#author("2021-08-18T00:48:44+09:00","","")
*ファンデッキ [#qa8cb576]
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勝敗よりも、[[プレイヤー]]の趣味や遊び心を重視した[[デッキ]]のこと。ファンデッキを愛用する者は「ファンデッカー」と呼ばれる。

派手な[[コンボ]]を狙ったものや、特定の自分が使いたい[[カード]]を[[コンセプト]]にしたもの、[[ネタカード]]ばかりで構成されたもの、原作[[キャラ>キャラクター]]の[[デッキ]]を真似たもの、[[カード]]同士の[[背景ストーリー]]を重視するもの、過去に[[環境]]での活躍実績があるものなど様々な[[デッキ]]がある。

逆に、その時の[[環境]]で勝率が高いデッキ、つまり強いデッキは[[ガチデッキ]]と呼ばれることがある。ファンデッキの中にもガチデッキが存在することもあるが、そのような事例は少ないため、たいていはガチデッキと線引きされる。

純粋に勝利のみを追求した[[ガチデッキ]]と比べると、どうしても[[デッキ]]全体の[[カードパワー]]が低くなりがちだが、「ファンデッキだから云々」という発言は控えたい。
「ファンデッキだから弱い」「ファンデッキだから負けた」などと言うと、相手の勝利に対する努力を否定することになってしまい、非常に気まずくなってしまう場合がある。

逆に、[[ファンデッキ]](または、それに近いデッキ)に負けたからと言って、悪態をついたり嫌味を言ったりするのも厳禁。
両[[プレイヤー]]の間に了解があるのならばそれでもいいが、そうでない相手には不快感しか残らないだろう。

競技化が進む[[デュエル・マスターズ]]においては「競技大会に出るなら相応の[[デッキ]]で来て欲しい」「ファンデッキは[[カジュアル]]でファンデッキとだけとやりあっていて欲しい」等、ファンデッキにあまりいい印象を持たない競技プレイヤーも一部存在する。
[[デュエマフェス]]ですら調整の場として認識している競技プレイヤーもいる為、ファンデッキを志向したカジュアルプレイヤーと[[ガチデッキ]]を使った勝利第一のトーナメントプレイヤーの溝を作る原因になっている。

言うまでもないが、ファンデッキだろうと[[ガチデッキ]]だろうと、どこの大会でどんなデッキを使おうが、ルールに反していない限りは本人の自由であり、大会に参加するすべてのプレイヤーに競技志向を求める方がマナー違反である。

-近い意味を持つ言葉に「ネタデッキ」がある。ただし、ファンデッキとの厳密な隔たりはなく、「ネタ」という言葉をどのように捉えるかによって、人によってその定義は変わってくる。&br;例えば、パロディ[[カード]]を詰め込んだだけの5色[[デッキ]](勝つことを諦めて笑いのネタに終始)や、[[《ラッキー・ダーツ》]]からの[[《ヘブンズ・ゲート》]]で[[1ターンキル]]を狙う[[デッキ]](成功率は低いが、決まれば強力なネタに特化)のような[[デッキ]]が考えられる。「ファンデッキ」に比べると、ある[[コンセプト]]に可能な限り特化したものが「ネタデッキ」と呼ばれやすい。

-[[殿堂入り]]の改正によって、[[メタデッキ]]だけでなく大会では全くお呼びのかからないようなファンデッキまで消滅、弱体化させられてしまうのは、よくある光景である。カードゲームを続けるに当たっては、その辺は仕方ないと割り切るしかない。

-デッキの一種である以上、ネタに終始するわけでないならば貪欲に勝利を目指すことは必要である。漫画「[[デュエル・ジャック!!]]」で、[[《滅亡ルーレット》]]を使ったファンデッキ(作中ではネタ[[デッキ]]と呼ばれていた)が取り上げられた際、その[[デッキ]]紹介では相性の良い[[バウンス]]や当時の強力[[カード]]であった[[《アクアン》]]や[[《スケルトン・バイス》]]がフル投入されていた。ファンデッキであろうと最低限その[[デッキ]]を回転させる様な努力はすべきと言う好例だろう。
//酷い日本語、行き過ぎた主観混じりを訂正。
--しかしカードパワーのインフレが進む今、最適なデッキを追求した末に、デッキの潤滑油として採用したカード達が当初のデッキコンセプトの力を上回ってしまうこともある。ファンデッカーはこのジレンマに悩まされることも多い。

**参考 [#q17f7b69]
//上位項目、関連する項目などへのリンクを各自で追加してください。
-[[用語集]]
-[[ガチデッキ]]
-[[メタデッキ]]
-[[専用デッキ]]
-[[デッキ]]
-[[地雷]]
-[[ネタカード]]

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