#author("2023-10-10T01:59:32+09:00","","")
*ダイナモ [#p550cefc]

→[[ダイナモ(種族)>#tribe]]
→[[ダイナモ(能力)>#ability]]
→[[【ダイナモ】]]

*ダイナモ(種族) [#tribe]

[[不死鳥編]]で登場した[[特殊種族]]。

|電脳ロボ・ダイクラッシャー UC 光文明 (5)|
|クリーチャー:グレートメカオー/ダイナモ 3000|
|ダイナモ(バトルが始まる時、あるいはこのクリーチャーで攻撃できる時、このクリーチャーをタップしてもよい。そうした場合、そのターンの終わりまで、このクリーチャーのパワーと能力をバトルゾーンにある自分の他のダイナモ1体に加える)|
|自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップしてもよい。|

|超神星ウラヌス・ナインテイル SR 自然文明 (6)|
|進化クリーチャー:フェニックス/ダイナモ 12000|
|進化GV−自分のダイナモ3体を重ねた上に置く。|
|ダイナモ(バトルが始まる時、あるいはこのクリーチャーで攻撃できる時、このクリーチャーをタップしてもよい。そうした場合、そのターンの終わりまで、このクリーチャーのパワーと能力をバトルゾーンにある他のダイナモ1体に加える)|
|メテオバーン:このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚墓地に置いてもよい。そうした場合、バトルゾーンにある相手クリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。|
|T・ブレイカー|

|一なる伝印 イワシモンズ C 水文明 (2)|
|クリーチャー:ムートピア/ダイナモ 1000|
|''ダイナモ''(バトルが始まる時、あるいはこのクリーチャーで攻撃できる時、このクリーチャーをタップしてもよい。そうしたら、そのターンの終わりまで、このクリーチャーのパワーと能力を自分の他のダイナモ1体に加える)|
|このクリーチャーがタップした時、カードを1枚引いてもよい。|

単体の[[進化クリーチャー]]は存在しないが、ダイナモ3体を[[進化元]]にする[[《超神星ウラヌス・ナインテイル》]]がいる。
[[不死鳥編]]で登場したものは[[《超神星ウラヌス・ナインテイル》]]以外の全てが[[グレートメカオー]]、もしくは[[ドリームメイト]]である。

[[不死鳥編]]以降、この種族を持った[[クリーチャー]]が登場することはなかったが、約6年後以降に[[《究極男》]]と[[《超越男》]]とが登場した。ダイナモとしては数少ない[[ソウル]]を持ったクリーチャー。[[闇]][[文明]]のダイナモ、3種族以上を併せ持ったダイナモもこの2枚だけである。

それ以来長らく新規カードに恵まれなかったが、[[DM23-EX2]]で突如としてビックアップされた。
この弾に収録されたダイナモは、冠詞に「伝印(だいな)」を含み、最後には「モンド」([[《一なる部隊 イワシン》]]が元ネタの[[《一なる伝印 イワシモンズ》]]は複数の魚の集合体なので、複数形の「モンズ」)という[[命名ルール]]が確認できる。「だいな モンド」がダイナモの訛りということだろう。

[[ダイナモ能力>#ability]](後述)を持つのが特徴。先述の[[《究極男》]]はただ1体の[[ダイナモ能力>#ability]]を持たないダイナモである。

-ダイナモ以外の能力を持たないクリーチャーは、[[《鋼鉄大使ジャンボ・アタッカー》]]と[[《白銀のシュシュ》]]の2体がいる。それらで受け渡しを行ってもパワーを上げることしかできないが、[[《電脳鉄人センジュオー》]]の『このターンに「ダイナモ」能力を使うためにタップした自分のダイナモ1体につき』の数や、その前に渡されていた「タップした時」の誘発回数を稼ぐことはできる。

//**関連カード [#ude4aa50]
**ダイナモに関連する効果を持つカード [#r6557bb7]
-[[《北海の暴れん坊レッド・ジャッカル》]]
-[[《漂流大陸の復活》]]
**ダイナモを進化元とするカード [#b8133cc0]
-[[《超神星ウラヌス・ナインテイル》]]〈[[進化GV]]〉

**参考 [#qcd735b6]
-[[種族リスト]]
-[[《電脳ロボ・ダイクラッシャー》]]
-[[《超神星ウラヌス・ナインテイル》]]

&tag(種族,光文明,水文明,火文明,自然文明,ダイナモ(種族));

*ダイナモ(能力) [#ability]
(旧テキスト)
|ダイナモ(バトルが始まる時、あるいはこのクリーチャーで攻撃できる時、このクリーチャーをタップしてもよい。そうした場合、そのターンの終わりまで、このクリーチャーのパワーと能力をバトルゾーンにある自分の他のダイナモ1体に加える)|

([[DM23-EX2]]以降)
|''ダイナモ''(バトルが始まる時、あるいはこのクリーチャーで攻撃できる時、このクリーチャーをタップしてもよい。そうしたら、そのターンの終わりまで、このクリーチャーのパワーと能力を自分の他のダイナモ1体に加える)|

[[《究極男》]]を除くダイナモ[[種族]]が持つ[[能力]]。
[[タップ]]することで、自分の[[パワー]]と[[能力]]を他のダイナモに渡すことができる。
その[[タイミング]]は「[[バトル]]が始まる時」または「この[[クリーチャー]]で[[攻撃]]できる時」である。

[[パワー]]と[[能力]]すべてを渡すということは、[[デメリット]](「[[攻撃できない]]」など)も含めてすべて渡すので注意。
他のダイナモから受け取った[[能力]]に自分の[[能力]]を加えて、さらに他のダイナモに渡すことも可能。
また渡したからといって元のクリーチャーから[[パワー]]や[[能力]]が失われるわけではないので、[[アンタップ]]すれば複数回能力を受け渡すことも可能。

よく見ると、「タップしてもよい。''[[そうしたら]]''(中略)自分の他のダイナモ1体に〜」という書式である。前半部分で自分の他のダイナモを選ぶ必要がないため、ダイナモがそのクリーチャー1体だけでも[[空撃ち]]タップができる。

通常のダイナモでは[[空撃ち]]に意味はないが、《伝印》サイクルは攻撃などをせずに[[タップ誘発]]を使えるテクニックとなる。

-何らかの[[効果]]により「攻撃できない」状態になった場合、「このクリーチャーで攻撃できる時」にはタップしてダイナモ能力を使うことはできない。「バトルが始まる時」に限り、ダイナモ能力を使うことができる。
--[[「そのクリーチャーは攻撃もブロックもできない」>プリン効果]]や相手の[[《大樹王 ギガンディダノス》]]の能力などを受けた場合はもちろんだが、[[《ビックリ・イリュージョン》]]などを用いて[[《アクア・ガード》]]などにダイナモ能力を付与した場合も、自身の「攻撃できない」によってダイナモを使えなくなってしまう。同様に、[[《蒼天の守護者ラ・ウラ・ギガ》]]などが攻撃できる対象を持たない場合、[[召喚酔い]]している場合も同様。
//逆に「[[可能であれば攻撃する]]」場合も、「バトルが始まる時」に限り、ダイナモ能力を使うことができる。
//タップスキルの裁定変更でできるようになった可能性あり

-[[《超神星ウラヌス・ナインテイル》]]のみ[[テキスト]]に「自分の」と書かれていない。現在の裁定では、[[《超神星ウラヌス・ナインテイル》]]のみ相手のダイナモにも[[能力]]を渡すことが可能となっている。

-ダイナモを持ちクリーチャーで''[[cip]]を持つのは[[《超越男》]]だけ''である。確かにcip能力を召喚後のステップで渡したとしても意味がない為、意図的な物だろう。
ただ、あくまで当時の概念では既に出たクリーチャーに後から[[cip]]を与えても有効活用できなかっただけであり、[[変身]]の裁定が固まった現在では[[《MAX-Gジョラゴン》]]が[[進化クリーチャー]]に[[引き継ぎ]]で[[cip]]を使う様子を見ることができる。

-ダイナモという名前はギリシャ語で力という意味の言葉から来ている。

**ダイナモを使った様々なテクニック [#g70813f2]

[[《ビックリ・イリュージョン》]]で本来ダイナモでないクリーチャーにダイナモ種族を追加しても、ダイナモ能力まで追加されるわけではない。&br;しかし元々ダイナモ能力を持ったクリーチャーからダイナモ種族だけを持ったクリーチャーにダイナモするとダイナモ能力自体も受け渡され、本来ダイナモ能力を持たないクリーチャーからも能力を受け渡すことができるようになる。これを使えば本来できないことができるようになる。

-[[サイキック・クリーチャー]]の[[覚醒]]能力を他のサイキック・クリーチャーに受け渡すことにより、本来とは異なる条件で覚醒できる。&br;なお、[[非サイキック]]の通常のクリーチャーや、既に[[コスト]]が大きい面が表向きになったサイキック・クリーチャーに覚醒能力を受け渡しても意味はない。

-[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]に[[解除]]を持たせて除去すれば、[[《禁断〜封印されしX〜》]]の面に裏返すことができるという正式回答も出ている。

-名前指定の[[G・リンク]]を持った[[ゴッド]]の能力を渡すことで、[[ゴッド]]でないクリーチャーで[[G・リンク]]させることもできる。
--[[サイキック・クリーチャー]]同士を[[G・リンク]]させたり、[[《零龍》]]と[[《極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド》]]をG・リンクさせることも理論上可能。

-《伝印》サイクルは[[タップ誘発]]を持っており、ダイナモ能力でその能力ごと次のダイナモに与えることができるため、雪だるま式にアドバンテージを得られる。

**その他 [#b5631b6c]
-[[サバイバー]]や[[ウェーブストライカー]]などに並んで面白い能力の筆頭に挙げられるが、殆どが[[DM-19]]出身である為、カードプールは想像以上に狭い。前者二つは後にかなりのテコ入れを加えられ強化されているのだが、こちらは能力の複雑さと、それによる想定外の挙動への警戒なのか、未だに強化に恵まれていないのが現状である。
--小学生向けカードゲームの観点でして考えても、2体以上特性の受け渡しをしたら現在のパワーがわからない子も出てくるだろうし、下手に実用性を与えないほうが無難なのかもしれない。
--とはいえ、奇想天外なコンボを実現する際にはよくダイナモと[[《ビックリ・イリュージョン》]]が用いられるのも事実であるため、ダイナモ能力を持つ扱いやすいカードが少ないことや、[[《ビックリ・イリュージョン》]]が[[殿堂入り]]している事はそういったコンボの実現性を低めているのは間違いない。上述の通り、意図的に想定外の挙動が起きにくくしている可能性も捨てきれないが。

-[[デュエル・マスターズ プレイス]]では能力、種族ともに消滅してしまった。TCG版でダイナモだったカードも何枚か登場しているが、全て別の能力に変わっている。
--一応、[[DMPP-20]]までの時点では、元ダイナモのカードには「他のクリーチャーをパンプアップする」「他のクリーチャーの数に応じて強化される」など、僅かながらダイナモ能力の面影がある能力がついている。

**参考 [#d74663b0]
-[[用語集]]
-[[攻撃]]
-[[バトル]]
-[[タップ]]
-[[クリーチャー]]
-[[パワー]]
-[[能力]]
-[[バトルゾーン]]
-[[サバイバー]]
-[[アバレチェーン]] 
-[[【ダイナモ】]]

&tag(用語集,能力,キーワード能力,ダイナモ(能力));