#author("2020-09-21T00:19:24+09:00","","")
*【&ruby(あおくろ){青黒};ゲンムエンペラー】 [#o1e0b062]

[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]の[[能力]]で相手を[[無視]]して[[ダイレクトアタック]]を決める[[デッキ]]。

|∞龍 ゲンムエンペラー KGM 水/闇文明 (∞)|
|クリーチャー:∞マスター・ドラゴン/チーム零 ∞|
|<ムゲンクライム>4(自分のクリーチャーを4体タップして、[水/闇(4)]支払って、このクリーチャーを自分の手札または墓地から召喚してもよい)|
|∞ ブレイカー(「∞ブレイカー」を持つクリーチャーは、相手のシールドを好きな数ブレイクできる)|
|ブロッカー|
|コスト5以下のクリーチャーの能力とコスト5以下の呪文の効果を無視する。|

**主要カード [#y2b13ec8]
|[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]|核。[[攻撃できない]][[能力]]やコスト5以下のクリーチャー・呪文を[[無視]]できる[[フィニッシャー]]|
|[[《戯具 ザンボロン》]]|[[ムゲンクライム]]でタップすると[[手札補充]]|
|[[《零龍》]]|サブプラン。展開を邪魔してくる相手への牽制手段となる|

**候補カード [#naefeef0]
|[[《幻龍 ゲンムエンペラー》]]|大量[[バウンス]]。[[アタックトリガー]]で大量[[ハンデス]]|
|[[《無量大龍 ノヴェ・シエントス》]]|[[cip]]または[[アタックトリガー]]で[[山札送り]][[除去]]|
|[[《那由多 アストロ宙ノ》]]|[[ムゲンクライム]]に使った[[クリーチャー]]を[[スレイヤー]][[付与]]で守る|
|[[《罪無 ウォダラ垓》]]|ムゲンクライム持ちの2ドロー。《ザンボロン》を種に大量ドローを狙う|
|[[《罪無 ミズゲム垓》]]|[[cip]]で[[手札交換]]|
|[[《戯具 ドゥゲンダ》]]|~|
|[[《罪無 ドロキオ垓》]]|タップ時に[[プリン効果]]を誘発する[[ブロッカー]][[S・トリガー獣]]。ムゲンクライムも併せ持つ|
|[[《罪無 ビコハン極》]]|[[バウンス]]と[[ランダムハンデス]]を放つ[[S・トリガー獣]]|
|[[《戯具 ザンブロク》]]|実質0コストで出せる[[ムゲンクライム]]の種|
|[[《罪無 ビコハン極》]]|1バウンスと1ハンデスを行う[[防御トリガー>S・トリガー]]。ムゲンクライムも併せ持つ|
|[[《戯具 ヴァイモデル》]]|[[S・トリガー]]。墓地を3枚増やした後コスト3以下を蘇生|
|[[《終末の時計 ザ・クロック》]]|[[S・トリガー]]でターン強制終了。《ヴァイモデル》で墓地からもカウンターが可能|
|[[《罪恐!零MAX》]]|[[モード]]で[[プリン効果]]/[[墓地肥やし]]&[[回収>墓地回収]]|
|[[《無限皇帝の顕現》]]|[[墓地肥やし]]しつつ[[コスト]]2以下になるように2体まで[[リアニメイト]]|
|[[《戒王の封》]]|[[S・トリガー]]。[[《幻龍 ゲンムエンペラー》]]を[[リアニメイト]]|

**このデッキの回し方 [#z78974a1]
序盤は小型[[クリーチャー]]を並べ[[ムゲンクライム]]で中型[[クリーチャー]]を出す。終盤は[[ムゲンクライム]]4で[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]を出し小型[[クリーチャー]]の[[攻撃できない]][[能力]]を[[無視]]して総[[攻撃]]を仕掛ける。
除去の激しいデッキ相手には[[零龍卍誕]]を狙い、相手の場を壊滅させた所で[[ワールド・ブレイカー]]と除去耐性に任せて殴りきる。

**長所・短所 [#qbad4c89]
低コストのクリーチャーが全体的に多く、除去手段の乏しいデッキ相手ならばバトルゾーンを一瞬で埋め尽くす。圧巻のコスト∞を持つ[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]も大体4ターン前後で着地可能であり、余程ファッティ重視のデッキ相手でない限り強烈な被害を与える事が可能。
-その関係上、ほぼすべてのカードがコスト5以下のクリーチャー・呪文であり敵獣除去にも手を回しにくい[[【カリヤドネループ】]]は格好の標的。序盤に墓地肥ししている間に展開する事で[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]のストレート着地も決まりやすく、その上一度着地すると除去手段も含めて封殺してしまうためデッキコンセプト自体を完全崩壊させられる。

[[ムゲンクライム]]は[[墓地]]からでも使えるため、[[手札]]が枯渇しても大丈夫であり[[ハンデス]][[デッキ]]などにも強い。4マナ以上溜まれば手札を1枚切る事でノーコスト召喚が可能な[[《戯具 ザンブロク》]]の存在も大きく、ムゲンクライム持ちを捨てていけばノーダメージで展開・墓地肥し・蘇生が可能。

手札に関しても[[《戯具 ザンボロン》]]を初めとしたドロー手段も多くあり、枯渇しにくい。特に《ザンボロン》を種に《ウォダラ垓》を出すと一度に3~5ドローする事もザラであり、ムゲンクライムの柔軟性も相まって手札重視か墓地重視の戦法を状況に応じて使い分けられる。

強力な受け札も多く積む事が可能で、ムゲンクライムを併せ持つ[[《罪無 ドロキオ垓》]]・[[《罪無 ビコハン極》]]を初め、水の定番トリガーである[[《終末の時計 ザ・クロック》]]、墓地から《クロック》等を飛ばせる[[《戯具 ヴァイモデル》]]とどれを取っても魅力的な物揃い。しかもほとんどのトリガーがクリーチャーであるため、速攻を受けても残ったクリーチャーからムゲンクライムで展開して反撃可能。

ムゲンクライムの発動には場のクリーチャーの存在が必須事項であるため、大量除去が得意な[[【青黒緑デッドダムド】]]等は非常に苦手。またパワーラインも[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]以外は低く、小型一掃系の効果であっさり壊滅する。さらにムゲンクライム使用時は自軍を大量にタップするため、直後の殴り返しで数を減らされるのも辛い所。ただし[[《零龍》]]を採用する場合は[[《墓地の儀》]]・[[《破壊の儀》]]の存在により大量破壊にはある程度対応可能。

墓地重視の戦法を取る場合、[[墓地利用メタ]][[カード]]などを使われたら一から[[肥やし>墓地肥やし]]直しになってしまう。幸いにもこのデッキは昨今の墓地利用デッキと違い墓地を肥やさずとも戦える部類であるため、墓地利用メタの気配を感じたら手札重視の戦法に切り替えよう。

殿堂カードとはいえ[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]も危険。防御札の悉くがコスト7以下のクリーチャーであるため、これ1枚で詰みに陥る事もザラ。

そして忘れてはならない欠点はこのデッキの2大フィニッシャー、[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]と[[《零龍》]]は''絶対に共存不可能である''事。
[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]の[[ロック]]は自分自身にもかかり、[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]存在下で[[《零龍》]]が卍誕した状態になろうものなら[[《零龍》]]は効果を失い自滅、即敗北となるため、どちらか一方が降臨したらもう一方を軸に置いた戦術は一切取れなくなってしまう。戦況の見極めは他デッキ以上に重要となる。
-また同じ関係で、自分の[[《終末の時計 ザ・クロック》]]や[[《戯具 ヴァイモデル》]]等が効果を失うのもかなりの痛手。[[S・トリガー]]を低コストカードが多く占めている場合は注意。トリガーによる召喚は可能だがプレイングミスには重々注意しなければならない。

**参考 [#ja899fc8]
-[[デッキ集(一覧)]]
-[[デッキ集/クリーチャーコントロール]]
-[[ムゲンクライム]]
-[[チーム零]]
-[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]

&tag(デッキ,デッキ集/クリーチャーコントロール,コントロールデッキ);