#author("2024-01-21T07:10:45+09:00","","")
#author("2024-01-26T21:55:39+09:00","","")
*ディスペクター [#yee45d83]

[[DMSD-18]]にて登場した[[特殊種族]]。5つの勢力があり、それぞれに王がいる。
[[背景ストーリー>王来篇背景ストーリー]]において[[レクスターズ]]と敵対関係にある。
また[[平行世界における鬼の歴史>王来MAX背景ストーリー]]においても[[そちら側のレクスターズ>鬼レクスターズ]]とも敵対していた模様。

|聖魔連結王 ドルファディロム KGM 光/闇/火文明 (8)|
|クリーチャー:ディスペクター/エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド 13500|
|''EXライフ''(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く。)|
|''スピードアタッカー''|
|''T・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、またはこのクリーチャーの「EXライフ」シールドが自分のシールドゾーンを離れた時、相手の多色ではないクリーチャーをすべて破壊する。|
|相手は多色ではない呪文を唱えられない。|

|呪帝電融 カーペラー・キリテム P 水/自然文明 (8)|
|クリーチャー:ディスペクター/サイバーロード/ミステリー・トーテム 12000|
|''EXライフ''(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)|
|''マッハファイター''(このクリーチャーは、出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)|
|''T・ブレイカー''(このクリーチャーはシールドを3つブレイクする)|
|このクリーチャーがバトルに勝った時、コスト7以下のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出してもよい。|

既存の[[クリーチャー]]が「合体」したような容姿と[[カード名]]が特徴。
1〜3色の[[命名ルール]]は、[[冠詞]]が「◯◇+(所属勢力ごとの冠詞) 」となっており、「王」と呼ばれる[[クリーチャー]]のみ「◯◇+(所属勢力ごとの冠詞)王」となる。◯と◇にはそれぞれ元となった[[クリーチャー]]を想起させる文字が入る。
[[単色]]・[[多色]]いずれも存在し、勢力によって決まった[[敵対>敵対色]][[3色]]の中から割り振られている模様。

王来篇時点では「連結」「電融」「接続」「混成」「縫合」の5勢力が存在し、それらの上位に[[《Volzeos-Balamord》]]が存在。
その後[[DM22-EX2]]で「合成」、[[DM23-BD5]]で「魔縛」の勢力が追加された。

1〜3色のうち、[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]、[[《アイアンラビットンボ》]]、[[《煉獄大帝 キング・ロマノフ》]]は命名ルールから外れる。
また、4色カードは存在せず、5色カードは[[《不敬合成王 ロマティックダム・アルキング》]]と、[[合体]]時の[[《Volzeos-Balamord》]]の2種が存在する。
これらの命名ルールを外れた存在に関しては、「既存のディスペクターと異なる上位の存在」という共通点が存在している。中でも[[《Volzeos-Balamord》]]と[[《煉獄大帝 キング・ロマノフ》]]は、ディスペクターという種族そのものを統べる黒幕ないし親玉と呼べる存在である。

[[種族]]全体の固有[[能力]]として[[EXライフ]]を持っている他、勢力ごとに決まった傾向の[[能力]]が設定されており、特に[[3色]]の[[クリーチャー]]はその傾向に準じた[[能力]]を少なからず持っている。
5色カードは[[EXライフ]]が[[エクストラEXライフ]]にパワーアップする。

各勢力の有する[[文明]]および固有の冠詞と王の名前、そして勢力ごとの能力の傾向は以下のように推測されている。
なお、表中の「使用者」はアニメや漫画においてその勢力を主に使うキャラクターを示しているが、[[ジェンドル]]、[[ハイド]]のみ例外で、対戦ごとに[[デッキ]]カラーを変更し、[[キングマスターカード]]や大型ディスペクターを勢力を問わず使用している。

|~冠詞|~文明|~王|~[[フレーバーテキスト]]での表現|~接合部の様子|~勢力としての能力の傾向|~対応[[アタック・チャンス]]|~主な使用者(アニメ)|h
|連結|[[光/闇/火>白黒赤]]|[[《聖魔連結王 バロディアス》]]&br;[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]|[[相食んで連結された>《連結秘伝アンビバレンツリンク》]]|ジッパーで繋げている(([[デュエチューブ]]にて最初に決定した繋ぎ方だと明かされた))|「[[EXライフ]]」[[シールド]]が離れた時に能力が誘発するなど、[[シールド]]に関連した能力|[[《聖魔王秘伝ロストパラダイスワルツ》]]|[[ジェンドル]]/[[ジェレミー]]|
|電融|[[水/火/自然>青赤緑]]|[[《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》]]&br;[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]](([[《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》]]から電融王の座を奪った))|[[我欲の電磁で引き合わされた>《電融秘伝グリードソレノイド》]]|放電が起きている、あるいは放電で繋がっている|[[スピードアタッカー]]、[[マッハファイター]]、[[ジャストダイバー]]のいずれかを保有、または[[付与]]|[[《禁断竜秘伝エターナルプレミアムズ》]]|[[ハイド]]([[《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》]]は漫画版では[[ジェンドル]]が使用)|
|接続|[[光/闇/自然>白黒緑]]|[[《零獄接続王 ロマノグリラ0世》]]|[[支配の鉄鋲で留められた>《接続秘伝ドミニオンスパイク》]]|ビス止めされている|[[マナゾーン]]や[[墓地]]から[[クリーチャー]]を出す能力|[[《零獄王秘伝 ZERO×STRIKE》]]|[[ジェンドル]]/[[マスオ部長]]|
|混成|[[光/水/火>白青赤]]|[[《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]|[[同位体へと収斂し混ぜられた>《混成秘伝デュアルスタック》]]|モザイク状にバグって繋がっている(([[デュエチューブ]]にて『連結』に次いで2番目に決定した繋ぎ方だと明かされた))|[[呪文]]に関連した能力(([[デュエチューブ]]にて「『混成』は呪文戦略」と明言された))|[[《禁時王秘伝エンドオブランド》]]|[[ジェンドル]]/[[エスパー・マギ]]|
|縫合|[[水/闇/自然>青黒緑]]|[[《邪帝縫合王 ザ=デッドルナ》]]&br;[[《終末縫合王 ミカドレオ》]]((本来の王は[[《邪帝縫合王 ザ=デッドルナ》]]だったが[[《龍魂珠》]]により分解・再合成され誕生した))&br;[[《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》]](([[鬼の歴史>邪鬼王来烈伝]]において現れた《終末縫合王》))|[[悪意の糸で縫合された>《縫合秘伝マリススティッチ》]]|太い糸で縫い合わされている、または包帯で束ねられている|[[山札]]からカードを引いたり、墓地に置くなど、[[山札]]に関連した能力|[[《終末王秘伝オリジナルフィナーレ》]]|[[ハイド]]/[[ヒミコ]]|
|>|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#dca):|c
|新世界(([[キング・セル]]としての命名ルール))|[[光/水/闇/火/自然>5色レインボー]]|[[《Volzeos-Balamord》]]((プレビュー版に[[《新世界王 ヴォルゼオス・バラモルド》]]がいるが、その文明は自然単となっている。))|無し|上記すべて|不明|専用は無し。全勢力の呪文を使用可能|[[ジェンドル]]|
|合成|[[光/水/闇/火/自然>5色レインボー]]|[[《不敬合成王 ロマティックダム・アルキング》]]|無し|上記すべて|1種のみのため不明|専用は無し。全勢力の呪文を使用可能|未登場。[[ヒーローレア]]では[[ジェンドル]]と共に描かれている|
|魔縛|[[光/闇/自然>白黒緑]]|[[《煉獄大帝 キング・ロマノフ》]]|無し|魔法陣で繋げられている|[[デュエパーティー]]|専用は無し。接続と同じものを使用可能|未登場|
|魔縛|[[光/闇/自然>白黒緑]]|[[《煉獄大帝 キング・ロマノフ》]]|邪眼の手の中|魔法陣で繋げられている|[[デュエパーティー]]|専用は無し。接続と同じものを使用可能|未登場|

[[能力]]は[[EXライフ]]や各勢力の傾向に合わせたものに加えて、合成元の面影を残しているものがほとんどである。

-「合体」と言っても、[[クリーチャー]]を綺麗に合体させるのではなく、それぞれの体の一部分をもいで上記のように無理矢理繋げて合成したような、どちらかと言えば「フランケンシュタインの怪物」や「[[キメラ>キマイラ]]」を思わせる歪なものである。首や手足を整合性を顧みず継ぎ接ぎしたかのような有様であり、見方によってはかなりグロテスクな施術を受けている。
--今までにも、既存のクリーチャー同士を合体させた(ような)[[クリーチャー]]は少なからず存在していたが、それらが元となった[[クリーチャー]]の要素を上手く取り込み新たな一体の[[クリーチャー]]として成立させていたのに対し、ディスペクターは改造痕などを隠すつもりのない歪な外観となっている。
--味方[[種族]]である[[レクスターズ]]が行う[[スター進化]]も、別々の[[クリーチャー]]の合体という点では似ている。しかし、あちらは英雄の魂と対話し彼らから力を託されるという方法で合体するため、こちらとは根本から異なる。
--なお、アニメや[[デュエチューブ]]などではもっぱら「合体」と表現されているが、[[コロコロコミック]]の一部解説や[[《無頼 ブロンズ-1》]]の[[フレーバーテキスト]]のみ「合成」と表現されている。単なる表記揺れか、初期のテキストが残っていたのかは不明。

#region2(「合体」と「合成」){{
あくまで単語の意味で分けるのであれば、「合体」はほぼ原形が残ったまま組み合わさった状態で、「合成」は素材自体が変形・加工された上で組み合わされた状態であり、ディスペクターはどちらかというと後者のニュアンスが近い。また、デュエマにおいては、[[第三者>ダークロード]]によって混ぜられた存在である[[キマイラ]]が「合成」で統一されている一方、「合体」については素材の形状の残り具合に関わらず多用されている。意味が近い単語同士ならば、多少ニュアンスが異なっていてもよりメジャーな単語を使用することにしているのかもしれない。
}}
//公式に合わせて「合体」を使いたいところですが、ニュアンスの正確性や語感の良さを優先し、抜粋時以外は「合成」で統一した方が良いと思います

--基本的に、ディスペクターにされた[[クリーチャー]]の肉体は、それぞれ合成元及び接合用の素材のみで構成されている。しかし「王」のみ、合成元のどちらにも見られないパーツが大きく配置されたり、片方が原形を推し量ることも困難な程変貌させられていたりするなど、単純に2体の[[クリーチャー]]を合成するだけでは到底作り得ないような外観になっている。
--合成元となったクリーチャーのサイズも無視されているようで、比較にならない程のサイズが異なるクリーチャー同士を合成させた場合、大抵はサイズの小さいクリーチャーがより大きいクリーチャーに取り込まれる形で合成されていることがほとんどだが(例:[[《熱核連結 ガイアトム・シックス》]])、逆に凄まじい程の巨体を誇るクリーチャーが体の一部を切り取られ、自身より小さいはずのクリーチャーに取り込まれるような衝撃的な姿にされていることもある(例:[[《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]など)。
--[[DMRP-19]]では[[クリーチャー]]同士ではなく、[[クリーチャー]]と[[ドラグハート・フォートレス]]の合成である[[《魔素縫合 アモデゴラス》]]が、[[DMRP-20]]では[[エグザイル・クリーチャー]]とインビンシブル[[呪文]]の合成体である[[《終剣連結 アビスハリケーン》]]等が登場した。

-[[コロコロコミック]]では「デュエマの歴史をディスりまくる…だからディスペクター!伝説獣を自分勝手にツギハギ合成するのが、ヤツらの手口だ!」、[[デュエチューブ]]では「違法合体」「リスペクトのない合体だからディスペクター」とそれぞれ解説されている。
--このことから、[[種族]]名の「ディスペクター」の語源は、「ディスる((「disrespect(軽蔑)」を略した俗語))」と「specter(幽霊・恐ろしいもの)」を組み合わせた合体語だと思われる。
//「spector」には「幽鬼」という意味もあるので、鬼退治をする[[このクリーチャー>モモキング]]が主人公なのも納得がいく。
--また、「despect(軽蔑する)」という単語に行為者を現す「er」を付けた造語の「despecter(軽蔑する者)」にも掛かっているようでもある。
[[クリーチャー]]達の歴史や生命を軽蔑し軽んじる怪物、あるいはそうした意志によって生み出された化け物といったところか。
--[[エピソード1]]に登場した[[多色]][[エイリアン]]の命名ルール「ディス」にも由来しているかもしれない。一部の[[エイリアン]]((多色ではないが[[《聖隷王ガガ・アルカディアス》]]など))の既存の[[クリーチャー]]をグロテスクに歪めたような外見にも似通った部分がある。
//公式が「ディスる」の方をメインで紹介しているのでそちらから推測できる由来を前に置きました
//憶測ですがエイリアンに関する記述を追加しました

-合成された結果となる色構成はまちまち。[[《悪剣連結 ダブルソード・レッド・アウゼス》]]や[[《浄黒接続 ウルガーン》]]のように片方の[[文明]]が一部ないし丸ごと消されたものや、逆に[[《聖魔連結王 バロディアス》]]のように元々持っていない[[文明]]が追加されたものもいる。
--ただし、[[超獣王来烈伝>DMSP-02]]に記された[[クリーチャー]]を素材としたディスペクターはいずれも所属する各勢力の[[3色]]全てを有している。[[フレーバーテキスト]]でも名指しで活躍や因縁が記述されており、一般のディスペクターとは明確に区別されている模様。
--この[[3色]]ディスペクターの色の増減についてはいくつか考察もされていたが、これは単純にディスペクターという[[種族]]自体が勢力ごとに[[3色]]構成になることをコンセプトにしている、というメタ的な事情によるものな模様((前シリーズである[[十王篇]]が[[2色]]を中心としたシリーズだったことから、その続編となる[[王来篇]]では[[3色]]に焦点を合わせていることが[[デュエチューブ]]で明かされている))。設定的には、[[3色]]ディスペクターは各勢力の色を全て有する、いわば「上位ディスペクター」とでも呼ぶべき存在なのだろう。
--[[単色]]ディスペクターは[[DMRP-20]]のインビンシブル呪文+[[エグザイル>エグザイル・クリーチャー]]アウトレイジサイクルを除き、いずれも[[レア]]以下かつ[[サイクル]]を構成する[[クリーチャー]]として登場している。[[能力]]も淡白かつ[[コスト]]相応とは言い難いことや、[[フレーバーテキスト]]の[[背景ストーリー]]等でまるで言及されない辺り、「下位ディスペクター」あるいは噛ませや量産兵の様な扱いと思われる。
---かつては「異なる[[文明]]を1つ以上持つクリーチャーor呪文などを合成」という暗黙のルールがあったが、[[DMGP-7th>公認グランプリ]]の決勝戦が[[【サッヴァーク】]]ミラーであり、そのキーカードを合成させた結果[[《頂上連結 サックーヴ・ヴァッサークァ7th》]]が登場してしまった。

-合成元となる[[クリーチャー]]の組み合わせに明確な法則はない。例えば、[[《聖魔連結王 バロディアス》]]は[[背景ストーリー]]で直接敵対関係にある2体を合成しているが、[[《滅将連結 パギャラダイダ》]]は合成元の2体に何の接点も無い組み合わせである。[[DMRP-17]]時点では([[《魔帝連結 ガイゼキアール》]]という例外こそあれど)[[敵対色]]同士の組み合わせで選別していると思われていたが、続く[[DMRP-18]]でも[[友好色]]2体のセットが登場したため通用しなくなった。
現状適用できる法則は「[[背景ストーリー]]で友好関係にない2体」程度。
--[[超獣王来烈伝>DMSP-02]]に記されていた[[禁断文字]]は、同書に記された「12の王」のディスペクターとしての合成先を示している。その中には「ディスペクターの5つの王」のものも含まれている。この「5つの王」に関しては、何らかの相反する要素を持つ[[クリーチャー]]同士を意図的に組み合わせていることが[[DMRP-17]]の[[フレーバーテキスト]]から読み取れる。
---この「12の王」の合成先は、後の[[王来MAX背景ストーリー]]にて「[[邪鬼王来烈伝]]の『12の王』」であると再定義された。
--『電融』勢力の合成元は、特定のルールに従った[[サイクル]]を形成している物以外、[[殿堂入り]]や[[プレミアム殿堂]]に指定されている、あるいは殿堂・プレミアム殿堂カードに縁のある[[クリーチャー]]を1体以上含んでいることが多い。使用者である[[ハイド]]のエリート設定を反映しているのだろうか。
--[[デュエチューブ]]の解説では、以下の様な過程で決定されている組み合わせもある模様。
---まず合成元の片割れを決めてからもう片方と[[能力]]を決める:[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]を始めとする[[超獣王来列伝>DMSP-02]]の「12の王」等
---作りたい[[能力]]から合成元を逆算する:[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]等

-種族は各合成元からそれぞれ1つ以上を継承した物に「ディスペクター」を加えた合計3つ以上の[[種族]]を持つ。だたし、合成元の[[クリーチャー]]が[[種族]]を複数持つ場合は、幾つかの[[種族]]が継承されずに削除される。
--特に[[サムライ]]や[[ハンター]]等の[[特殊種族]]は、通常[[種族]]と複合していると削除される傾向にある。[[ゴッド]]のみ別で、通常[[種族]]と複合していても優先度が高い。[[ゴッド]]の他には[[ナイト]]も比較的優先度が高い。
--合成元が[[無種族]]である[[禁断クリーチャー]]の場合、種族に「[[禁断]]」が追加される。その代わり、[[カードタイプ]]は[[特殊タイプ]]である「[[禁断]]」が除かれて普通の[[クリーチャー]]となる。((「[[禁断]]」という[[種族]]自体が、[[ディスペクター]]への合成時に[[種族]]として継承するために作られたと[[デュエチューブ]]で語られている))
--[[DMRP-18]]までは[[種族]]を4つ持つ[[ディスペクター]]は[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]しかいなかったが、[[DMSD-19]]で[[《竜界電融 N・EXT》]]が登場してからは4[[種族]][[ディスペクター]]も本格的に登場し出した。[[フルフレーム]]でなければ[[種族]]を記載できない長さとなるものが多く、これらは基本的に[[フルフレーム]]である。
--[[DMRP-20]]では[[クリーチャー]]+[[呪文]]や、同じ[[種族]]同士での合成により、[[種族]]を2つしか持たない[[ディスペクター]]も登場。
--後にディスペクター以外の[[種族]]を持たない[[《アイアンラビットンボ》]]が登場。試作品のため、連結・電融・接続・混成・縫合のいずれの勢力にも該当していない。また、[[《不敬合成王 ロマティックダム・アルキング》]]も5つの勢力に該当していないが、こちらは[[《Volzeos-Balamord》]]の予備扱いであり、本命完成後に即座に廃棄されている。
--敵対種族筆頭格の[[ジョーカーズ]]のものは存在しない…と思われていたが[[DM23-EX2]]でついに[[ジョニー]]と[[モモキング]]が素材となるものが登場する形で解禁された。


-実際のところ、[[文明]]や[[種族]]のルールに関しては''新しい[[カード]]が出るたびに例外が現れる''有様なので、明確にこれといったものを特定できない。

-上記の通り既存の[[クリーチャー]]が第三者によって合成されたのがディスペクターだが、設定上合成を行った存在が長らく判明していなかったが、[[DMRP-19]]にて、クリーチャーを合成させていたのは[[ドラゴン・オーブ]]だったという事が明らかになった。

-アニメや漫画では[[ジェンドル]]が《ドルファディロム》らディスペクターの王を合成しているが、他のディスペクターも同様に彼が合成したのかは不明である。しかし漫画において[[ハイド]]が「ジェンドルから借りた宝玉で合体させる」旨の発言をしているため、その宝玉がドラゴン・オーブである可能性は高い。
-[[DMRP-18]]の[[フレーバーテキスト]]などから、合成元にされた[[クリーチャー]]達は、その意志を奪われた状態で魂を肉体の中に幽閉されていることがわかる。ただし、ドラゴン・オーブのコントロールから外れると暴走するらしい。
--しかしアニメ『[[デュエル・マスターズ WIN]]』では(『デュエル・マスターズ キング!』と世界観が繋がっていないからか)[[斬札 ガッツ>パパリン]]が[[《ガチャンコ ガチロボ》]]によってディスペクターである[[《覚醒連結 XXDDZ》]]を出したり、子供や[[マズキ]]がディスペクターの[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]を所持していたり、マズキが[[《ヘブンズ・ゲート》]]によってディスペクターの[[《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》]]を出したりしている描写がある。[[ジョーカーズ]]と同じく、そちらの世界では普通のカードという扱いのようだ。

-[[コスト]]の重いものが多く、[[DMRP-20]]まででは2体を除き[[コスト]]6以上の大型しか存在しない。その例外を含めても、ディスペクターにコスト5未満のものは存在しない。
--[[サポート種族]]に[[ディスタス]]が存在し、あちらはディスペクター専用のサポート[[能力]][[ササゲール]]を持っている。
---大型だけの敵種族とそれをサポートする配下の小型種族という関係は、エピソード2の[[アンノウン]]と[[アンノイズ]]の関係に似ている。奇遇にも、あちらも[[トライストーン]]で[[クリーチャー]]を洗脳して手駒にする、[[クリーチャー]]の尊厳を踏みにじる存在である。
--[[種族]]共通の[[EXライフ]]、およびサポートの[[ササゲール]]が重く見積もられているのか、一部の[[スーパーレア]]、[[キングマスター]]以外のディスペクターは固有[[能力]]を機能させ辛い[[クリーチャー]]が多く、[[構築戦]]はおろか高[[コスト]]がたたって[[シールド戦]]でも居場所を見つけ辛いのが実情。
---とはいえ、稀有な組み合わせの[[文明]]・[[種族]]を持つ[[クリーチャー]]がそれなりに多いので、いわゆる「マイナー[[種族]]」の[[種族]][[デッキ]]を組む際にはお世話になることもあるかもしれない。

-アニメ『デュエル・マスターズ キング!』では、ディスペクターが[[バトルゾーン]]に出る際、元となる[[カード]]2枚が別々のカプセルに入れられて1枚の[[カード]]として合成する演出がなされている。
--[[ゴッド]]のように複数[[カード]]が一つになった[[カード]]が元になっている場合、それらは[[リンク]]した状態でカプセルに入れられている。
--中盤以降はカプセルの演出は必ずしも映る訳ではなくなった。

-また[[王来篇]]では、[[クリーチャー]]ではなく[[呪文]]を合成した様なカード([[《ドンドン火噴くナウ》]]や[[《灰燼と天門の儀式》]]など)も登場している。中には元ネタから[[効果]]だけでなく[[フレーバーテキスト]]を切り張りした様なカードも。

-クリーチャー達の体を繋ぎ合わせた様なデザインだが、近い特徴を有している[[キマイラ]]や[[リビング・デッド]]の種族を併せ持つ者は登場していない。

-[[背景ストーリー]]では[[《龍魂珠》]]撃破後、ディスペクターは[[1体>《アイアンラビットンボ》]]を除いて滅びたとされている。しかし現実の話で言えば、[[王来MAX]]以降、長らく新規[[スター進化クリーチャー]]が姿を見せていないのに対して、ディスペクターは特別拡張パックや[[構築済みデッキ]]に新規のものが今も登場しているという、背景ストーリーを「ディスペクト」する結果となった。

**ディスペクターに関連する効果を持つカード及び能力 [#r99c8f87]
-[[《Disドーン》]]
-[[《竜界電融 N・EXT》]]
-[[《戦国接続 ギャラクテスト・シデンシーザー》]]
-[[《電脳 メルゲ-2》]]
-[[《Disオウジェノ》]]
-[[《Disカティノ》]]
-[[《Disドラピ》]]
-[[《究極英雄 キング・モモキング》]]
-[[《不敬合成王 ロマティックダム・アルキング》]]
-[[《星魂接続 パーフェクト・ワールド》]]
-[[《妖精 ミンメイ-1》]]
-[[《覇王 スカール-1》]]
-[[《魔弾 マッド・ゲンド・チェスター》]]
-[[ササゲール]]
--[[《機勇 スタバ-2》]]
-[[アタック・チャンス]]:ディスペクター
--[[《混成秘伝デュアルスタック》]]
--[[《縫合秘伝マリススティッチ》]]
--[[《連結秘伝アンビバレンツリンク》]]
--[[《電融秘伝グリードソレノイド》]]
--[[《接続秘伝ドミニオンスパイク》]]
--[[《聖魔王秘伝ロストパラダイスワルツ》]]
--[[《禁時王秘伝エンドオブランド》]]
--[[《零獄王秘伝 ZERO×STRIKE》]]
--[[《禁断竜秘伝エターナルプレミアムズ》]]
--[[《終末王秘伝オリジナルフィナーレ》]]

**参考 [#u2736025]
-[[種族]]
-[[種族リスト]]

-[[ディスタス]]
-[[ドラゴン・オーブ]]

-[[EXライフ]]

-[[ササゲール]]

-[[DMSD-18 『キングマスタースタートデッキ ジェンドルのディスペクター」>DMSD-18]]
-[[DMSD-19 「キングマスタースタートデッキ ハイドのディスペクターN・EXT」>DMSD-19]]

-[[DM23-BD1 「レジェンドスーパーデッキ 禁王創来」>DM23-BD1]]
-[[DM23-BD5 「エキサイティング・デュエパ・デッキ 不敬なり!真邪眼騎士団」>DM23-BD5]]

-[[【ドルファディロム】]]
-[[【青赤緑Vol-Val-8】]]
-[[【5色ディスペクター】]]
-[[【4色ロマノグリラ天門】]]
-[[【青黒緑ミカドレオ】]]
-[[【獅子王ヴォルゼオス】]]
-[[【獰猛キーナリー】]]

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