#author("2022-10-01T10:36:41+09:00","","") *スピードアタッカー [#i14a76a8] |スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)| [[DM-05]]から登場した[[キーワード能力]]。またはこの能力を持つ[[クリーチャー]]の総称。 |解体屋ピーカプ C 火文明 (3)| |クリーチャー:マシン・イーター 1000| |スピードアタッカー| |ツインキャノン・ワイバーン R 火文明 (7)| |クリーチャー:アーマード・ワイバーン 7000| |スピードアタッカー| |W・ブレイカー| 基本的に[[火]][[文明]]の[[クリーチャー]]のみが持つ[[能力]]であり、登場以来、ほぼすべての[[エキスパンション]]にスピードアタッカーを持つ[[クリーチャー]]が収録されている。 この[[能力]]を持つ[[クリーチャー]]は非常に奇襲性が高く、[[【速攻】]]や[[ビートダウン]]などの攻撃的な[[デッキ]]で多用される。また歴代の強力な[[フィニッシャー]]とされる[[カード]]には、スピードアタッカーを持つ[[クリーチャー]]が少なからず存在する。 **ルール [#a461292f] -スピードアタッカーを持つ[[クリーチャー]]は''スピードアタッカーを持つ間''[[召喚酔い]]しない。 これは、スピードアタッカーが正確なルール上は「召喚酔いしているが攻撃できる」能力であり、召喚酔いそのものを完全に打ち消す能力ではないことに起因する。 -[[召喚酔い]]状態の[[クリーチャー]]に後から[[スピードアタッカー]]を[[付与]]した場合、そのクリーチャーは攻撃できるようになる。 --そのターン中に[[バトルゾーン]]に出たスピードアタッカー能力を持つ[[クリーチャー]]が、スピードアタッカーを失った場合、上述のルールによりそのクリーチャーは再び[[召喚酔い]]の影響で[[攻撃]]できなくなる。 [[《トット・ピピッチ》]]や[[《マイキーのペンチ》]]等、[[常在型能力]]で[[スピードアタッカー]]を付与する[[クリーチャー]]が[[除去]]された場合などが該当する。 -スピードアタッカーを持つそのターンにバトルゾーンに出た[[クリーチャー]]が、[[攻撃]]中に何らかの理由でスピードアタッカーを失った場合、[[攻撃]]は中止されない。(>[[攻撃]]) //-[[進化クリーチャー]]や、[[リンク>G・リンク]]した[[ゴッド]]や、[[覚醒]]した[[サイキック・クリーチャー]]はルールにより[[召喚酔い]]しない。 //--結果だけ見るとスピードアタッカー内蔵と同じだが「スピードアタッカー」能力ではないため、[[《波乗りザブンプル》]]等の影響は受けない。 //--[[覚醒]]した[[サイキック・クリーチャー]]は[[召喚酔い]]しないが、[[龍解]]した[[ドラグハート・クリーチャー]]は「〜アンタップする」とテキストに書いてあるが、召喚酔いする。>[[ドラグハート・クリーチャー]] //-また、[[《ダイヤモンド・ソード》]]や[[《覚醒の精霊ダイヤモンド・エイヴン》]]などの[[効果]]を受けた[[クリーチャー]]は[[召喚酔い]]が無効となるが、この場合もスピードアタッカーが付加されたわけではない。>[[ダイヤモンド状態]] **ゲーム中において [#vbcba292] -味方クリーチャーにスピードアタッカーを付加するカードも多く存在し、それらのカードを出せるか出せないかで、そのゲームでの戦略が大きく変わる事もある。付加能力を持つカードも月日を重ねるごとに[[コストパフォーマンス]]が目に見えて上昇している。 -スピードアタッカーを通常の[[除去]][[カード]]で対処することは難しい。[[召喚酔い]]がないため、[[除去]]する前に1回は[[攻撃]]を通してしまうためである。[[ハンデス]]や[[シノビ]]や[[ブロッカー]]などで対処したい。 -[[アタックトリガー]]との相性は良く、通常よりも1ターン早く能力を使用することができる。全[[文明]]に存在する[[侵略]]や[[革命チェンジ]]が、[[火]][[文明]]で特に猛威を振るうのはこの相性が主な要因である。 //-悪名高き[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]や[[《無双竜機ボルバルザーク》]]、[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]、[[《“轟轟轟”ブランド》]]もスピードアタッカーを持っていた事が、[[殿堂入り]]、[[プレミアム殿堂]]の原因となった。本体は直接持たなくても、[[付与]]することで十分な強さを発揮する[[《暴龍警報》]]や[[《スクランブル・チェンジ》]]もまた[[殿堂入り]]している。 //現在の環境でも、単体で持っているものなら[[《勝利のガイアール・カイザー》]]、[[《百万超邪 クロスファイア》]]、[[《暴走龍 5000GT》]]、[[《次元龍覇 グレンモルト「覇」》]]、[[《爆龍覇 ヒビキ》]]、味方に[[付与]]するものなら[[《闘将銀河城 ハートバーン》]]、[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]、[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]、[[《バーンメア・ザ・シルバー》>《バーンメア・ザ・シルバー/オラオラ・スラッシュ》]]などが活躍している。現在はインフレによって使われなくなっているが、[[《ツインキャノン・ワイバーン》]]も黎明期では、スピードアタッカーを持っているがゆえに、同じ[[W・ブレイカー]]でありながら、1コスト軽い[[《ボルシャック・ドラゴン》]]や[[《暗黒の騎士ザガーン》]]を押しのけて高い使用率を誇っていたため、この[[能力]]がいかに強力なものであるかが窺える。 基本的に相手より先に[[ダイレクトアタック]]を決めれば勝ちとなるデュエマにおいて、1ターン早く攻撃できるメリットはかなり大きい。以下のように、歴代の環境で活躍したカード、[[殿堂入り]]、[[プレミアム殿堂]]したカードは非常に多いことも、スピードアタッカーの強力さを裏付けるものとなっている。 ***スピードアタッカーを持つクリーチャー(一例) [#k380e82b] -[[《解体屋ピーカプ》]] -[[《ツインキャノン・ワイバーン》]] -[[《無双竜機ボルバルザーク》]](プレミアム殿堂) -[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]](プレミアム殿堂→殿堂入り→解除) -[[《爆竜 GENJI・XX》]] -[[《ボルバルザーク・エクス》]](殿堂入り) -[[《勝利のガイアール・カイザー》]] -[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]](殿堂入り) -[[《百万超邪 クロスファイア》]] -[[《暴走龍 5000GT》]] -[[《次元龍覇 グレンモルト「覇」》]] -[[《“龍装”チュリス》]] (殿堂入り) -[[《“轟轟轟”ブランド》]](殿堂入り) -[[《爆龍覇 ヒビキ》]] ***スピードアタッカーを付与するカード(一例) [#ba4caebc] -[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]](殿堂入り→解除) -[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]] -[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]](殿堂入り) -[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]](殿堂入り) -[[《バーンメア・ザ・シルバー》>《バーンメア・ザ・シルバー/オラオラ・スラッシュ》]] -[[《我我我ガイアール・ブランド》]] -[[《暴龍警報》]](殿堂入り) -[[《闘将銀河城 ハートバーン》]] -[[《スクランブル・チェンジ》]](殿堂入り) 現在はインフレによって使われなくなっているが、黎明期において[[《ツインキャノン・ワイバーン》]]は、スピードアタッカーを持っているがゆえに、同じ[[W・ブレイカー]]でありながら、1コスト軽い[[《ボルシャック・ドラゴン》]]や[[《暗黒の騎士ザガーン》]]を押しのけて高い使用率を誇っていた。この[[能力]]がいかに強力なものであるかが窺える。 [[進化クリーチャー]]や、[[リンク>G・リンク]]した[[ゴッド]]など、[[召喚酔い]]しない[[カード]]はスピードアタッカーのように運用することもできる。詳しくは[[疑似スピードアタッカー]]を参照。 **その他 [#t222b542] -スピードアタッカーは2[[コスト]]分の[[能力]]と計算されており、スピードアタッカーを持たない[[クリーチャー]]より[[パワー]]が2000小さいか[[コスト]]が2大きいことが多いが、[[《爆竜 GENJI・XX》]]など[[コスト]]1(マイナス1000)程度で計算された[[クリーチャー]]も登場してきている。 -[[《ディオーネ》]]や[[《その子供、凶暴につき》]]などにより、この[[能力]]を無力化できる。 -上記の通り基本的に[[火]][[文明]]のみが持つ[[能力]]だが、例外として[[自然]][[文明]]に条件を満たすことでスピードアタッカーになる[[《パチパチ・クリキントン》]]が存在する。また、[[自然]][[文明]]の[[呪文]]、[[《運命の選択》]]も、条件を満たすことで場の[[クリーチャー]]1体をスピードアタッカーにすることができる。しかし、これら2つは[[火]][[文明]]の[[カード]]を使用しないとスピードアタッカーの[[効果]]が発動しない。 -[[DMR-07]]以降、[[《黄金龍 鬼丸「王牙」》]]などスピードアタッカーを持ったり与えたりする[[無色]][[クリーチャー]]が数体登場したが、いずれも[[背景ストーリー]]上元々[[火]][[文明]]の[[クリーチャー]]であったり、[[火]][[文明]]固有の[[種族]]を持っている。 --[[DMRP-01]]では[[ジョーカーズ]]である[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]が、スピードアタッカーを持つ純粋な[[無色]][[クリーチャー]]として登場した。 -[[《幻想妖精カチュア》]]・[[《ドラゴンフレンド・カチュア》]]など、[[ドラゴン]]に関係する[[カード]]の中には[[火]][[文明]]以外でもスピードアタッカーを付加するものがある。また[[サイキック・クリーチャー]]や[[ドラグハート]]の登場以降は、[[超次元ゾーン]]から[[《時空の戦猫シンカイヤヌス》]]や[[《勝利のガイアール・カイザー》]]、[[《龍魂城閣 レッドゥル》]]を呼び出すことで、[[火]]以外でも容易にスピードアタッカーを使用できるようになった。 -類似能力に[[フュリー・チャージ]]、[[バトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる]]、[[マッハファイター]]があり、いずれも限定された攻撃目標でのみ[[召喚酔い]]を無視して[[攻撃]]できる([[マッハファイター]]に関しては[[アンタップ]]されている[[クリーチャー]]も[[攻撃]]できるという優位性を持つ)。これらの能力のテキストは「[[バトルゾーン]]に出た[[ターン]]、○○を[[攻撃]]できる」となっており、スピードアタッカーと違って[[召喚酔い]]には直接言及されていないが、[[召喚酔い]]に囚われず攻撃できる裁定になっている。 -付き得とも言える能力だが、''相手のターンを介する[[システムクリーチャー]]''に付くと評価が下がる事が多い。[[《ガイアール・ディエス》]]はその典型。 -略称は「スピアタ」、「SA」。『デュエルマスターズ 超全集 革命ファイナル』では後者の略称が用いられている。 -スピードアタッカーを持たないプレイヤー攻撃要員を俗に「置き打点」と呼ぶ場合がある。 -[[召喚酔い]]の仕様上、[[バトルゾーン]]に出たターン以外には基本的に意味のない能力である。そのため、[[単発的効果]]で[[付与]]される場合は「出たターンの間」という指定が入ることが多い。 --一部のカードでは、永続的に([[プラチナ・ドライブ]]のように)「スピードアタッカー」を[[付与]]するカードも存在する。それらのカードは[[《MANGANO-CASTLE!》]]や[[《「祝え!この物語の終幕を!」》]]など、本来ならバトルゾーンにとどまることのないクリーチャーに付与する場合が多い。 **類似概念との比較 [#y16b30e5] |>|>|>|>|CENTER:|c ||相手[[プレイヤー]]|[[タップ]]クリーチャー|[[アンタップ]]クリーチャー|備考|h ||>|>|CENTER:||c |(普通のクリーチャーがバトルゾーンに出たターン)|BGCOLOR(gray):COLOR(white):攻撃できない|BGCOLOR(gray):COLOR(white):攻撃できない|BGCOLOR(gray):COLOR(white):攻撃できない|| |''スピードアタッカー''がバトルゾーンに出たターン|''攻撃できる''|''攻撃できる''|BGCOLOR(gray):COLOR(white):攻撃できない|ルールによって[[召喚酔い]]しないクリーチャー(([[進化クリーチャー]]や[[リンク]]した[[ゴッド]]等))も同様| |[[マッハファイター]]がバトルゾーンに出たターン|BGCOLOR(gray):COLOR(white):攻撃できない|''攻撃できる''|''攻撃できる''|出たターンのみアンタップクリーチャーも攻撃目標に選ぶことができる&br;出た次以降のターンはアンタップクリーチャーは攻撃目標に選べない| |[[フュリー・チャージ]]がバトルゾーンに出たターン|BGCOLOR(gray):COLOR(white):攻撃できない|''攻撃できる''|BGCOLOR(gray):COLOR(white):攻撃できない|| |ターン指定[[アンタップキラー]]がバトルゾーンに出たターン|BGCOLOR(gray):COLOR(white):攻撃できない|BGCOLOR(gray):COLOR(white):攻撃できない|''攻撃できる''|「このターン攻撃できる」など、指定されたターン中の攻撃が認められたもののみ&br;ターン指定のないものは[[召喚酔い]]だと攻撃できない| |[[バトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる]]クリーチャーがバトルゾーンに出たターン|''攻撃できる''|BGCOLOR(gray):COLOR(white):攻撃できない|BGCOLOR(gray):COLOR(white):攻撃できない|| **スピードアタッカーに関連する効果を持つカード [#y4d707d4] -[[《ディオーネ》]] -[[《直神兵ワッショイエクスプレス》]] -[[《その子供、凶暴につき》]] -[[《その子供、可憐につき》]] -[[《聖者の精霊龍 セレナーデ》]] -[[《波乗りザブンプル》]] -[[《トミカタウン》]] **スピードアタッカーを[[付与]]する主なカード [#g93fba98] //-[[《マイキーのペンチ》]] //-[[《スカイ・ジェット》]] -[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]] -[[《キリモミ・ヤマアラシ》]] -[[《キリモミ・スラッシュ》]] //-[[《ダッシュ・チャージャー》]] //-[[《スーパー・ゴーオン・ピッピー》]] -[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]] //-[[《爆轟 マッカラン・ファイン》]] //-[[《反撃の城 ギャラクシー・ファルコン》]] -[[《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》]] -[[《龍魂城閣 レッドゥル》]] //-[[《音速 ニトロフラグ》]] //-[[《煉獄と魔弾の印》]] -[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]] //-[[《チキチキ・JET・サーキット》]] -[[《スクランブル・チェンジ》]] //-[[《刀の3号 カツえもん剣》]] -[[《爆熱DX バトライ武神》]] -[[《銀河大剣 ガイハート》]] -[[《闘将銀河城 ハートバーン》]]/[[《超戦覇龍 ガイNEXT》]] -[[《無敵王剣 ギガハート》]]/[[《最強熱血 オウギンガ》]] -[[《爆銀王剣 バトガイ刃斗》]] -[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]] -[[《斬龍電融 オロチリュウセイ》]] **参考 [#g684943e] -[[用語集]] -[[召喚酔い]] -[[進化]] -[[覚醒]] -[[G・リンク]] -[[フュリー・チャージ]] -[[バトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる]] -[[マッハファイター]] -[[《解体屋ピーカプ》]] -[[《ツインキャノン・ワイバーン》]] -[[疑似スピードアタッカー]] ---- 公式Q&A >Q.[[《天上天下輪廻独尊》>《天地命動 バラギアラ/天上天下輪廻独尊》]]を使った後にバトルゾーンに出た相手の''スピードアタッカー''を持つクリーチャーは、クリーチャーを攻撃しなければいけませんか? A.いいえ、これはクリーチャーにかかる効果ですので、唱えた時点でバトルゾーンにいなかったクリーチャーに効果はありません。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31829]] &tag(用語集,能力,キーワード能力,スピードアタッカー,スピードアタッカー付与,常盤木);