#author("2023-09-17T13:59:12+09:00","","")
*ブレイクの前(タイミング) [#xd56f0d9]
ブレイクは確定したが、ブレイクはまだされていない[[タイミング]]。

「相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時」と、「ブレイクする時」の中間の[[タイミング]]。

能力テキストでは、[[マスター・ブレイカー]]の注釈文で初めて登場した言葉である。

攻撃によってブレイクする際、流れとしては以下を参照。([[ソース>https://www.youtube.com/watch?v=4QI-mX1v3BQ&t=822s]])

+[[ブロッククリーチャー指定ステップ]]でブロックされなかったので、ブレイクするシールドを決定。
+「ブレイクの前に」能力のトリガー、[[解決]]。
(シールドを2つブレイクする場合、効果は2回[[待機]]する。すべて解決するまで、「ブレイクの前に」以外の[[cip]]などは割り込めない。)
+「ブレイクの前に」能力の解決によって新たに待機した効果の解決。
(唱えた呪文によって出たクリーチャーの[[cip]]や、呪文で破壊されたクリーチャーの「破壊された時」能力などを、自分の能力→相手の能力の順番で解決する。)
+最初に決めたシールドをブレイク。攻撃中のクリーチャーがバトルゾーンから離れていても行われる。
+ブレイクしたシールドの[[シールドチェック]]。
+「S・トリガー」などによって新たに待機した効果の解決。
(出たクリーチャーの「出た時」能力など。)

**ルール [#tfbcc7ef]
-上述したようにブレイクの前の[[タイミング]]では、ブレイクが確定している。そのため、この[[タイミング]]でシールドのブレイクを行うクリーチャーが[[除去]]されても、ブレイクは行われる。
--例えば、[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]が[[マスター・W・ブレイカー]]の効果で、[[《神羅スカル・ムーン》]]を[[破壊]]対象に選び、そしてその《神羅スカル・ムーン》の[[置換効果]]で、《ジョリー・ザ・ジョニー》が[[破壊]]されても、相手のシールドはブレイクされる。

-ブレイクの前に何かしらの[[誘発型能力]]が[[誘発]]した場合、ブレイクを実行する前に解決する。
--2023/4/19以前はその能力が解決されるのはブレイクされてからで、ブレイクの前の[[タイミング]]には割り込めなかった。
--[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]が[[マスター・W・ブレイカー]]によって[[pig]]持ちのクリーチャーが破壊された場合、その[[pig]]が解決されるのはブレイクされる前。

-[[ブレイク置換効果]]は、ブレイクの前に発生する効果より後に発生する。
--[[ドラゴン・W・ブレイカー]]によるブレイクを[[シールド・セイバー]]で守られる時は、シールドが追加されてからセイバーによる置換効果が発生するので、ブレイクが置き換えられても、シールド追加は問題なく行われる。
--[[マスター・ブレイカー]]で相手のシールドをブレイクする際、[[シールド・セイバー]]を持ったクリーチャーを破壊すれば、そのクリーチャーはシールドを守れなくなる。

***確認待ち [#j1a19b79]
-3体[[G・リンク]]している[[《神人類 ヨミ》]]の効果でブレイクされない状態のシールドをブレイクする時、ブレイクの前の効果が発生するかどうかは不明。

**「ブレイクの前」が関係しているカード [#g7162a68]
-[[マスター・ブレイカー]]、[[マスター・W・ブレイカー]]([[破壊]])
-[[《ジョニー&ジョラゴン 〜Jの意志〜》]]の能力(破壊)
-[[ドラゴン・W・ブレイカー]]、[[ドラゴン・T・ブレイカー]]([[シールド追加]])
-[[《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》]]の[[マスターJGR]](2回[[GR召喚]]と2[[ドロー]])
-[[《MAX・ザ・ジョニー》]]の能力(シールド追加)
-[[《覇炎竜 ボルシャック・ライダー》]]の能力([[アーマード]]・[[メクレイド]]5)
-[[《芸魔王将 カクメイジン》]]の能力(手札か墓地からマナの枚数以下の呪文を[[踏み倒し]])

**参考 [#d4dc7f10]
-[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]
-[[《煌龍 サッヴァーク》]]

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[[公式Q&A]]

>Q.[[《覇炎竜 ボルシャック・ライダー》]]の「各ブレイクの前に」の能力はどういう能力ですか?
A.相手のシールドをブレイクする際、その数に応じて「アーマード・メクレイド5」を行える能力です。[[《覇炎竜 ボルシャック・ライダー》]]は「W・ブレイカー」なので、通常は2回行えます。&br;「アーマード・メクレイド5」はブレイクするシールドを指定した後、ブレイクする前に行います。山札からアーマードを持つクリーチャーを召喚したり、呪文を唱えたりした後、クリーチャーの「出た時」の能力など、これにより新たにトリガーした能力を処理し、それが終わってから指定したシールドをブレイクします。
#region2(([[総合ルール]] [[509.3.>総合ルール本文#rule509_3]],[[509.4.>総合ルール本文#rule509_4]])){{
:509.3. |ブレイクするシールドを、指定の数選びます。「ブレイクする前に」や「ブレイクの前に」といった、ブレイクの前に誘発する能力は、この時点で誘発します。&br;例:「ドラゴン・W・ブレイカー」、「マスター・W・ブレイカー」、《MAX・ザ・ジョニー》の「各ブレイクの前に」の能力
:509.4. |[[509.3.>総合ルール本文#rule509_3]]で待機中となった効果の解決を行います。それらの効果の解決がすべて終わった後、それにより新たに誘発した能力があれば、それを解決します。
::509.4a |新たに誘発した能力のうち、まず、ターン・プレイヤーの待機状態の効果を好きな順番で処理します。
::509.4b |続けて、非ターン・プレイヤーの待機状態の効果を好きな順番で処理します。この過程でターン・プレイヤー側の効果が誘発した場合、処理中の効果を解決した後でターン・プレイヤーの効果を優先して処理し、その後非ターン・プレイヤー側の処理に戻ります。
::509.4c |効果を解決したことによって攻撃中のクリーチャーがバトルゾーンを離れた場合でも、そのクリーチャーはすでに選んでいる相手のシールドをブレイクします。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43086]](2023.4.21)

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