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#author("2023-03-20T20:52:48+09:00","","")
*プリンス・カイザ [#z7f09c94]
漫画・アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN]]』シリーズの[[キャラクター]]。
デュエリストチーム「[[D4]]」のリーダー。通称「帝王カイザ」。「''D''uel Prince」。
中学生にして大企業の社長もこなす。
ウィン含め、全デュエリスト憧れの存在。
轟炎の龍皇[[ボルシャック]]を従える最強の決闘者。
轟炎の龍皇[[ボルシャック]]を従える最強運の決闘者。
アニメでの担当声優は阿座上洋平氏。

**アニメ版 [#xe4e511e]
ITやエンターテイメントを中心に、様々な事業で世界トップクラスを誇る巨大企業・竜神コーポレーションの社長。13歳。

父から会社を継ぎ、その売上規模を20倍に急成長させた経営手腕の持ち主。その経歴からメディアの注目も集めており、テレビ番組への出演も多い人気者。側近に[[仮面の大男>鉄仮面]]がいる。

テレビ番組やイベントで見せる顔とは裏腹に、冷徹で裏表のある人物。「自分への挑戦権」が優勝賞品として手に入るガチデュエバトルに勝利した[[斬札 ウィン]]を称えるそぶりを見せたが、影では「三流」「時間の無駄」と辛辣に評価していた。
特に、彼が成長意欲が無いと見なした竜神コーポレーションの役員たちに対しては「ゴミ」「クズ」「雑草以下」と非常に厳しい言葉を投げかけている。また、竜神コーポレーションの子会社であった[[パパリン]]の働く工場の社員を(理由はあるとはいえ)一方的にリストラを宣告するなど、彼曰く「腐った大人」への対応は冷酷((ただし第9話ではカイザの父と役員が招いた[[ハリウッドザフクシャチョウ]]の手によってビルが大破する威力の爆弾を仕掛けられ、文字通りの意味で謀殺されかけている。その上で生き延びた自分に対し謝罪や言い訳すらしないばかりか「子供の言うことなど聞けない」と開き直る姿を見ればそれまで以上に大人への失望が深まるのはむしろ当然であり、それが後々のすれ違いや悲劇に繋がった可能性は高い。))。

「不死身のカイザ」の異名を持ち、至近距離で爆発に巻き込まれても無傷で済んでいる。過去には飛行機事故からも無傷で生還していたようだ。

[[覚知山 ボウイ]]は彼の姿を見るや人陰に隠れている。

また、最強のデュエリスト「D4」のトップであるという立場と上述の性格が悪い意味で合わさり、デュエルに対する姿勢は初期の[[白凰]]や[[キラ]]以上に冷徹で残酷。
ボウイとの対戦では、彼の[[ミスプレイ>プレイング]]に対し「D4の看板は重い」と宣告し、彼の心を折った。またガッツとのリストラをかけた対戦では、同じ[[ボルシャック>【赤緑ボルシャック】]]を使うガッツを[[《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》]]で打倒。ガッツの態度((クビという己の人生を賭けたデュエルであったにもかかわらず、敗北したガッツが笑顔でお礼の挨拶をしてきたこと。なおそもそも彼がクビにされる原因になったのは失恋した同僚を励まそうとコスプレをして踊ったことであったが、決して彼自身は(「仕事ができないほう」と評されてはいるが)仕事に不真面目であったわけではない。))が逆鱗に触れたのか、彼に「ボルシャックを使う資格はない」と宣告し、彼のデッキを焼き尽くしてしまう((第15話でこのデッキはウィンの口から「誕生日にいっしょに組んだ思い出のデッキ」と語られ、それを焼き捨てた怒りをぶつけるもカイザは「そんな温い物を使い続けているからだ」と吐き捨てた。))。この様子を見ていたウィンは彼に幻滅、復讐を誓うように。
そしてウィンに上述の「自分への挑戦権」を使用したデュエルを挑まれ、第14話にて遂に直接対決が実現。アニメでは珍しく、1ターン目からのデュエル描写が行われ、最終的に《ボルシャック・カイザー》のシビルカウント5で圧倒、勝利した。デュエル後、ウィンを「見込み違い」と切り捨てた一方、「貴様如きが、私の探し求めるデュエル・マスター((アニメでのシルエットは[[あの人>切札 ジョー]]だが、[[ウィンの世界>ウィン編]]では彼はアニメ、漫画のなかの存在であり、現時点での関連は不明。前作ファンへのファンサービスの可能性もある。))のはずがない」とも発言しており、その真の目的は謎に包まれている様子。
デュエル中に「[[新しいアビスロイヤル>《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》]]の出番か」と口にしている。しかしそれはカイザとの対決を決意してから当日までの間にウィンのデッキへ投入されたカードであり、すなわちウィンと[[そ>カレン]][[の>覚知山 ボウイ]][[仲>ランナー]][[間>いいやん]][[達>うんちく]]しか誕生する瞬間を見ておらず、ウィン達は裏切り者をさがすことになった。


その後、[[《邪龍 ジャブラッド》]]を手に入れて特訓に出掛けようとしていたウィンを多数の男達を使い、逃げられないよう縄で縛って誘拐し自分の会社のビルにまで連れてこさせた。そこで契約により内通していた正体を隠す[[裏切り者の忍者>カレン]]をウィンにけしかけてデュエルさせ、正体を表しウィンに敗北した裏切り者を[[仮面の男>鉄仮面]]にワームホールの別次元に閉じ込めさせた。そして復讐に燃えるウィンと二度目のデュエルをすることになった。
ここでは以前は使用していなかった[[赤緑]]基盤の[[《メンデルスゾーン》]]と[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]を採用したデッキを使用。《ボルシャック・カイザー》の[[シビルカウント]]を達成させ攻勢に出た。[[破壊]]された時も自身の効果で[[今引き]]で2連続で《ボルシャック・カイザー》を踏み倒し、除去を無効化した。その後[[《ボルシャック英雄譚》>《ボルシャック・クロス・NEX/ボルシャック英雄譚》]]を唱え再度[[シビルカウント]]を達成し、[[《ボルシャック・NEX》>《ボルシャック・NEX/スーパー・スパーク》]]から[[《アニー・ルピア》]]を[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]て全体[[スピードアタッカー]]化で詰めにかかるが、ウィンの最後の[[S・トリガー]]で発動した[[闇]]文明でない[[《調和と繁栄の罠》]]に驚愕、攻撃を止められターンを返す。その後ウィンの[[ダイレクトアタック]]時に[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]の[[革命0トリガー]]を発動させるが、[[《邪龍 ジャブラッド》]]の[[除去]][[耐性]]により無力化され、敗北した。
その後倒壊するビルから[[鉄仮面]]と共に脱出し、「もう敗北はない」と誓った。

-彼が《ボルシャック・カイザー》を召喚する際には炎が舞い、周囲の窓ガラスが吹き飛び壁は焦げ付く、ガッツのデッキを焼却する際にはどこからともなく炎を放つなど、人間離れした技を見せている。二戦目では[[邪神くん]]の邪神フィールドを破り火文明の世界に変えた。

-ウィンへの敗北後、[[鉄仮面]]の正体である《ボルシャック・カイザー》との出会いが語られた。幼少の飛行機の墜落事故の時、飛翔する《ボルシャック・カイザー》に「大義のため、デュエルマスターであるお前を死なせない。共に戦おう」と命を救われ、1人だけ生還したのが「不死身のカイザ」の正体である。

-[[邪神くん]]はカイザを「人間を超えている」と評している。

-[[スペシャルドロー>今引き#m7a5b652]]のセリフは、「運命は既に決まっている。認めてやろう。この私に隷属することを。勝者であるこの私のため無限の鉄槌を下すことを…喜べ、今こそ解き放ってやる。勝者は私、世界を変えるのは私だ!」 ドロー演出は、西洋の教会のような建物、重厚な音楽などと[[勝太>切札 勝太]]のライバル[[ルシファー]]を彷彿とさせる部分がある。

-余談ではあるが毎試合必ずといっていいほどシールドに[[S・トリガー]]、[[G・ストライク]]がある。
使用しているデッキの特性上、仕方ないことではあるが側から見ればただの運がいいだけに見えてしまう。
だが、逆にそこは「不死身のカイザ」だからこそ成せる豪運ともいえるだろう。

**漫画版 [#oda1470d]
連勝記録日本一の保持者であり、その記録を現在も更新し続けている。
デュエマグランプリのジュニアチャンピオンでもある。

前年度の日本一決定戦では、[[《ボルシャック・フォース・ドラゴン》]]を軸に、[[コスト軽減]]能力を持つカードを大量展開することで奇襲を仕掛けるデッキを使用していたとのこと。

デュエマGPのエキシビションマッチから本格的に登場。
シニアチャンピオンである[[獅子田名人]]と対戦した。[[シールド]]0枚に追い詰められた上に盤面を封殺されるも、返しのターンで[[《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》]]を出し、途中経過は省略されたが[[バトルゾーン]]を殲滅した上でワンターンキルを決めた。おそらく前のターンに出していた[[ファイアー・バード]]4体を用いて《ボルシャック・カイザー》のシビルカウント5による無限攻撃を行ったのだろう。
中継を見ていた[[パパリン]]は「あまりにひどい対戦」と称しており、下馬評ではカイザが負けると思われていた。結果は上述の通り大番狂わせを起こしたばかりか、獅子田名人のことを「兎」呼ばわりしてみせた。

[[斬札 ウィン]]のことは[[覚知山 ボウイ]]から報告を受けており、自分の座を脅かす者として注目している。上述のエキシビションマッチ後のインタビューにおいて、公共の電波に乗せる形でウィンが自分の座を脅かす者だと宣言し、事実上の宣戦布告を行った。

[[パパリン]]とのリストラをかけた対戦では、[[パパリン]]の[[プレイング]]を認めるもののウィンの家族とわかると容赦のない攻撃を行った。

彼の目的は、数年に渡って闇に閉ざされているシラハマの町の空に光を取り戻すことであり、その原因と睨んだ[[邪神くん]]を倒そうとしている。
その怒りは相当なものであり、ウィンがパパリンのリベンジに訪れた際には、[[邪神くん]]に対してミサイル迎撃用のレーザーを発射するという、まさかのリアルファイトを仕掛けた。

その後のウィンとのデュエマでは、対[[闇文明]]を意識した[[火力]]と墓地メタを両立したデッキを使用。終始優勢に勝負を進めたが、想定外の[[自然文明]]のカードである[[《ファッション・ナスオ》]]と[[《アビスベル=ジャシン帝》]]のコンボの前に敗れた。

-上述のように見事なプレイングを見せたパパリンに見くびっていたことを謝罪する、邪神の主であるウィンにも対してもカード知識の広さを賞賛する、「なかなかの腕だったよ……」とその腕前を褒めるなど、アニメ版と比べて性格がマイルドになっている節が見受けられる。

**主な使用カード [#t8ea7b36]
-[[《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》]]
-[[《アニー・ルピア》]]
-[[《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》]]
-[[《ボルシャック・フォース・ドラゴン》]]
-[[《先陣兵アインデッカー》]]
-[[《ボルシャック・テイル・ドラゴン》]]
-[[《ボルシャック・バラフィオル》]]
-[[《コッコ・ルピア GS》]]
-[[《マルルの炎杖》]]
-[[《NEXの手甲》]]
-[[《メンデルスゾーン》]]
-[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]
-[[《ボルシャック・NEX/スーパー・スパーク》]]
-[[《ボルシャック・クロス・NEX/ボルシャック英雄譚》]]
-[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]

**戦績 [#m2ba09f3]
***[[デュエル・マスターズ WIN]] [#r17265c3]
|話数|対戦相手|勝敗|h
|3話|[[赤司測光]]|勝利|
|9話|[[ハリウッドザフクシャチョウ]]|~|
|11話|[[覚知山 ボウイ]]|~|
|13話|[[斬札 ガッツ>パパリン]]|~|
|14,15話|[[斬札 ウィン]]|~|
|24,25話|~|敗北|

**関連カード [#yb834959]
-[[《コッコ・ルピア GS》]]……プロモ版でプリンス・カイザのイラストを使用

**関連デッキ [#p8d8b176]
-[[DM23-SD1 「スタートWINデッキ 竜軍・オブ・ボルシャック」>DM23-SD1]]

//**関連パック
//キャラクターのテーマエキスパンションを記載。

**参考 [#ecf876a6]
-[[キャラクター]]

&tag(キャラクター,敵キャラ,D4);