#author("2023-09-08T19:03:05+09:00","","")
*メガ・ラスト・バースト [#top]

|''メガ・ラスト・バースト''(このクリーチャーが離れて、手札、マナゾーン、または墓地に置かれた時、このカードの呪文側をコストを支払わずに唱えてもよい。)|

[[DM23-SD3]]で登場した[[キーワード能力]]。

|調律師ピーカプ R 火文明 (4)|
|クリーチャー:マジック・マシン・イーター 4000|
|''スピードアタッカー''(このクリーチャーは召喚酔いしない)|
|''メガ・ラスト・バースト''(このクリーチャーが離れて、手札、マナゾーン、または墓地に置かれた時、このカードの呪文側をコストを支払わずに唱えてもよい)|
|BGCOLOR(#ccd):|
|♪音速で 本番中に チューニング R 火文明 (3)|
|呪文:マジック・ソング|
|このターン、自分のクリーチャー1体に「スピードアタッカー」を与える。そのクリーチャーのこのターン最初の攻撃の終わりにアンタップする。|

[[ラスト・バースト]]の[[能力]]に加え、[[手札]]と[[マナゾーン]]に置かれた場合でも[[呪文]]側を踏み倒せる。同弾で復活した[[革命チェンジ]]とは[[デザイナーズコンボ]]であり、[[スーサイド]]の手間なく能動的に[[誘発]]させられる。

カードの形態は[[ラスト・バースト]]から変化はなく、境界線の左下にカミナリマークがある。仮面のような紋章もデザインは変わったが引き続き描かれている。

実際のゲームでは[[ラスト・バースト]]の[[上位互換]]として扱える。擬似的な[[除去]][[耐性]]として相手の動きを牽制したり、従来通りスーサイドコンボに組み込んだりとその用途は広い。なお、使用は[[任意]]なので[[《母なる星域》]]で[[マナ送り]]したらセルフ[[ランデス]]になってしまった、などということは起こらない。

-単に「離れた時」ではなく、移動先のゾーンが限定されている。よって一覧に書かれていない[[超次元送り]]、[[シールド送り]]、[[山札送り]]には無力。非公開ゾーンはともかく、[[超次元ゾーン]]からも唱えられないことには注意したい。
--これはメガ・ラスト・バーストが、[[スマッシュ・バースト]]のように呪文側のトークンを生成する能力ではなく、あくまで自身を呪文として唱える能力(後述)であるからと考えられる。例えば[[《「無情」の極 シャングリラ》]]のように無作為に山札に置かれる除去を受けた場合、このカードを適切に使用できない。
//呪文側のテキストを求められた際に示せないため、いつか外部ゾーンが追加された時に超次元ゾーンだけ特別扱いとなることを防ぐためだろう。

-「メガ」は100万倍を意味する。

**裁定 [#y727955c]

-[[バウンス]]、[[マナ送り]]にされてメガ・ラスト・バーストする際、''唱えたあとで墓地に置かれる''。[[墓地]]に置かれたまま使用するのが当たり前だった[[ラスト・バースト]]とは考え方を変える必要があるので注意。あくまで指定されたゾーンから普通に[[唱える]]だけである。
--[[《超神星マーキュリー・ギガブリザード》]]などで打ち消された場合も、そのまま墓地に送られると思われる。

-メガ・ラスト・バーストの解決前に、もう一度ゾーン移動していたら、移動先のゾーン名に関係なく詠唱不可となる。[[追跡処理]]は行わない。

//-誘発先のゾーンが[[非公開ゾーン]]である[[手札]]を含んでいるため[[使用宣言]]が必要(参考 603.2e)。メガ・ラスト・バーストを持つクリーチャーが、バトルゾーンから手札・マナゾーン・墓地に離れることが確定した時点で効果を使うか使わないかを相手に伝える必要がある。
//--手札に加わるときの[[ビビッドロー]]の裁定と同じく、宣言はカードを移動させる効果に割り込んで済ましておかなければならない。例えば[[《アラゴト・ムスビ》]]が[[マーシャル・タッチ]]で手札に離れさせる場合、1ブーストを行う前にメガ・ラスト・バーストを[[待機]]させるか効果を破棄するかを決める必要がある。[[《学校男》]]や[[《獰猛なる大地》]]など墓地やマナゾーンが移動先でも同様。

-メガ・ラスト・バーストが誘発するゾーンは、バトルゾーンである。したがって、進化元としてカードがある状態で手札、マナゾーン、墓地いずれかに置かれても誘発しないし、[[《あたりポンの助》]]などでクリーチャーの能力が無視されていたらトリガーもしない。

**参考 [#reference]
-[[離れた時]]
-[[唱える]]
-[[コスト踏み倒し]]

-[[《調律師ピーカプ/♪音速で 本番中に チューニング》]]

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[[公式Q&A]]

>Q.「''メガ・ラスト・バースト''」とはなんですか?&br;参照:[[《踊戯音愛 パステル / ♪摩訶不思議 マジカルプリズン キンキラリン》>《踊戯音愛 パステル/♪摩訶不思議 マジカルプリズン キンキラリン》]]
A.「''メガ・ラスト・バースト''」を能力に持つクリーチャーがバトルゾーンを離れて、手札、マナゾーン、または墓地に置かれた時、そのカードの呪文側をコストを支払わずに唱えられる能力です。&br;手札やマナゾーンから呪文側を唱えた場合は、その後墓地に置きます。&br;ただし、「''メガ・ラスト・バースト''」を持つカードがバトルゾーンのカードの下に置かれていたり、カードの上に置かれている封印そのものだった場合、能力が無視されるため、それが離れて手札やマナゾーン、墓地に置かれても「''メガ・ラスト・バースト''」は使えません。&br;(総合ルール 200.3)
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43769/]](2023.9.8)

>Q.自分の手札が1枚もない状況で、相手は[[《陰謀と計略の手》]]を唱えて自分の「''メガ・ラスト・バースト''」を持つクリーチャーを手札に戻しました。&br;手札に戻したクリーチャーはそのまま捨てられて墓地に置かれますが、その後「''メガ・ラスト・バースト''」を使えますか?&br;参照:[[《踊戯音愛 パステル / ♪摩訶不思議 マジカルプリズン キンキラリン》>《踊戯音愛 パステル/♪摩訶不思議 マジカルプリズン キンキラリン》]]
A.いいえ、使えません。&br;「''メガ・ラスト・バースト''」は、トリガーした時にあったゾーンから再度移動してしまった場合は使えません。今回の場合、手札に移動して能力がトリガーした後、墓地に再度移動してしまっているので、使えません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43768/]](2023.9.8)

>Q.自分の手札が1枚だけの状況で、相手は《陰謀と計略の手》を唱えて自分の「''メガ・ラスト・バースト''」を持つクリーチャーを手札に戻しました。&br;手札に戻した後、手札を捨てる処理はどうやって行いますか?&br;参照:[[《踊戯音愛 パステル / ♪摩訶不思議 マジカルプリズン キンキラリン》>《踊戯音愛 パステル/♪摩訶不思議 マジカルプリズン キンキラリン》]]
A.手札に戻した「''メガ・ラスト・バースト''」を持つクリーチャーが同一のカードであることを示すためにも、手札に戻した「''メガ・ラスト・バースト''」を持つクリーチャーは効果の処理が終わるまで表向きにする必要があります。&br;例えば[[≪踊戯音愛 パステル≫>《踊戯音愛 パステル/♪摩訶不思議 マジカルプリズン キンキラリン》]]の「''メガ・ラスト・バースト''」がトリガーしている場合、[[≪踊戯音愛 パステル≫>《踊戯音愛 パステル/♪摩訶不思議 マジカルプリズン キンキラリン》]]は手札で表向きにしたまま、相手は≪踊戯音愛 パステル≫を含めた自分の手札をランダムに1枚選び、捨てます。この際、表向きになっていた[[≪踊戯音愛 パステル≫>《踊戯音愛 パステル/♪摩訶不思議 マジカルプリズン キンキラリン》]]が捨てられてしまった場合は[[≪踊戯音愛 パステル≫>《踊戯音愛 パステル/♪摩訶不思議 マジカルプリズン キンキラリン》]]の「メガ・ラスト・バースト」は使えません。&br;(競技イベント運営ルール 4.7)
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43767/]](2023.9.8)

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