#author("2023-10-15T04:16:58+09:00","","")
#author("2024-02-25T02:02:30+09:00","","")
*ドローソース [#t08aaa32]
//手札補充とごっちゃになってたので、ごっちゃになる前の2023-10-09 (月) 08:09:15に戻しました。頑張って書いてたのに申し訳ございません
//他のカードゲームなども調べましたが、基本的にはキャントリップ効果もドローソースと呼ばれるようです。ソースttp://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9、ttps://yugioh-wiki.net/index.php?%A5%C9%A5%ED%A1%BC%A5%BD%A1%BC%A5%B9
//でも、仮に《アクア・ハルカス》がドローソースに含めたとして、デュエマ界隈で《天災 デドダム》は普通ドローソースとは呼ばないじゃん

カードを[[ドロー]]する[[能力]]を持つ[[カード]]の俗称。

例を挙げると[[《サイバー・ブレイン》]]など、広義では[[《アクア・ハルカス》]]なども含む。また、その[[カード]]が[[呪文]]の場合は「[[ドロースペル]]」と呼ばれることもある。
例を挙げると[[《サイバー・ブレイン》]]など。また、その[[カード]]が[[呪文]]の場合は「[[ドロースペル]]」と呼ばれることもある。

|サイバー・ブレイン UC 水文明 (4)|
|呪文|
|S・トリガー|
|自分の山札からカードを3枚まで引く。|

そもそも一般的にデュエマでは終盤になる程[[カード]]を消費することにより、[[手札]]が枯渇する。そのため、「[[手札]]が枯渇する前に殴り切る」という[[コンセプト]]の[[【速攻】]]以外の全ての[[デッキタイプ]]には何らかの[[ドロー]]や[[手札補充]]を行う[[カード]](またはそれに準ずる[[ハンドアドバンテージ]]をとれる[[カード]])がないと[[息切れ]]して動けなくなる。それを考慮してソース(source:根源、源)という表現が使われている。
そもそも一般的にカードゲームでは終盤になる程[[カード]]を消費することにより、[[手札]]が枯渇する。
デュエマでは、おおよそ「[[手札]]が枯渇する前に殴り切る」という[[コンセプト]]の[[【速攻】]]系以外においてゲームに勝利するまで手札を維持できる[[デッキタイプ]]は少ない。何らかの[[ドロー]]や[[手札補充]]を行う[[カード]](またはそれに準ずる[[ハンドアドバンテージ]]をとれる[[カード]])が必要不可欠であり、それを考慮してソース(source:根源、源)という表現が使われている。

ただし、1ターンの価値がかなり重くなってきた時点で、ドローソースに手番を割くのが後手に回る場面も増えてきている。ある時期から[[《エナジー・ライト》]]や[[《王立アカデミー・ホウエイル》]]といった手札補充するだけのカードは採用枚数を減らす、そして全く採用しない方針へと変化していった。
ただし、デュエマのゲーム性で、''ドローソースが1枚も入っていないデッキでも戦えたり、それどころか結果を残したりすることも往々にしてある。''
具体例では、[[DMGP-4th>公認グランプリ]]の優勝デッキである[[【モルトNEXT】]]にはドローソースはおろか[[キャントリップ]]すらも入っていない。
それで戦える理由として、デュエマで主要な手札消費の1つである[[マナチャージ]]について工夫(1枚で2加速する[[《メンデルスゾーン》]]、唱えた後手札に戻る[[《フェアリーの火の子祭》]]の採用)があったことと、デュエマの醍醐味である「相手からのシールドブレイクは、死ななきゃ[[手札補充]]」を生かす防御札([[《ボルシャック・ドギラゴン》]]など)の採用で、ミドル〜ロングゲームでも攻め手を失わないためである。

それでも手札を使うゲームであることには変わりないため、手札を維持できる[[キャントリップ]]ないしはそれに類する効果を使ったり、カード自体がドローソース以外の役割も兼任しているものを使う工夫で受け継がれている。
-[[《コアクアンのおつかい》]]や[[《セブ・コアクマン》]]などは厳密には[[ドロー]]に該当しない[[手札補充]]だが、[[山札]]から[[手札補充]]するという性質は変わらないのでドローソースとして扱われることが多い。
--[[シールド回収]]も[[ドロー]]に該当しない[[手札補充]]だが、[[手札補充]]するという性質は変わらないのでドローソースとして扱われることがある。
--これらの[[カード]]を使われる場合には[[《ベニジシ・スパイダー》]]など[[ドロー]]にしか反応しない効果の対象外であることに気をつけよう。

なお、例外的に高速化した環境でもドローソースに手番を割くデッキタイプも存在するが、これは''ドローソースを使うという遅れを、増えた手札で逆転して勝利に貢献できる''ためである。[[《T・T・T》]]を入れる[[【鬼羅.Star】]]、[[《サイバー・ブレイン》]]を採用する[[【青黒赤緑邪王門】]]や[[【星龍ライベルモット】]]、ほぼすべての[[【ヘブンズ・ゲート】]]、[[殿堂入り]]で消滅したが[[【グルメ墓地ソース】]]、いずれも手札が潤沢にあると即死盤面を形成できる部分が共通している。
-[[ドロー]]しても[[手札]]の枚数が変わらない能力もある。ドローソースの目的は手数を増やすことであるため、これらの能力やカードはドローソースと呼ばれないこともある。
--[[cip]]や[[呪文能力]]で、かつ1枚しか[[ドロー]]しない[[能力]]は、[[カード]]を[[使う]]ことによって起きた損失を[[ドロー]]が埋めているだけであり、結果的に[[手札]]は増えない。このような性能は[[キャントリップ]]とも呼ばれる。
--呪文の[[《ガード・グリップ》]]はドローソースの役割を果たせないが、クリーチャーの[[《アクア・ハルカス》]]はドローソースに類する効力を発揮する。前者はカードを使った後に手札は維持できても打点は増やせないが、後者は打点を増やしたのに手札を維持しているため、長い目で見て[[息切れ]]対策になっている。

-ドローソースの弱点は、コストを支払って使うターンには別のカードを使うマナがなくなるのが一般論だが、[[《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》]]は[[G・ゼロ]]で、[[《海底鬼面城》]]がコスト1で複数枚の手札補充ができてしまう。その特徴もありどちらも[[殿堂入り]]した。
--[[殿堂入り]]ではないが[[《カンゴク入道》]]も普通の打点として使えるコスト2のクリーチャーが、[[シールド回収]]で複数枚の手札補充ができるということが高性能な理由となっている。
-他TCGはともかく、少なくともデュエマではドローした枚数と同じ数を[[手札]]から[[墓地]]や[[山札]]に落とす[[手札交換]]をドローソースと呼ぶことはほとんどない。カードの発動コストのないゲームでは、手札の質を高めた同じターンにすぐさま引いてきたカードを使えるが、デュエマでは[[《エマージェンシー・タイフーン》]]を使ったターンに引いてきたカードを使いたくても、支払えるマナや[[G・ゼロ]]といった[[代替コスト]]、[[攻撃ステップ]]以降の[[コスト踏み倒し]]効果が必要になる。
--効果を使った結果、手札を山札の下に送る[[《ニンプウ・タイフーン》]]や[[《月光電人オボロカゲロウ》]]などは[[《天災超邪 クロスファイア 2nd》]]や[[《絶海の虎将 ティガウォック》]]といった引いた事実を利用した立ち回り、手札を[[捨てる]][[《サイバー・チューン》]]や[[《戦略のD・H アツト》]]などは[[墓地肥やし]]が主目的になっていることが多い。
山札の上に置く[[《ブレイン・ストーム》]]や[[《電脳決壊の魔女 アリス》]]などは手札の質が一時的にしか良くならないため、ほぼ100%[[山札操作]]が目的での採用である。

-[[《コアクアンのおつかい》]]や[[《セブ・コアクマン》]]などは厳密には[[ドロー]]に該当しない[[手札補充]]だが、[[山札]]から[[手札補充]]するという性質は変わらないのでドローソースとして扱われることが多い。
--これらの[[カード]]を使う場合には[[《ベニジシ・スパイダー》]]や[[《絶海の虎将 ティガウォック》]]など[[ドロー]]にしか反応しない効果を回避できたり利用できなかったりするので気をつけよう。
-以前は手軽なドローソースは[[水]][[文明]]に多く、気軽に[[ドロー]]できることは[[水]]を使う上での利点であった。現代でも[[水]][[文明]]にドロー効果が多いのは確かだが、[[水]][[文明]]以外でも[[ドロー]]かそれに準じた効果が多くなっている。

-[[ハンデス]]デッキが新旧問わずドローソースを持っていることが多いのは、[[ハンデス]]によって強引にドローソースを使う猶予を作り出し、[[フィニッシャー]]や次なる[[ハンデス]]を引くためにドローソースを使っている。かつては[[《コアクアンのおつかい》]]がポピュラーで、環境の変化で[[《ナーガの海黒環》]]のように複数の役割を持つカードを優先するようになったのはその他のデッキと共通。

-[[ビッグマナ]]は、マナさえ伸ばしておけば大きくアドバンテージを稼げる重量級カードを[[今引き]]することで「手札が少なく選択肢が少ない」という問題を解決できるため、最低限しかドローソースを入れない場合もある。運任せというわけではなく、デッキに入れてある打開札の濃度が高いため成功率が確保されている。

-[[《ハッスル・キャッスル》]]や[[《口寄の化身》]]など、[[自然]]のドローソースは[[クリーチャー]]を呼び水にしていることが多い。

-ドローソースとは似て非なるものに、手札を増やさないタイプの[[サーチ]]や[[手札交換]]がある。それらはコンボパーツを集めるために山札を掘り進めているか、[[墓地利用]]の下準備をしている。
--こちらも同様に「(Aする)という遅れを、増えた(B)で逆転して勝利に貢献できる」目的で使われる。[[《エナジー・ライト》]]よりも[[《エマージェンシー・タイフーン》]]や[[《終焉の開闢》>《龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢》]]を優先する[[【墓地ソース】]]や[[【カリヤドネループ】]]はその一例。
**環境で活躍したドローソースの例 [#e8345595]
//並びは登場順

**主なドローソース [#e8345595]
-[[《サイバー・ブレイン》]]
//-[[《アストラル・リーフ》]]
//-[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]
//-[[《エナジー・ライト》]]
-[[《サイバー・ブレイン》]](※旧[[プレミアム殿堂]])
-[[《アストラル・リーフ》]](※旧[[殿堂入り]])
-[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]](※旧[[殿堂入り]])
-[[《エナジー・ライト》]]
//-[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]
//-[[《口寄の化身》]]
//-[[《邪魂創世》]]
//-[[《魔弾オープン・ブレイン》]]
//-[[《ハッスル・キャッスル》]]
-[[《海底鬼面城》]]([[殿堂入り]])
//-[[《知識の精霊ロードリエス》]]
-[[《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》]]
//-[[《超電磁コスモ・セブ Λ》]]
//-[[《ガチンコ・スロット》]]
//-[[《アクア・ティーチャー》]]
-[[《アクア・ティーチャー》]]
//-[[《クアトロ・ブレイン》]]
//-[[《ガールズ・ジャーニー》]]
-[[《プラチナ・ワルスラS》]]
-[[《プラチナ・ワルスラS》]](※旧[[殿堂入り]])
-[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]
//-[[《王立アカデミー・ホウエイル》]]
-[[《天啓 CX-20》]]
-[[《サザン・エー》]]
-[[《T・T・T》]]
-[[《ブレイン・スラッシュ》]]
-[[《♪なぜ離れ どこへ行くのか 君は今》]]
//-[[《パンドラの記憶》]]
など

**「引く」効果ではない広義のドローソース [#p19155f2]
**ドローではないが、山札から手札補充ができるものの例 [#p19155f2]
-[[《ストリーミング・シェイパー》]]([[殿堂入り]])
-[[《デビル・ドレーン》]]([[殿堂入り]])※シールドゾーンから手札に加える
-[[《アクアン》]]([[殿堂入り]])
-[[《アクアン》]]([[殿堂入り]])(※旧[[プレミアム殿堂]])
-[[《進化設計図》]]
-[[《巨大設計図》]]
--[[《超七極 Gio/巨大設計図》]]([[殿堂入り]])
-[[《コアクアンのおつかい》]]
-[[《パーロックのミラクルフィーバー》]]
-[[《パーロックのミラクルフィーバー》]](※旧[[殿堂入り]])
-[[《セブ・コアクマン》]]
-[[《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》]] ([[殿堂入り]])
-[[《ストリーミング・Re:チューター》]]
-[[《神の試練》]]([[殿堂入り]])
-[[《フォーチュン・ドンキッキー》]]
-[[《五番龍 レイクポーチャー ParZero》]]
など

**それ以外の、ドローソースと呼ばれることもあるものの例 [#k4bea13e]
-[[シールド回収]]全般
--[[《デビル・ドレーン》]]([[殿堂入り]])
--[[《カンゴク入道》]]
など

**参考 [#g94a22cc]
-[[用語集]]
-[[ドロー]]
-[[ドロースペル]]
-[[手札補充]]
-[[キャントリップ]]
-[[置きドロー]]
-[[リソース]]

&tag(用語集,手札補充,ドロー,タグ未設定);