#author("2022-09-03T19:04:28+09:00","","")
*ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカード [#hfc02193]

その名の通り、ゲームを始める際にバトルゾーンに置かれるカードあるいはカードのセットのこと。

2022年現在では、以下の4セットを指す。
-[[《禁断〜封印されしX〜》]]
-[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]とその[[構成カード]](計5枚)
-[[《滅亡の起源 零無》]]と[[零龍星雲]]4種(計5枚)
-[[《Forbidden New Year》]]


なお、上記4セットの内3種が条件を満たすとそれぞれ[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]、[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]、[[《零龍》]]に裏返られるが、それらはゲーム開始時には存在していない為、当wikiでは便宜上''「ゲーム開始時にバトルゾーンに存在"していた"カード」''と記載する。

**ルール [#p6beb36a]

-一部のゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカードは[[メインデッキ]]の40枚とは別カウントとなるが、''総合ルールではどれがそのカードに該当するのか明示されていない問題がある''。
一応、[[過去の公式サイト>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa_old/37896/]]やデュエル・マスターズ 競技イベント運営ルール、[[デュエル・マスターズ 公式デッキシート>https://dm.takaratomy.co.jp/img/decksheet-individual.pdf]]で暗黙的にそのルールが適用されている。

-上記のセットのうち、1つのデッキに投入できるのはいずれか1セットまでである。(ただし、カード自体にはその様なルールが書かれていないので注意。)
--これは[[殿堂入り]]、[[プレミアム殿堂コンビ]]という処置とは全く別で、ルールによる規制なので、[[殿堂ゼロデュエル]]にも適用される。

-[[オリジナル]]では[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]とその[[構成カード]](計5枚)および[[《滅亡の起源 零無》]]と[[零龍星雲]]4種(計5枚)は使うことができないが、[[《禁断〜封印されしX〜》]](と、使用が許可されているルールでは[[《Forbidden New Year》]])は使うことができる。

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**経緯 [#f29733a4]

当初、このカテゴリはルールとして明確に存在せず、[[《禁断〜封印されしX〜》]]、[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]は発売と同時に[[殿堂入り]]カードとして制定されることで、それぞれデッキに1セットずつしか入れられないようになっていた((デッキへの含め方については、各々で独自の特殊ルールを持っていた))。
しかしこのルール下では、例えば[[《禁断〜封印されしX〜》]]、[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]を同じデッキに投入したり、殿堂ゼロデュエルにおいて複数枚投入したりすることができた。

2019年12月12日に、[[《滅亡の起源 零無》]]の登場に合わせ、新たに「ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカード」という特別なカテゴリと、それに対するルールが制定された。これについては以下のような要因が推測できる。
-殿堂ゼロデュエルにおいて、4セットの[[《滅亡の起源 零無》]]を投入して組まれたデッキに環境を支配されてしまうことを危惧されたため(詳しくは[[こちら>《滅亡の起源 零無》#r00e538f]])。
-ゲーム開始時から[[《禁断〜封印されしX〜》]]、[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]、[[《滅亡の起源 零無》]]がバトルゾーンに並んでしまうと、スペースを沢山取ってしまい、物理的に問題が発生してしまうことを防ぐため。
--特に殿堂ゼロデュエルでは、上述のように4セットの[[《滅亡の起源 零無》]]によって環境が支配されると、対戦のたびにゲーム開始時から、相手と自分併せてバトルゾーンに40枚(《零無》1枚+零龍星雲4枚×8セット)のカードが置かれるという珍妙な光景を目にすることになる。
-《零無》の「[[零龍星雲]]をリンクさせる」という動作が、複数枚の零龍星雲を用いることができた時の処理が煩雑になるため。
--最初からリンクされている《FORBIDDEN STAR》と違い、まずバトルゾーンに出してからリンクさせる《零無》は、同じ種類の零龍星雲を複数枚リンクさせられるのか、できたとしてそれで[[零龍卍誕]]は可能なのかなど、様々な憶測、混乱を呼ぶ原因になっていた。

上の理由から、これらのカードに対してかけられていた[[殿堂入り]]はほぼ意味をなさなくなっている。しかし、[[《滅亡の起源 零無》]]もまた登場と同時に[[殿堂入り]]に指定されている。
どちらかと言うと、ルールをよく知らない初心者がデッキに入れすぎないようにする為の配慮としてだろう。

ルール改定からおよそ2年半が経ち、2022年7月1日付で上記3種(3セット)の[[カード]]は[[殿堂解除]]された。

ちなみに[[《Forbidden New Year》]]は殿堂ゼロデュエルでも使えない[[使用禁止カード]]に指定されているので、このルールを設ける必要性が低い。

**その他 [#d43a67b9]
-[[《禁断〜目醒めの刻〜》]]はゲーム開始時に[[バトルゾーン]]ではなく[[手札]]に存在するカードなので、これらには含まれない。そちらにはそれ独自のルールが存在する。

**参考 [#rdd52f4b]
-[[用語集]]
-[[デッキ]]
-[[殿堂入り]]