#author("2020-03-22T10:42:05+09:00","","")
#author("2020-04-01T19:18:38+09:00","","")
*ソリティア [#f2ab1d8c]

カードゲームやボードゲームにおける1人遊びゲームの総称。
[[デュエル・マスターズ]]においては主に2つの意味がある。

1.[[デッキ]]の動きを確認するための1人回し。
2.相手に行動する機会を与えず、ずっと自分だけ行動し続ける様子

**1の解説 [#q65fe6b3]

[[デッキビルディング]]の際には、1人で試しに回してみることも多いだろう。ただし、お互い手札を把握している状態なので[[ハンデス]]などの妨害を入れるタイミングが丸分かりなため、往々にして都合よく回ってしまう。

従って、ソリティアのみの結果で勝率の高さを考察するのは、机上の空論になる場合がほとんどである。[[デュエル・マスターズ]]の場合は[[環境]]に食い込む[[1ターンキル]][[デッキ]]が存在しないため、特に言える。

基本的には、決まった動きをする[[コンボデッキ]]での動きを確認、練習するために行われる。一方、相手によって動きを柔軟に変える[[コントロール]]ではあまり意味のある行為とは言えない。

テストプレイには、友人と実際に[[ゲーム]]を行う方が良いだろう。

**2の解説 [#ta7a5b51]

単に「ソリティア」といった場合、相手を無視して自分のみが行動し続ける様子を指すことが多い。複雑な[[コンボ]]の処理を延々と続けたり、[[エクストラターン]]を得て自分の[[ターン]]を何度も行う場合に起きる。
[[即死コンボ]]や[[ループ]]が成立した場合に多く、この場合大半は''ソリティアの終わり=[[ライブラリアウト]]・[[エクストラウィン]]の成立''であり、対戦相手はその様子をただ眺めていることしかできないため、嫌悪の対象になることが多い。

主に勝敗が決した場面で行われることが多いが、何にせよ、そうした場面では速やかに止めを刺すことが望ましいだろう。
だが、その手の[[デッキタイプ]]は''最初からソリティアに持ち込んで確実な勝利を掴む事が目的''という事も少なくはなく「''そもそもソリティアに持ち込む事が目的の[[デッキタイプ]]''」と言える。
競技場面においては逆転要素によって逆転される事を嫌い、確実な勝利を掴む為にギミックが''自身のみ''で完結する、それ即ち''対戦相手の存在を無視して自分の理想の動きを先手で行う''という、ある意味対戦ゲームの根幹を否定するようなソリティア系デッキが流行したという側面も多分にある為、複雑な話である。

-[[神化編環境]]で[[【エンペラー・キリコ】]]が流行した時に広まった言葉。[[《エンペラー・キリコ》]]を出すとほぼ勝利が決まったが、[[コスト踏み倒し]]で出た[[クリーチャー]]の[[cip]]の解決に手間取ることが多く、止めを刺すまで非常に長い間自分のカードを回し続けることになっていた。

-[[エクストラターン]]の条件が比較的緩い[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]もソリティアを生みだすカードと呼ばれることが多い。出せば大方勝負が決まってしまうため、否定的なニュアンスで言われることがほとんどである。

-[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]も大量に[[GR召喚]]した[[GRクリーチャー]]のcip解決に時間がかかりがちな上に出たら最後ほぼ勝利が決まるという[[《エンペラー・キリコ》]]と同じような性質を持っていた。

-[[【ヘルゲート・ムーンライブラリアウト】]]など、処理が複雑な[[即死コンボ]]で止めを刺す場合もソリティアになりやすい。とは言え、[[コンボ]]の内容を相手に細かく説明し納得してもらえれば、素直に[[投了]]してもらえるだろう。

-[[《聖剣炎獣バーレスク》]]は[[エクストラターン]]の条件が厳しいため、ソリティアを生み出すカードの中でも否定的に見られることが少ない。

**その他 [#w27a23c1]
-ちなみに、Windowsに「ソリティア」の名前でインストールされているゲームの名称は「クロンダイク」である。ソリティアはあくまでもゲームの系統であり、クロンダイクはその1種。同様にWindowsにインストールされている「フリーセル」もソリティアの1種である。

**参考 [#b8b4b424]
-[[用語集]]
-[[即死コンボ]]
-[[無限ループ]]
-[[エクストラターン]]
-[[デッキ集/ループ]]
-[[デッキ集/即死コンボ]]
-[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]
-[[《エンペラー・キリコ》]]
-[[【星域キリコドラゴン】]]