#author("2021-04-20T14:56:53+09:00","","") *スター&ruby(しんか){進化}; [#pc1616a9] [[DMSD-17]]で登場した[[スター進化クリーチャー]]のみが持つ[[能力語]]。 |ボルシャック・大和・モモキング KGM 火文明[ジョーカーズ] (6)| |スター進化クリーチャー:ジョーカーズ/アーマード・ドラゴン/レクスターズ 7000+| |スター進化:レクスターズまたは火のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)| |パワード・ブレイカー(このクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする)| |このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から2枚を墓地に置く。その2枚のコストの合計よりコストが小さい相手のクリーチャーを1体破壊する。| |攻撃中、このクリーチャーのパワーを、自分の墓地にある火のカード1枚につき+2000する。| [[進化]]方法は通常のものと同じだが、[[バトルゾーン]]を離れる時は[[置換効果]]で一番上のカードのみが離れる。[[《太陽王ソウル・フェニックス》]]の効果に似ているが、こちらは置換効果なので、[[《神羅スカル・ムーン》]]などの置換効果による除去には効果がない。 [[除去]]されても[[進化元]]を残せるため、[[除去]]された際の[[ディスアドバンテージ]]が少なく済む。 基本的には[[進化]]の上位性能といえるが、[[革命チェンジ]]が必ず失敗するため、クリーチャーによってはこの点が大きな難点となりえる。 ただし、[[侵略]]と違いスター進化は気軽にコスト踏み倒しするギミックはない。召喚が困難なクリーチャーに[[革命チェンジ]]を適用させるのは非合理的で、現時点の情報からでは弊害になることは少ないと考えられる。 [[退化]]ギミックの世界に新たな風を吹かせることだろう。 [[《ブレードグレンオー・マックス》]]、[[《バッドドッグ・マニアクス》]]などと組み合わせれば、[[【青黒退化】]]とは全く違うデッキタイプが生まれるかもしれない。 -おそらく、[[スター進化クリーチャー]]の[[構成カード]]が1枚の状態([[進化元]]もおらず、[[オーラ]]も付いていない状態)で離れる場合も、スター進化能力による[[置換効果]]で離れると思われる。これはスター進化の置換効果は、「下のカードがバトルゾーンにとどまる」効果ではなく、「一番上のカードが離れる」効果だからである。例え、構成カードがスター進化クリーチャー1枚であったとしても、一番上のカードであることには変わらないだろう。 --もしそうなら、[[スター進化クリーチャー]]の[[構成カード]]が1枚の状態の時でも、[[革命チェンジ]]は不発に終わることになる。これは[[エターナル・Ω]]を持つクリーチャーの[[革命チェンジ]]も失敗するのと同じ理由で、結果的に[[クリーチャー]]・[[オブジェクト]]がすべて手札に戻ることになっても、それが置換効果によって手札に戻るのであれば、革命チェンジ能力によって手札に戻ったことにはならないためである。 -スター進化の実装に伴い、退化ギミックのルールは2021年3月16日付で大幅に改変されることとなる。詳しくは[[退化]]の頁を参照。 -[[NEO進化]]と同じく、能力としてその性質を持っているのではなく、[[特殊タイプ]]の性質を括弧書きしている可能性がある。そうだとしたら、スター進化[[能力]]が[[無視]]されていても、離れる時には[[状況起因処理]]で[[置換効果]]が発動することになる。ただ、スター進化能力の横に注釈文があるため、やはりスター進化能力が持つ性質という見方が濃厚か。 -[[オーラ]]が付いた[[クリーチャー]]を[[進化元]]にすれば、引き継いだ[[オーラ]]の枚数だけ[[除去]][[耐性]]を得る。 -あるクリーチャーを元にして別のクリーチャーとなり、離れるかわりに元のクリーチャーに戻るというのは、[[解除]]や[[龍回避]]のようでもある。 -[[《ボルシャック・大和・モモキング》]]の進化条件「(種族指定)または(文明指定)クリーチャー」は、[[《希望のジョー星》]]の存在下でも進化を邪魔されたくないデザインと思われる。 --おそらく、TCG版では初となるその進化条件である。なお、デュエプレで先に「多色クリーチャーまたはドラゴン」の[[《極仙龍バイオレンス・サンダー》]]が登場していた。 -[[《無限掌》]]による[[アタックトリガー]]連発の的になりやすいので注意。有限の除去耐性なため、自身が生き残れる見込みもない。 -デザインの原型は[[Magic:The Gathering]]のキーワード能力「覇権」と思われる。 元々覇権そのものがデュエマなどの進化システムをMtGに輸入したものなので、スター進化はさらに逆輸入となる。 **参考 [#h7c0937c] -[[用語集]] -[[進化クリーチャー]] -[[スター進化クリーチャー]] -[[《ボルシャック・大和・モモキング》]] #include(進化の一覧,notitle) ---- 公式Q&A >Q.「スター進化」とは、どういう能力ですか? A.バトルゾーンを離れる際、かわりに一番上のカードのみが離れる能力です。下にある進化元となったクリーチャーは、バトルゾーンに残ります。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39572]] >Q.「スター進化」はどうやって使いますか? A.通常の進化クリーチャーと同様です。指定された種族か文明のクリーチャーの上に重ねてバトルゾーンに出します。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39571]] >Q.[[《テック団の波壊Go!》]]の「バトルゾーンにある相手のコスト5以下のカードをすべて、持ち主の手札に戻す。」の効果を使う場合、[[《コッコ・ルピア GS》]]から「スター進化」している[[《ボルシャック・モモキング》]]はどうなりますか? A.進化元の[[《コッコ・ルピア GS》]]がバトルゾーンに残り、[[《ボルシャック・モモキング》]]だけが手札に戻ります。[[《テック団の波壊Go!》]]の効果により[[《コッコ・ルピア GS》]]と[[《ボルシャック・モモキング》]]の両方が手札に戻ろうとしますが、[[《ボルシャック・モモキング》]]が持つ「スター進化」の置換効果によって[[《コッコ・ルピア GS》]]はバトルゾーンに残ります。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39561]] >Q.オーラの付いた火のGRクリーチャーの上に[[《ボルシャック・大和・モモキング》]]が「スター進化」しました。この[[《ボルシャック・大和・モモキング》]]がバトルゾーンを離れる場合、どうなりますか? A.かわりに、付いていたオーラが離れます。「スター進化」の置換効果で離れるのは、そのクリーチャーの構成カードのうち一番上にあるカードです。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39568]] >Q.スター進化クリーチャーである[[《ボルシャック・大和・モモキング》]]が攻撃する時、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]の「革命チェンジ」を宣言しました。この場合、「入れ替える」ことはできますか? A.いいえ、できません。「革命チェンジ」のような入れ替える効果は、入れ替わるクリーチャーを構成するカードがすべて手札に戻らない状況では実行されません。 この場合、「スター進化」の置換効果により[[《ボルシャック・大和・モモキング》]]のみが離れ、進化元のクリーチャーが残ることになるので、入れ替えは失敗し、結果的に[[《ボルシャック・大和・モモキング》]]はそのまま攻撃を継続します。(総合ルール 701.26.) [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39567]] &tag(用語集,キーワード能力,スター進化,進化,離れる時,除去耐性,退化);