#author("2021-09-23T15:20:42+09:00","","")
#author("2022-01-05T13:54:04+09:00","","")
*【黒緑速攻】 (デュエプレ) [#l23bdd2b]

**概要 [#wbd1e8d8]
[[闇文明]]と[[自然文明]]のカードで構成された[[速攻]]デッキ。
いわゆる[[フルパワー理論>デッキビルディング#full]]に基づいて構築されることが多く、デッキ内に大量に入っているコスト2以下のクリーチャーを並べ、[[《統率するレオパルド・ホーン》]]を展開することを勝ち筋とする。

[[DMPP-07]]まではほとんどのプレイヤーが意識していない[[デッキカラー]]だったが、TCG版から能力変更された[[《統率するレオパルド・ホーン》]]が非常に相性が良いことが見出され、[[DMPP-08]]中期に突如頭角を現した。

-TCG版にも[[【黒緑速攻】]]というアーキタイプはあるが、その核である[[《死神術士デスマーチ》]]([[神化編]]のカード)はもちろん[[《無頼封魔アニマベルギス》]]([[極神編]]のカード)も未登場であった。そのせいで[[DMPP-08]]中期まで開拓されていなかったといえる。

-[[DMPP-09]]で[[《緊縛の影バインド・シャドウ》]]、[[《無頼封魔アニマベルギス》]]、[[《クリティカル・ブレード》]]が追加され強化された。

-[[DMPP-09EX]]で[[《スナイプ・モスキート》]]が[[再録]]され、[[New Division]]でも使いやすくなった。

-[[DMPP-10]]現在、[[《冒険妖精ポレゴン》]][[《孤独の影ロンリー・ウォーカー》]]などは[[All Division]]でしか使用できない。
--しかし、[[DMPP-10]]では環境が低速化したスキを突いて、使用可能クリーチャーがAllより絞られる[[New Division]]でも運用されることが増えた。Newのカードプールで組んだ【黒緑速攻】でも、[[《聖鎧亜ジャック・アルカディアス》]]以外の主要[[S・トリガー]]を数枚踏んだとしても十分ダメージレースで勝てるスピードを持っている。小型を使った物量戦術の弱点である全体火力も、Newでは[[《炎槍と水剣の裁》]]が使用不可能という恩恵もある。

|統率するレオパルド・ホーン VR 自然文明 (7)|
|クリーチャー:ホーン・ビースト 1000+|
|G・ゼロ:バトルゾーンに自分のクリーチャー4体以上|
|自分の他のクリーチャー1体につきパワーを+2000する。|
|パワード・ブレイカー|

**主要カード [#ffa80ff2]
[[New Division]]では、[[再録]]がない限り[[DMPP-12]]が実装される前まで[[《統率するレオパルド・ホーン》]]が使用可能である。

|[[《統率するレオパルド・ホーン》]]|[[自然]]|(7)|このデッキのメインアタッカーだが、ウィニーがひたすら殴ってるだけで勝てる場合も|

**候補カード [#l758cf79]
〔AD10〕……[[DMPP-10]]時点で、[[All Division]]でのみ使用可能

|>|>|>|CENTER:BGCOLOR(#CCC):闇|
|[[《緊縛の影バインド・シャドウ》]]|[[闇]]|(1)|自身と後続の闇がタップインされ[[タップキル]]には弱くなるが、1ターン目に出せ攻撃時に自壊もしない&br;自分のデッキにスピードアタッカーが入ってないのでデメリットも小さい|
|〔AD10〕[[《孤独の影ロンリー・ウォーカー》]]|[[闇]]|(1)|1ターン目こそ出せないがそれ以降はほぼデメリットも気にならず、優秀な1コストクリーチャー|
|〔AD10〕[[《ねじれる者ボーン・スライム》]]|[[闇]]|(1)|攻撃時にはデメリットがあるが、《レオパルド・ホーン》の頭数にもなる1コスト攻撃可能ブロッカー|
|[[《怨念怪人ギャスカ》]]|[[闇]]|(1)|手札がこのカードのみならデメリットなしで召喚できるパワー4000|
|[[《ヤット・パウル》]]|[[闇]]|(2)|[[シールド回収]]で手札補充|
|[[《光線人形ストリウム》]]|[[闇]]|(2)|パワー4000が魅力的|
|[[《デンデン・パーカッション》]]|[[闇]]|(2)|[[呪文メタ]]のクリーチャー [[環境]]に応じて採用|
|[[《封魔ヴィネス》]]|[[闇]]|(3)|このデッキカラーでは貴重な[[ブロッカー破壊]]|
|[[《貴星虫ドレインワーム》]]|[[闇]]|(3)|パワー1000以下の相手クリーチャー除去|
|[[《クリティカル・ブレード》]]|[[闇]]|(2)|手打ちも容易な[[S・トリガー]]持ち除去|
|>|>|>|CENTER:BGCOLOR(#CCFFCC):自然|
|〔AD10〕[[《冒険妖精ポレゴン》]]|[[自然]]|(1)|速攻デッキでは定番の1コストクリーチャー|
|[[《スナイプ・モスキート》]]|[[自然]]|(1)|定番の1コストクリーチャーその2 強制[[マナ回収]]も展開次第では強力な効果になる|
|[[《ダンディ・ナスオ》]]|[[自然]]|(2)|2ターン目以降は実質1コストのクリーチャー&br;呪文の[[《クリティカル・ブレード》]]はマナから墓地に落とさないのは覚えておきたい|
|[[《怒髪の豪腕》]]|[[自然]]|(2)|[[除去]]には弱いが、クリーチャーには[[殴り返し]]か召喚するかの二者択一を迫る&br;[[パンプアップ]]で[[《霊王機エル・カイオウ》]]などを乗り越えることも|
|〔AD10〕[[《愛嬌妖精サエポヨ》]]|[[自然]]|(2)|~|
|[[《夢見がちモッフル》]]|[[自然]]|(2)|《怒髪の豪腕》と比べると、こちらは相手ターン中に火力で除去してくる相手に刺さる|
|〔AD10〕[[《シビレアシダケ》]]|[[自然]]|(2)|[[《スナイプ・モスキート》]]の[[アタックトリガー]]を相殺する&br;手札消費が痛いが、これも実質コスト1の打点|
|[[《幻緑の双月》]]|[[自然]]|(2)|~|
|[[《大冒犬ヤッタルワン》]]|[[自然]]|(2)|~|
|[[《薫風妖精コートニー》]]|[[自然]]|(2)|レアリティが高いが、出しておけば《ナスオ》や《モスキート》で色事故が起こらなくなる|
|[[《モリノオウジャダケα》]]|[[自然]]|(2)|[[S・トリガー獣]] 受け札ではないが、相手の半端なブレイク時に出たら召喚酔いしない1打点として使える|
|[[《自由な旅人ベア子姫》]]|[[自然]]|(3)|小型獣の除去として使える[[S・トリガー獣]]|
|[[《怒号するグリンド・ホーン》]]|[[自然]]|(3)|色が合い、[[手打ち]]コストもギリギリ及第点な[[防御札]]|
|[[《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》]]|[[自然]]|(3)|[[マナ進化]]獣。このデッキで唯一出したターンに攻撃できる他、[[ブロッカー]]をすり抜けられることも。|
|>|>|>|CENTER:BGCOLOR(#FFCCFF):多色|
|[[《無頼封魔アニマベルギス》]]|[[闇]]/[[自然]]|(2)|2ターン目に1ターン目に出せるクリーチャーをブレイク追加させるのが理想&br;ブレイク数の観点ではスピードアタッカーを出したのと類似|

**このデッキの回し方 [#y2add9c7]
1ターン目からクリーチャーを展開していき、[[《統率するレオパルド・ホーン》]]の[[コスト踏み倒し]]を狙っていく。最短で3ターン目には召喚することができ、[[《ダンディ・ナスオ》]]も含めれば1コストクリーチャーを24枚採用できるためその成功率も高い。

手札に《レオパルド・ホーン》があるなら、いかに自分のクリーチャーを4体並べるかを考えながらプレイしていく。
大量の打点や《アニマベルギス》を有効活用できそうなら、《レオパルド・ホーン》に依存しないプランも立てる。

闇文明のクリーチャーが持つデメリット効果をうまく軽減させたり、《ナスオ》のマナ入れ替えで思わぬ[[色事故]]に陥らないよう気を付けたりもしなければならないため、速攻デッキではあるが考えるべきことは多い。

3マナ支払う必要がないと判断するなら、最大マナは2より多く伸ばす必要はない。「[[マナチャージステップ]]でもチャージをしない」という選択肢も常に頭に入れなければならない。

**長所 [#qd018ca1]
[[DMPP-10]]現在、[[All Division]]だと1ターン目に出せるコスト1クリーチャーがデッキに16枚((デメリットが大きい[[《暴虐虫タイラント・ワーム》]]と[[《怨念怪人ギャスカ》]]を除外してこの枚数))、2ターン目から出せる実質コスト1クリーチャーと合わせたらデッキに20枚以上入る。[[《ヤット・パウル》]]での手札補充も可能なため、[[再現性]]が極めて高い。

[[【赤白速攻】>【赤白速攻】 (デュエプレ)]]や[[【赤緑速攻】>【赤緑速攻】 (デュエプレ)]]と同じく、最速で4ターンキルが見込める。

速攻デッキの定めとして[[《ヘブンズ・ゲート》]]は相手に唱えられると厳しいものがあるが、《レオパルド・ホーン》の高パワーや[[《封魔ヴィネス》]]の存在によって突破できるケースも少なくない。

また、VRの《レオパルド・ホーン》以外は低レアリティのカードばかりなので、デッキの構築費用が非常に安く済むのも一つの魅力だろう。

**短所 [#wc7b4ece]
デッキの大半を[[ウィニー]]が占めるため、[[《地獄スクラッパー》]]や[[《バースト・ショット》]]は非常に脅威となる。横並びを旨とするため、[[《アポカリプス・デイ》]]も怖い。これらのカードをふんだんに採用しているようなデッキが環境にいない状況で使用するべきだろう。

また、[[《ダンディ・ナスオ》]]や[[《スナイプ・モスキート》]]でマナゾーンをフル活用するため、引いてしまったらマナゾーンに置くしかないカードは入れられない。

同様の理由で召喚には火文明が必要な[[スピードアタッカー]]を持つクリーチャーもデッキに入れられないので、[[今引き]]からのダイレクトアタックといった展開は期待できない。相手に主導権を引き渡さず、一刻も早く決着をつけに行くべきだろう。

[[S・トリガー]]が少ない。悪いタイミングで引いてしまうと[[《統率するレオパルド・ホーン》]]が遠のくリスクがあるため、[[《自由な旅人ベア子姫》]]と[[《怒号するグリンド・ホーン》]]ですらも多くは入れられない。
ただし、こちらが理想的な動きができたなら相手に1枚もシールドブレイクされることなく試合が終わるため、無理して入れる必要はない部分はある。

**参考 [#eaae0ca4]
-[[デュエル・マスターズ プレイス]]
-[[デッキ集 (デュエプレ)]]
-[[【速攻】 (デュエプレ)]]

-[[【黒緑速攻】]] (TCG版)

&tag(デッキ集 (デュエプレ));