていた。

**参考 [#wc73de83]
-[[破壊]]
-[[pig]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[唱える]]
-[[ツインパクト]]
-[[スマッシュ・バースト]]
-[[メガ・ラスト・バースト]]
-[[フレンド・バースト]]
-[[《ソプラノ裁徒/メロディアス・メロディ》]]

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公式Q&A
<Q.「ラスト・バースト」を持つクリーチャーがカードをバトルゾーンから墓地に置く効果で墓地に置かれた時、「ラスト・バースト」を使うことはできますか?
A.はい、使えます。バトルゾーンにあるクリーチャーが墓地に置かれたことは破壊とみなします。ただし、進化元や封印などクリーチャーではない状態のカードが墓地に置かれた時は破壊ではないので使うことはできません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31771]]

<Q.「ラスト・バースト」を持つクリーチャーが[[《あたりポンの助》]]などの効果で能力を失っていた場合、破壊された時にその効果を使うことはできますか?
A.はい、[[《あたりポンの助》]]の効果はバトルゾーンでのみ適用されるため、呪文側を使うことができます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31779]]

>Q.[[《帝神龍装 ティーゾリス》]]が持つ「自分のクリーチャーが破壊された時&#12316;」の能力で、「ラスト・バースト」を2回使うことは出来ますか?
A.はい、2回使うことが出来ます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33095]]

>Q.[[《フォース・アゲイン》]]で[[《ゴリガン砕車 ゴルドーザ / ダイナマウス・スクラッパー》>《ゴリガン砕車 ゴルドーザ/ダイナマウス・スクラッパー》]]を破壊してバトルゾーンに出した時、「ラストバースト」は使えますか?
A.いいえ、使えません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33767/]]
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38598/]]

>Q.[[《フォース・アゲイン》]]で[[《ソプラノ裁徒 / メロディアス・メロディ》>《ソプラノ裁徒/メロディアス・メロディ》]]を破壊してバトルゾーンに出した時、ラストバーストは使えますか?
A.いいえ、使えません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33767/]]
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38599/]]

&tag(用語集,能力,ツインパクト,バースト,ラスト・バースト);
以下の裁定は、[[クリーチャー能力を無視する効果に関する裁定変更>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31617/]]により不可能になった可能性大
>Q.「[[ラスト・バースト]]」を持つクリーチャーが''《あたりポンの助》''などの効果で能力を失っていた場合、破壊された時にその効果を使うことはできますか?
%%A.はい、''《あたりポンの助》''の効果はバトルゾーンでのみ適用されるため、呪文側を使うことができます。%%
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31779/]]

以下の裁定は、[[保留状態]]から解放されると同時に予約効果は失われると[[変更>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31662/]]されたことにより、確かに2回トリガーはできるものの2回目の参照は別カード扱いということで対象不在で唱える効果が無意味になる可能性が高い
>Q.[[《帝神龍装 ティーゾリス》]]が持つ「自分のクリーチャーが破壊された時&#12316;」の能力で、「ラスト・バースト」を2回使うことは出来ますか?
%%A.はい、2回使うことが出来ます。%%
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33095]]

&tag(用語集,能力,キーワード能力,ツインパクト,ラスト・バースト,バースト,pig,呪文側を唱える,コスト踏み倒し);